異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

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エルフ


第五十九話 エルフ

 

「‥‥ん、ンンッ」

 

お、起きた

 

「‥‥ここは?」

 

エルフがそう言う。

 

「‥‥俺達の屋敷だ」

 

俺がそう言うと、エルフは少し驚き、俺に突っかかってきた

 

「なっ‥‥!あんたねぇ‼」

 

「‥‥なんだ?」

 

俺がそう言うと、エルフは怒ったように言ってくる。

 

「本当につれてくる奴がある⁉馬鹿じゃないの⁉こんなことしたらあんた達が‥‥」

 

安心しろ

 

「‥‥もとより賞金首だ。今更そんなこと気にしない」

 

もう吹っ切れたわ

 

「そうだけども‥‥」

 

エルフが言葉に詰まる。

 

「まぁそれはどうでもいいけど、あんたの名前は?」

 

麒麟がエルフにそう聞く

 

「‥‥教える義理がないわ‥‥」

 

ならば‥‥

 

「‥‥忘れるな。俺はお前を❬買った❭んだ」

 

俺がそう言うと、エルフは言った

 

「‥‥わかったわよ‥‥私は❬サルキ・ミドラーシュ❭国に売られた無様な女王よ」

 

長いからサルキで。

 

‥‥てか女王言ったあんた?

 

「あぁ聞いたことあります。なんでもエルフの国で革命が起きて、その当時の女王は処刑されたと聞きましたが‥‥」

 

月光よく知ってるな

 

「えぇ、革命によって処刑されかけたわ。新しい国王が金を稼げるからって私を売ったわ」

 

へー

 

「国に売られた女王様とは‥‥また大層な人を連れてきましたね‥‥」

 

うるせぇゾンビマスター。

 

「あんたが連れてきたんだからあんたが何とかしなさいよ」

 

ジャンヌェ‥‥

 

「んで?私をどうするの?また売る?それとも好き勝手に犯す?」

 

サルキが俺にそう聞いてくる。

 

「‥‥そんなことはしないが‥‥」

 

さて、どうするか‥‥

 

「う~ん‥‥エルフの国に連れて帰るのはどうですか?」

 

ルナが俺達に提案してくる。

 

「革命があったって聞いてなかった?私が帰ったところで無駄でしょ?」

 

サルキがそうルナに言う。

 

「その通りね。こればっかりはデュラハンが責任を持って‥‥」

 

ヘルェ‥‥

 

「じゃあ、私がエルフの国に行きたいです‼」

 

ルナがそう言う。

 

「‥‥行きたいなら仕方ない」

 

俺がそう言うと、アスタロトが

 

「パパが行くなら私も行く‥‥」

 

と言う。

 

可愛いなぁ‥‥

 

「はぁ‥‥ま、一応親だしね。私も行くよ」

 

麒麟がそう言う。

 

すげぇ‥‥ルナが行きたいって言ってからこれだもん

 

やっぱ癒し系はすごい 

 

「マスターが行くなら私は行かざるを得ない」

 

お前そんなしゃべり方だったっけ?

 

「じゃ、俺は留守番するわ。畑もあるし」

 

タケミカズチは来ないようだ。

 

畑大事だもんね

 

「‥‥私が行ったところで‥‥」

 

サルキがそんなことを呟いている

 

「‥‥行かないとは言わせないぞ」

 

俺がそう言う。

 

「行くわよ‼行けば良いんでしょ⁉」

 

怒鳴るな怒鳴るな

 

「‥‥お前忘れんなよ?俺はお前を買ったんだからな?」

 

 




日常ってなんだよ

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