「よく来たな諸君盛大に歓迎sh・・・。」
なんか言ってたけど、俺は研究者4人を峰で殴り、気絶させた。わざわざ向こうの話聞く義理なんてないし。
「大丈夫かい、私たちは助けに来たんだ。」
「大丈夫、君たちの安全は、この希信が、保証しましょう!」
参謀の二人は被験者の子供たちの保護に向かったようだ。
「田中さん、こいつらどうします?」
「そうだなぁ・・・。こいつら爆発させようとしてたんだろ?じゃぁ・・・。」
そういって田中さんは爆薬を持った。
「そうしますか。」
また、汚い花火ができるのか。
俺たちは子供たちを引き連れ、地上に出た。その瞬間殺気!?俺は急いで抜刀し、構えた。
ガキィイイン!!
師匠からもらった刀と鍔迫り合いとかどんなナイフだよ!!
「ウラァ!!」
敵の少年(どこかキンジに似てるような気がする)はナイフを振るった。
「っと危ねぇ!!テメェ研究者の仲間か!!」
「研究者?ふざけるな!!!」
そういって、切り合いをしていた瞬間
「キャァアアアアアアアア!!」
なんだ!?たがいに振り向いた先には、茶髪の女の子が傭兵に捕まってる。
「へ、へへへ。よ、よしお前ら、武器を下ろせ・・・。俺は生き延びるんだ・・・。」
あちゃぁ・・・・。掃討してたけど、生き残ってたのか・・・。しかもだいぶベタだし・・・。とりあえず「影を薄くする技」使うか。
「!?」
「テメェ!!どこ行きやがった。」
少年と傭兵が驚いてる。まぁ、向こうからすれば消えたように見えるからな。
一気に近づいて・・・。
「ここだよ。」
正面に出て殴る!!傭兵は気絶したみたいだ。
「大丈夫?怖かったね。」
そういって女の子の頭をなでようとした瞬間
「妹に手出すんじゃねぇ!!」
いや、助けたんですけど!?そういって切り合っていたら、
「サード止めて!!その人は私たちをたすけにきてくれたんだよ!!」
少女かそう言ったら、少年は切り合いをいったん止めた。
「そうだ。俺たちは被験者の子供たちを助けるために来たんだ。君は被験者か?」
研究者の仲間かどうか聞いたら、「ふざけるな」と答えたんだ。こいつは被験者に違いない。
「ちっ!!てめえらなんて来なくても逃げられた!!まぁいい、お前らはこの後どうする。」
何とか収まったのかな?
そうして、この子たちも保護し、鹵獲組と合流し、ロスアラモスから去った。ある程度してからロスアラモスから爆発音が聞こえてきた。アメリカ軍がやり始めたのかな?
「ねぇ・・・。」
あの時に助けた茶髪の子が俺の袖を引っ張ってきた。
「あなたの名前って何?」
「イブキっていうんだ。」
「私にはお兄ちゃんがいるんだけど・・・。あなたのことイブキにぃってよんでいい?」
は?まぁ・・・呼び方なんてどうでもいいか。
「あぁ、いいよ。」
「イブキにぃ、私はGⅣっていうのよろしくね!」
ジー・フォースっていう名前なんだ・・・。珍しい名前だなぁ・・・。やっぱりかぁ・・・。
「フォースちゃん、よろしくね。」
「うん!!」
これが、まさか布石だったとは思いもしなかった。
基地に戻ってから俺は治療を受けてた。致命傷がないって言っても満身創痍には変わりないしなぁ。空港の時よりも作った傷が多いんじゃないか?
「イブキさん、ちょっと問題が・・・。」
メガネさんが来た。
「どうしたんですか?メガネさん。」
「実はですね、保護した子のうち一人が君についていきたいと言い出してね。」
保護した子はアメリカが責任をもって育てるそうだ、心配だけど。だが一人が俺についていきたいと言い出したそうで。
その子がいるところに俺は行かされた。そこには俺に切りかかってきたキンジ似の少年と、助けた茶髪少女がいた。え?もしかして・・・。
「フォース俺とこい!!」
「サードは大きくなってから合流するよ。私はそれまでイブキにぃについていく。サードはこれから逃げるんでしょ?それなら一人のほうが合理的だよ。」
・・・・・・。帰っていいですか?
