第六十話 牢屋
「‥‥」
見渡す限り殺風景な場所
目の前には鉄格子
石に囲まれたこの部屋
そう牢屋である。
そこに俺は‥‥いや、俺とサルキ、それから月光は投獄されていた
「だから言ったじゃない‥‥こうなるって‥‥」
サルキが俺にそう言ってくる。
いや‥‥その‥‥ねぇ‥‥
「幸い麒麟は捕まってないですからね~」
月光は呑気だな‥‥
「‥‥さて、どうするか‥‥」
‥‥どうしよう‥‥
◇③③
俺達はエルフの国に向かっていた。
「行くのは止めておきなさいよ‥‥」
サルキがなんか言ってるが知らん
「‥‥ん?」
俺は気配を感じ、立ち止まった。
「‥‥麒麟、アスタロトを連れてヘルの所に戻れ」
アスタロトが危険だからね。
「わかった‥‥大丈夫?」
心配するな
「‥‥戻らなかったら待機してろ。いいな?」
俺がそう麒麟に言う。
「わかった‥‥」
そう麒麟は言って、戻っていった
「侵入者だ‼確保しろ‼」
前方からそんなことを言いながら、俺達に突っ込んでくる集団がある
「あれは‥‥私の国の⁉」
サルキがそう言う。
「おとなしく来てもらおうか‼」
まぁ抵抗するとめんどくさそうだし‥‥
んで、着いていったのが間違いだった。
着くなり牢屋に入れらた
》《!②
「脱獄ですか?」
まぁここから出たいし
「あんた出来ると思ってるの?ここは国の中でも絶対攻略不可と言われている難攻不落の監獄よ?」
知らん
「‥‥やれば分かる」
「めちゃくちゃね⁉」
だってぇ~
「‥‥ある程度どんな構造か分かるか?」
俺はサルキに聞く
「私も少ししかわからないわよ。しかもここは最深部よ?一筋縄どころじゃないわよ?」
確かにそうかも知れない。
だけどさ‥‥出たいじゃん
「マスターがやるなら止めませんけど‥‥」
月光はそう言う。
「サルキも来ますよね?」
「そりゃ行くわよ‼行くけども‥‥」
なら何を迷う
「‥‥何がそんなに嫌なんだ?」
俺がサルキに聞く
「今は元女王ってバレてないけど‥‥バレたらどうなるかが怖いのよ‥‥」
なんだそんなことか
「‥‥なら安心しろ。お前は元女王でもなんでもない。デュラハンに仕えるエルフだ」
俺がそうサルキに言う。
「‥‥えぇそうね。私は女王でもなんでもない‼でしょ?ご主人様?」
いやそこまでやらなくていいけど‥‥
「‥‥あぁ。行くぞ」
俺がそう言うと、月光が檻をぶち壊す。
「さぁ!派手に暴れてやりますよ‼」
そう月光が言い、壊した檻から外に出る
その瞬間警報が鳴り響く
「警報‼警報‼最深部にて檻が破壊された‼至急最深部に向かえ‼繰り返す‥‥」
‥‥
「‥‥即バレたな」
知ってたけどさぁ‥‥
「来るなら殺せば良いんですよ。さぁマスター」
ハイハイ‥‥
「‥‥さて、やりますか」
久しぶりに月光を構えた気がする
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