少し余裕が出てきましたので
「うううう…ハッ!ここは…?」
モモンガは病室で目が覚めベットから這うように起き上がった。
「俺は……?ぐっ…!うううう…!」
しかし、起きあがった途端体の傷が傷んだ。
すると、病室の扉がガチャっと開いた
「おー…!やっと起きおったか!元気そうでなによりじゃわい」
「ガープ准将!ここは!」
「安心せい!ここはマリンフォードの海軍病院じゃ!」
「マリンフォード…俺は…助かったのか…」
ガープの言葉にモモンガは、まるで糸の切れたマリオネットのようにベットにへたりこんだ。
「ガープ准将…俺は一体どれだけ寝ていましたか?」
「そうじゃのぅ〜漂流していたのを助けてから約10日ぐらいかの」
「10日もッッ……!!」
「それよりも何があったんじゃ?グランツ中将はどうした?」
モモンガはガープの言葉に
怒りと哀しみの混じった表情を浮かべた
「中将は……ッ!化け物に殺されました…ッッ!」
モモンガは悔し涙を流しながら
俯いた状態で語り出した
「仲間の海兵達も…ッ!皆!怪物にッ!食われ!誰も助げれながった!
助けを求めていた仲間の手も掴めなかったッッ!」
「そうか…。それは辛かったのぅ…。そいつの名はわかるか?化け物の名じゃ」
ガープの言葉にモモンガは怒気をはらんだ声で叫んだ
「奴の名は……ッ!デイヴィー・ジョーンズッッ!!海の悪霊と名乗っていましたッッ!私はッッ!奴が憎い!」
「そうか…わかったわい…お前さんは少し休んどれ…ワシらが敵をとってやる…」
ガープはそう言うとモモンガの病室を後にした
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〜〜海軍大広間〜〜
「では、グランツ中将の一件を説明させていただきます!!」
モナコ中尉は海軍の将校達がたくさん座っている前で説明を始めた
「うむ…頼む」
コング元帥はモナコ中尉を見ながら言った
「生き残ったモモンガ曹長と電伝虫の履歴を頼りに推測ですが…
まず、グランツ中将は、海賊"連れ去り"のカルロスの討伐の為、スパニョーラ諸島に向かいました」
モナコは海兵達を見ながら、黒板に貼り付けてあるカルロスの手配書を指し棒で指し海図にも指した。
「しかし、目撃情報のあったスパニョーラ諸島近海にはカルロスの船団を影はなく、グランツ中将は停泊していそうなスパニョーラ諸島の入江を捜索し始めました様です」
モナコ中尉は自分の後ろのボードに貼られている海図を挿し棒で指した
「スパニョーラ諸島…。あの小島が沢山ある所か…」
手前の席に座っていたゼファー大将はそう呟いた。
「そして、グランツ中将はある島の影に1隻の船らしきものを発見し、そして攻撃をした模様であります!」
モナコ中尉の言葉にセンゴクは顔を顰めて言った
「その船はカルロスの船だったのか?」
「いえ…?違う様です…。生き残ったモモンガ曹長の話によると、
"不審船は攻撃せねばならん!"っと言って攻撃をしたと」
「…!!!。あいつは…何をやっとるんだッ!」
センゴクは頭を抱えながら、困惑した表情を浮かべた
「ガッハハハ!!グランツ中将らしいわ!」
その様子を見て、ガープは煎餅を齧りながら大声で笑った。
「ふん!あいつらしいな」
ガープの言葉にゼファーも同意していた
「続けてよろしいですか?」
「あぁ、続けてくれ」
コングはそうモナコ中尉に言った
「それでは、攻撃を開始したグランツ中将の軍艦ですが…不審船に砲弾は命中せず、全て至近弾だったそうです」
モナコ中尉はまた後ろを向くと、ボードに白いスクリーンを下ろし始めた。
「今から見て頂くのは、生存者であるモモンガ曹長と共に救命艇に載せられていた映像電伝虫です」
白いスクリーンの前にボロボロの映像電伝虫が置かれた…その電伝虫の殻にはタコがカモメを襲う柄が書かれていた。
「では映させて頂きます!」
映像電伝虫の殻の上にあるボタンを押した…
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