少年士官と緋弾のアリア   作:関東の酒飲

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もうそろそろ期末の勉強しないと・・・。

アルガダピックアップ?もう一万課金しましたが今度は★4鯖も出ませんでしたよ(血涙)




起床ラッパはヤメテ・・・

 アヒルさんボートが沈んで行く・・・。あれを弁償するのは誰になるのだろう。 あれって確か一隻80万以上したような気がするんだけど・・・。

「裏社会でイブキとジョニー・マクレーがいると計画が破綻するって言う噂は聞いたことがあったが・・・ここまでとは思わなかったな。」

現実逃避をしていると、キンイチさんが我に帰ったのか喋り出した。・・・俺って裏社会で有名なのか。やだなぁ・・・。

「それは違いますよ。たかが一人二人の異分子程度で破綻する計画を立てたほうが悪いです。」

そう言った瞬間、船が傾き始めた。

「お前がムラタイブキか!!この妾の計画を邪魔しおって!!殺してやる!!まず生きたまm・・・きゃーーー!!!」

包帯ガーゼ・松葉杖のファラオコスプレ少女は何か言っていたが、船が傾いたせいでバランスを崩したのだろうか?近くにあった棺(?)と共に海へ転がり落ちてしまった。

そして、ファラオコスプレ少女が海に転落すると、船が一気に傾いた。これ、沈むぞ?!

「ワシの一千万取り返したぞーーー!!!」

両川さん、あんたまだそれ探してたの!?

「キンイチさん両川さん!!避難、避難ーーー!!」

「アリア、アリアーーーーー!!!!」

そうして、俺と両川さん、キンイチさん、水上バイクで近くにいたキンジは海に引きずり込まれていった。

 俺は海に引きずり込まれた後、必死に水面へ向かって泳ぎ出した。海軍で沈む船からの脱出方法、海に引きずり込まれた時の対処方法を習っていてよかった。なんか、初めて軍に所属してよかったと思う。

「プハッ!!」

水面に出て辺りを見回すと、角材に捕まる両川さん、浮き輪につかまって気絶しているキンジがいた。

「やっと村田も上がってきたか。」

両川さんが軽く手を上げて言った。キンイチさんとファラオコスプレ少女は周りにいない。そのことを両川さんに聞いたが

「ん?そんな奴知らんぞ?」

あんた、船の上ではチップだけを見てたのかよ・・・。・・・まぁ、キンイチさんは大丈夫だろう。ファラオコスプレ少女はキンイチさんの仲間みたいだし心配しなくていいか。

 

 でっかい方の船が沈んで5分くらいだろうか、モーターボートが3隻ほどこっちへ来た。お?救助してくれるのか?

「こらぁあああああ!!!両川ぁあああああああああ!!!」

「ゲェ!!!部長!!!」

3隻のうち、先頭を走る1隻にチョビ髭の警察官が身を乗り出して怒っていた。両川さんはそれを確認するなり必死に泳いで逃走を始めた。

「サボってギャンブルをするとは何事だ!!!馬鹿者ぉおおおおお!!!」

「ひぇえええええええ!!!!」

うん・・・あの人は両川さんの上司、大田部長か。時々サボっている両川さんを叱って、そのまま交番へ連行してるのを見る。今回もサボってるのがバレたのだろう。

「イブキ君ほら手出して。」

「イブキ。手を出しなさい。」

「イブキ、心配したんだよ!!」

俺は山本さんとニトに引き上げられた。エリナ、海水が苦手なのに良く来れたな。キンジのほうも別のボートで白雪に回収されてる。

「まぁああああああてぇええええええ!!!!両川ぁあああああああ!!!」

「ほ、ほんの出来心なんですぅうううう!!!」

二人はまだ追いかけっこをしているようだ。

「あの二人は放っておいて大丈夫なのですか?」

「あぁ・・・。ニト、あの二人はよくこんなことやってるから。いつも通り放っとくのがベストだよ。」

俺達は二人を置いて、アクア・エデンに帰っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「馬っ鹿者ぉ!!!なんで貴様はそういつもいつも・・・」

「ヒェ〜!!!部長、すみませんでした〜!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺たちはあの後、学園島に戻った。そこで俺はアリアが誘拐されたことを知った。どうしよう・・・。アリアはどこに連れていかれたかわからない。それにキンジもいつ起きるかわからない。結局、その日は寝ることにした。

 

 

「起きなさい!!」

なんかニトの声が聞こえるような気がする・・・。

「お嬢ちゃん、これをかければ一発だ。」

鬼塚少佐の声も聞こえる・・・。なんて夢だよ・・・。

ぱーぷぱーぱぱーぷぱーぱ・・・

起床ラッパ!!!???