「おぉ!!イブキ少尉!!来たか!!」
辻さんが笑顔でこっちに来た・・・。なんか嫌な予感が・・・。
「いやぁまさかイブキ少尉が!!短時間でこの子と仲良くなるとは!!この希信!!驚きを隠せない!!この希信は!この子たちをアメリカに渡すのには反対だが!しかし!!自ら日本に来たいというのなら問題にはならない!!さすがイブキ少尉!!仲良くなり日本へ行きたいといわせるようにするとは!!」
・・・だいぶ誤解なんですけど・・・。
「あ、あの・・・辻さん・・・。」
「イブキ少尉のことをイブキにぃと呼ばせたと聞きました!!そう呼ばせたということは!!妹として引き取るということ!!さすがイブキ少尉!!この希信!!急いで戸籍を準備しましょう!!」
そこへ角山中隊長と神城作戦参謀が来た。
「村田少尉、妹さんのことは任せたまえ!!自分が上の説得をしておこう!!」
「流石ですね、村田少尉は。まぁ、面倒なことは私たちに任せてください。」
・・・・・・。GⅣを見ると、「計画通り」とでも言いたそうな顔で笑ってた。
そうして俺はなし崩し的にGⅣを引き取ることになった。
なお、帰りの飛行機でGⅣは研究所であったことを話し、辻さんと神城作戦参謀、それに角山中隊長と鬼塚中尉が号泣した。。
「イブキ少尉!!この子の名前をどうしよう。流石に‘‘村田GⅣ’’だと、この希信でも、戸籍を作るのが難しいのだが・・・。」
そういわれればそうだ・・・。GⅣは俺を見ている・・・。名前をつけろとでもいうのか?原作道理でいいか。
「・・・では‘‘村田かなめ’’でお願いします。彼女の元になった人の家族を知ってましてね、そこの人たち名前に金を入れるのでかなめにしました。」
「・・・ふふふ。イブキにぃ、あたしはかなめ!!かなめだよ!!」
なんか泣いて抱き着いてきた。頭を胸にグリグリするな、傷が開くだろ!?ってなんでみんな泣いてるんですか!!辻さんと鬼塚中尉なんて号泣してるし!!
まぁ、皆さん、俺に妹ができました。
「キンジへ
俺、お前の妹を義理の妹にしちゃった。」
「イブキへ
病院行くか?そんなに軍隊ってきついのか?」
普通は信じてくれないよな。
中隊長は俺たちに2週間の休みをくれた。かなめと包帯だらけの俺は二人で俺の家へ帰ることにした。
「ここがイブキにぃと過ごす愛の巣!さすがイブキにぃ!!合理的ぃ~!!」
「いや、違うからね。他の人いるからね!?」
家の前で、玉藻がホウキを掃いてた。
「玉藻~、帰ったよ~。」
「まぁ、おかえりなさいまし。って、マスターが女の子を誘拐したぁああああ!?」
何言ってるの?人聞きの悪いこと言わないで!!
「いや、これ違うから!!」
「ほう、まさかイブキが手を出し連れ帰るとは!おぉ!!美しいではないか!!イブキよ!!余にも分けよ!!」
ネロ、何言ってるの!?
「主殿~!!寂しかったです!!撫でてください!!」
牛若はかなめのことが見えていないようだ。
「フフフ・・・、まさか、イブキがほかの女を連れてくるなんてね・・・。」
エルさん?瞳孔が開いて怖いんですが・・・。あと、鎖で俺のこと縛らないでくれません?
「傷だらけとは情けない・・・。修行だ!!まずは竜を狩りに行くぞ!!」
待って、師匠。引っ張らないで!!って、この世界に竜なんているの?
「イブキ!!誘拐とはどういうことですか!?あなたはファラオである私の同盟者であることを・・・・(以下省略)」
ニトちゃん・・・。
「男前になったじゃねぇか。」
「わっはっはっはっはっはっ!英雄色を好むという!!」
ベオウルフにエジソンも・・・。
俺は何とかその誤解は解き、かなめのことを紹介してくれた。みんなは彼女を温かく迎えた。そこから俺は休みの2週間を家族とゆっくり過ごした。これほど癒されるものはない(修行を除く)。だが、休みの最終日、事件が起こった。鬼塚中尉の買い出しに俺がつき合わされたのだ。
「生麺タイプってやつがあるがあれは邪道よ。カップは乾麺!店では生麺!適材適所、メリハリってものがないとなぁ・・・。」
「そうですか・・・。ところでまだ買うんですか?」
なんで家族とゆっくりしたかったのに!!なんでこんなおっさんと二人で買い物しなきゃいけないんだ!!
