また間が空いてしまいましたが、前回の続きです。
今回は、ごちゃごちゃして読みづらい人もいるかもです。あと、八幡が八幡らしく無いかもです。というか、クロス物でキャラ保つのって難しい...。
作者の技術力不足で申し訳ない.....。
ではどうぞ。
「はあぁぁぁぁぁぁ!?」
「ええぇぇぇぇぇぇ!?」
俺と小町が絶叫した瞬間、カマクラ(家で飼っている白猫)が飛び上がる。
しかし、緑間の写真を見た俺達はそんな事気にもならないほど動揺していた。
「ちょっとお兄ちゃん!?これどういうこと!?どうして真太郎さんが秀徳高校に居るの!?」
「いや、お兄ちゃんも分からんわ!!.....ちょっと現実逃避してくる」
「いやいや、何言ってんの!?とにかくお兄ちゃんはテツヤさんに電話して!!小町はもうちょっとネットで調べてみるから!!」
「分かったよ...」
そして、俺は黒子に電話をかける。しかし、誰かと通話中なのか、まだ外を走っているのか分からないが何度かけても留守電になってしまう。
「駄目だな。何度かけても留守電に繋がる」
「お兄ちゃん.....やっぱり間違いないよ....絶対これ真太郎さんだよ」
小町のパソコンの画面を見ると、秀徳高校の選手名簿が表示されていた。
そして、その中には......
“No6 緑間真太郎”
「嘘だろ.....またあの変人と共に学校生活を送らなきゃいけないのか?」
俺は膝をガックシと折って、その場にくずおれた。
すると、小町が俺の肩をポンポンと叩きながら一言。
「まぁ、お兄ちゃんも変人だから大丈夫じゃない?」
「小町.....それフォローになってない....」
◇
俺と小町が夜に絶叫して近所のおばさんに怒られた日から、もう一ヶ月が過ぎた。今日は東京に俺達の荷物が送られて来る日だ。
無事に転校の手続きを済ませ、引っ越し前日に開かれたクラスのお別れ会で『転校先でも頑張れ(よ)!!』と、ほぼ同じ文がクラスの人数分書かれた色紙を受け取り、家に帰って速攻でゴミ箱に捨てて小町に怒られて、数秒後に泣いて謝られるなんて事も有ったが、俺は無事に引っ越し先の部屋までたどり着くことが出来た。
そして、今は運ばれてきた荷物をダンボールを開いて取り出している真っ最中である。
「いやー、まさか東京に来てお兄ちゃんと二人暮らしする事になるとは思わなかったなー」
「そうだな」
俺はダンボールから自分のラノベやら小説やらを取り出して本棚に並べながら相槌を打つ。
そう。この一ヶ月の間で、俺と小町は二人暮らしをする事が決定したのだ。
理由は、俺の家で飼っていた猫のカマクラだ。
実は、俺達家族が引っ越す予定だったマンションがペット禁止だったのだ。それを知った俺の親はカマクラを親戚に預けようとしたんだが、小町が『カー君が来ないなら小町は千葉に残る!!』とか言いだしてしまい、小町と離れるのが嫌な親父が、急遽ペット可のマンションの部屋を契約したのだ。
そして、いくらなんでもまだ中学生の小町だけで一人暮らしさせるわけにもいかないので、俺と小町が一緒に住むことになった。
親父が『俺が小町と一緒に住むぞ!!』と言って『それは嫌だ』と小町に真顔で言われて泣き顔になってたのは傑作だったな。
そのあと親父に『八幡、ここの家賃の半分はお前がバイトして出せ』と言われて今度は俺が泣き顔になったが。
まぁ、小町との二人暮らしの為なら頑張れそうだ。
しかし、俺はまだ専業主夫の道は諦めない!!
