東方偏執狂~ブタオの幻想入り~   作:ファンネル

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第十七話 笑い声

 

 ブタオは現在、咲夜に紅茶の入れ方のレクチャーを受けていた。

 

「そうそう。沸騰したお湯を空気が入る様に少し高い位置からポットに注ぐの。そうする事で茶葉がジャンピングして、香りが強まるのよ」

「紅茶の淹れ方も随分と奥が深いでござるなぁ」

「お嬢さまは紅茶にはうるさい方よ。淹れ方は完全にマスターするようにしなさい」

「ぶひ。分かったでござる」

 

 咲夜に言われたとおりに実践し、次々に知識と技術を身につけていく。スポンジが水を吸収するがごとく貪欲に身につけていく。

 楽しい。ブタオは楽しんでいた。

 子供の頃の勉学は、誰もが面倒臭がったり、苦痛に感じたりするものだが、大人になると逆に勉強をしたくなるものである。ブタオもその例に漏れず、知識を得ることに充実感と快感を感じていた。

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 時計の鐘が鳴る。時間はもうお昼過ぎだ。

 咲夜は着ていたエプロンを脱ぎだし、ブタオに伝えた。

 

「私は、これから人里まで夕食の材料を買ってきます。夕飯までの間、休憩としますので、好きに過ごしていてください」

「人里に向かわれるのでござるか?」

「ええそうよ」

 

 人里に向かうと言う咲夜の言葉に、ブタオは人里に居る慧音の事を思い出していた。

 忘れていたわけではないが、中々話を切り出す事が出来ずに、随分と伸びてしまったが、これは丁度良いと思い咲夜にお願いをした。

 

「咲夜殿。人里に向かわれるのでしたら、吾輩も一緒に連れて行ってくださらぬか?」

「え? 貴方も?」

「人里には、お世話になった方が居るのでござる。その人に黙ってここにきてしまった故、心配をかけさせているのではないかと……。一言、吾輩は無事で、今は紅魔館にお世話になっている旨を伝えたいのでござる」

「あー。なるほど」

 

 そう言えば、ブタオはフランに拉致同然に連れてこられた身である事を咲夜は思いだす。

 人里で世話になった者にまだ事情を説明していないのは当然か。

 しばらく、咲夜は思案する。そして申し訳なさそうに言った。

 

「貴方を人里に連れていくのは別に良いんだけど、貴方、空を飛べないわよね?」

「む? 空、でござるか? 飛ぶ?」

「そ。空。飛べないわよね?」

「飛ぶとは、その……『飛ぶ』でござるか?」

「ん?」

「ぶひ?」

 

 互いの会話には、絶妙な食い違いがあったが、ブタオが外来人である事を思い出し、咲夜は、幻想郷の住民は空を飛ぶ事が出来る旨を説明した。

 

 

 当然、ブタオは絶句。あたりまえである。

 

 

 あんぐりと大きく口を開けている、ブタオをよそに咲夜は言葉を続ける。

 

「ここから人里までかなりの距離があるわ。歩いて行くとかなり時間がかかるし……。今回は、我慢しておきなさい。近いうち、連れて行ってあげるから」

「ぶぅ。仕方ないでござる。――では、勝手ながら言伝をお願いできないでござるか?」

「その世話になったと言う人ね。――良いわよ。誰かしら?」

 

「――上白沢慧音と言う女性でござる」

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 紅魔館の正門前。

 美鈴とフランドールは、姦しく談笑を交わしている。

 そこへ、咲夜が、買い物かごを持って現れた。

 

「おや。咲夜さん、買い物ですか?」

「ええ。――随分と楽しそうね。二人で何の話し?」

「えへへ~。ひ、み、つ!」

「秘密です」

「あらそう」

 

 さして興味が無いのか、咲夜は追及しない。

 しかし、美鈴とフランの二人は、逆に興味深そうに尋ねてくる。

 

「ブタオさんの様子はどうですか? 使い物になりますか?」

「やっぱ気になるのかしら?」

「それは勿論。同僚になるかもしれない人なんですから」

「私も~」

 

 美鈴は同僚。フランは付き人と言う立場で、今後はブタオと接する事になる。

 気になるのは当然かと判断した咲夜は、嘘偽りないブタオの評価を口にした。

 

「まぁ……使えなくはないわね。妖精メイドよりは優秀よ」

「へぇ。そうなんですか? 意外だなぁ」

「ええ。私もそう思うわ。あの男、だらしのないお腹をしているのに、妙に家事が上手くてね。さっき、紅茶の淹れ方も教えたんだけど、これもすぐに覚えて……。次は、調理の技術でも教えようかしら。そうすれば仕込みがもっと楽に――」

 

 咲夜の口調には熱が灯っていた。

 実に、楽しそうにブタオの教育のカリキュラムを口にするのだ。

 そんな咲夜を見て、美鈴は笑顔で言った。

 

「違いますよ? 咲夜さん」

 

「はい?」

 

「私が意外だと言ったのはですね。――『咲夜さんが楽しそうに、ブタオさんの成長を口にしている事』ですよ」

「――ッ」

 

 美鈴の言葉に、咲夜ははっとする。

 

「どうしたんですか? あんなにも嫌悪していたと言うのに……」

 

 ほのぼのとした笑顔をする美鈴の言葉に、確かにその通りだと咲夜は自問する

 あんなにも嫌悪していたと言うのに、なんで自分はこんなに『楽しい』と思っているのか?

