「持ってきましたぜ」
エルフの男達が様々な物を持ってきている
くわを持ってきている者も居れば斧を持ってきている者、なんかの糞を持ってきている者もいる
「‥‥本当に色々持ってきたな」
「使えそうな物は持ってきたって感じですね兄貴」
‥‥
「‥‥お前いたのか」
「いましたよ⁉」
ゾンビマスターいたんだ
「でも本当にうまくいくんですか?」
「それはお前らの働き次第だ。それではこれより作戦会議を始める」
‥‥
お前本当にサルキか?
「誰かこの中でこの辺りの地図を持っている者はいないか?」
「‥‥お前知らないのか?」
「いや変わってるかも知れないからな」
ふーん
「あ、あっしが持ってますぜ‼」
「でかした!」
ギャグかな?
その地図には城の周辺の地形、城の入口等が書かれていた
「ふむ‥‥」
サルキがそう呟き顎に手を当てる
「今回の作戦は全部サルキに任せるんですね」
月光が俺に聞いてくる
「‥‥あぁ。今回はサルキの方が適任だろ」
地元だし
「侵入できるのは四ヶ所か‥‥」
「はい。そのうち南門と東門は現在補強工事をしています。北門と西門はすでに補強工事を終えていて侵入は難しいでしょう」
「工事をしているのは?」
「‥‥俺達の中から連れていかれた連中だ」
闇深いな
「ふーむ‥‥」
さてさてどうするのかな?
「‥‥よし。六個の部隊を作る」
ほう?
「第一部隊は私とデュラハン、第二部隊はヘルとガイア、第三部隊はルナと鳳凰、第四から第六はゾンビマスターとアスタロトに頼む」
「‥‥役割は?」
「まず第一部隊は突入組よ。あえて北門に陣取るわ。第二第三部隊は南と東から攻めてもらう。これは敵の戦力をここに集中させる囮よ。第四から第六は後方から援護をおねがい」
「私は?」
麒麟がサルキに聞く
「麒麟は‥‥アスタロトと一緒にいて」
「ん。了解」
「各自どの部隊に入るか決めて」
そうサルキが言うとエルフ達はぞろぞろと動き出す
「大体一つの部隊は二十人くらいでおねがい」
「‥‥そんな少数で行けるのか?」
俺がサルキに聞く
「行けるわよ。何たって一般市民なんだから」
‥‥それはよく分からん
だけど個人的に嫌な予感もする
「‥‥麒麟」
「ん?」
俺はサルキに聞こえないような声で麒麟に指示をだす
「‥‥頼めるか?」
「構わないけど‥‥サルキに言わなくていいの?」
「‥‥あぁ」
これはサルキには秘密で行わなくては‥‥
「なんで私がこいつと‥‥」
「それはこっちのセリフじゃ‥‥」
まぁお前らはそうなるよね
「まさか我が再び呼ばれるとは‥‥」
「‥‥誰?」
俺は話しかけてきた赤い服の男に聞く
「我だ‥‥鳳凰だ。人の姿になってみた」
なってみたでなれんのかよ
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