異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

74 / 96
うん


第六十二話 獄卒

「ここが二階ですか‥‥」

 

月光が俺にそう言ってくる。

 

「えぇ‥‥」

 

サルキが息切れしながらそう言う。

 

「‥‥本当にここ牢獄か?」

 

俺がサルキにそう聞く。

 

「なによ?」

 

‥‥目の前には緑が広がり、そこには動物がたくさんいた

 

「動物園かな?」

 

月光がそう呟く

 

「‥‥確かここの階層は凶悪な動物が幽閉されてるらしいけど‥‥」

 

‥‥じゃあ目の前のコイツらは‥‥

 

「ギァァァァァァ‼」

 

地が揺れる程の咆哮を何かが挙げる

 

それを始めに、奴等が俺達に襲いかかってくる

 

「‥‥逃げろ‼」

 

また逃げかよ‼

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

④④②④

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「‥‥行ったか‥‥」

 

‥‥死ぬかと思った

 

「まさか伝説の白狼がいるとは‥‥」

 

サルキがそう言う。

 

「いや言ってる場合ですか」

 

月光、お前が正しい

 

「‥‥ふぅ‥‥出口は相変わらずわからん‥‥と、」

 

どうすんねん

 

「ねぇ、ここの獣たちを解放しない?」

 

何言ってんだこのエルフ

 

「どういうことですか?」

 

月光が聞く

 

「ここの獣を解放して上の階に行けばかなり楽に突発出来ると思わない?」

 

なるほどな。

 

「‥‥でもそんな上手くいくか?解放したところで獣達が従うとは思えんが」

 

俺がサルキにそう言うと、サルキがどや顔しながら言ってくる

 

「フッ‥‥その程度のこと‥‥私にかかれば何とでもなるのよ」

 

「それはスキルか何かですか?」

 

月光がそう聞くと、サルキはイエスと言って、説明をする

 

「私には生まれつき持ったスキルがあるのよ。それが❬幻獣を統べるもの❭というスキルよ」

 

それスキルってか技名じゃ‥‥

 

「それはどんな?」

 

月光が聞く

 

「例えどんな獣、幻獣でも私に従うというスキル‥‥のはず‼」

 

おいまて

 

「‥‥はずとはなんだ」

 

俺がそう聞くと、サルキは気まずそうに言う。

 

「いやだって使ったことないんだもん‥‥」

 

えぇ‥‥

 

「大丈夫なんですかそれ‥‥」

 

「やってみなきゃわからないけど‥‥」

 

やる価値はありか‥‥

 

「‥‥やらないよりはましだろ。やってみろ」

 

俺がサルキにそう言うと、サルキは自信に満ちた顔で俺に言ってくる

 

「えぇ‼見てなさい‼私の実力を‼」

 

‥‥大丈夫だよね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③[[)▲

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おらぁ‼獣ども‼こっちを見ろ‼」

 

サルキが獣の群れの前に立ち、そう叫ぶ

 

その声に反応した獣達がサルキに突っ込んで行く

 

「いくわよ‼❬幻獣を統べるもの❭‼」

 

サルキがスキルを発動させる

 

すると、突如サルキの前方が光った

 

「きゃ⁉」

 

サルキが驚いて転ぶ

 

「‥‥大丈夫か?」

 

俺がサルキに手を差し伸べ、そう聞く

 

「えぇ‥‥ありがとう‥‥」

 

サルキが俺の手を握り、立ち上がる

 

「それより‥‥⁉」

 

サルキが光った場所を見る

 

そこには先程まで群れていた獣達の死骸と、一匹の獣がいた

 

「あれは‥‥鳥?」

 

確かに鳥っぽいな。羽根生えてるし

 

その鳥っぽいのが此方を向く

 

「‥‥こっちに来てるな」

 

どんどん向かってきて、直ぐに目の前に来てしまった

 

「貴様が我を読んだのか」

 

‥‥キャァァァァシャベッタァァァ‼

 

「え、えぇ‥‥そうよ。貴方は?」

 

サルキがビビりながらそう聞く

 

「我は天空を統べるもの‥‥❬鳳凰❭と呼ばれている」

 

‥‥マジかよ

 

「そう‥‥鳳凰、ここから出るため協力してくれる?」

 

サルキが鳳凰に聞く

 

「当たり前だ。その為に呼び出されたのだろう」

 

鳳凰がそう言う。

 

よかった。まともな奴で




感想、批判等々受け付けております。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。