少年士官と緋弾のアリア   作:関東の酒飲

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あぁ・・・明日は勉強するんだ。明日は・・・


ガチャ、2万でサモさん出ず・・・。でも槍きよひーは宝具5、弓メアリー&アン、槍玉藻も出た。おかしいなぁ・・・。サモさんのために回してるのに・・・。


閑話:高校生活一学期編

1:免許取得

俺は鬼塚中尉に呼び出された。呼び出された場所は・・・トイレの中。俺が到着すると、鬼塚中尉は個室で踏ん張っていた。

「おい!!ボウズ!!お前確か免許持ってたよな?」

「え?はい。普通と特殊を持っています。」

「ん?お前、それは特殊って言わないで大特って言うんだ。」

すると鬼塚中尉は俺のほうに何かを投げ渡した。

「ボウズ!!外に軽トラ回しとけ!!」

それは部隊で使っている軽トラの鍵だった。

「え・・・?あの鬼塚中尉・・・」

 

 

「なにーー!?運転できねぇだと!?お前確か免許持ってるって・・・。」

「いやぁ・・・。普通フグ調理師免許と海上特殊電波技師免許ですよ。」

「ンなもん分かるかァぁあああ!!」

ガツン!!

俺は鬼塚中尉に殴られたため、天井に頭をのめりこませることになった。

 

 その後、鬼塚中尉に引っ張り出され、そのまま軽トラの運転席に座らせられた。

「ったくしょうがねぇ・・・。俺が運転を教えてやる。ボウズ!!エンジンかけろ!!」

俺は鍵をひねった。

キュルキュルキュル・・・ブロロロロロ

「お・・・おぉ~~!!」

「そのままギアをDに入れろ。後はアクセル踏めば前に動く。」

ブロロロロロ・・・

軽トラが前進を始めた。

「ハッハッハ・・・。うまいじゃねぇかボウズ。」

そう言って鬼塚中尉は俺のほうを向いた。

「・・・ボウズ。何やってるんだ?」

俺は席からずり落ちたような体勢でアクセルを踏んでいた。もちろん前は見えない。

「いや、こうでもしないとアクセル踏めないんですよ。」

「バ、バカヤローー!!席を前にすればいいだろうが!!」

「え?そんなことできるんですか?」

俺はそう言ってちゃんと席に座ろうとした。そのせいで、間違えてアクセルをベタ踏みしてしまった。

「ボウズ!!前、前!!」

ガッチャーーーーン!!

軽トラは倉庫に激突・・・

「ウガァアアアアアア!!」

「いってぇ・・・・・。」

音を聞いて飛んできた田中さん、岩下さん、メガネさんの手によって救助してくれたおかげで大事には至らなかった。

 

その翌日、俺は鬼塚中尉に連行されていた。

「お、鬼塚中尉?・・・軽トラの件はワザとじゃないんです。」

「ンなことは分かってる・・・。こうなりゃ下は原付、上は戦車に戦闘機動かせるようにみっちりしごいてやる。」

「え?それって大分時間かかるんじゃ・・・。あの、訓練は?」

「中隊長と参謀長の許可はもらってる。2週間でお前は立派な操縦士になるってわけよ。」

「え?2週間で!?無理ですよ!!」

「うるせぇ」

ガツン!!

 

 俺は気づいたら零式艦上初歩練習戦闘機に乗せられていた。

「戦闘機が動かせれば車なんて簡単よ!!」

「え?ちょ、ま・・・・」

ブロロロロロロ・・・・

 

 北海道沖

ブロロロロロロ・・・・

「っていう事があって2週間で何とか車に戦車に飛行機の免許取ることができたんだよね。」

「イ、イブイブ・・・大変だったんだね。」

「うん・・・訓練中に、鬼塚少佐(当時中尉)の先輩の赤松少佐が来てね・・・。」

「だ、大分苦労したんですね」

 

 

 

2:私とあいつ

 私はあいつを始めてみた時、私は取るに足らない人間だと思っていた。正直言ってなんでナカジマ・ビル、J・F・ケネディ空港、それにタコ・イカ・ブイ襲撃事件・・・それを解決(又は実行)できたのは信じられなかった。

 その後、あいつと何度か組んだことで、ある程度わかってきた。純粋に巻き込まれ体質で悪運が強いのだ。そのせいで組んだ時に何度も巻き込まれ、そして何度か命を助けてくれた(あいつはそこまで気にしてなかったが)。だけれど、こいつがいると私の計画の邪魔になる・・・。私は自分の計画のためにあいつを・・・命の恩人を殺すことにした。

 

 

あいつは死んだ。流石に複数のガトリングによる掃射には耐えきれなかったようだ。私は棺の中のあいつに触れた。冷たい・・・。私は・・・自分のために、命の恩人を殺した。

 

 

「どうして生きてるの!?死んだことは確認したのに!!」

あいつは白装束で旅客機に乗ってきた。最初は疲れているだけだろう。そう思ったが違った。あいつは生き返って私の前に立ったのだ!!