俺は急いで飛び起き、近くに置いてある着替えを探したが・・・・・・ない!?周りを見ると笑っているニトと鬼塚少佐が・・・。

「なんて起こし方するんですか!!」

起床ラッパで起こすとか心臓に悪すぎるぞ!

「うるせぇ!!」

ガツン!!!

「グハァ!!!」

俺は鬼塚少佐に殴られた。クソッ!この自走式暴力装置め!!

「・・・で、起こしたと言うことは何か進展でもあったんですか。それに、なんで鬼塚少佐がいるんです?」

チラリと部屋の時計を見ると朝の4時。すると、部屋の扉が開き理子が入ってきた。

「あ、イブイブ起きたんだ。おはよーございます!」

ビシッと両手で敬礼・・・。この理子式の敬礼は慣れないな。

「アリアの居場所が分かった。付いて来い。」

裏理子か・・・ふざけてられないか。

途中で合流したジャンヌと理子に連れられて、俺、ニト、鬼塚少佐は車輌科に向かいながら状況を聞いた。

「東経43度19分、北緯155度03分。太平洋、ウルップ島沖の公海。理子がアリアにつけといたGPSと白雪の占いはこれと同じことを言ってる。」

ち、千島列島ですか・・・。この世界の歴史では北方領土(択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島のこと)は太平洋戦争終結後も防衛戦として戦い続けたおかげで(アメリカの支援もあり)日本の領土となっているが、樺太・千島列島問題がロシアとあり、それで今も揉めている・・・。その問題の千島列島沖かよ。ヘマすると第二次日露戦争になるぞ・・・。

「こいつぁー面倒な場所に連れて行ったものだな。」

「そして・・・アリアの状況だ。」

「アリアは今、パトラの呪いにかかっている。撃たれて24時間後確実に死ぬと言う呪いだ。逆に言うと、24時間以内なら生きている。」

「なんで、そんな呪いを?」

「パトラはイ・ウーのNo2だったが素行が乱暴で退学させられたのだ。」

すると今度は理子が喋り出した。

「パトラには誇大妄想のケがあるんだよ。自分は生れながらのファラオだと思い込んでいる。‘‘教授’’が死んだら・・・自分がイ・ウーのリーダーになって、自分の王国を作るための戦争を起こすつもりなんだよ。まずはエジプトを支配して、いずれは世界を征服しようとしてる。本気で。」

・・・とりあえず、一つわからないことがある、と言うことが分かった。

「なぁ・・・その・・・丁寧に説明してくれたことは有難いんだが・・・その‘‘

パトラ’’って誰だ?」

すると二人は目と口を大きく開きそのまま固まってしまった。少し経ったら我に帰ったのだろう、勢いよく喋り出した。

「貴様!!パトラを知らないのか!?」

「いや・・・ホント誰のこと?」

「イブイブ・・・あの船の上でファラオっぽい人いなかった?」

「ん?・・・そういえば眼帯、包帯、ガーゼ、松葉杖の重傷者セットつけたファラオのコスプレ少女がいたっけ?」

「そ、そんな人がいたんですか?」

ニトは引いた。

「あぁ、なんか喋ってたような気がするけど、船が傾いた時に近くにあった棺と仲良く海に落ちてったぞ。」

「・・・・・・イブイブ、多分その人。」

「イ・ウーってやっぱり変な奴が多いんだな。」

理子にジャンヌにヴラドにシャーロック・・・・・・変人奇人ばっかりじゃねえか!!

「だが・・・何故そんな包帯やガーゼを?」

ジャンヌが悩み出した。その時、理子は何か閃いたのか、急に自分の胸に手を入れ、ガサゴソと何かを探し、取り出した。玉藻からもらったお守りだ。・・・理子、お前どんな所にしまってたんだよ。・・・と言うか、そのお守り変なオーラ出してるし。