「いきなり何言ってんの、お兄ちゃん.....」
「.....何でもない。ほら、今日中に荷物の片付け終わらせるぞ」
ぐっ、と握った拳を解いて俺は作業に戻る。
どうやら俺の魂の叫びが口に出ていたらしい。次から気を付けよう。うっかり小町以外に聞かれでもしたら引かれる所の騒ぎではないからな。
「それよりもお兄ちゃん。部活はどうするの?」
「バスケに決まってるだろ。緑間に会うのは気が進まんが....」
小説を本棚に押し込みながら、俺は『はぁ....』と息をつく。
別にあいつと話すのは嫌いじゃない、むしろ結構気が合ったりもする。あいつもキセキの世代の中じゃ数少ない常識人だからな。
しかしだ。あのラッキーアイテムだけはどうにかしてほしい。稀に手にはめている人形とか不気味でしょうがないんだよ。
あれだよ?中学入学時点で身長170cm越えの、メガネでクールでイケメンな奴がカエルの人形を手で動かしながら挨拶してくるんだよ?
初めて会った時にそれをやられた時は思わず口をポカーンと開けてフリーズしてしまった。
そういや向こうも俺の目を見て驚いてたな。
ネットで調べたが、今じゃ身長が197cmらしい。更に不気味さが増していることだろう。いやまぁ、毎日あの人形を手にはめているわけじゃないから良いんだけどさ.....。
他のラッキーアイテム達も大概だけどな。
「はぁ.....」
「大丈夫?さっきから溜め息ついてばっかだよ?」
「大丈夫だ。それよりも、明日バッシュ買いに行くけど小町も来るか?」
「あれ?前まで履いてたやつは?」
「サイズが合わなくなったからな。まぁ、一年も経てば履けなくなるだろ」
「そっか。小町も一緒に行くよ。新しく出たモデルも見てみたいし、都合も良いしね」
どうやら、小町もバッシュを買うつもりだったらしい。顔に笑みが浮かんでいるから、相当楽しみなのだろう。
「よし。小町と明日出掛けるために片付け頑張りますかね」
「そうじゃなくても頑張ってよ....」
◇
そして、翌朝。
慣れないベットの上で寝転がっていると、愛しの小町からのモーニングコールが.....
「ダーーイブ!!」
「甘いな小町」
俺が寝返りを打って小町をかわすと、身軽な小町はベットの上で一度跳ねて壁に頭をぶつけた。
あたった瞬間に凄い音がしたが大丈夫だろうか?
「痛い.....」
「自業自得だ。毎回飛び込んでくるな」
「うぅー....」
呻きながら小町は泣きべそでこちらをじーっと見つめてくる。
くっ....そんな目で上目遣いをしても.....
~数秒後~
「ふふーん♪」
「やれやれ....この妹は....」
はい。負けました。
俺が頭を撫でてやると、小町はまるで猫のように目を細める。
やはり、俺は小町には極端に甘いようだ。小町が可愛すぎるのがいけないんだけど。
「悪かったな。避けたりして」
「本当だよ!!次からはちゃんと受け止めてよ!」
「分かったよ。ちゃんと受け止めてやる」
その後数分間の間、俺は小町の頭を撫で続けた。ちなみに、俺は避けた罰として小町に何か奢るはめになってしまった。
.....これ、計算してやってるわけじゃないよな?
