フォルテをBBにぶちこんだら   作:ほよ

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感想、指摘、誤字修正ありがとうございます!

それではスタートです。


追記

もうすぐ大幅修正致します。内容がガラリと変わりますが、申し訳ありません。

追記の追記

大幅修正しました。それに伴って、ストーリーの大幅変更があります。申し訳ありませんでした。


6話:オーバーザレインボー

あの荒地(自分で作った)を急いで離れて、割と遠くの方へと俺は到達した。外套を失ってしまった………で、でも、大丈夫だから。バーストアウトできれば外套も戻ってくるから(震え声)。じゃあ、早く帰ってお休みでも満喫しようかなー……はは。なんて簡単にはならないのがこの無制限フィールドである。

 

説明すると、無制限フィールドには「固定のポートからでしかバーストアウトできない」という特徴がある。

 

さすがレベル4以上限定のフィールドだな。想像以上にキツイ…………。あれ?なんでこんなところにきたんだっけなぁ??もぅマヂ無理………。っらぃ………。

 

 

と、現実逃避もそこらへんにしておいて予想外の出来事もあったけど、狩りも無事終了した。やったね!そこそこの量のバーストポイントを手に入れたのでバーストアウトしようと考えた俺は、早速帰れる場所を探す事にした。マジで早く見つかって………?

 

 

 

〇〇〇〇〇〇〇

 

 

 

 

あれからどれほどにこの大地を駆け抜けただろうか。どれほどの敵と出会い、どれほどのクレーターを作っただろう。それでもポータルは見つからず、広大な大地を駆け抜けること数時間。

 

広すぎる。いくら何でも、広すぎる。

 

あれから何時間たっただろうか。飽きるほどに周りのエネミーを狩りながらポータルを探し休まず移動をし続けて、たどり着いた景色はいつの間にか辺り1面の草原から、綺麗な湾岸へと姿を変えていた。太陽はもう南の空の中天まで登っている。

 

……………静かだぁーーーーーーー!!!!(SHYUZO並感)って言いたくなるほどのこの綺麗な景色。この湾岸の先には、綺麗な海の景色が遠くまで広がっていた。キラキラと輝く太陽に照らされたこの海は、正しく夏にふさわしい景色といえる。

 

夏休みなのに何でこんなことしてるんだろうか。現実の海に行きたい年頃なんだよこっちは。唯一の救いは加速世界じゃ時間があまり経ってないってことかな。早く帰りたい。

 

無制限フィールドは現実の世界と同じ形をしているそうだが、んなもん知るか!東京の地図なんて今更詳しく見たことなんてないんだよ!!くそう、ポータルがこんなにも見つからないなんて知ってたら地図でも何でも見て予習くらいしてきたのに………。

 

結局ここで得られたものってBPは対戦で稼げばいいってことくらいじゃないかな?

 

ワイバーン型のエネミーが空を飛びギャオー!と吠えているのを遠い目で見ながらポータルを探して海のそばを進んでいく。しばらくそうしていると、湾岸から水平線のずっと向こうまで続いている巨大な橋がかかっているのを発見した。望みは薄いけど、もしかしたら新たなエリアへの架け橋だと思われる。そう思いたい(切実)。海に続くエリアと言ったら島。そして、島と言ったら大体狭い。つまり、ポータルが早く見つかる可能性があるということだな!……………多分!

 

ここは、自分にとって希望への架け橋ってことか。帰れる可能性があるなら、それに賭けてみよう。

 

 

 

ポータルがあるかどうか、橋の向こう側に望みを託してこの長い長い橋を渡ることにした。ノーコンティニューでクリアしたいぜ!!

 

 

 

〇〇〇〇〇〇〇

 

 

 

 

風を纏って橋の上を駆け抜ける影一つ。

 

かなりの距離を通ったはずなのにまだ向こう岸には届かない。しかし、既に橋のスタートから遠い場所へと来ていたのか橋の向こう側が輝きを放っていることが分かるようになっていた。周囲の景色はガラリと変わり、周辺には複数の小島が浮かび上がっている様子へと変貌を遂げていた。しかし、ここまでの順調で単調な旅路の終わりを告げるかのように突如警報がけたたましく鳴り出した。

 

虹の架け橋(レインボーブリッジ)エリア近辺にて侵入者発生。一定距離範囲への侵入確認。これにより警戒レベルを3に引き上げ、侵入者の優先的な処理を開始します。虹の架け橋エリアの国民は、至急避難をお願いします。」

 

ある島からドカン!!とこちらに向かって大きい音が聞こえてくる。その島のたくさんの大砲は、その音がなる事に煙を吹いて弾を放っていて、基本的には、橋の向こう側にある島に近づく者に向かって無差別にぶっぱなされているものである。エネミーであっても、この島に近づくものは皆同じ侵入者であった。しかし今は、全ての砲塔が黄金のアバターの方向へと向けられている。

 