「そういえば、・・・これ持ってたら近くに虫の死骸が山積みになってたんだよね。」

え?言われてみれば・・・もらってからずっとポケットの中に入れてたんだが、外のベンチに座って5分も経つとカナブンモドキの死体が山になってたな。

「理子もか?そういえば玉藻が‘‘呪術の無効と、かけた野郎に倍で呪術返しするものです’’って言ってたな。」

と言うことは、もしかして・・・あのお守り持ってた全員分の呪いが倍になって返ってきたと。自業自得だけど・・・同情が禁じ得ない・・・。

「ゴホン・・・で、パトラはイ・ウーのNo2でな。名前から察しがつくだろう?パトラはクレオパトラの子孫だ。古代エジプト思想にかぶれた本人は自分がクレオパトラ七世の‘‘生まれ変わり’’と称しているがな。」

イ・ウーのNo2・・・ということは頑丈なんだろうなぁ・・・。平賀さんから貫通特化の弾丸をまだ受け取ってないぞ・・・。って何かオーラを感じる!?俺は感じた方を見ると・・・そこには・・・俯いたニトが・・・。

「あの・・・ニトクリス陛下?」

「イブキ、私は未熟なファラオです。ですが、長きに渡ったエジプトを再建させようと努力した彼女を知っています。私は彼女を尊敬しています。エジプトは滅びましたが・・・それは運命だったのでしょう。この国で言うなら”盛者必衰”でしたか。」

うーん「栄枯盛衰」じゃなくて「盛者必衰」か・・・これはまた・・・。

「エジプトは滅び異民族に支配されました。しかし彼らは・・・文字も文化も神話も忘れても・・・エジプトの再建ということを忘れませんでした。滅びてから何百年何千年かけて民は努力し、エジプトを再建・独立させることができました。その努力を・・・無意味なものにする!?私は未熟なファラオですが・・・それを許すことができません!!」

まさに(ファラオ)として、威厳をもってニトは言った。

なるほど・・・だから「盛者必衰」ね。平氏は壇ノ浦で負けて散り散りになったけど、平氏の血を引く織田(自称だけど)に羽柴(自称でその後、藤原も自称してる)が再び源氏を倒して、また負けても今度は倒幕で(有名人としては木戸孝允、後藤新平、小松帯刀)(でも普通に倒幕側に源氏混ざってるけど)再び国の中枢へ・・・。そう考えると平氏って化け物だな。源氏も化け物だけどさ。カット

 でもとりあえず・・・ここで言われても・・・。

「ニト。みんな見てるんですけど・・・。」

ニトはハッと我に返り、周りを見た。理子、ジャンヌ、鬼塚少佐がジーっとニトを見ている。ニトの褐色の肌が赤に染まっていく・・・。

「なぜ止めなかったのですか!!!???」

ガスッガスッガスッガスッ

ニトは持っていた杖で俺を殴り始めた。ってちょっと待って!!それ地味に痛いから!!そのクチバシ(?)みたいな部分で殴らないで!!

「イヤイヤイヤ!!!急すぎて止められなかったから!!」

「それでも止めるのが同盟者でしょう!?」

「ンな無茶な!?」

ガスッガスッガスッガスッ

「え?ニトニトってニトクリスなの?」

理子が聞いてきた。ってニトニトってなんだよ。・・・って、もうバレてるようなものかね。

「どうする?ニト。」

「・・・・・・もうバレてるようなものですし、知っても普通は信じないでしょう。」

そうか・・・。言われれば、普通は信じないよな。

「ニトは古代エジプトのファラオ、ニトクリス本人。生まれ変わりとかじゃないぞ。なぜか現代に蘇った。」

正確には俺が呼んだ・・・呼んだって言っていいのか?俺がこのことを言うと3人はぽかんとした。

「ボウズ・・・」

鬼塚少佐が深刻な顔をしながら訪ねた。

「さっぱりわからねぇ・・・。」

「ですよね・・・。普通蘇る、とか理解不能ですよね。」

俺も当事者じゃなければ信じねぇよ、こんなこと。すると、鬼塚少佐は深刻な顔のまま、ゆっくりと首を横に振った。

「そうじゃねぇ・・・。最初から何言ってるかわからねぇ・・・。」

「最初から!!!???」

え?イ・ウーって何?ってところから!?