「思い出したよ。DNA、数字、イ・ウー。理子はブラドから解放されたいんじゃないか?」

私はそれを聞いて頭が真っ白になった。あいつの黒い瞳はまるで私の全てを見ているようだった。理解できない・・・怖い・・・

「なぁ、こんな犯罪を犯さないで自首しようぜ。俺もついていくからさ。ブラドのことも協力する。そうすれば理子はもう堂々とお天道様が見てるところを歩ける。」

なんて魅力的な提案だ。あいつならやりそう気がする・・・。

「なぁ、キンイチさんだって生きてるんだろ。理子は誰も殺していない。情状酌量の余地は大いにある。」

ダァンダァンダァン!!

え?

私は、無意識のうちに銃を撃っていた。あいつの体から紅の液体がさらに出ていく・・・。あぁ・・・私は命の恩人を2回も殺してしまったのか・・・。それにあんなチャンスを逃すとは・・・。

 

 

「イ、イブキ!?なんで!?どうして!?ってパラシュートなんで切ったの!?」

「てやんでぇ!!テメェ!!手ぇ差し伸べたら銃弾の答えとかふざけてるのか!!まだ拒否するならわかるけど、銃弾の答えはないだろ!!意地でも捕まえてやるよ!!」

「そのためにパラシュート切ったの!?」

「‘‘パラシュートはただの飾り’’だ!!」

「何言ってるの!?」

あいつはあの後、旅客機から飛び降り、私を捕まえた。何でそこまでする?私はあいつを恐ろしく思い始めた。

 

私は東京武偵高に戻るとすぐあいつを呼んだ。

「で、敵対した奴の前に現れる理由って言うのはなんだ?」

あいつの中では私は敵対者として見られているのか。私は胸が痛かった。

「イブキ、お前がいるといつも計画が破綻する。だから私の計画に関わるな。」

私は再びあいつを殺したくない。あいつにはブラドやイ・ウーと関わってほしくない。私はそっけなく要件を言って部屋から去るつもりだった。

「待て!!俺も一つだけ用がある!!」

私はあいつに腕をつかまれ、引き留められた。

ガツン!!

「ッ~~~~!!!イブイブ!!何するの!?」

私はあいつに頭を殴られた。

「これで銃の件はチャラだ。気にするんじゃないぞ。変に遠慮されたらこっちがまいっちまう。」

え?

「これで終わり。もう、理子に同情もしない。友人としてなんかあったら呼んでくれ。」

何を言ってる?

「なぁに、友人がなんか困ってたら助けに行ってやっから、その計画とやらをやって来い。じゃぁな。」

私は・・・お前を殺したんだぞ・・・。

 

「何でここにイブキがいるんだ!?なんでまた私の計画に関わる!?」

あいつは紅鳴館にいた。私は・・・また敵対したくないのに!?

「いやいやいや。俺もさ、さすがにあそこまで言われたら関わろうと思わなかったよ!!でも、その肝心の計画を知らないんだぞ!!まさか一緒に紅鳴館で仕事するなんて思いもしなかったもの!!」

確かに・・・言われてみればそうだ。

 

 

「イ・・イブキ・・・どうしてここに・・・。」

「小夜鳴が怪しいと思って念のためついてきたらこうなってたんだよ!チクショウ!!」

あぁ・・・イブキらしいな・・・。

「俺は今、結構頭にきてる。あいつは、家族に親友虐めてたって聞きゃぁ頭に来ないほうがおかしい。だから、俺はブラドにちょっと挨拶しに行きてぇんだ。だけど理子、お前ブラドに恨み辛みあるだろ。どうする?そこで引きこもっているか、それとも一緒にやりに行くか。」

「なんで私にそこまでする。」

私はずっと抱いてきた疑問をイブキにぶつけた。

「友達だから・・・っていうのじゃ納得しないよな。お前、一緒に東京湾泳いだ時、いつでも俺をやれたはずだろ?なのに何もしなかったから・・・。あと一年の時の貸し、まだ返してもらって無いだろ?これでも足りないか?」

後半は言い訳だな。そうか・・・私を身内と思っているからこんなにやさしくするのか。私は胸が軽くなった。

「親友の大事なものが盗られたんだ。協力しろ。」

「てやんでえ!!あたぼうよ!!」

 

