魔法少女リリカルなのはvivid 王と龍の輪舞   作:戦神龍王

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炎の中の出会いと迎えと再会

黒騎士の鎧を着た終夜は管理局員達の頭上を飛び越えてマリンガーデンの入った。マリンガーデンの中に入ると周りの炎に包まれ、道は炎に阻まれていた。

 

「随分と燃えているな」

「これだけの炎だ。局員達に疲労を与える。早くイクスを保護しないと」

「やらせるものか」

「「!!」」

 

女性の声にスレイプニルと終夜は声をした方を向くと五体のマリアージュがいた。

 

「また貴女が邪魔をするのですか?龍王」

「あぁ、イクスを迎えにな。それと同時にお前らを殲滅しに来た。覚悟は出来ているんだろな?」

「もとより私達はイクスの兵士です。イクスがいれば私達の進軍は成り立つ」

「成り立た無くて結構だ。お前らは俺が潰す」

「なら・・・貴方をイクスの糧にするまでです」

「っ!来るぞ」

 

マリアージュ達は終夜に向かって来るが終夜は腰にある剣を抜き、剣に白い霧が発生した。

 

「凍り斬られろ」

 

終夜がマリアージュに剣を振るうとマリアージュは胴体を半分に斬られ、斬られた所からは凍りついた後がある。

 

「成る程。凍りつけば爆発はしないて事か」

「急ごう。イクスが心配だ」

「あぁ確か遺跡の地下にあるんだよな」

「あぁ」

 

終夜達イクスの下に向かった。一方、シグナム達はというと数十体のマリアージュに囲まれていた。

 

「これだけのマリアージュがいるとはな」

「多分どっかの紛争地域で増やしたか考えられるけどな」

「でもこれだけの数だときりがありません」

「それにイクスが心配だけどな」

『同感』

 

呑気に話をするとマリアージュ達が襲って来た。

 

「貴女達もイクスの糧に」

「断る!」

 

襲って来たマリアージュをシグナム達はマリアージュ達を次々と倒して行った。

 

「これだけの数だと100体は等に行っているだろうな」

「だがこれだけの数だ。油断の禁物だ」

 

######

 

スバルの方ではイクスと接触したが天井が崩れ、イクスを庇ったが足を怪我した。イクスはスバルを心配したがスバルは足を怪我をしただけだった。イクスは安心し、スバルから去ろうとしたが倒れた。どうやら筋肉が衰えているようだ。

 

「スバル・ナカジマ防災士長であります。お姫様、お名前は?」

「.イクスヴェリア」

「やっぱイクスね、私の友達がねイクスを探してたんです。マリアージュていう怖い人形(ドール)から守って助けてあげてって」

 

スバルはイクスを抱き上げた。

 

「.安全な場所まで一直線ですから!」

 

######

ティアナの方ではルネッサを拘束していた。今回の事件の首謀者であった。ティアナはルネッサに動機を聞いた。

 

「私 救い出された先にあった平和な世界なんてもの信じてみたかった。だけとそんなの空っぽだった。ただ人の数が多いだけ、人は何処でも戦って、傷つけて殺しあう。父もそうして絶望した。だから父は世界に気づいてほしかった」

「気づく?・・・何を」

「戦いの意味と虚しさを」

 

ヘリに乗せられる前にルネッサは副官の誘いを質問したがティアナは本気だった。

 

######

 

スバルはイクスを抱きながらマッハキャリバーを走らせながら公安本部に連絡しようとしたが繋がらなく、ティアナやエリオ、キャラにも繋がらなかった。途中イクスに抵抗されたがスバルの我儘にイクスは諦めた。スバルはイクスに丁寧語で言ったことに照れ、聖王の話をすると目を見開いた。

 

「オリヴィエの子孫がこの時代に生きていたんですか!?」

「生きていたんではなくて、クローンですけどね。でも今を必死に生きています」

「クローンですか」

「・・・はい」

 

気まずい空気になった。

 

「でも関係ありません」

「え」

「例えその子がクローンだとしても私の大切な仲間の子孫です。今を生きている事に私は誇りを持てます」

「・・・そうですか・・・・て!イクス、聖王陛下と出会った事あるんですか!?」

「はい、オリヴィエとは戦友であり友達でした。他にも夜王や雷帝、覇王と友達でした。他にも沢山居ました。」

「へぇ〜」

「だから私は待っているんです。きっと迎えにな来るって」

「迎えに来るって他の王様達がですか?」

「はい」

「でももう昔の人達ですから居ないかなと」

「いいえ、彼らはちゃんと子孫を残して居ます。私は子孫を残しては居ませんがきっと来てくれます。たとて生まれ変わったとしても迎えに来るとシュウ達と約束したのです」

 