「イブキ・・・あまり人にイ・ウーのことは教えたくないのだが・・・。」

ジャンヌがそっと俺に耳打ちをした。

「いや・・・この人‘‘通りすがりのタコ’’だから。無関係じゃないぞ。」

と言った瞬間、バッと理子とジャンヌは鬼塚少佐から離れた。

「ちょ!!おい!!わかってないからってそこまで引くことないだろ!?」

・・・三角諸島沖で潜水艦見つけたからって言って、辻さんと一緒にハッチこじ開けて中に入り・・・イ・ウーの生徒たちを薙ぎ払いながら前進、シャーロックと二人がかりで押され気味だったとしても、己の肉体一つでシャーロックといい勝負してた化け物・・・。そう思うと、改めてこの人が化け物だって思えてくるな・・・。ん?俺?俺はそこら辺によくいる普通の軍人ですから。

「鬼塚少佐、三角諸島での潜水艦憶えてます?」

「あぁ。」

「イ・ウーって言うのはその潜水艦の乗組員や組織のことを言うんですよ。」

まぁ、間違ってないだろ。すると鬼塚少佐からオーラが・・・。なぜか後ろに不動明王っぽいものが見える。

「あいつらのことかァ・・・。あの時の宣戦布告・・・許しちゃねぇぞ・・・!!!!」

それは単に鬼塚少佐が勝手にそう受け取っただけでしょ。

「鬼塚少佐、次‘‘通りすがりのタコ’’やったら軍法会議って角山少将にきつく言われてますよね!!約束破るんですか!!」

「うっ・・・だがよ・・。」

「‘‘だがよ’’じゃないですよ!!あの事件、もみ消すのは大変だったって角山少将は愚痴ってましたよ!!」

そう言った後、俺は鬼塚少佐にそっと耳打ちをした。

「ブログ・・・この子達にバラしますよ。」

それを言った瞬間、鬼塚少佐からオーラが出なくなった。不動明王っぽい奴も見えない。

「そうだな。みんな、のど乾いてないか?ジュースを買ってこよう。」

そう言って鬼塚少佐はどこかへ行ってしまった。・・・ブログはそこまで隠したいことなんだ。・・・・・・これは使えるな。

「イ、 イブキ・・・。貴様は何をしたんだ?」

「いや?これ以上やったら軍法会議ですよって言っただけだ。」

 

 

 

 

 

「パトラの戦い方ってどういうのなんだ?どうせ、耐久か体力が化け物なのか?」

「お前は何故そう考えるんだ。」

ジャンヌは頭を押さえた

「いや、だってな。今までイ・ウーと戦ってきてそうとしか思えないんだよ。戦闘後、高度6000~7000メートルを飛び降りて、そのまま海を10キロ程度遠泳した奴だろ。一発貰ったら上半身と下半身がサヨナラどころか木っ端微塵になる威力の銃をゴム弾とはいえ、何発も喰らってるのに肋骨数本が骨折するだけで済んだ奴だろ。挙句の果てに何をやっても死なないHPチートだろ?イ・ウーは頑丈な奴ばっかりとしか思えないんだよ。」

おれがそう言うと、ジャンヌと理子は顔をそらした。

「で、どんな戦い方をするんだ?」

するとジャンヌが説明をしだした。

「パトラはピラミッド型の建物がそばにあると無尽蔵に魔力を使える・・・。お前のように言うなら・・・ブラドはHPチート、パトラはMPチートというところか。後はニトクリス陛下に聞いたほうが早いだろう。」

そう言ってジャンヌはニトを見た。

「ジャンヌよ。今の私はただの少女ニトクリスです。畏まらなくても結構ですよ。さっきのは私が未熟であるがゆえになってしまったものです。」

「しかし・・・。」

「まぁ、ジャンヌ。ニトは生前楽しめなかった青春をここで楽しもうとしてるんだ。畏まられたら、楽しめないだろ。」

「そういう事です。」

そう言ってニトはにっこりと笑った。

「わかりまし・・・いえ、わかった。」

「よろしい。」

そう言って二人は握手をした。うん・・・仲良きことは良いことだな。

「ジュース買ってきたぞ。」

鬼塚少佐が戻ってきた。

「そういえば、なんで鬼塚少佐が来てるんですか?」

「あ、そうだったな。お前に渡すものがあってよ・・・」

そう鬼塚少佐が言った時、田中さん、岩下さん、メガネさんが走ってきた。

「整備終わりました。」

「おう。」

「あの整備って・・・。」

「あぁ。何故だか分かんねぇが、連合艦隊司令長官の山本四十六(よおろく)大将から零式水偵をうち経由でお前に渡せって命令があってな。何でも旧式だから何しても構わないってよ。」

「え?俺、連合艦隊司令部との繋がりとかありませんよ。」

「俺もなんだよ・・・。お前たちもないよな・・・。」

鬼塚少佐が田中さん、岩下さん、メガネさんに聞いても。

「ないです。」←田中さん

「ないッス。」←岩下さん

「え?あの・・・カジノの山本さんでは・・・。」←メガネさん

そうメガネさんが言った。え?