「当り前よ!!俺は三食カップ麺を食わなきゃ力が出ねぇ!!」
この中尉、カップ麺箱買いして、全部俺にも持たせる。しかもカートを使おうとしたら睨まれたし・・・。
5分後、鬼塚中尉は満足したのか
「よし、レジまで運べ!!いい運動になるぞ!!」
てやんでぇ!!!じゃぁ、テメェがしろよ!!
買い物が終わり、俺と鬼塚中尉は食堂に来ていた。
「たまには部下と一緒に休日を過ごすのはいいもんだ、なぁボウズ!」
「ソウデスネ・・・。」
上司と過ごす休日ほどクソなものはねぇ!!
「おい!楽しいか!はっはっは!!」
「ソウデスネ・・・。」
楽しくなんかねぇ!!
「ご注文は?」
「こってりチャーシュー麺2つ!!」
「かしこまりました。」
「え?ちょっと待って・・・。」
ウエイターさんは厨房のほうへ・・・。俺、疲れたから、あっさりしたラーメンじゃないのが良かったんですけどぉ・・・。
「俺のおごりだ!!遠慮せず食え!!」
「ラーメンじゃないのが良かったんですけど・・・。」
俺は、渋々ラーメンを啜っていると、
「お?鬼塚じゃん。」
「おぉ!!ジミよ!!」
アフロで道着を着たおっさんが来た。二人は親友なのだろうか?二人で盛り上がっている。
「この時間じゃ、飲み屋は開いてねぇな。」
「じゃぁ、カラオケカラオケ。」
そういって二人は席を立った。しめた!!この流れなら俺は帰れる!!
「二人の邪魔だろうし、俺は帰りますね。」
そういって俺は席を立ち、帰ろうとすると
「よし、ボウズも来い!!」
そう言って、俺に買ったカップ麺の箱を持たせ、カラオケに連れていかれた・・・。
そのあとは悲惨だった。カラオケと居酒屋は鬼塚中尉が代金を持ってくれたが、男二人のヘタクソな歌を何時間も聞き、その後居酒屋で二人が盛り上がっている中、ジュースをチビチビ飲む・・・。これならまだ、ネロのワンマンライブのほうが何倍もイイわ!!しかも、居酒屋でジミさんと別れた後、鬼塚中尉が俺の家まで来て泊まっちゃったし・・・。ベオウルフと鬼塚中尉はお互い気に入ったのかだいぶ仲良くなったけど、女子勢が怖かった。エルとかなめは瞳孔開いて鬼塚中尉を見るし、師匠と玉藻とニトは額に青筋があるし、牛若なんか鬼塚中尉を何度も切ろうとしたし・・・。あまりにも女子勢の怒りが怖かったのか、エジソンとネロは早く寝てしまった。
そして次の日、俺と鬼塚中尉は駐屯地に戻っていった。休んだ気がしねぇ・・・。
「おい、起きろ。」
田中さんが銃床で俺をつついた。俺は訓練中、トラックに揺られながら寝ていたようだ。
「どうした、休暇ボケか?」
「すいません・・・。休暇の疲れがどっと出ちゃって・・・。」
「どうした、休暇中なんかあったのか?」
鬼塚中尉はトラックを運転してる。俺たちはトラックの荷台にいるから、ここで話しても鬼塚中尉には聞こえないか。
「昨日、一日中、中尉につき合わされてたんです・・・。買い物つき合わされて、うまくもない歌をさんざん聞かされて、挙句の果てに俺の家まできて泊まったんですよ!?」
「あぁー・・・。そいつは災難だったな・・・。上司と過ごす休日ほど、空しいもんはないからな・・・。」
田中さんは俺の背中をポンポンと叩いた。
「まったく・・・。休暇を返してほしいですよ・・・。」
「部下とのコミュニケーションのつもりなんスかねぇ?」
岩下さんが言った。
「そんなの知るかよ・・・。俺こないだ休みの日にスーパーで刺身を見てたらよ・・・。」
田中さん曰く、スーパーの刺身を見ていたら鬼塚中尉に会い、そのまま無理やり築地に連れていかれ、そこで2,3時間魚の講釈を聞かされた。その後、家まで来られて捌き方の講釈が始まったらしい。
「結局、うまかったんですか?」
俺がそう聞いた後、田中さんは銃を床にガンガンとぶつけながら
「それがありえねぇぐらい、クッソまずいんだよ!!」
と言った。
「長々講釈垂れてる時点で、新鮮さもクソもないッスよね・・・。」
「俺には刺身食わせて、テメェはカップ麺啜ってんだよ!!」
