宿毛泊地提督の航海日誌 冬イベ編   作:謎のks

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大変お待たせしました。冬イベ編e-2です。

今回は色々暴走してます(主にキャラ的な意味で)。
オユルシクダサイ!

※お話の中で、敵さんが色々言っていますが、あくまで作者の解釈です。ご了承下さい。

…今回から少し長いです。では、どうぞ。


宿毛泊地提督の航海日誌 冬イベ編 E-2

冬イベントe-2編

 

前回、史上最速でe-1をクリアーした提督たちでしたが…

 

「報酬きたでー」

「何がもらえましたか?」

 

海域突破報酬は、イベント海域を攻略したその都度手渡される。

 

「ええと、いつもどおりやなぁ…お?」

「どうしました?」

「いや、エラいからふるな艦載機が…?」

???「これは…特別な瑞雲。」

「知っているのか日向師匠!?」

 

航空戦艦の日向さん、瑞雲教の創始者でもあります。

 

「うむ、この瑞雲は選ばれたものにしか持つことを許されない。」

「具体的には?」

「ランキング報酬」

「「あぁ…それは無理だわ。」」

 

いや何が?

 

「いえ、万年ランキング圏外の司令官じゃ…」

「オレかて頑張りよったがぞ!?でもにゃぁ、ありゃ無理やわ人間やめんと。」

 

一説では、上位陣は上位をキープするため多額のお金を使っているとか…

 

「俺は頑張っても大将止まりよ」

「十分すごいじゃないですか?」

「いや、5-5が…」

「待て、また話が逸れそうだぞ」

 

おぉ、と提督はここに日向さんを呼んだ理由を説明します。

 

「次の海域の旗艦は、オマエに任せようと思うがよ。」

「ふむ、任されよう。」

「頑張ってください、日向さん!」

「…吹雪、オマエも行くがよ?」

「うぇ!?」

 

そんなケンジャギみたいな声出さんと、はよ行き、と提督。

 

「吹雪は行ったか…しかし提督よ、お前も大変だな。」

「お?そうかよ?」

「ああ、だから不躾だが私が労ってやろう。」

 

ちょうどバレンタインだしな、と提督に瑞雲型チョコを渡す日向さん。

 

「もしかして、吹雪がおって渡しずらかったが?」

「さぁ、どうだかな?」

 

フッと日向さんが笑うと、ドアのノックが聞こえてきた。

 

「開いてる、ドウゾ」

 

カチャ

 

「提督…少しいいかな?」

 

ドアから様子を伺いながら出てきたのは白露型2番艦、幸運艦の一人とされる時雨だった。

頭の両側にぴょこっとはねたくせ毛が特徴的、ついたあだ名が「忠犬シグレ」。

 

「おお時雨ぇどうしたがよ?」

「えっと、はいこれ」

 

時雨ちゃんが渡したのは、可愛らしい包みに赤いリボンの付いた箱だった。

 

「えぇ!?オマエもチョコを?」

「うん、手作りなんだ…一応渡しておくね?」

 

手作り!?!?!?

 

「おおぉぉ、ありがとうにゃぁ、やっぱ嫁の作るチョコは格別やわー(感涙)」

「えへへ…」

 

嫁、とは”ケッコンカッコカリ”のことですね。まぁ練度の上限開放みたいなもんです。

それでも思い入れのある艦娘に送ることは共通の認識です。

 

「よしよし」ナデナデ

「…///」

「フ、見せつけるな」

 

でも皆さん、騙されないでください。

ここまでは微笑ましいですが、何とこの野郎ケッコン艦が”3人”もいます。

ジュウコンカッコカリです。重婚罪ですよ皆さぁん。

 

「今何か寒気が…?」

「じゃあ、私はこれで」

「提督、僕も作戦に参加するんだね?」

「お?お、おう」

 

おうおうばかり言ってるクソ野郎がいますよ皆さぁん(漆黒の笑み)。

 

「ふぅ、しかしなんやろ?風邪でも引いたかよ??」

「コンコーン★」

「いや(わぁの意)!なんかドアが喋りゆう。」

「私だよー提督、入っていい?」

 

この声は照月ちゃんですね。

 

「おお、えいぞー」

 

カチャ

 

「失礼しまーす。」

「どうしたがよ?オマエの出撃はまだぞ?」

 

あ、出撃決まったんですね。次の海域からですかね?

