遅れました。皆様、コロナの猛威の中どうお過ごしでしょうか?
私は治療の毎日です。鬼滅の刃も最終回ですね
少しやって見たいがスランプを抜けるのにはいいのかな?
それは置いといて今回はまた原作編になります
時系列としてはルフィ達がサンジのところに居るくらいを想像して下さい。
開け放たれた襖からは、どんよりと雲行きが悪くなった空が見える…。センゴクはガープからの報告を聞いて頭を抱えながらも…。
「おい」
「ハッ!」
近くに居た将校にある事を耳打ちすると、そいつは慌てて部屋から出ていった。
そして、センゴクは椅子から立ち上がると歯を軋ませた。
(奴が…復活したとでも言うのか…!)
眉間に皺を寄せながら、怒りで体を震わせるセンゴク…。
(しかし…!奴の肉体などもはやこの世には無い!甦ろうとも何も出来んはず…!ま、まさか!奴は…!)
センゴクが目をカッと開くと外で雷が落ちたのだった。
一方…海軍本部の中にある客間
その部屋の真ん中に置かれた机を挟み、ある男2人が座っていた。
しかし、片方の男は不機嫌そう、目の前に座る男を睨みながらこう言った。
「なんで、てめぇが…ここに居やがるんだァ?ドフラミンゴぉ?」
王下七武海の1人…ゲッコー・モリアはドフラミンゴを見ながら、机に置かれたケーキを一掴みすると口に運んだ。
「フフフフフ…!そりゃあ…こっちのセリフだぜ…?モリア?お前は、魔の三角地帯から出てこないハズの…引きこもりじゃねぇか?」
ドフラミンゴは挑発気味にそう笑うと、机にあった飴を口に運ぶと酒を口に流し込む。
「ケッ!センゴクがこの俺に連絡を寄越しやがったのさ!緊急の話があるってな!お前の方こそ、珍しいじゃねぇか?天下の"天夜叉"様の癖に…。なぁに、真面目に来てんだよ!」
モリアの言葉にドフラミンゴは不敵に笑うとこう言った。
「フフフフフ…!別に!ドレスローザに居ても暇だっただからなぁ?面白そうな話だから…顔を出しただけさ!」
「へっ!そうかよ!それにしても七武海は俺達だけを呼び出したみたいだな…?何の話だ?」
「フフフフフ…!もしかすると、アンタを七武海から降ろす話かもしれねぇぞ?モリア?」
ドフラミンゴの言葉に…目の前に座っていたモリアはブチ切れた!
「テメェ!誰にそんな口を聞きやがる!七武海の中で一番!政府の野郎に貢献してんのは俺だ!テメェの様に裏でコソコソしてる様な事はしてねぇ!今、テメェを殺してゾンビにしてやろうかぁ!」
「フフフフフ…!やってみなよぉ…」
その言葉に目の前の机を蹴り飛ばし、怒り心頭のモリアは立ち上がった!ドフラミンゴは机を避けると…ひっくり返った椅子に片足を置きながら構えた。
「
「フフフフフ…!
あわや、2人が激突しかけたその時…!2人の人物がその間に割って入った!
「おやおや〜?あんたら、海軍本部を壊す気かい〜?」
「ドフラミンゴ…。アンタ、洗われたいかい?」
モリアの目の前には、"海軍大将"黄猿が立ち塞がった。ドフラミンゴの前には、"大参謀"おつるが立っていた。モリアは手を下ろすとこう言った。
「ケッ!命拾いしたな!フラミンゴ野郎ォ!」
「フフフフフ…!お前もなぁ?モリア?」
「これ!おやめ!ドフラミンゴ、いい子にしな!」
「フフフ…!!やっぱり、おつるさん…あんたにゃぁ敵わねぇ…!フフフフフ…!」
ドフラミンゴは椅子に座り直した。モリアは怒りが収まらないのか…外に向かって歩き出すと、襖の近くにいた海兵を睨みつけこう言った。
「何見てやがんだ!影でも取られてぇのか!」
海兵をつかみあげ横に投げ飛ばすと、襖を開けた!