イクスの友達との信頼にスバルはその人達を信じているんだなと思った。

 

「ならその約束が果たすまで私が貴方を守ります」

「え」

「だってマリアージュに追われているんですよ。なら貴方を迎えに来るまで私が守ります」

「・・・・はい」

 

イクスはスバルの言葉を信じた。

 

「・・・というかシュウて誰なんですか?」

 

シュウという人物にイクスは答えた。

 

「シュウはベルカ時代では数々の二つ名を持っていましたがよく聞いた通り名では龍王と呼ばれていました」

「龍王」

「はい。ベルカ時代最強の戦士と呼ばれる程でした」

「最強の戦士てどれくらいの強さなんですか?」

 

その質問にイクスは答えた。

 

「一億の兵士をだった一振りで殲滅しました」

「た、たった一振りで!?」

「はい」

 

龍王の強さにスバルは驚愕した。

 

「たった一振りで殲滅て想像できない」

「仕方ありません。彼の強さは私達を遥かに超えていますから。それに彼は龍ですから」

「へぇ〜龍なんですか・・て龍!?」

「はい」

 

スバルは更に驚愕し、イクスは軽い返事をした。

 

「龍が最強の戦士て」

「あぁでも彼は人間にずっとなっていましたからこの事実は龍王と交友のある人達しか知られていませんが」

「あはは、すごいんですね。シュウて人は」

 

すると壁と瓦礫に積まれた場所に着いた。スバルは壁と瓦礫を破壊しようとするがマリアージュが現れた。

 

「倒して進む!!イクスは私が守る!!」

 

######

 

『要救助者残り僅か』

『ソードフィッシュ1、今でも反応なし』

 

スバルからの反応が無くヴォルツは不安を抱いているとモニターからティアナが映し出された。ティアナがスバルの所に向かっている事を知り、ヴォルツはティアナにスバルを任せた。

 

######

 

一方スバルの方ではマリアージュの指揮官らしき人物と戦っていた。指揮官に苦戦すると指揮官から実弾兵器が出された。実弾兵器から放たれた弾にスバルは数十m先に吹き飛ばされた。

 

「戦車を一撃で破壊する弾丸です。人の身で耐えられる物ではありません」

「なんて・・ことを」

「貴方をずっと探していました。貴方がいなくては我らの進軍は成り立てません」

「進軍なんて、しなくていい・・・もういいの・・・私達は目覚めちゃいけないの」

 

肩を震わさながらイクスは泣いた。また昔に戻る事に震えながら泣いた。また迷惑を掛ける事を。

マリアージュがイクスに近づこうとすると

 

「うおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」

「っ!!!」

 

スバルがマッハキャリバーを走らせたスバルが振動拳で指揮官を吹き飛ばした。指揮官を吹き飛ばしたスバルは膝をつき、イクスが駆け寄った。防護服は所々破けており、左肩のインナーが破けていた。肌には破片が刺さっており、出血していた。

 

「その機会骨格・・・人工筋肉・・・貴方も?」

「・・・うん」

 

スバルは気まずく答えた。

 

「・・・貴方も兵器なんですか?」

「そうだね、鋼の骨格に、強化筋肉、戦闘機人の体は兵器なのかも」

 

それを除けば、ただの人間とはなんら変わらない何処にでもいる女性だ人として必死に今を生きている。スバルは口を開いた。

 

「だけど今は人間だよ」

 

スバルは立ち上がった。腕でイクスを抱き上げ、イクスに「大丈夫」と言っい、マッハキャリバーを再び、走らせた。

俺から見れば大丈夫とは思わんよ。

 

「あのね、イクス。うちは姉妹が6人いるんですが皆、私と同じ体です。でも皆元気に・・・人間として生きていますよ。聖王陛下だってゆりかごなんて物騒な船とはバイバイしています。今は優しいママと一緒に暮らして、楽しく学校に通っています」