「うわぁ・・・・。」
流石にそれはないな・・・。するとメガネさんはタブレットから目を離し、
「俺もこの間、中尉に誘われたんですが、ウザいから断ったんですよ。」
「「「断った!?」」」
俺と、田中さんと岩下さんは驚いた。
「いや、服買いたかったんで一人で行ったんですよ・・・。」
メガネさん曰く、一人で服を選んで試着室に入ったらそこに中尉が待ち構えていた。そのまま、試着室で酒盛りとばかりに中尉はビールを飲み、カップ麺を啜っていたらしい・・・。
「「「怖っ!!」」」
「休日ほかにすることないんですかね?」
そう俺が言ったら、
「単に寂しがり屋って説があるな」
田中さん、よく知ってるな。
「ハイ、俺、中尉と二人で遊園地いったッス。」
「「ああああああああ!!!!」」
俺と田中さんはあまりの衝撃で悲鳴をあげた。
「お、男二人だぞ!?」
「中尉はそういうの気にしないッスから。カップルだらけのところに野郎二人が並んで、観覧車乗って、きつかったなぁ・・・。しかも観覧車の中でカップ麺食うんッスよ!?」
岩下さん・・・。
「よ、よく耐えたな・・・。」
「そのあとが大変なんスよ。ゴンドラがグーって上がって、てっぺんぐらいまで来たとき・・・。」
「突風によりトラブル発生、観覧車の動きが止まる。当たってます?」
急にメガネさんが言い出した。
「あ、あぁ・・・。」
「4時間宙づりじゃ、トイレ大変じゃありませんでしたか?」
「ちょ、待って、なんでメガネが知ってるんスか!?」
「ちょっと面白い物見つけまして・・・。」
そういって、メガネさんがタブレットをたたき始めた。
「イブキさん、先月の15日。中尉とカジノ行って、ボロ儲けしませんでしたか?」
「え?俺のことまでわかるんですか!?」
確かに、俺は中尉にカジノに連れていかれ、身分を偽って中に入り、そこでだいぶ儲けて帰ったんだけど・・・。
「「「って何見てるんですか!?(見てるんだ!?)(見てるんッスか!?)」」」
俺たち三人はメガネさんのタブレットを覗いた。そこには「あおぞら特殊部隊 ~部下と過ごす楽しい日々~」という名前のブログがあった。
「「「中尉のブログ!?」」」
「適当なワードでググったら 一発でしたよ。」
まさか、あの厳つい中尉がブロガーとか・・・。全然そう見えねぇ・・・。
「ってこれ、俺の話じゃないッスか!?」
「まさか行間開ける系とはな・・・。」
「アーカイブ三年分はありましたよ。」
俺らからネタを拾っていたのか・・・。だから、色々つき合わされたのか・・・。
「おいおいおい!!これって俺の写真じゃないッスか!人の写真勝手に使っていいんッスか!?」
覗いていくと、コメントのところがあった。
「だいぶコメントがありますね。開けますか?」
「よし、開けてみろ。」
田中さんがGOを出したので、メガネさんがコメントのページを開いた。すると・・・
「・鬼中尉の部下への愛が伝わってきます。
・いつもほほえましい記事をありがとうございます。部下さんがんばれー!!
・初めまして、鬼中尉は部下さんが大好きなんですね
・余は、イブキの記事をもっと読みたい!!イブキの記事はまだか!!
・主殿の記事を楽しみにしてます!!
・イブキにぃの記事を多くするのは合理的だと思います。
・イブキの記事を探してしまう・・・。これは、どうしてだろう・・・。」
などと、心温まるコメントが沢山あった。
「「「「なんか照れますね~(照れるなぁ~)(照れるッスね~)」」」」
そういって俺達は盛り上がった。
「このブログは見なかったことにする。いいな?」
そう田中さんは言ってこの話は流れた。さて、今日も訓練に励みますか。
そういえば、あのコメント見たら、脳裏にうちの家族のことが思い浮かんだんだけど・・・気のせいだろう。
セリフって難しい・・・。
機械兵などもいましたが、メガネさんがハックしたせいでただの置物になっています。
かなめはGⅢがビックになってから、ジーサード・リーグに入ります。
次は有名な三角諸島沖・・・。