新たなる冒険   作:hiro19931215

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ハーメルンよ!!私は、帰ってきたぞ!!
(皆さん、長らく更新を止めてしまい誠に申し訳ございませんでした。仕事が一段落つきましたので更新させていただきます。応援して下さっていた方々の為にまた頑張ります!)


神のお望みとあらば

「まず、一つ話しておくべきことがある...」

 

モモンガは、自信の創造したNPCには全てを語った。自分がもとは何の特徴も無い普通の人間であり、NPC達がいるこの世界はただの娯楽だったと。そして他のメンバーも、自信の都合でゲームができなくなっていなくなったと。

そして、今までの経緯をモモンガは一通りパンドラズ・アクターに話した。

 

「....」

 

「失望したであろう?これが、お前たちの言う至高の存在だぞ?ただの気まぐれでお前たちを作り、自分たちの都合でここを捨てる。最低な創造主達だろ?」

 

「...モモンガ様、御1つお聞きしたいことがございます」

 

「...なんだ?」

 

「モモンガ様は、なぜそこまでご自身のことを卑下になさるのですか?まるで、私から嫌われようとしているように感じるのですが」

 

「...気のせいであろう?」

 

「では、なぜ私にこのような話をされたのです?」

 

「ただの気まぐれだ...」

 

「モモンガ様は、この世界、他の創造主の方々がとてもお好きです。ですが、モモンガ様は私たちNPCが他の創造主の方々を恨んでいるのではないか?引き留めなかったモモンガ様を軽蔑しているのではないかと?そうお考えなのでは?そして、その罪と責任を御一人で抱え込んでいるのでは?」

 

「......」

 

パンドラズ・アクターの言葉に沈黙するモモンガ。パンドラズ・アクターはすべてを見透かしていたのだ。

 

「私めにできることがあるのならば、ご命令くださいませ。我が主よ。様々な障害があるのならば、私が全力を以て排除します。」

 

「なぜ、こんな私にそこまで忠誠を誓える?お前のことも道具としか考えてないのかもしれないし。見捨てようともした...私に、主の資格があるのか?」

 

「それは、モモンガ様だからです!!モモンガ様がいらっしゃなければ、モモンガ様がおられたからこそ。私は、素晴らしい姿と能力を頂けたのです。そして、話すことも動くともなかったのです。私にとってあなた様は、神以上の存在です」

 

「....」

 

「早速、ご命令があるのならば仰ってください。確実に遂行して見せましょう」

 

「....ありがとう、我が息子よ」

 

モモンガは、聞こえない程度につぶやいた。パンドラズ・アクターを黒歴史といって恥ずかしがていったがその考えを改めなければならなかった。自分は、誰よりも有能な最高のNPCを創造したと。今なら、他のメンバーに合わせたとしても自慢にできるくらいだ。

 

 

 

 

 

だが、モモンガの心は変わらない

 

 

 

 

「ならば、一つ頼みがある」

 

「はっ!!なんなりと御申しつけ下さいませ!!」

 

「私が、死んだ後にこれらのアイテムと装備品を各守護者達に渡してくれ...」

 

「....今なんと?」

パンドラズ・アクターは、声を震わせながら主の顔を見上げていた。どうして、我が創造主の死を見過ごせと言わんばかりの心境で今にも反論を言おうとしたが。

 

「2度言わせるな...お前には、かなり辛いだろうが頼めるのはお前だけだ...さっきも言ったように、これは私の責任だ。ならば親である私が責任を取るのは道理ではないか?」

 

「なぜ、あなた様が死ななければならないのです!守護者達が憎悪を抱いてるなら私が排除してまいります!!」

 

「お前に勝てるのか?あのメンバーに、しかも一人で」

 

「御方々の装備を貸してくだされば...きっと勝てます!」

 

「無理だな。そのことは、お前が一番わかっているはずだ」

 

「ですが!!見す見す我が主が殺される所を見過ごすわけにはいきません!!」

 

パンドラズ・アクターはモモンガを必死に説得する

初めて、自分の創造主と出会うことができ話すこともできたというのに。パンドラズ・アクターは悔しさと悲しさで溢れかえりながらも自らの主人を説得したが。モモンガの意志は変わらなかった。

 

「パンドラズ・アクターよ。私もお前と会えたばかりだというのに悲しいよ。だがな、私はこの世界にとって異物なのだ。私が、いることによって起こるイレギュラーを未然に防ぐという意味もあるし。何より、お前たちに迷惑をかけたくはない」

 

「モモンガ様は....我儘です」

 

「そうだ。私は非常に我儘なのだよ」

 

 

全く、納得していないパンドラズ・アクター。モモンガが意志が変わったのなら、今すぐにでも守護者達と戦う覚悟だったが。モモンガ自身、それを許さない。モモンガがパンドラズ・アクターにすべてを話したのは、このナザリック内で一番信用しているからだ。

もちろん、その意図を気づけないパンドラズ・アクターではない。パンドラズ・アクター自身もここで命令に背いたら、自分の存在意義が無くなり主人にとって最大の裏切りになってしまうからだ。

 

(モモンガ様、あなた様はお優しすぎます。私たちなんかの心配をされるなんて)

 

 

 

 

 

 

「パンドラズ・アクターよ、アイテム類はすべて渡したな」

 

「はい。全て収納しております...」

 

「お前は、最高のNPCだ。最初で最後の私の我儘を聞いてくれて感謝する」

 

パンドラズ・アクターにとっては、最早死刑宣告に近い言葉だった。

 

 

せっかく、お会いすることができたのに

もっと、お話をしたかった

もっと、色んな事を教えてもらいたかった

 

 

彼の中には、様々な思いがあったが

自分が女々しく無様な姿を見せる訳にはいかないと

 

自分は、パンドラズ・アクター

最高の創造主に創造されたNPCだ

 

彼は、自分のことを自身に言い聞かせ

主人に対し最高の敬礼をし魂の叫びを言った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「Wenn es meines Gottes Wille!!!!!(我が神のお望みとあらば)」

 




リハビリなので、誤字脱字勘弁してください(笑)

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