小町が満足してから、俺達は朝御飯を食べてバッシュを売っている店に向かった。来る途中、見慣れない高い建物や店に気をとられて、予定よりも一時間遅れで店についた。
「へぇー、結構色んな種類があるね。流石東京」
「だな。まぁ、ちゃんとした店なら何処でもそうだが....」
俺が棚に置いてあるバッシュをとると小町もこちらを見る。
「....お兄ちゃん、またそのモデルなの?」
「別にいいだろ?この「やっぱりそのモデルを買うんですね」黒子!?いつの間に....」
いつの間にか真横に居た黒子に俺は思わずバッシュを取りこぼしそうになる。
すると、一瞬遅れて小町が黒子の存在に気づく。
「テツヤさん!?いつの間に....」
「流石兄妹ですね。全く同じリアクションです」
『この状況じゃ、そりゃそうなる(よ)』
俺と小町が同時に言うと、俺達の間に静寂が訪れる。
しかし、黒子がその静寂を破った。
「.....つっこんだ方が良いですか?」
「いや、いい。黒子もバッシュ買いに来たのか?」
「いえ、見に来ただけです。ちなみに火神君も一緒ですよ」
「.....どこにもいないんだが?」
「あそこですよ」
黒子はそう言って店の出口の方向を指さす。
そこには、火神と色黒の男が言い争い、その後ろを巨...スタイルの良い女の人が付いてくるのが見える。
何か、火神以外の二人も凄い見覚えがあるんですけど.....。
「なぁ黒子、火神以外の二人って.....」
「はい、青峰君と桃井さんです」
「やっぱりか....」
その瞬間、俺は凄いその場に座り込みたい衝動に刈られた。
いや、青峰のやつ柄悪くなりすぎだろ.....。昔のピュア峰は何処に行った。俺が最後に会った時はもうちょいマシだったぞ。あっ、あんまり変わってないわ。
桃井は具体的に何処とは言わんが、また一段と大きくなって....。
「けしからん」
「お兄ちゃん....どこ見て言ってるの?」
「やめろ小町、俺をそんな変質者を見る目で見るな。俺は悪くない。乳トン先生が悪い」
しかし、自然と桃井の胸に目がいってしまう。
これが万乳引力か.....。
「何言ってんの?ニュートン先生?重力?......まぁいいや。ちなみに真太郎さんと涼太さんも来るよ」
「え....」
俺が固まっていると、火神と青峰が俺の前まできた。
「よぉ比企谷。久しぶりだな」
「...久しぶりだな青峰。出来れば俺は会いたくなかったよ....」
俺は青峰の方を見て、げんなりとした。
再開した喜びよりも面倒臭さが上回る。
いや、だってこいつバスケットボール持ってるんだもん。しかも、凄い動きやすそうな格好してるし。
次に、こいつが何を言うかなんて目に見えてる。
「比企谷、久しぶりに1on1しようぜ」
「断る。何で休日にまでお前とバスケしなきゃならないんだ。せっかくの小町とのショッピングを邪魔するんじゃねぇよ。それに、この靴でバスケなんて出来るか」
俺は自分の靴を指さして言った。
今、俺が履いているのは千葉に住んでいた時から愛用しているスニーカーだ。
長い間使っていたせいで裏地はすり減ってしまい、これでバスケなんてしたら、滑ってプレイどころの話ではなくなってしまう。
「ちっ。んだよ、つまんねぇな。じゃあ火神でいいわ」
「じゃあって何だよ!俺はついでか!!」
「何当たり前の事聞いてんだ?その通りじゃねぇか」
「っ!?....上等だ、ぶったおす!!」
「ゾーンに入ってないお前なんて相手じゃねぇよ」
「何だと!?」
「試してみるか?もし俺が負けたら、今日一日お前の言うこと何でも聞いてやるよ。ま、あり得ねぇけどな」
「こいつ、絶対倒す!!」
「火神君、青峰君。ちゃんと戻って来てくださいよ」
そして、火神と青峰は近くのストリートに1on1をしに走って行った。
それを眺めて一息つくと、次は桃井が話しかけてきた。
「比企りん久しぶり~。元気にしてた?」
「あぁ元気だよ。超元気。久しぶりだな桃井。で、買うバッシュも決めたし俺もう帰りたいんだけど....」
俺が凄く帰りたい雰囲気を全面に押し出して言うと、小町が俺の背中を叩く。
何でそんなにバンバン叩くの?一回で良くね?
