異世界転移なんてろくなもんじゃない。   作:カオス案山子

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第七十一話 首都侵入

ここはエルフの国の首都

 

そこにはエルフ達が活気溢れて‥‥なかった

 

町は汚れ、路上で眠るエルフも多く、多くの店はシャッターを下ろしていた

 

「‥‥え?」

 

俺が首都を見て始めて抱いた感想がこれだ

 

まぁ一言でまとめると

 

ひどい

 

この一言に限るね

 

「うわぁ‥‥」

 

ほら月光なんてドン引きしてる 

 

「貴女が王女だったときもこんなんだったの?」

 

ジャンヌがサルキに聞く

 

「いや」

 

サルキは一言で返す

 

「とりあえず路上で寝ているエルフにでも話を聞くかの」

 

ガイアがそう言う。

 

「‥‥とりあえずそうするか」

 

それが一番いいと思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

③③④②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちょっといいかしら」

 

「‥‥ん?なんだなんだ。言っておくが俺は男だぞ?」

 

ジャンヌが路上で寝ているエルフの男に話しかける。

 

そして返ってきた言葉がこれである

 

「いやそんなこと聞いてないわよ‥‥」

 

「んじゃなんだよ」

 

「単刀直入に聞くわ。いつからこんなに町は廃れたの?」

 

ジャンヌがそう聞く

 

「‥‥あんた政府の奴等じゃないのか?」

 

エルフの男は驚いたようにジャンヌに返す

 

「いや違うわよ。只の‥‥革命家かしら?」

 

それもちがくね?

 

「‥‥ここじゃ奴等に聞かれるかも知れねぇ。こっちに来な」

 

エルフの男はジャンヌにそう言う。

 

ジャンヌはそれについていく

 

当然俺等もついていく

 

「‥‥ここなら安全だ。さて、こちらが話す前に‥‥あんたらなにもんだ?」

 

エルフの男が俺等に聞いてくる

 

「‥‥さっきそこの奴がいった通り只の革命家だ」

 

「いや怪しすぎるだろ‥‥まぁでも嫌な奴って訳じゃ無さそうだな」

 

国家犯罪者だけどな

 

「それでいつからこんなに町は廃れたか‥‥確か前女王が国外追放されてからだな‥‥魔王軍とか言う奴等が革命とかいって前女王を追放したらしい」

 

また魔王軍か

 

「‥‥なるほど。それで‥‥」

 

「いやいやまだ続きがあってだな。まだこの時は良かった。だがな‥‥一部のエルフの貴族が魔王軍を追い出しこの国の実権を握ってからおかしくなり始めたんだ」

 

魔王軍弱

 

「例えば?」

 

「いきなり税が上がったんだ。それには俺等も納得いかなくて抗議したんだ。そしたらあいつら軍隊を出してきて抗議した奴等を問答無用で牢獄に送ったんだ。そこからだよ‥‥すべてが狂ったのは」

 

‥‥

 

「ねぇ。貴方って前女王を見たことがあるの?」

 

ジャンヌがエルフの男に聞く

 

「あぁ。一度だけな。新年の挨拶の斉に」

 

「それってこんな奴か?」

 

ガイアがそう言い、サルキをエルフの男の前にだす

 

「そうそうこんな感じで‥‥え?」

 

「私は帰ってきた‼」

 

なにいってんの?

 

「あ、あぁ‥‥サルキ様‥‥」

 

「うむ。私が前国王兼女王のサルキだ‼」

 

「おおおおおおお!!」

 

エルフの男が叫ぶ

 

その声につられて路上で寝ていたエルフ達が起き出す

 

「なんだなんだ」

 

「帰ってきた‼」

 

「んぁ?」

 

「帰ってきたんだ‼あの国王兼女王のサルキ様が‼」

 

「ん?私を読んだか?」

 

‥‥

 

一瞬の静寂

 

「オオオオオオオオオ‼」

 

そして叫び

 

うるせぇ‼




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