転生したら海の悪霊?   作:ヨシフ書記長

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因みに…ジョーンズは不死身ではありません


海の死神VS海の悪霊1

ルークside

 

 

サイレント・メアリー号が合流した

ベケットの率いる海軍の艦隊は

トルトゥーガ諸島の近海まで迫ってきていた

 

ルークはエンデヴァー号の船長室にある

椅子に座らされていた

そして、ルークの目の前にはベケットが優雅に紅茶を飲んでおり

更に、ルークの横にはサラザールがこちらを見ながら

レイピアの手入れをしていた

すると、突然サラザールが口を開いた

 

「こいつが…。"例の少年"か…?

少し拍子抜けした部分もあるが…」

「その子が確かにそうですよ?サラザール大将殿」

「ふむ…。こいつが海賊共をこの世から消しさる…鍵になろうとは!

世の中分からないものだな」

「ええ…。全ては政府の利益の為…。政府の害になる者は早めに摘まなければならない…。それにはこの少年の能力が必要なのですから…」

 

ベケットの言葉にサラザールは少しニィっと笑うと

つられてベケットも含んだ笑みを浮かべながら 笑った

 

「それで?この少年を狙っている海賊の名は?」

「ふむ…。」

 

ベケットは紅茶に口をつけて少し飲むと

自分の座っている机の引き出しを漁り

1枚の指名手配のポスターを出して

サラザールに向けた

 

「奴の名はデイヴィー・ジョーンズ…。またの名を"海の悪霊"といい

億超のルーキーだ…。」

 

ジョーンズの指名手配のポスター写真を

サラザールは食い入るように見ると

こう呟いた

 

「海の…悪霊…?ククッ!クハハハハ!」

 

サラザールは急に笑い出し

そのせいでベケットもルークも

少しギョッとした表情を浮かべ驚いた

 

「この男の事はよく聞いているぞ…。

我らの正義に喧嘩を売った愚かな海賊だぁ!」

 

そう叫ぶと、サラザールはレイピアを瞬時に抜き

指名手配のポスター写真を引き裂いた

そして言った

 

 

「フフフフ…!今日はこいつの命日なるだろう…!」

 

サラザールはひどく興奮した様子で

肩で息をしながらレイピアで引き裂いた手配書を眺めながら

それを見て、ベケットはため息を吐きながら

紅茶をまた飲むと言った

 

 

「まぁ…海賊は貴方にお任せしますよ…。サラザール大将

しかし、目的はジョーンズだけではないのだよ…?

もう一つはこの少年の姉を無事保護をする事にありますからな…。

すぐに船を沈めるのはやめて頂きたいのだが?いいですかな?」

 

サラザールに釘を指すようにベケットは呟くと

サラザールは言った

 

「それは分かっている!先に民間人を保護してから船を沈めるとも」

「それでいいですが…」

 

またベケットは紅茶を飲むと

船室のドアがノックされた

 

「失礼致します!」

 

そう言うと中に入ってきたのは

左目に眼帯をつけた

サラザールの副官のレサロ中佐だった

 

「トルトゥーガが見えてまいりました!」

 

レサロの言葉にベケットが言った

 

「ふむ…。着いたか」

 

ベケットの言葉を尻目にサラザールは

レイピアを抜くと上を見上げながら言った

 

 

「さぁて、始めるぞぉ…海賊狩りだ!」

 

 

 

 

 




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