「何処へ行く気だ〜い?ゲッコ〜・モリア?」
「便所だよ!帰るとでも思ってんのか!この大嵐の中を!」
モリアは黄猿に外の天気を指さすと、そこはまるでバケツをひっくり返したような大雨と凄い勢いの風が吹き荒れていた。モリアは襖を乱暴に閉めると、近くに居た海兵の案内でトイレへと向かった…。
廊下は嵐のせいか…電気が着いているにも関わらず、薄暗く…。所々…雨が漏っているのか…バケツやタライが置かれていた。それでなのか…大工姿の男達が沢山彷徨いていた。
「ケッ!いつか、あのフラミンゴ野郎を殺してやる!」
モリアはそう息巻きながら、トイレへと向かった。トイレの前の廊下は…先ほどまでの人がウソのように全くおらず、逆に風でガタガタと音を立てる窓ガラスの音だけが響いていた。
「キシシシシ!スリラーバーク顔負けだな!」
モリアはそう言ってトイレの中へ入ると…。薄暗いトイレの中で一人の海兵が掃除をしていた。
「テメェ!掃除してんのなら、入口に立て札を立てやがれ!」
モリアは目の前で掃除をしている海兵に向かって、怒鳴りつけた。しかし、その海兵はまるで何も聞こえてないかの様に、モップで床を掃除していた。
「おい!何無視してやがんだ!テメェ!」
モリアがその海兵を掴み、無理矢理こちらに向かせた!
しかし、その海兵の顔を見て…モリアは次の瞬間…!言葉を失った!
「…!テ…メェ!」
その海兵の顔には…フジツボやカメノテ等の生物達がビッシリと、引っ付いており蠢いていた。顔色はまるで水死体のように白く濁った様な色合いになっており、目の焦点も合っていなかった…。
「ゴボゴボ…ゴボォッ!」
その海兵は急に口から水を吐き出し始めると、そのままバタリと倒れた。それを見たモリアは冷や汗かくと、その倒れた海兵を鷲掴み!先程の客間へと慌てて戻り!勢いよく襖を開けた!
「やっと帰ってきたか…モリア」
客間には先程まで居なかったセンゴクがいた。モリアはさっきの海兵をセンゴクたちの前に投げるとこう言った!
「おい!こりゃあどういう事だ!センゴク!俺に何を隠してやがる!」
センゴクは海兵の顔を見ると、苦虫を噛み潰した様な顔を浮かべながら、怒りの籠った声で言った。
「とうとう…!出てしまったか…!」
「フフフフフ…?何の事だ?センゴク?」
ドフラミンゴは横に立つと、少し面白そうにこう言った。
「お前ら、2人を海軍本部に呼んだのはこれに関係した話をする為だったのだ…!」
「その事を早く話やがれ!」
センゴクの言葉にモリアは苛立ちを顕にしながらそう言った。だが、センゴクはそれを止めた。
「いや、話す前にまだ来ておらんヤツらがいる…」
センゴクがそう言うと、襖が勢いよく開け放たれた!
「おー、おー!遅れてしまんの?センゴク」
「また遅刻だぞ!ガープ!」
センゴクは、入ってきたガープを怒鳴りつけると、また周りを見渡しこう言った。
「さて、大体は揃ったな…。さて…本題に入ろうか」
センゴクは手に力を入れながら、俯きながらこう言った。
「奴が…甦ろうとしているのだ!ヤツ…!あの…"海の悪霊"が!」
センゴクのその言葉に…!一瞬にして…その場の空気が凍りついた!
ドフラミンゴは、先程までのうすら笑みが消えた。おつるは目を見開き、黄猿は驚いたように眉を上げた。ガープは少し顔を顰めた。
「そりゃあ…何の冗談だ…?アイツは…死んだと言ったのはぁ…?他でもねぇ…アンタだぞ?」
ドフラミンゴは眉間に血管を浮き立たせると、センゴクに詰め寄った。
「確かに…奴の死を見届け、死体も確認したのは私だ…!しかし!ヤツは…!ジョーンズが何も保険もなしに!みすみす死ぬとは思えん!そうだろう!モリア!」
センゴクに話を振られたモリアは俯き、歯をガチガチと鳴らしていた。
「貴様は!ルーキー時代に!奴の船に乗っていたのだからな!」
センゴクの言葉にドフラミンゴはモリアの方を見た。
「おい、何か言えよぉ?話が振られてるだろ?モリア?」
「キシ…。キィー!シシシシシシシシシシシシシシシシ!キシシシシシシシシシシ!」
モリアは狂ったように笑い始めた!