「本当・・・ですか?」

「本当です。帰ったら紹介しますよ。うちの姉妹や聖王陛下・・・昔のベルカの事、色々知っている人達に、今の時代でも皆きっとイクスに良くしてくれます。・・・勿論私だって」

 

イクスは不安な瞳を伏せた。

 

「そんな・・ことは」

「大丈夫、私が教えますよ。こんな炎の中じゃない、広くて青い空。イクスが生きていた違う世界も」

 

イクスの言葉を否定したスバルは純粋に笑い、イクスも笑った。

 

「防災士長、貴方は少し、強引です」

「あたた、偶に言われます。『気弱なくせに我が儘』って」

「そう思います。それに強引な所はシュウに似ています」

「そ、そんなにシュウて人と似ているんですか?」

「はい」

 

イクスはスバルと問いに答えスバルは苦笑いをした。

 

「さぁ揺れます。しっかり掴まって」

 

 

スバルはイクスを抱えながらマッハキャリバーを走らせようとするが

 

「これでも私は倒れません」

「嘘!?」

 

指揮官が起き上がった。スバルの攻撃に耐えた事にスバルは驚愕した。

 

「進軍する為に貴方は邪魔です」

 

指揮官が再び、実弾兵器を打とうとした。とっさにスバルは行動ができなかった。もうダメかと思い、二人は目をつぶったが

 

「ザシュッ!!」

 

何かが斬られる音がした。二人は目を開けるとそこには後ろから八本足の馬に乗っている黒騎士に剣に刺されていた。

 

「やらせるものか。お前らのせいで彼奴は泣いているだ。だからは俺がお前らを殲滅する」

 

黒騎士は剣で突き刺した指揮官を放り投げた。

 

「あ、貴方は?」

 

スバルは恐る恐る黒騎士を訪ねたが

 

「・・・シュウ?」

「え?シュウてあの」

 

イクスの問いに黒騎士は答えた。

 

「あぁ、久しぶりだな。イクス」

 

黒騎士否、シュウは名前を呼ばれ兜を取り、イクスは涙を流した。

 

「遅いです。いつまで待たせる気だったんですか貴方は」

「済まない。此処に着くまでにマリアージュに苦戦して遅れた」

「ずっと待ってたんですよ」

「あぁ、だから迎えに来たんだお前を救う為に」

「馬鹿。・・・でもありがとう」

 

イクスの感謝にシュウは笑った。

 

「あのう、貴方がシュウでいいんですよね?」

「あぁ、俺がシュウだ。ありがとうイクスを助けてくれて。この恩は一生忘れない」

「いいえ、私はただ助けたかっただけですから」

「ふ、そうか。だが此処は危ない。いつ崩れてもおかしくない。俺はお前に従う」

「嫌、でも」

「お前は管理局員だろ?ならお前に従った方が此処を出やすい」

「はい!」

 

瓦礫と炎を避けながら進むと天井が高いホールらしき所に着いた。行き止まりかと思ったがスバルは想定内だった。中央に移動したスバルは天井を向き構えると水色の魔法陣が発動した。スバルは天井を砲撃で破壊しようとイクスは悟った。だがスバルの体は先程の戦いでボロボロだ。イクスはスバルを止めようとするがスバルはそれでもやろうとした。すると

 

「スバル、スバル聞こえる。返事をして」

「ティア!」

 

ティアナがスバルを見つけた。だがティアナ達がそこにいるのは7フロア。どうやらティアナはスバルの行動を予想していたようだ。ウェンディがそれに驚いた。

 

「今から天井を抜いて道を作る。そしたら、イクスを連れて、上がって来れるわね?」

「うん!」

 

スバルはティアナに強く返事した。だがウェンディはティアナが壁抜きをする事に驚愕した。ティアナの魔力量は多くはない。壁抜きなんてできるわけがないとウェンディは思ったがティアナは六課での経験を積んでいた。そして技術を叩き込んだのはエースオブエースの高町なのはだ。

 

「光の粒が集まって・・・まるで星みたいに・・・あれは集束砲?」

「はい」

 

スバルが答えた。

 

「ほう、上手いものだな」

「何故でしょう。あの茜色の星達は破壊の砲撃なのに綺麗です」

「うん、私もそう思います」

 

スバルはイクスの言葉に頷いた。

 

「スターライトブレイカー!!!」

 

ティアナが集束砲で開けられ、穴ができ、空には満点の星空が見えた。

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