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ウワアアアア
怒号が聞こえる。
恐らく勇者が攻めてきたのだろう。
‥‥そんな簡単には突破されないはず‥‥
「わぁぁぁぁん‼」
ここに怒号が聞こえるのなら当然ここにいる民にも聞こえる
子供達は泣き叫ぶ。大人は恐怖で震える。
「思ったより早かったわね」
ヘルが余裕の表情で言う。
それに続いて月光も
「えぇ、恐らく後方からの奇襲でしょう」
と言う
‥‥何でそんな余裕何ですかね‥‥
まぁ、この避難場は簡単には見つからないようにヘルと月光が魔法をかけていたんですけどね
だから少しは安心をしている‥‥
「‥‥しかし本陣が落とされたら不味いぞ。あいつらは何をしでかすかわからん‥‥」
そう、今攻めこんできてるのは(多分)勇者だ。
帝国でも相当ひどかった奴らが来ているのだ。
‥‥勇者ってなんだよ‥‥
「‥‥確かにそうね‥‥まぁ、あいつらが簡単に負けるとも思えないけど」
まぁね。仮にも神とか妖怪なんだし‥‥
外の様子を見る。
すると外は雨が降っていた
△▪▽▽
「ハァハァハァ‥‥クソッ‼」
月の陣営本陣には勇者が怒濤の勢いで押し寄せていた。
ただここは本陣、慢心していた勇者の一部はやられていた。
「勇者もこの程度か‥‥」
酒呑童子は少し呆れていた。
勇者は神達に匹敵するのか?
そう疑問を持っていた。
だが勇者は自分にも勝てない‥‥
それどころか慢心をしている‥‥
「ギャアアア」
目の前の慢心勇者を倒し一息つく‥‥
が、すぐさま戦闘体制に入る。
‥‥この雰囲気‥‥今までの慢心達とは違う‥‥
そう構えていると目の前に現れたのは一人の少女だった
「あら?神様の戦いのはずなのにどうして鬼がいるのかしら?」
その少女は綺麗だった。
誰がどう見てもそう言うだろう。
鬼もそう思った。
だがそれと同時に警戒心も高めた。
(こいつ‥‥油断したら負ける‥‥これが神に匹敵する勇者‥‥)
「まぁいいわ‥‥どのみち殺すから」
そう少女は言い魔法を唱えた
❬光魔法 フラッシュ❭
そう少女が唱えると一瞬だけ目の前の石が発光した。
不味い‼酒呑童子はとっさに伏せた
伏せたお陰で魔法はくらわなかったがもしくらっていたら視界が悪くなりまともに戦えなくなっていただろう‥‥
「貴様‥‥名は‥‥」
「私は勇者リン。さ、殺しあいましょう?鬼さん?」
その言葉を最後に二人は戦闘を開始した。
▩▲▲▩]▩
「貴様がツクヨミか⁉」
ケンは目の前の青年に聞いた。
「俺?俺はツクヨミじゃあないよ?‥‥まぁ、元月の陣営トップだけどね」
「そうかツクヨミではないのか‥‥ならば死ね‼」
ケンはそう言うと魔法を唱えた
❬光魔法 ボルテックス❭
そう唱えると周囲に雷撃が走った。
だが目の前の青年はびくともしない。
「君が勇者ケンか‥‥俺はタケミナカタ‼さぁ、ここから去ってもらおうか!」
そう言うとケンに切りかかった。
ケンはエクス・カリバープロトタイプで応戦する。
月の陣営本陣中心に剣の交わる音が響いた
◎◎◎
「ッツ⁉マスター侵入者です‼」
安全じゃなかったの⁉
「ここに来ます‼」
すると前方に少女が現れた。
「厳重な魔法結果が貼られているから来てみれば‥‥あんたがいたのか」
目の前の少女はそう言った。
「マスター、戦闘準備を‥‥マスター?」
俺は驚きのあまり固まっていた。
魔法結果が破られたことに対してではない。
‥‥そうか‥‥お前は元気でやっているのか‥‥
「‥‥戦うのか?」
俺は目の前の少女‥‥いや、俺が人間の時に唯一人俺の友達となってくれた麒麟に問う
できれば戦いたくはない。
唯向こうは勇者、こっちはアンデットで賞金首だ。
「‥‥いいわよ」
麒麟はそう口にした
リンって何話ぶりだっけ?
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