「何言ってんのお兄ちゃん!これからが今日のメインディッシュだよ!」
「メインディッシュ?何か食うの?」
「実はですね....今日は小町達の家で、再び東京に舞い戻ったお兄ちゃんの歓迎会なのです!!」
「小町ちゃん?スルーした挙げ句に、とんでもない爆弾を落とすのは止めようね?お兄ちゃん心労で死んじゃうよ?」
「ちなみに、真太郎さんだけにはテツヤさんを通じて転校することを伝えてあります!!小町的にポイント高い!!」
「その気遣いは有り難いんだが、連続でスルーするのはやめてくれ。普通に傷つくから」
俺が小町の方を見てそう言うと、急に周りに黄色い歓声が上がった。
あぁ....これ絶対あいつだよ....。
そして、少し遠くに女子を侍らせながら、その男はやって来た。
「久しぶりッスね、比企谷っち。相変わら「帰れ」何でッスか!?というか一年ぶりに会ったのに一言目がそれ!?」
「黙れ駄犬。大人しく野に帰れ」
「相変わらず辛辣ッスね、比企谷っちは。あれ?緑間っちはまだ来てないんすか?」
「ミドりんは高尾さんともう一人マネージャーを連れてくるから途中で合流するって」
「じゃあ....って火神っちと青峰っちも居ないじゃないッスか」
「あの二人ならストリートに1on1しに行ったぞ」
俺がそう言うと黄瀬は肩を落として呆れかえる。
まぁ、さっきのやり取りを見てた俺達はもっと呆れたが。
火神とか簡単に挑発に乗ってたし。初対面の時も思ったが、あいつも筋金入りの馬鹿の様だ。黄瀬と青峰も馬鹿だけど。
「何やってんすか....今日、比企谷っちの歓迎会っすよね...」
「とりあえず、大ちゃん達を迎えに行かない?」
「そっすね.....いやー、久しぶりの小町ちゃんの手料理楽しみッス!」
「待て黄瀬。小町の手料理だと?お前に食わせるわけ無いだろうが」
「酷っ!?俺飯抜きッスか!?そのシスコンっぷりも久しぶりに見たっすけど、やっぱり控えた方が良いっすよ!!」
「まぁまぁ涼太さん。あんまり長話してると時間なくなっちゃいますから。お兄ちゃんもほどほどにしてよ。大事にされてるのは嬉しいけど、少しキモいから」
「ぐはっ...」
俺がショックを受けていると、小町は黄瀬と桃井を連れて店の外に出てしまった。
仕方なく俺は一人でレジに向かってバッシュと、ついでに新しいバスケットボールを買って店を出て小町達を追いかけた。
「あれ?.......置いていかれました.....」
◇
「騒がしい......」
「いやぁ....これは流石に小町も予想外かなぁ...」
俺と小町は横に並んで同時に溜め息をついた。東京に来てから俺の溜め息率が以上に高い気がするんだが、気のせいだろうか?
否、絶対に気のせいではない。
原因は、目の前で騒ぎまくって周りの注目を集めてるこいつらのせいだ。
緑間と合流してからは余計に酷くなった。
何でこいつは訳の分からないアイテムをたくさん持ってるんだよ。
リアカーを高尾とかいうやつに漕がせながらやって来た時は目が点になったわ。
何か『顔合わせは早い方が良いのだよ』とか言って無理やり連れてきたらしいが....ちなみに、マネージャーは午後から合流するらしい。
「おい黄瀬。次お前がこれ漕げ。火神は後ろから押す係な」
青峰は、緑間が高尾に漕がせてたリアカーに乗りながら、黄瀬と火神に命令する。
すると、黄瀬と火神がそれに反駁するかのように声をあげた。
「何言ってるんすか!?青峰っち一回も漕いでないッスよね!?」
「黄瀬!!俺だって好きでこいつの言うこときいてるんじゃねぇんだよ!!お前も少しは手伝え!!」
「はぁ!?それは火神っちが1on1で青峰っちに負けたからじゃないッスか!!勝ち目ないのにそんな賭けするからそんな事になるんすよ!!」
「俺に勝ち目がないだと!?上等だ黄瀬!!次はお前と自由を賭けて勝負してやる!!」
「望むところッスよ!!」
何故か、原因である青峰をそっちのけにして黄瀬と火神が睨み合って火花を散らす。青峰は『我関せず』といった様子で欠伸をしている。
