元号が立教から法政に変わった。・・・・
・・明治、慶応があるんだから立教や法政があってもいいと思いません?
早稲田は三文字だし。東京は地名だし、東京元年に東京へ行くとか紛らわしい。早稲田も地名だっけ?
法政元年4月吉日
魔法科第一高校の入学式が行われた。
七草家の双子は当主の真由美に連れられて来た。
真由美は生徒会長&保護者と大忙しである。
校門近くで副会長の一人四葉達也に会った。
「たつやくーん」と手を振りながら近づく真由美。
しかし今日はハイヒールを履いていた。
転びそうになった真由美をしっかり抱きとめる達也。
「お姉ちゃんに触るな。軟派男」と叫んで魔法を発動する双子の妹香澄。
しかし達也に軽くかわされた。
「こいつできるよ。」と警戒する香澄。
「私の弟に何するの!!」
「へっ」
「たつやくんは、父上の(七草公一)の長男。」
「私の腹違いの弟、あなたたちの腹違いの兄さんよ。」
「えーーーー!!」
「私たちは5人兄弟なのよ。」
「4人でしょう?」
「あと四葉深雪さんもそうよ。父上の子」
「深雪さんのお母さんは達也くんのお母さんのお姉さんよ。」
「達也くんと深雪さんは母親の姓を名乗っているのよ。」
「父上ってそういう人(遊び人)だったの。」
「私も父さんがなくなったとき1歳だったからよくわからないわ。」
達也が話題を変えた。
「姉さんと兄弟じゃなかったら彼女にしたいと思ってました。」
「私もよ、それに深雪さん怖いし」
「達也くんと仲良くすると機嫌が悪くなって魔法暴発させるんだもん。」
「副会長のゆうかりん(四葉夕歌)も達也のこと好きみたいだし。」
「新入生のあやぴーもあやしいわ。」
達也「あやぴーがあやぴい。・・・ですか。ところであやぴーって誰ですか。」
真由美「四葉亜矢子さん」
達也「知らなかった」
真由美「達也は鈍感すぎ。」
姉さん(真由美会長)は勝手なあだ名をつけて呼ぶからわけ分からないな。(そのあだ名を使うの姉さんだけだったりするし)
亜矢子が俺のこと好きだったとは。重度のシスコンである自分なんかを好きになってもしょうがないのになあ。
深雪がやって来た。
「七草家当主の真由美さんにお願いがあるんですけど」
「何でしょうか。深雪さんが私にお願いなんて」
「法律改正です。今の法律は兄弟は結婚できないと言う理不尽なものです。私はお兄様と結婚したいです。」
「異母兄弟は結婚okに変えるべきです。そうすれば真由美さんにもチャンスができますし。(お兄様と結婚する。)」
「流石は深雪さんです。私としたことが全然気づかなかった。不覚だわ。」
「たつやくんは私と深雪さんとどっちを選ぶ?」
達也は心の中で止めてくれーと叫んだ。表情はポーカーフェイスだったが実はかなり動揺していた。
入学式
生徒会長の真由美の挨拶と新入生総代の挨拶があった。
総代は四葉真夜だった。
「四葉真夜二世か、二代目も優秀なんだな。」
有力な魔法師がなくなった後、一族の子どもの中で魔法特性が似ている子の名前を故人の名前に変更するのが流行していた。
そのため四葉真夜の生まれ変わり、つまり初代四葉真夜と同一人物なんだが誰にも気づかれていなかった。
次はクラスの発表である。
1年A組には四葉真夜、四葉深夜、四葉文弥、四葉亜矢子、七草泉美、七草香澄、七草公一、七宝琢磨、桜井穂波、桜井水波が一緒になった。
「どうやら二十八家を同じクラスに集めたらしいな。」
「穂波と水波は深夜と真夜のガーディアンだから一緒にしてとお願いしといたけどそうなってたわ。」
「文弥と亜矢子は4校に行ってもらうつもりだったけど当主を夕歌さんに譲っちゃたから」
「達也大好きな二人だからやっぱり1校に来ちゃうよね。」
七宝琢磨は七草に対抗意識を燃やしていた。まさか同じクラスに3人もいるとは戦略の建て直しを余儀なくされていた。
次の日四葉真夜は生徒会の会計になった。
琢磨は真夜に生徒会の役員誰か聞いた。
「会長が七草真由美さん」
「副会長が四葉夕歌さんと四葉達也さん」
「書記が四葉深雪さん」
「で会計が私」
「会長以外全部四葉じゃん。」
「そうね。バランスとか基本考えないから偏っていようがいまいが一番欲しい人材をスカウトするから。」
琢磨君ってたしか七草に対抗意識持ってるんだったっけ、爆弾投下ちゃおうかしら。
「四葉といっても達也さんと深雪さんは七草の血を引いているから七草が3人とも言えるわね。」
「ちなみに二人は七草真由美さんの母親違いの弟と妹よ。泉美さんと香澄さんからみると兄と姉ね。」
琢磨の敵リストに達也と深雪が加わった。