 

 自問する咲夜だが、鼻で笑うかのようにすぐに結論に至った。

 

「なんて事ないわ。単純に、もの覚えが良くて素直な奴だから。教えている側としてもやりがいを感じるようになっただけよ」

 

 それだけだ。

 自分の心を再確認するが、本当にそれだけなのだ。

 

「――そうですか。ふふ」

「む……」

 

 なにか、鼻につく美鈴の笑顔と言葉に、咲夜はイラっと来たようだ。

 なにを思っているのか、問い詰めてやろうかと思ったが、近くにフランもいる事なのでやめた。

 買い物の他にもブタオに頼まれた用事もある。さっさと買い物に行こうと、咲夜はきびつを返す。

 

「それじゃ、私はもう行くわよ。買い物以外にも用事が出来た事だしね」

「用事ですか?」

「ええ。彼に伝言を頼まれてるの。人里でお世話になった人に黙って紅魔館で働いているからって」

「――ッ!?」

 

 咲夜の言葉に、美鈴は戦慄した。

 しかし、動揺した表情を瞬時に切り替え、とぼけた声で尋ねる。

 

「……へぇ。ブタオさんの世話になった人ですか。――誰ですか?」

 

「人里じゃ、有名な人よ。――あのワーハクタクの上白沢慧音ですって」

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 夕方まで休憩を貰ったブタオであったが、特にすることなく、彼は手持無沙汰であった。

 

「夕方までやる事が無いでござる……」

 

 なにして時間を潰そうかと考えていたところ、先ほどまで講義を受けていた紅茶のポットが目についた。

 

「そうでござる。先ほど咲夜殿に教わった事の復習をするでござる。丁度のども渇いたところでござったし、ちょっと淹れてみるでござる」

 

 ちょうど喉も渇いた事だし、復習も兼ねてお茶を淹れようとブタオは、ポットに手を伸ばす。

 ブクブクと親指ほどの空気が湧くくらい沸騰させたら、空気を含ませるように少し高めの位置から注ぐ。カップはお湯であらかじめ温め、温度が逃げないように。

 カップに紅茶を注ぐと、紅茶特有の香ばしい香りがブタオの鼻孔をくすぐった。

 

「ぶひひ。咲夜殿にはまだ叶わぬでござるが、結構な手前になってきたようでござる。――ぶふぅ。良い香りでござる」

 

 香りを楽しんでいると、食堂に誰かが入ってきてブタオに声をかけた。

 

「――あら? 良い香りね」

「ぶひ? レミリア殿ッ!」

 

 レミリアであった。

 彼女は、ブタオのすぐ横に来て、出来上がった紅茶を鑑賞し始める。

 

「薄すぎず濃すぎず。良い色をしているわ。一人で練習かしら?」

「ぶひ。そうでござる。咲夜殿に夕方まで休憩を貰ったでござるから……」

「へえ。良い心がけね」

 

 そう言って、彼女はテーブルにつく。

 誰かと会う予定なのかと、ブタオは思ったのだが――

 

「何をしてるの? 早くお茶を入れてちょうだい」

「ぶひ? も、もしかして、吾輩の事でござるか?」

「他に誰が居るのよ」

「し、しかし吾輩はまだ見習いの身であるゆえ……。レミリア殿の満足のいくお茶を入れる事が出来るかどうか……」

「構わないわ。私が飲みたいって言ってるんだから、さっさと淹れる」

 

 楽しんでいるのか、レミリアは笑顔で要求するが、ブタオにしてみれば雇い主直々のオーダーである。

 緊張で、手汗が酷いが、なんとか、手順を間違えずに淹れる事が出来た。

 色も綺麗な紅色をしていて、これならいけると、レミリアに差し出した。

 

「ど、どうぞ……でござる」

「ふふ。ありがと」

 

 香りを楽しんだと、火傷しないように僅かに口に含ませる。

 ブタオは、ドキドキと脇でレミリアの評価を気にしていた。

 

「うん。咲夜には及ばないけど、良い出来ね。とても美味しいわ」

「ぶひぃッ!」

 