その異様な光景を見て、センゴク達はたじろいだ。
「モリア…!貴様…!何か知っていたのか!」
センゴクはそう言うと、モリアに少し詰寄る!しかし、モリヤは急に笑うのを止めるとこう言った。
「あぁ…!船長が戻って来ただって…?キィシシシシシシ!そいつァ…!良い悪夢だ!キィシシシシシシ!」
モリアの言葉に苛立ったセンゴクはこう言った!
「貴様!知っている事を話せ!ヤツは!ジョーンズは何を…!」
センゴクがモリアに掴みかかろうとした瞬間!
「失礼します!センゴク元帥…!…!」
「…!通せ!」
慌てて近づいてきた海兵が、センゴクへある事を耳打ちをした。センゴクはその海兵にそう命令すると襖が開けられた!
そこには、コビーと鎖で縛られたヘルメッポが立っていた。
「コ、コビー新兵入ります!」
「…。ヘルメッポ新兵入ります」
コビーはこちらに向けられた視線に、オドオドしながらもそう言った。ヘルメッポは鎖で縛られているのにも関わらず、部屋の中にいるセンゴクたちを見ながら淡々とそう言った。
ドフラミンゴは、コビー達を見るとセンゴクにこう言った。
「おい…あのガキ共は一体なんだ?」
センゴクはドフラミンゴの言葉に聞かずに、モリアを睨みながらこう言った。
「貴様が喋る気が無いのなら…!本人に答えてもらおう…!」
センゴクは鎖で縛られたヘルメッポを睨むとこう言った。
「お前は何を企んでいるのだ!」
センゴクが大声でそう言うと…。ヘルメッポは俯くと急に笑い始めた!
「フッ!フッハッハッハア!」
「へ、ヘルメッポ…さん?」
「コビー!お前は離れとれ!」
コビーが様子のおかしいヘルメッポに近づこうと、するとガープがそれを制した。ヘルメッポは急に顔をセンゴクに向けるとこう言った。
「よォ…センゴクゥ?久しぶりだなぁ?」
「やはり!貴様か!ジョーンズ!」
コビーは明らかに、ヘルメッポの声では無い事にギョッとして離れた。ジョーンズは部屋をゆっくり見渡すとこう言った。
「それにィ…?中々に懐かしい顔が沢山いるなぁ?ガープにおつる、ボルサリーノ…。それと…?おやおやおやぁ…?」
ジョーンズはドフラミンゴを見ると、ニヤリと笑いながらこう言った。
「あの哀れな小僧じゃないか…?あの泣き虫は元気かぁ?」
「…ッッ!」
ジョーンズの言葉にドフラミンゴは眉間に血管を浮き立たせた。
「久しぶりだぜ!船長!」
モリアがそう言うと、ジョーンズは体を揺らして向きを少し変えてモリアを見た。
「なぁんだ…お前もいたのかぁ、モリア!久しぶりだ…、所で俺が居なくなって何年経った?んん?」
「キシシシ!15年さ?船長!」
「そんなにか!クッハッ!」
ジョーンズはモリアの言葉に笑った。そして、また見渡すとこう言った。
「それでぇ?この俺に何を聞きたい?"仏のセンゴク"ゥ〜?わざわざぁ…このガキの体をこんなもんで縛りつけるぐらいだぁ?よっぽど知りたいんだろう?」
ジョーンズは、自身であるヘルメッポの体を少し見るとそう言った。すると、センゴクは1歩足を進めこう言った。
「貴様は!何故生きている!いや?生きてはいないのか!?」
「フハッ!流石は"智将 仏のセンゴク"だ!そこに気づけるのかぁ?」
センゴクの言葉をジョーンズは嘲るように笑うとそう言った。黄猿はそれを聞いて言った。
「おかしいねぇ〜?確かにお前さんの死体はぁ〜、キチンと確認されて葬られたはずだよォ〜?つまり、今のお前さんは一体なんだぃ〜?」
「本当に"悪霊"にでもなったのかい?」
黄猿に続くようにおつるはそう言う。すると、ジョーンズは口に笑みを浮かべながらこう言った。
「お前らは死んだ、死んだと言うがぁ?何を確認して俺が死んだと思ったんだ?脈か?心音か?それとも瞳孔か?いやぁ…?胴体から切り離された首か?」
センゴクはその言葉に遺体としてのジョーンズの姿を思い出した。
傷だらけの血塗れで首と体が離れ、心臓に突き刺さったレイピア…。あの状態を姿を…。しかし、ジョーンズはこう言った。
「確かにぃ…?肉体は死んだかもしれんがァ…?俺は"悪霊"!肉体が要らなければぁ?捨てればいいだけの事だァ」
その言葉にセンゴクは、驚いた様に目を見開きながらもこう言った。
「肉体を捨てただと!?」
「その通り、俺はヤツ…。"海の死神"との戦いで肉体が滅びていくのがわかった…。ヤツが最後に手に入れた
ジョーンズはコビーを見るとニヤリと笑う。センゴクは汗を垂らしながらこう言った。
「そ…そんな事が…!」
「それにィ?俺には心臓が無いぞォ?心臓にいくら剣を刺したぐらいでは俺は死なんよ?俺はァ!"海の悪霊"だぞ?それぐらいの芸当は朝飯前に過ぎん!」
その言葉にさらに苦虫を潰したような顔をになるセンゴク…!それをしり目に、今まで黙っていたある男が、ジョーンズに向けて指先を向けると…。
「玉糸!」
ドフラミンゴの指先から、ものすごい速さで放たれた糸の弾丸はそのまま…!ジョーンズであるヘルメッポの眉間に当たる!