砲撃が一斉に橋に向かって打ち出された。しかし警報によってそれを見越していた黄金のアバターは橋の向こう側に向かって高速で疾走し前進する。その間にも、砲塔から正確な砲撃が打ち込まれてきて、上下左右から爆風によるダメージを与えてくる。

 

アバターも冷静に爆風の僅かな隙間を縫って前進し続ける。その黄金の体に爆風は当たり続けるが、爆風を受けながらもスピードを上げて疾走を止めはしない。そのままあの輝く橋の向こう側へと近づいていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある島には周辺を見張るように立っている自由の女神像が、静かに佇んでいた。近くの大砲の島が侵入者を迎撃する光景は、飛行型や魚型のエネミーが接近するのはいつもの光景だ。しかし、この日はそれだけじゃ終わらなかった。

 

 

「緊急警報発令。虹の架け橋(レインボーブリッジ)エリアにて侵入者が発生しました。王国との距離3kmを切ったため、警戒レベルを4に引き上げとし、自由の女神像の拘束を解除します。王国民は至急、シェルターに避難をお願いします。繰り返し…………」

 

 

そんな時、女神像の立っている島に警報がうるさく鳴り響く。すると、警報と共に台座が徐々に下へ下へと降りていく。段々と降りていった台座は遂に地面に埋まった。女神像を拘束していた台座のロックが外れ、女神像は解き放たれる。しかし、自由ではない。全ての仕掛け(ギミック)には一つの目的がある。目標は、橋の上にいる黄金のアバター。

 

周辺すべての仕掛け(ギミック)は動き出す。侵入者を排除せよというたった一つの目的で一致団結し、対象を全力で破壊する。すべては()()のために。

 

「ォォォォォォォォォォォ………………」

 

その黄金のアバターの行く手を阻むように橋の上に攻撃を仕掛ける仕掛けの数々。しかし、どれもアバターに届く様子はない。それどころか、追いつけないようなスピードで橋の上を駆け抜けてゆく。それを見た石像は自分の立っている島の上でしゃがんで脚を限界まで縮みこませて、斜め前へと力を開放する。大きく飛び上がった石像は一気に橋との距離を詰めて、勢いよく橋の上へと着地する。橋を破壊して水飛沫を上げると、黄金のアバターの前へと降り立った。

 

「…………………鬱陶しい。」

 

「ォォォォォォォォォォオオオオォォォォォ!!!!」

 

「………いいだろう、立ちはだかるというのなら、少しは楽しませてくれよ石像……………血湧き、肉踊る戦いをしようじゃないか!」

 

空気を震わせる咆哮。それに黄金のアバターが答えた瞬間、女神像は松明を薙ぎ払い爆炎を放って前方を攻撃する。普通は後ろに飛んで回避する場面だが、黄金のアバターは前へと飛んで体を無理矢理横に逸らす。

 

やはり、爆炎を躱しきれずに体を焼かれて少なくないダメージを受けてしまう。それでも前に飛んだ勢いを殺されてはいなかった。薙ぎ払った右手に乗って女神像を飛んでくる大砲の楯にする。大砲が打ち終わるとすぐに右腕から肩に向かって両腕の光弾を放ちながら駆け抜けてゆく。光弾を打ち込まれている女神像はその方向に鋭い拳の一撃を放つも、既にその黄金の姿はなく空を切ってしまった。女神像の体を渡って橋の後ろの方へ移動していたからである。

 

燃え盛る業火や、鋭い拳も、地面を破壊する威力をもつ弾丸も、当たらなければどうということはない。女神像の脳天に肉薄し、そのままのスピードに乗せて自由の女神像の上部へと登っていく。

 

「落ちろ!!"アースブレイカー"!!!!!」

 

黄金のアバターが必殺技ゲージを消費して、右腕を上に振りかぶる。黄金の輝きが右腕に集まると女神像の頭を踏んで飛び上がり、女神像の脳天に向けて昂る心のままに腕を振り下ろす。瞬間女神像の首から上が大きな破砕音をさせて木っ端微塵に弾け飛んだ。

 

「……………フン、所詮は石像か。」

 

 

 

黄金のアバターは興味を失ったような様子で、そのまま振り向いて倒れゆく石像を後に橋の向こうへ一気に疾駆する。頭を無くした石像はぐらりと橋の方に傾いていく。女神像はその場を去る黄金のアバターに最後の命令となった爆炎を放とうとするが、味方の砲撃が松明を持つ手に直撃して爆炎の方向が目標から逸れる。そのまま爆炎は海に落ちて橋と大砲の間に大瀑布を生み出した。石像は最後の命令を実行すると、その体をボロボロと瓦解させ橋を巻き込んでそのまま海に落ちていった。

 

 

 

 

石像は石像(ハリボテ)破砕攻撃(ブレイク)には弱いのである。

 

 

 

 




必殺技説明

レベル1必殺技

"ドリームオーラ"

一定威力の攻撃を無効化する薄紫色のオーラを張る。
強風に弱い。一定時間で消える。
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