新たなる冒険   作:hiro19931215

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応援してくださってる皆様方、長い間更新できなくて申し訳ございませんでした!!!!!

やっと、更新することができました。

言い訳としては、仕事とストーリー構成です。

そして、お気に入り数がなんと3桁?!
いや~、こんなド素人の作品にわざわざありがとうございます!!

感謝感激です(*^。^*)

これからも、よろしくお願いします!


安堵

「モ、モモンガ様で御間違いないでしょうか?」

 

スーツ姿の悪魔、デミウルゴスが最初に発言した

 

「ああ、いかにも。それよりも、さきほどのデモンストレーションの続きはしないのか?」

 

その言葉に、守護者全員が一瞬だけビクッとなった。守護者全員は、最初モモンガに対して警戒態勢をとり戦闘態勢にまで移行したことに対するモモンガの嫌味と捉えられた。モモンガの一言により、突然泣き出すもの、謝罪をするものもいた。

 

(あっれぇぇぇぇぇ????)

 

モモンガは、守護者達の言動に対して予想が180°違うことに疑問が浮かんでいた。モモンガのシナリオでは、ここで死ぬ予定だった。さっきの言葉も、守護者達に「自分を殺せ」という比喩だった。モモンガは、リアルに未練は無い。だからといって、ここに皆の許可なくとどまることは許されないと思っている。今までは、モモンガ一人でギルドを運営していたが。ナザリックは、自分だけのものではなくかつての仲間達の場所だ。自分の都合で、ナザリックや仲間たちの子供でもあるNPC達を好きかって使うのは仲間たちに対する侮辱と考えている。

 

そして、モモンガ自身NPC達に罪悪感を抱いてる。自分だけが来てしまい、他の仲間たちを引き留めれなかった。恨まれても仕方が無い。それなら、この憎しみを晴らせるならこの命を捧げても良いと思っていたのだが.....

 

 

「どうした??お前たち??大丈夫なのか??」

 

目の前の光景に理解が追い付いていないモモンガ

 

「モモンガ様、御慈悲を頂けるなら。今すぐ私たちを殺しては頂けないでしょうか...」

 

突然の言葉に、一瞬理解できなくなり再度聞く

 

「すまない、よく聞き取れなかった。もう一度いいか?」

 

「はっ!!我々を殺してくださいませんか」

 

「.....なぜだ。訳を申してみよ」

 

「我々は、モモンガ様を見間違い。あまつさえ、攻撃しようとしてしまった為です。我々はとてつもない罪を犯してしまいました。死だけでは、生ぬるいですが。どうか、モモンガ様の気が済むまで殺してください...」

 

このナザリックに存在するNPC達は、ギルドメンバーのことを「神」と思っているほど崇高している。そのため、今回デミウルゴス達がした行動は死よりも重い罪と考えている。

 

「デミウルゴスよ、何か勘違いをしていないか。私は不快に思ってはいないし、情報を伝えなかった私にも非がある。すまなかった」

 

「なにをおっしゃってますか!!我々如きにモモンガ様が謝罪など!!」

 

「何度も言うが、私は気にしていない」

 

「ならば、せめて私の首だけでm」

「くどい!!!!!!」

 

モモンガの一喝により、改めて守護者全員が静まり返った。モモンガ自身、守護者達と話すのは今回が初めてだがどうしても許せなかった。目の前で、仲間達の子供が死ぬなど。そして、モモンガは全員に自分の気持ちを話した。モモンガが、ナザリックにいて良いのか?モモンガを恨んではいないのか?その真意を確かめるために、モモンガは腹を割って話した。

 

「.....モモンガ様」

 

「私は、情けないだろ?怖かったんだ....」

 

「情けないだの、そんなことあるわけがありんせん!!」

「モモンガ様ハ、最後マデ残ッテ下サッタ慈悲深キ方」

「そして、至高の41人のまとめ役でもあり。ナザリックの最高責任者です!」

「最初は怖かったけど...とてもお優しい御方です!」

「モモンガ様を恨んでいる者など、このナザリックには決しておりません!」

 

 

 

「お前たち.....」

 

 

 

「モモンガ様は、こんな私たちに御慈悲をかけてくださり。このナザリックに最後まで残ってくださった最後の希望です。モモンガ様がいなければ、私たちはとっくに....」

 

 

 

「アルベド...」

 

 

守護者全員、モモンガを恨んでいるなど全くない。むしろ、尊敬、崇高、それ以上に思っている。仮に、モモンガから死ねと言われたら喜んで死ぬ。戦えと言われたら、モモンガの為ならどんなに勝ち目が無かろうと特攻するような思いなのだから。

 

 

「...そうか、私の杞憂だったのか。ここまで、準備したのに無駄だったな」

 

モモンガは、守護者達の話を聞いて微笑み安心した。

その光景により、先程までとは嘘のようになった

 

 

 

「ところでモモンガ様、先程何を準備してたんですか?」

 

マーレが、モモンガの言葉の最後に疑問を持った

 

「準備というか、あるやつを連れてきているんだ」

 

「ソレハ、ドノヨウナ方デショウカ」

 

「まぁ~、それはだな...」

 

 

言葉を少し濁すモモンガ

 

(実際どうしようかな...紹介する予定じゃなかったんだけど。今後のことを考えて、階層守護者には先に会わせとくか...)

 

少し乗り気ではないモモンガだが、彼の存在を先に教えていた方が良いという結論になった。今後不測の事態になったときに彼の能力なら対応しやすいかもという考えだ

 

 

「そうだな、皆にも紹介しておこうか...姿を現せ、パンドラズ・アクターよ!!!」

 

 

 




いや~、やっぱり自分下手っすわ~
他の作品、投稿している方々マジ尊敬します。

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