 思わずガッツポーズをとるブタオ。

 

「ねぇブタオ。貴方、夕方まで暇なのよね?」

「ぶひ? そうでござるが……」

「だったら、私のお茶に付き合いなさいよ。私も暇なの」

「ぶひッ! ぶぅ、しかし……」

 

 一瞬、とても喜んだ表情をしたが、すぐに影を落とし落ち込む表情になるブタオ。

 何とも百面相な表情に、レミリアはどうした事かと思ったが、尋ねる前にブタオが口を開いた。

 

「とても嬉しい申し出なのでござるが、吾輩はすでに紅魔館の使用人ゆえ、主であるレミリア殿と同じ席につくのは……。咲夜殿にも怒られてしまうでござる」

「あら。そんな事?」

 

 咲夜の教育が行き届いている事に関心を覚えつつ、自分の頼みを無下にされた事にレミリアは少し不貞腐れて言った。

 

「主人の私が良いって言ってんだから良いのよ。――私に付き合ってくれるなら、私たちの武勇伝をもっと聞かせてあげるわよ?」

「ぶ、ぶひ? ほんとでござるか!?」

「ええ。あの時、聞かせられなかった話が沢山あるんだから」

「それじゃ、お言葉に甘えるでござる! レミリア殿の話は本当に胸がわくわくするから大好きでござるッ!」

「ふ、ふふんッ! 当然ね。それじゃ今度の話は、終わらない夜の異変の話でも――」

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 踵を返し、人里に向けて飛ぼうとした咲夜の袖を、美鈴は思わず掴みとる。

 

「ん? どうしたの美鈴」

「あ、えと……その……」

 

 美鈴はうつむき、顔を伏せている。一体何事かと咲夜は思うが、その実、美鈴は酷く動揺していた。

 額から一筋の汗が流れ、喉が渇き唾液を呑み込む。

 これが精一杯。

 咲夜に異変を感ずかれず、動揺を抑え込むにはこれが精一杯の反射行動であった。

 

「えとですね……。その買い物、私と変わっていただけないかなぁと思いまして」

「美鈴と? なんで?」

「それは、その……」

 

 美鈴は、フランと横目で視線を合わせた。飄々としたいつもの美鈴とは違い、明らかに余裕のない眼にフランも察する。

 助け船を出すかのように、フランは横から口を出した。

 

「あッ! 私も人里に行きたいかなぁ~……なんて」

「え? 妹様も?」

「う、うん……。そうなの」

「なぜ?」

 

 尤もな疑問である。

 フランは、助け船を出しただけで、理由なんてなんも考えてはいない。困ったと思ったが、フランが僅かに時間を稼いでくれた事で、美鈴の方で言い訳が思いついたようだ。とても苦い良いわけではあるが……。

 

「じ、実は、人里で話題になってる甘味屋がありまして、その事で妹様と盛り上がってたんですよ。――ね、妹様」

「う、うん……。行ってみたいなぁなんて話しだったよね! う、うん。そう」

 

 実に苦しい良いわけである。

 とはいえ、咲夜としては疑う理由がない為にすんなりと信じたようだった。しかし、別の意味で呆れたようだった。

 

「貴女たちねぇ。御夕飯の前に間食なんて……」

 

 御夕飯が食べられなくなるでしょう、とそっちの方で呆れていた。

 

「だ、大丈夫ですよ。ほんのちょっと様子を見るだけですから!」

「う、うん! そんなに食べないよ! ちょっと味見をしてくるだけ!」

「う~ん……」

 

 まだ渋る咲夜に美鈴が駄目押しの一言。

 

「そ、それに咲夜さん! ブタオさんを放ったらかしにして良いんですか? 休憩を与えたのは良いと思いますが、この館にまだ慣れてなくて、勝手が良く分からないのではないでしょうか? きっと彼、困ってると思いますよ?」

「そうねぇ」

 

 言われてみればその通りだと思う。ブタオは紅魔館に来て日が浅いのだ。何か問題を起こさないとも限らない。

 

「それじゃ、お願いしようかしら」

「や、やった! ありがとうござます! 咲夜さん」

「はしゃがないの。間食は出来るだけ少なくね。でないと、御夕飯が食べられなくなっちゃうから。――買い物のリストはバッグの中にメモを入れてるから。それじゃ後はお願い」

 

 そう言って、咲夜は紅魔館へと戻っていった。

 残された美鈴とフランの二人は、咲夜の姿が見えなくなるまで佇んでいたわけだが、咲夜の姿が見えなくなると互いに目を合わせて確認を行う。

 

「いやぁ。助かりました、妹様」

「う、うん……。でも、何があったの? どうしてあんな事……」

「それは、人里へ向かいながら話します。まずは行きましょう」

 