 

「えっとね、提督にチョコあげよーって思って。」

「まじか」

 

パルパルしいですねぇ、提督のくせに(嫉妬)

 

「ああ、でも買ってきたのでも良かったら…」

「いやぁ、でもうれしいがよ、ありがとぉ。」

「えへへぇ」

 

パルパルパルパルパルパルp

 

カチャ

 

「司令、私も特製のチョコを拵えてきたぞ。」ドヤァ…

「あ(察し)」

 

磯風ちゃんの手には、何故かモザイクのかかっている、暗黒物質的な何かが。

その後、泊地内に提督の悲鳴が響いたという。ざまぁ。

 

 

 

 

………………………………………………

「いやぁ死ぬかと思ったぁ」

「磯ちゃんお料理得意じゃないのに…」

「うぅむ、今日は出来が良かったと思ったのだが…」

「…アレで?」

 

二人は吹雪ちゃんがいないので、代わりに来てくれたようです。

 

「心配というだろうが、人これを「暇だった」と言う。」ドヤァ…

「自分で言うがかよ…」

 

では、役者がそろったとは言いすぎですが、そろそろ作戦内容を…

 

???「おいおいぃ、俺を忘れちゃいねぇかってんだぃよお。」

 

ん?この特徴的で、ぶるぁとか言いそうなダンディーな声は…

まぁ間違いなく艦娘ではありませんねぇ。

 

ひょこッ

 

「いよぉボーイズえんどガールズ!元気してるかぃよお。」

 

現れたのは、葉巻をくわえた小さな鉄人形だった。

 

「あ、ノリちゃん!」

 

照月がノリちゃんと呼ぶのは、彼女の艤装の砲塔「長10cm砲ちゃん」通称ノリちゃんだった。

名前の由来は、お察しください。

 

「ノリちゃん、どこいっちょったがよ?」

「提ェ督よ、男はいつでもミステリアスだぜぃ」

 

お散歩してたみたいですね。

 

「照月よぉ、ちゃーんとチョコをぉ提ェ督に渡せたかいぃ?」

「もうとっくに渡してるよぉ、ノリちゃんは心配性だなぁ」

「おめぇの相棒だからなぁ、仮にもオレはぁ…時に提ェ督よぉ」

「お?」

「チョコレートを食べたら、歯ぁ磨くの忘れんじゃネェゾ(渋ボ)」

「ノリちゃん…(キュン)」

 

いやなんですかこれ?もう作戦内容いきますよ。

 

 

………………………………………………

 

―光作戦準備、第二段階(E-2)

 名称「小笠原諸島哨戒線強化」―

 

光作戦の予定針路上の哨戒線を強化。

同時に小笠原付近に探知された、敵機動連合艦隊の侵入を阻止するため、小笠原諸島方面への海上輸送作戦を実施します!

有力な海上輸送部隊を編成し、直ちに小笠原諸島父島沖付近の哨戒線強化を図れ!

 

「…撃破やのうて輸送ながやね。」

「シーッ!」

 

誰もが思ってることじゃないですかね…違います?

 

「とにかく出航!」

 

カチッ

 

出 撃 !

 

―と、意気揚々と出撃した海上輸送連合でしたが…

 

 

 

…………………………………………………

 

ポーン

 

「あ、ありゃ?」

「違う所にいっちゃった?」

「おうの(あーあ)!いられるわぁ、なんでじゃぁ。」

「提ェ督よぉ、ちょいと何か忘れてないかいぃ?」

「お?」

「ふむ、私もノリちゃんと同じ意見だ。」

「え、え?何がよ?」

「「日向は”低速”では?」」

「…あ。」

 

E-2では、速度が高速統一でないと遠回りのルートを通ることになり、ボス戦で不利になります。

まぁ、あくまで輸送なので、ボスを撃破する必要は無いのですが。

 

「ネットの編成をそのまんまやりよったき、忘れちょった!(てへぺろ)」

「もう、提督のせっかちさん!」

 

HAHAHA!