「ぬぉ?」
「ヘルメッポさん!」
当たったジョーンズは糸の切れたあやつり人形の様に倒れ込んだ!それを見たコビーは慌ててヘルメッポの体に近づいた!それを見たセンゴクはドフラミンゴの方を慌てて見ると叫んだ!
「ドフラミンゴ!貴様!何をする!」
「フフフフフ…!話なんて聞くだけ無駄だァ…!さっさと殺しちまった方がいい…!ロクな事になりゃしねぇ…!こいつだけはァ…!必ず俺の手で殺すと思ってたんだ…!だが、殺す前にこいつは死にやがった…!だが、人生何があるかわからねぇもんだ!まさか本当に殺せる時が来るなんてなぁ!フフフフフ…!」
ドフラミンゴは狂喜しながらそう言った。コビーは起きてこないヘルメッポの体を揺すりながら涙を流す。
「ヘルメッポさん!しっかりしてください!ヘルメッポさん!目を覚まして!」
コビーがそうしていると、ヘルメッポの手がゆっくりと持ち上がった。その手を慌ててコビーは掴み握りしめると顔を見てこう言った。
「ヘ…!ヘルメッポさん!」
「う〜んんぅ〜!残念〜!まだお前の友ではなく、この俺だァ!」
そのままコビーを凄まじい力でジョーンズは吹き飛ばした!それを見たセンゴク達は驚きながらもジョーンズを睨みつけた。ジョーンズはゆっくりと起き上がり、口からあるものを吐き出す。
「昔の頃よりかは能力を上手く使えてるようで安心したぞぉ?小僧ぉ?だが、話の途中でぇ?攻撃をするとはぁ、関心せんなぁ?んん?」
糸の弾丸を自身の目の前で弄ぶとそう言った。
「お陰で折角手に入れた命が1つ減ったじゃあないかぁ?」
ジョーンズがそう言うと、ジョーンズとセンゴク達の間に倒れていた海兵の体が、ビクンっと少し動くと溶けていき水だけになった。
「貴様…!」
「何を驚いてる?センゴク?まさか…?この俺の力を忘れた訳では無いだろう?」
ジョーンズがククッと笑うと、センゴクはこう言った。
「あぁ…!貴様の力はマゼマゼの実…!融合自在人間だったな!」
「その通りだぁ!つまりは…!命を増やす事など簡単な事なのさ!」
ジョーンズの言葉にセンゴクたちは冷や汗を流す。
「ば…バケモノ…」
コビーが怯えた声でそう言うと、ジョーンズは首をグリンっと向けてこう言った。
「フッハッハッハ!ナハァ!その通りだ、小僧…。俺こそは"海の悪霊 デイヴィー・ジョーンズ"だぁ!」
ジョーンズが笑い声を上げると、応接の間の襖が全て開け放たれた!そして、沢山の武装した海兵達がゼファーと共になだれ込んで来た。
「よう、胸糞悪い名を乗るのは終わったか?タコ野郎」
ゼファーはニヤリと笑いながら、ジョーンズを見た。そして、ゼファーが片手をあげると、周りの海兵達が一斉にジョーンズに向けて銃を向けた。
「おやおやぁ?これはこれは…"黒腕"のゼファーか?久しぶりだなぁ?まるで同窓会のようだな?」
「ふん!タコ野郎が生意気言いやがる!」
「家族は元気か?ゼファー?お前の息子、今どうしてる?」
「お前に言う義理はないだろ?タコ野郎」
「おっと、それは酷いじゃないか?お前の家族を助けたのは俺だぞ?」
仲良さそうにゼファーとジョーンズは言い合ってると、センゴクの咳払いでピタリと止んだ。
「ジョーンズ!貴様がなぜ甦ったのかは…!監獄でゆっくりと聞こうじゃないか!」
「何だ?俺を捕まえるのか?」
「あぁ!そうだ!」