「何言ってるんだ?あの人は違うだろ。」←鬼塚少佐

「違いますよね。」←俺

「違うだろ~あのおっさんは。」←田中さん

「どう考えても違うッスよ。」←岩下さん

「え?・・・ち、違い・・・ますか・・・。」←メガネさん

 

 

 

 

 この世界では零戦(ゼロ戦、零式艦上戦闘機)と零式水偵(零式水上偵察機)はつい最近(と言っても1980~1990年代前半)まで生産、運用されていた長寿兵器だ。と言っても零戦は二人乗りにして初期練習機、零式水偵は水上機用の練習機&機上訓練機&カタパルト訓練機だが。零戦は着陸速度が遅く、癖がなく、安価な割に足が頑丈で無茶が効くということで使われ続けていた。零式水偵は3人乗りのため訓練機材を乗せるのに向いていて、滞空時間が長い、武装が無いに等しいので他国との問題にならない、などの理由だそうだ。そのため、零戦と零式水偵は結構有り余ってるんだが・・・まさかタダでもらえるとは思わなかったな。

「マジかよ・・・。」

「本当は私の乗ってきた‘‘オルクス’’でいかせてやりたいが、あいにく武藤がまだ整備中でな。」

ジャンヌがそう言うと、今度は鬼塚少佐が訪ねた。

「ちゃんとGPSにコンパスは正常に作動してる。ところでボウズ・・・飛ばし方、覚えてるよな。」

「覚えてますよ。あんな小さいときに無理やり覚えこまされたんですよ・・・。」

鬼塚少佐との免許取得訓練はきつかったよ・・・。

「ところで・・・理子、ニト、なんで飛行服なんて着てるの?」

「もっちろん!!イブイブと一緒に行くからだよ!!」

「相手はエジプト魔術の使い手です。私も行ってせっきょ・・・ゴホン。戦うのがいいと思いますが?」

・・・そう言われると反論できない。

「ほらよ。」

鬼塚少佐がそう言って、俺に何かが入ってる袋を渡した。

「なんです?これ?」

「何って・・・。お前の飛行服と搭乗員セットだぞ。」

・・・マジでこいつで行くのか。

「ついでに弁当は稲荷ずしと巻きずしな。」

「ちょっくら着てきます。」

そっか~、寿司かぁ~ならしょうがないかー。

 俺はさっさと着替えて零式水偵に乗り、みんなに見送られながら、理子とニトと共にウルップ島沖へ出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 私ことメガネは村田大尉を見送った後、隊舎に戻りパソコンを開いた。そして山本司令長官を検索した。

「うーん・・・。やっぱりカジノの山本さんと瓜二つなんですよね・・・。」

そう言ってパソコンの画面とにらめっこをしていたら

ガチャ・・・

私の後ろに誰かが銃を構えている!?私はゆっくりと両手を上げた。

「メガネ君。世の中には知らないほうがいいこともあるんだよ。」

私の後ろにいた誰かはそう言って去っていった。冷汗が止まらなかった。

「そ、そういえば少佐のブログはどうなってるんだろう?」

少佐のブログを開くとそこには

「部下に水上機を届けに行きました。

 

そして、部下の彼女さん達との写真です。」

という文字と、水上機から撮ったであろう風景、少佐と村田大尉、そして銀髪と金髪、紫の髪の3人の少女計5人が写った写真が上がっていた。

「自由な人だなぁ」

今日も日本は平和だ。

 




アヒルさんボートって意外と高いんですね。調べてびっくりしました。

歴史って面白いですよね。壇ノ浦で源氏に負けても、今度は源氏の作った幕府(鎌倉幕府)を乗っ取って。幕府(鎌倉幕府)を滅ぼされても今度はこっちが幕府(室町幕府)を潰して。で、また源氏に幕府作られても(江戸幕府)今度は源氏の一部と手を組んで幕府潰して(明治維新)。そう考えると面白くないですか?

山本四十六は某太平洋戦争初期の連合艦隊司令長官がモデルです。カジノでの山本さんとは別人なのか否か・・・。

零戦と零式水偵の設定は無理あったかな・・・。でもどうしても零式水偵で行きたかったんや・・・。瑞雲や晴嵐は早すぎ&もっと設定がきつくなりそう。94式水偵に零式観測機は航続距離の問題が・・・。
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