異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

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この小説内では

①イザナギとイザナミが結婚している

②イザナギとイザナミが夫婦の営みをしてできたのがアマテラス、ツクヨミ、スサノヲの三人

③長女アマテラス、次女ツクヨミ、末っ子スサノヲ

④現在イザナギとイザナミは別居中(離婚危機)

とさせていただきます。

ちょっと日本神話とは違うのでそこは理解いただけると嬉しいです。


幕間 家族

 

これは内戦が始まる少し前のこと‥‥

 

「はぁー暇じゃのぅ‥‥」

 

ツクヨミは炬燵に入りながら言う

 

「俺達が暇ってことはいいことなんだぞ?月姉」

 

そう言ったのはツクヨミの弟であり、武神のスサノヲである。

 

「まぁそうなんじゃが‥‥今まで騒がしかったからのぅ‥‥」

 

そうツクヨミは言った

 

「‥‥喧嘩の原因なんだっけ?」

 

スサノヲはツクヨミに聞く

 

「確か‥‥父上がアメノウズと二人で居酒屋で飲んでるのを母上が目撃して‥‥」

 

「‥‥浮気と勘違いして出ていったと‥‥」

 

「そうじゃな。何回目じゃったっけ?」

 

ツクヨミがスサノヲに聞く

 

「‥‥わからん‥‥多すぎて」

 

スサノヲがこう言うのも無理はない。

 

ツクヨミが言う母上‥‥イザナミはすぐ勘違いして家を出ていく困った神だった。

 

対して父上‥‥イザナギは天性のイケメンスキルで意図しなくとも女達を墜としていく男の神の天敵のような神だった。

 

「いや、確かに親父もことあるごとに女神とかと関わるけど、いちいちそれを目撃してるオカンもヤバイだろ‥‥」

 

「まぁ、ね?それほど母上が父上を愛してるってことじゃろ?この間なんか目の前で‥‥」

 

ツクヨミが呆れたように話す

 

「あぁあったな‥‥」

 

スサノヲも呆れたように話す。

 

この姉弟が何を言おうとしているか‥‥

 

それはイザナミの誕生日でのことである‥‥

 

 

 

 

 

 

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「‥‥遅い‥‥」

 

現在の時刻、午後6時30分

 

「ん?そうですか母上?いつも7時くらいには帰ってきてますが‥‥」

 

そう答えたのはこの家族の長女、アマテラスだった

 

「まーた、誰かと飲んでるんじゃろ。それよりもスサノヲ‼将棋しようぜ‼お前玉な‼」

 

「おい‼月姉!そんなこと言ったら‥‥」

 

ガシャン

 

何が割れる音がした。同時に鳴き声が聞こえた

 

「グスッ‥‥そんなことないもん‥‥グスッ絶対帰ってくるもん‥‥グスッあの人がこの日を忘れるわけないもん‥‥グスッ」

 

そう嘆くのはこの一家の母、イザナミである。

 

「おい、スサノヲ、今日ってなんかあるのか?」

 

ツクヨミが耳打ちでスサノヲに聞く

 

スサノヲが耳打ちでツクヨミに答える

 

「忘れたのかよ、今日はオカンの誕生日だろ」

 

そう、今日はイザナミの誕生日なのである。

 

ガラガラ

 

「ただいま~」

 

玄関から声が聞こえた。

 

その瞬間、スサノヲ達の目の前を何が通過した

 

(((早っ‼)))

 

三人が全員同じ感想をもった

 

「お帰り~」

 

イザナミがそう答えた相手はこの一家の父、イザナギである

 

「あぁ、ただいま」

 

その様子を奥からツクヨミ、アマテラス、スサノヲが覗く

 

「‥‥さてどうなるか‥‥」

 

ツクヨミがそう言う

 

「貴方、今日はなんの日かわかる?」

 

イザナミがそう聞く

 

「ん?‥‥あぁ、もちろん覚えてるぞ、ほら」

 

そうイザナギは答えると懐から箱を取り出した

 

それをイザナミに渡す

 

「覚えててくれたのね⁉嬉しい‼」

 

そうイザナミは言うと箱を置きイザナギに抱きついた

 

「ねぇ‥‥貴方、久しぶりに‥‥ね?」

 

イザナミがそうイザナギに囁く

 

「ん⁉‥‥わかった」

 

イザナギがそう答えるとイザナミがイザナギにキスをした

 

「「「⁉」」」

 

覗いてた三人は驚く

 

「ヒュー‥‥激しいな‥‥」

 

スサノヲがそう言う

 

「キ、キキキキキ、キス‥‥」

 

アマテラスは顔を真っ赤に染めながらそう言う

 

「いや、耐性無さすぎだろ‥‥」

 

只のキスぐらいで‥‥とスサノヲがアマテラスに呆れているとツクヨミが突っ込みを入れた

 

「いや‥‥あれは只のキスではないぞ‥‥よく見てみぃ」

 

そう言われ、スサノヲは二人の口元をよく見てみると

 

「あ、あれは‥‥」

 

「うむ、あれがキスの最終進化系❬ディープ・キス❭じゃ‼」

 

どうでもいいわ‼

 

この時間が数十分続いたと言う‥‥

 

 

 

 

 

 

 

]?○]▲

 

 

 

 

 

「あれはきつかった」

 

「当たり前じゃろ、自分の親が玄関で抱き合ってキスをしているんじゃから」

 

二人は炬燵に入り、ミカンを食べながら話す

 

「あっ、そうだ、月姉。俺今度旅行行くから」

 

「おぉ~クシナダとか?お暑いな~」

 

家族は今日も平和だ




私の小説に出てくる神様たちは基本的には神話などの元ネタ通りの過去などを持っていますが、今回のように例外もいるぞ‥‥

感想、批判等々受け付けております。
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