「断わればどうなる?」
「貴様をここで殺す!貴様とて、何千発も撃たれれば命の残基は無くなるはずだ!」
センゴクの言葉にジョーンズは、大袈裟に驚いた表情を浮かべながらこう返す。
「おいおい、何の罪も無いこのガキを殺すのか?お前らの仲間だろう?それを躊躇せずに?」
「それは必要な犠牲だ!致し方無い!」
「や、やめて下さい!ヘルメッポさんを撃つのは!」
センゴクの言葉にコビーは悲痛な叫びをあげる。
「その通りだなぁ?小僧?俺を捕まえる為なら、コイツらはお前の友達を平気で殺すそうだぁ?何の為の正義か…分からんなぁ?」
「貴様!」
「
ジョーンズがそう言うと、センゴクは冷や汗を流す。
「どうした?黙ったな?はっ、そう言えば…。
ゼファーはジョーンズに黙って近づくと床に押さえつけた!
「黙れ、タコ野郎…。お前に俺らの気持ちがわかってたまるか…!」
「ほう、その反応を見るにあいつを消したのは上からの命令だったか…。成程…成程…。じゃあ、もうここには用はないな」
「何…?」
ジョーンズがそう言うと、ヘルメッポの身体が突然痙攣を起こし始めた。
「…!!おい!様子が変だぞ!」
「ゼファー、何があった!」
「何か嫌な予感がするねぇ…」
センゴク達が慌て出すと、ヘルメッポの痙攣が止まった。そして!口が大きく開けた瞬間!口から勢いよく黒い煙の様なものが吐き出された!
「…!!」
慌ててゼファー達が少し後ろに下がると、その煙はどんどん天井に溜まっていった。そして、煙がヘルメッポの口から吐き出されなくなると煙の中から声が響いた。
『ナハハハハハハ!さようならだ!センゴクゥ!ここでの俺の欲しい情報は粗方手に入れた!』
「貴様…!撃て!」
センゴクは海兵達に煙に向かって銃を発砲させたが、銃弾は天板に当たるだけだった。
『はっ!そんな攻撃は効かんさ!そう言えば、まだお前の質問に答えてなかったな?センゴク?俺の目的は"ある男の願い"を履行する事だ!』
「ある男の願いだと…!」
『あぁ、そうだ!だが、安心しろ。俺はまだ暴れん!暴れる時は楽しみにしといてくれ!じゃあなぁ!フッハッハッハ!』
煙がぐるりと動き出すと…。勢いよく大窓ガラスを突き破り、嵐の中へと消えていった。
残されたもの達は茫然自失になっていたが、センゴクはいち早く立ち直ると近くの海兵にこう言った。
「おい!世界政府に早く連絡しろ!『悪霊が甦ったとな!』」
センゴクがそう言うと稲光が部屋に差し込む!
「へ…ヘルメッポさん!」
コビーが慌ててヘルメッポに近づくと、既に後ろにいたガープがこう言った。
「安心せい。寝とるだけじゃ…」
「ほ、ホントだ…。よかったぁ…」
ホッと息をつくコビーを、他所にガープはセンゴクの横に立つとガラスの割れた大窓を見ながらこう言った。
「こりゃあ…荒れるぞ」
「うむ、奴ほどの力がある者を他の連中は…ほっとかんだろう」
「戦力を増強すべきなのかもしれんぞ?」
センゴクたちは話にゼファーも入ってきた。
「まさか…また奴と戦うことになるとはな…」
センゴクたちは荒れ狂う外を見ながらそう言うのだった。
はい、全然更新早くないけど今回は長めでした。
他のやつは書いてるので少し待ってね( ˆᴗˆ )
感想をお待ちしております
感想をくれるとゆっくりながらも更新頑張れそうっふ