 

「いや気づけぃよぉ。」

『しれいかーん!!お気づきなら早く戻してくださぁーい!』

『ぅうお!?つよ!ここの敵つよ!!?』

「わぁお、撤退てったーい。」

 

日向さんを補強し(装備スロット5つ目を作ること。)缶とタービンで何とか高速統一に成功しました。

 

「しっかしにゃぁ…」

「?どしたの提督?」

「いや、もうひとつの条件がにゃぁ」

 

もう一つの条件とは、神風型2隻以上と、皐月ちゃんなどの、第22駆逐隊の中から何人かを編成するというもの。

所謂ルート固定である。

 

「誰をどの位入れるかわからんがよ(この時点でも情報は出揃っていなかった)。」

「ふむ、一番確実なのは神風型だが。」

「あ、そりゃイカンわ」

「どして?」

「うち、”神風しか”おらんじゃろ?」

「「えー」」

 

アンタなんでGOサインだしたの…

 

「いやぁ、敵がどの位やるかもわからんかったき…」

「おいおいぃ、そいつはあんまりだろフゥ~グ〇ぁ~君」

 

ア〇ゴ君!?

 

「どうするの?提督。」

「う”~ん………あっ」

 

テーン(提督の頭上に電球)

 

「む、司令何か妙案が?」

「私にいい考えがある!!!」

 

あぁ…(察し)

 

 

 

 

 

 

・・・それからそれから・・・

 

 

 

 

 

 

ポーン

 

「あっ、ボスにたどり着いたよ!」

「輸送も終わった、これならいけるぞ!」

「よっしゃ」

「提ェ督よぉ、お前さんどんな作戦思いついたぁ?」

「そういえばほぼ無傷だよね?」

「キラ付け(高揚状態、戦闘力がアップ)もしてないしな。」

「おぉ、難易度下げたがよ。」

「「「……え」」」

 

…作戦難易度には、甲、乙、丙の3種類があります。

甲が一番難しく、乙、丙とだんだんと易しくなっていきます。

 

「それ、提督としてどうなの?」

「逃げることは恥じゃあないき(キリッ」

「ちなみに現在の難易度は?」

「”乙”やにゃぁ、まぁこのぐらいでイケるじゃろ。」

「最終作戦は、甲じゃないとだめだよ?吹雪ちゃん楽しみにしてたんだから。」

「うむ、”これでやっと甲勲章が増える!”と意気揚々だったからな。」

「大ぁーい丈夫やき!ちゃんと考えちゅうちや!」

 

はい皆さぁん、フラグ立ちましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…………………………………………………

 

―ボス戦・会敵―

「姫」出現…

 

 正規空母

空 母 棲 姫

 

「ヒノ…カタマリトナッテ…シズンデシマエ……!」

 

「…」

「……」

「あ”~マジかったりぃっす。」

 

首筋に手を当て、頭を左右に揺らす敵深海凄艦。

…ん?深海凄艦…ですよね?

 

「ドーモ、空母棲姫さん。」

「ドーモ。ってまたアンタらすか?つくづく暇してるっすねぇ…」

 

吹雪ちゃんが顔なじみのように話しかける。あぁ、イベントではお馴染みですからねぇ…というか、キャラ崩壊ひどくないですか?

 

「あの、急いでいるので通してもらえませんか?」

「それは、ちょタンマ(ガサゴソ)」

「?」

「ン”ンッ―”わーはっは!ここに来たが百年目、覚悟しろ艦娘どもー(棒)”」

 

棒読みひどっ!?

 

「いやよしみってのは分かるんすけど、コッチも仕事なんでぇ」

「やっぱり駄目ですか…」

「ウチもこの海域に配属されて何年か経つっすけど、ここまでミンナ動くのは初めてかもしれないんす。」

「ですよねぇ」

「もう東とか西の海とか、カンケー無くなってきてるっすからねぇ…ウチの提督が昇進のチャンスだ―ってうるさいんすよねぇ」

「あー分かります、うちの司令官も…」

 

なんか、井戸端会議みたいになってますよ!?