「バスケで賭けなんてしたら駄目ですよ。というか自由を賭けてってな「テツくーーん!!」
桃井に抱きつかれた黒子は、その勢いのまま俺の視界からフェードアウトしていった。
....前から気になってたんだが、黒子って性欲ないのか?あの桃井の胸を押し当てられても、いつも平然としているが....。
「お前らさっきから騒がしいのだよ。それと、そのリアカーは俺の私物だ。許可なく乗り回すな」
「そんなことより真ちゃん。俺は、うちに転校してくる奴の方が気になるんだけど....あの目ヤバくね?」
「あの目はデフォルトなのだよ」
「うっそマジで!?すっげぇ!!」
「何でそこで感心するんですかね.....普通引くだろ」
俺は思わず口を挟んでしまった。
初めて見たぞ。初対面で俺の目を見てテンション上げるやつは。
俺が高尾に突っ込むと、隣で小町が震えた声で呟く。
「お兄ちゃんまで.....カオスだよ.....これもう収拾がつかないよ.....」
「安心しろ小町。お兄ちゃんはいつで「おい比企谷。こっち来いよ。これすげえ楽だぞ」え?マジで?」
すまない小町。とても魅力的な誘いが来た。
歩かずに家まで行けるとか最高じゃねぇか。
「ちょっ、比企谷っちも乗るんすか!?緑間っち、これ二人も乗って大丈夫なの!?」
「問題ない。そのリアカーの最大積載量は500kgなのだよ。少し前に改良した」
「真ちゃん、それ俺初耳なんだけど!?じゃあ俺も....うおっ!!何この安定感!!比企谷ァ、俺と喋ろうぜぇ!!」
「うぜぇ....つうか馴れ馴れしい。少し離れろ」
俺は高尾の肩を押しながら緑間に助けを求める。しかし、緑間は首を横に振った。
「すまない比企谷。俺にはどうしようもないのだよ」
「いや、どうにかしろよ。お前の相棒じゃないの?」
「まぁまぁ、これから同じチームでやってくんだからさ。ところで比企谷、その目って本物?」
「緑間もそう言ってただろ。この目は本物だ」
「マジかよすっげぇ!!....写真撮っていい?」
「いや、何でだよ」
はぁ.....マジで疲れる。
何だよ、このコミュ力の塊みたいなやつは。前の学校の『っべー』を連呼してたウェイウェイ系の男子よりも相手しづらい。
しかも、地味に俺の精神的ライフを削ってくるし。
俺が高尾の携帯のレンズをふさいで、写真を撮られるのを防いでいると、リアカーを漕いでいる黄瀬が信号が赤になった瞬間にこっちに顔を向けた。
「そうだ!!比企「断る」はやっ!?俺まだ何も言ってないッスよね!?」
「いや、今の話の流れに黄瀬が絡むと嫌な予感しかしねぇから」
「何でッスか!ただ、また一緒にモデルの写真撮ろうって言おうとしただけなのに!!」
「それが嫌なことなんだよ。俺は目立ちたくない」
「ここにいる時点で手遅れなのだよ」
「確かにそれはそうだが.....。そんなことより黄瀬、もうちょっとスピード上がんないの?」
「無茶言わないでほしいッス!!何人乗ってると思ってんすか!!火神っちが押してくれなかったら進んですらいないっすよ!!」
その後も黄瀬がギャーギャー喚いたり、高尾のうざい絡みになんとか対応しつつ、俺の家まであと半分の地点まで来た。
すると、青峰が読んでいた雑誌に飽きてしまい、火神を挑発して遊び始めた。
「テツヤさん助けて....これじゃあ家につくまで何分かかるか分かんないよ.....」
「すいません小町さん。比企谷君が入った時点で、もう赤司君以外に誰も彼らを止めることは出来ません。それに、僕は桃井さんの相手で手一杯です。このまま彼らの気が済むまで待つしかありません」
「はぁ.....何時になったら家に着くのかなぁ....」
打つ手が無くなった小町は、このキャラの濃い人達を集めたことを後悔し始めたのであった。
どうでしたかね?今回は登場人物が多くて大変でした.....。
あと、ご報告です。
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