 二人は、人里へ向けて紅魔館を後にする。誰も近くに居ない事を確認したのち、美鈴は後悔するかのように歯噛みしながら話し始めた。

 

「――迂闊でした。ブタオさんの魅惑の力を知りながら、私たちの他に誘惑された者がいる可能性をまるで考えていなかった。あの人は、今まで人里で暮らしていたんだ。誰かを既に誘惑していてもおかしくはない」

 

 ブタオが幻想入りしてから、まだ二週間程度である。

 たったの二週間。

 大した事のない日数とは思うが、誰かと関わり合いにならなければ生きられるはずもない期間である。

 

「しかも、よりによってあの慧音さんだなんて……最悪だ」

 

 もしも、ブタオが誘惑したのが、そこいらの村娘であったならば安心できた。

 普通の人間で、人喰いの妖怪の森を抜けて、紅魔館までやってくる事は不可能に近いからだ。

 例え、ブタオが紅魔館に連れられた事を知ったとしても、何もする事は出来ない。仮に博麗の巫女なり、守谷の巫女なりに依頼をしたとしても、知らぬ存ぜぬで通せば良い。

 

 だが、慧音は駄目だ。

 

 彼女なら、人喰い妖怪のでる森なんて、簡単に通れるに決ってる。

 それに彼女は、サトリ妖怪ではないにしろ、過去視に近い能力を持つワーハクタク。『嘘』なんて通用するはずもない。

 

「――どうするの? 美鈴」

 

 心配そうにフランは、美鈴に声をかける。

 少し考え込んだ後に、美鈴は口を開いた。

 

「……まずは様子見です。ブタオさんが紅魔館に居る事を知っているとは思えないですが……。もしも知ってたら、少々面倒臭いです。いざという時は、妹様の御力も借りるかもしれません」

「私の力? どうするの?」

「質問を質問で返しますが、愛する人を拉致同然に連れられたら、妹様はどうします?」

「殺してでも奪い返す」

「ですよね、私も同じです。そしてブタオさんに誘惑されているのなら、たぶん慧音さんも……」

「……もしも、ブタオおじ様を取り返そうとしてるんなら、ひき肉にしてやる」

「油断しないでください。確実性を考えるなら、紅魔館で全員で迎撃するのが良いのでしょうが……。生憎、お嬢さまも咲夜さんも、まだ堕ちてるとは言えない状態です。私たちでなんとかするしかありません」

 

 まずは、確認。

 

 しかる後、慧音がブタオを奪おうと画策しているのならば――。

 

 美鈴とフランの二人は、内よりあふれ出そうな憤怒を抑え込みながら、人里へと向かう。

 

 

 

 

 ◆

 

 

 

 

 一方、紅魔館では――

 

 思わず時間が出来てしまった咲夜。

 せっかく出来た時間だから、ブタオにもう少し業務について教えてあげようと、ブタオの私室を訪れようとしていた。

 

「次は、何を教えてあげようかしら。調理の下ごしらえでも教えようかしら。そうすれば私ももっと楽に……」

 

 咲夜は、気付かない。

 自身の足取りが軽くなっている事を。

 

 咲夜は気付かない。

 今、ブタオと一緒に仕事をしている風景を想像し、その事に楽しさを感じている事を。

 

 自覚のないままに、彼女は紅魔館内を歩む。

 すると、食堂から笑い声が聞こえてくる。

 男と女の声だ。

 二人とも楽しそうに笑い、会話を楽しんでいる。

 

「それでね、私はそいつにこう言ってやったのよッ『あそこに本命が居る。私の目は誤魔化せないわ』ってね」

「す、凄いでござるッ! クール……。実にクールでカッコいいでござるよぉッ! 吾輩も一度でいいから、そんな台詞を言ってみたいでござるぅ」

「ふふん。貴方じゃ無理ね。私の様なカリスマ溢れる存在だからこそ、台詞の一つも映えるのよ」

「ぶひぃ……。ひ、ひどいでござる」

「うふふ。冗談よ。貴方も格好良い台詞を言えるように、男を磨きなさいな」

 

 レミリアとブタオの二人であった。

 二人で、周りの目を気にせずに楽しく談笑している。

 近くに自分が居ても気付かないくらいに集中して――。

 

 その時、咲夜の胸の奥に、ズキンと鈍い痛みが走る。

 

 痛くはないが、酷く不快な感覚。

 

 これ以上、『あの二人を見たくない』

 

 いつの間にか、咲夜は――時を止めていた。

 

 

 

 





次回、咲夜無双!? 咲夜の魅了された訳とはッ! そして、美鈴とフランと慧音の行方はッ!?




なんて、次回予告みたいに言っても、結果は決まってるんですけどね(ゲス顔)

ここまで読んでくれて感謝です。次話もよろしくです。

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