 

『吹雪ぃ、えいから早よぅしいや!』

「あ、はーい!…じゃあ」

「ウィっす」

 

ぺこりと互いにお辞儀して、距離を取って向き直る双方。

改めて、ボス戦スタートです!

 

 

敵艦発見―戦闘開始!

 

 

開戦の宣言が出されるや否や、基地航空隊より援護爆撃が放たれる…が

 

「あぁー鬱陶しいっすねぇ!」

 

空母棲姫より発艦した敵艦載機は、どれも性能、練度、全てが強力無比だった。

敵に大打撃を与えるに至らず、こちら側の艦載機が粉砕された。

 

―航空フェイズ

 

敵味方両方から艦載機が発進するが、コッチはまともな艦載機でなく水上爆撃機のみだった。

 

「瑞雲の真の力、今こそ見せよう!」

「とおおぉぉぉーーーぅう↑!」

 

気合は十分な日向さんと航空巡洋艦「熊野」ちゃんだったが正面から行けば撃滅は必至だった。…しかし

 

「―やらせません!」

 

照月ちゃんの姉、秋月型防空駆逐艦「秋月」の対空カットインが炸裂!

敵の艦載機は、しめやかに爆発四散、ワザマエ!

 

『やった!さっすが秋月姉ぇ!』

『よっしゃ!このままいったれ!』

 

―戦闘フェイズ

 

…長いのでカット!

 

「ぜぇ、ぜぇ」

 

敵の第二艦隊をなんとか撃破したが、問題は第一にあった。

 

(コッチはウチ含めて4体…逃げ切れるっす!)

 

ニヤリ

 

(フフン、S勝利は取らせないっすよ!)

 

空母棲姫はそう確信した。しかし世間は甘くない。

 

「夜 戦 開 始 じゃ !」

「(ガチャ)夜戦!?」

「おめえじゃねぇよ川内ェ」

「(´・ω・`)」

 

夜戦―それは、男のロマン

一撃必殺の可能性を秘め

敵のどてっぱらに風穴を開ける

オーバーキル?楽勝じゃん(by北上さま)

 

テンッ

キィ

 

―我、夜戦ニ突入ス!

 

ホーラネ、ソコニイタデショ?

ダンマクガウスイ、ダンマクデス!

オネガイ、アタッテクダサイ!

イッキニタタミカケルゼ!

ジュウモンノシュホウハダテジャナイノヨ!

シャッシャッドーン ザンネンダッタネ

 

戦闘終了(文字の見づらさ、平に陳謝)

 

S 勝 利

 

「けほっ…アンタら本当に輸送部隊っすか?」

「「「「「「ええ、まぁ」」」」」」

 

・・・・・

 

そのあとも何だかんだあって、ようやくE-2をクリアしました!

 

「ふぃー、さて…いよいよかよ?」

 

ついに次回、E-3最終作戦海域突入します!!

 

「…その前に、一休みしょっと(パ〇ドラ)」

「司令官?!」




―宿毛泊地メモ(part3)

〇日向
伊勢型航空戦艦2番艦。クールな性格だが、熱心な瑞雲愛好家でもある。

〇時雨
白露型駆逐艦2番艦であり、提督の”3人の嫁”の一人。
大人しい性格だが、かつて「佐世保の時雨」と呼ばれた武勲艦でもある。

〇ノリちゃん
照月の長10cm砲ちゃんの愛称。某大御所声優と声が似ている。
割とノリで動く照月を諫める大人な性格。

〇空母凄姫
愛称:くうさん(提督呼称)
特徴:額に大きな傷がある(雰囲気が180度変わったのはこのためと思われる。)
性格:気だるげだが、仕事熱心

北太平洋侵攻部隊の一員。提督たちとは何年も戦ってきた宿敵。
昨今の深海棲艦は人類に対し、非常に協力的になってきている。
くうさんもその一人で、だがして仕事に忠実のため、中立的な立場を取っている。
彼女が宿毛泊地にてくつろいでいる姿も散見されている。「-っす。」が口癖。

※次回から、いきなりシリアス展開!お楽しみに。
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