「どうだ?以外と快適だろう?」
まぁね。
俺達はナホルの口の中にいる
「臭くなかった」
「うるせぇな‼俺の口に文句あんのか⁉」
月光ェ‥‥
「‥‥で、出口らしき物はあったかしら?」
「悪いが‥‥それらしき物は無いな‥‥」
‥‥ないのか‥‥
「‥‥ただ、一ヶ所だけ空気が充満している所を見つけた。そこに行ってみるか?」
絶対そこじゃん
「絶対そこじゃない‼全速力で向かいなさい‼」
あっ、同じこと考えてた。
「へいへーい」
やる気無さそうだな
!!!!◇
ビービービー
監獄にサイレンが鳴り響く
「何事だ‼この忙しい時に‼」
「隊長‼侵入者です‼」
只でさえ脱獄者が逃げ回ってる時に‥‥!
「アイツ等の協力者か⁉」
「いえ‥‥それが‥‥」
兵士がそう言いかけ、カメラ映像を見る
隊長も、そのカメラ映像を見る
そこに写っていたのは一人の女性だった
緑色の服、茶色のスカートに紫と黒の髪。
「えぇい邪魔じゃ‼どけぇい‼ワシの婚約者(仮)がこの先にいるんじゃ‼」
‥‥
「‥‥なんだこいつ?」
「さぁ‥‥?」
兵士と隊長は困惑した
《《❭[
「ほらついたぞ」
ナホルが口を空け、俺達は外に出る
確かにここには空気があるな
「確かに怪しいですね」
月光がそう言う。
「大体こういうところにあるのよ。さっ、探すわよ」
サルキがそう俺達に言う。
探しますかぁ‥‥
「‥‥出口にはさっきのフロアみたく何かいるんじゃないか?」
俺が皆にそう聞く
「だとしたらここの出口は水中にあるでしょうね。だったら詰みよ」
サルキがそう言う。
「‥‥ん?」
サルキがそう呟く
「‥‥どうかしたのか?」
サルキに聞くと、サルキはビンを見せてきた
「‥‥ゴミか?」
俺がそう返すとサルキがバカじゃない?と言ってきた
「そんなわけ無いじゃないの。ほら、中に手紙が入ってるわ。この手紙に脱出のヒントがあるかもしれないわ」
確かに
「‥‥見てみるか」
俺がそう言うと、サルキはビンの中から手紙を取り出した
その手紙にはこう書いてあった
[やっとここまできた。ここさえ出れば後は監獄の出口に向かえばいいんだ。もう二人しか残っていない。そしてこの階層の出口は中々見つからなかった。だが、あった。この手紙はもし、この腐った監獄を脱獄しようとするもの達のためにこの階層の出口を示しておこう。]
‥‥
「場所は‥‥こっちね‼」
サルキは嬉々として手紙に記された出口に向かう
「‥‥ここか‥‥」
俺もサルキの後についていき、あったのは一つの壊れた牢屋の扉
「ほんとにここですかぁ?」
月光がそう言う。
「‥‥ここで間違いないだろう。魔力を感じる」
おそらくワープするのだろう
「こりゃわからないわね。手紙があってよかったわ」
そうサルキが言い、扉をくぐった
感想、批判等々受け付けております。