 

結局、私たちはブラドを倒し、私は晴れて自由の身になった。

「……神崎・ホームズ・アリア、遠山キンジ。あたしはもう、お前たちを下に見ない。騙したり利用したりする敵じゃなくて、対等なライバルと見なす。だから――した約束は守る。‘‘Au revoir. Mes rivaux.(バイバイ、ライバルたち)’’あたし以外の人間に殺られたら、許さないよ」

「おい、待て。俺は!?」

イブキ、お前は私の親友だよ・・・流石にそんなこと、恥ずかしくて言えなかった。

 

 

 その後、私はイブキがほかの女としゃべっているのを見ると、胸が痛くなった。そして、ハンナ・ウルリーケ・ルーデルがイブキにキスをしたとき、私はこの痛みの理由が分かった。

 

 敵が多いけど・・・イブイブの心、盗んでいくから!!

 

 

 

 

3:私とイブキ君

「明日から神棚作るわ。いや、時間としては今日か?」

「そうしたほうがいいよ。」

「ありがとう、いいこと聞いた。今日はぐっすり眠れるぞ!!おやすみ~。」

イブキ君はそのまま寝室に帰っていった。

「将来のことを聞かれなくてよかった。あんなこと言えないよ・・・。」

っは!?

呟いた時にはイブキ君はもういなかった。よかった・・・聞こえてない。

 

 私はイブキ君を始めてみた時、驚いた。イブキ君はとても大きな何かに憑かれてる。ここまで大きなものに憑かれてるのは初めて見た。私はイブキ君を警戒していた。

 

 

 次に会った時、イブキ君に憑いているものはさらに大きくなっていた。そして今日調べた結果、沢山の幽霊と強大な神様に取りつかれていた。強大な神様が自分のものにしようとイブキ君を狙って、それを防ごうと大量の幽霊が戦ってる・・・。そんな例聞いたことがない。

 それにイブキ君の将来・・・。

 

 

イブキ君は40代の丸坊主のおじさんと一緒にトラックに乗っていた。二人とも血まみれでボロボロだった。

「おっさん!!今度はA-10 がきやがった!!」

「坊主!!お前何とかしろ!!」

「F35やアパッチならともかくA10なんてどうやるんだよ!!って、おっさん!!傾けろ!!!」

ブォオオオオオオオオオオオオ!!!

布が破ける様な音が聞こえる。発砲炎が見える。そして、視界は真っ赤になった後、暗くなっていった。

 

 

 そして、もう一つ。みんなが寝た後、もう一度占った結果・・・。

 

 

 二人の女性、一人の少女、獣耳の男性が囲んだ真ん中で、髪の短い茶髪の少女(大きさは小学生くらい)がいったん裸になった(うまい具合に局部は見えない)。その後、体が光り、服が現れた。まるで魔法少女の変身シーンのような。

 その後、その少女は杖を植えにあげ、

「夜天の光に祝福を!!リインフォース、ユニゾンイン!!」

そう言うと、今度はその少女の服が光り、新たなものが出てくる

 

 

 うん、イブキ君には絶対に言えない。A-10 に攻撃される将来。それに女の子、しかも小学生のような子の裸を見る将来・・・

 将来のことは聞かれなくて本当によかった。

 

 

4:僕と村田君

 その日は暑かった。

「何、面白い少尉候補生がいる?」

僕は氷水に浸っている水まんじゅうに砂糖をかけながら答えた。

「はい、何でも幼年学校に入学と同時に海軍兵学校に飛び級し、今、実地訓練を受けているとか。」

宇垣君が報告ついでにそんな話を持ち掛けてきた。

「ふーん、そういうの時々いるけど。」

幼年学校や予備士官学校に入学と同時に士官学校の実地訓練に回されるのは珍しいが、決していない・・・というわけではない。僕は水まんじゅうをスプーンで切り分け始めた。

「ですがその少尉候補生、陸戦能力が化け物のように高く、柔軟な思考の持ち主で、高須中将、南雲中将、山口少将が目をかけているそうです。それに、ナカジマ・ビル、J・F・ケネディ空港の事件を解決した少年だそうで。」

「へぇ・・・。」

切り分けた水まんじゅうを頬張った。うん、甘い。・・・あの2つの事件を解決したあの少年か。最近ニュースでさんざん報道されてた。・・・ん?

「彼は何で海軍に入ったんだい?そんなに陸戦能力が高ければ陸軍に行くだろうに。」

「実は・・・泥まみれになるより、ボタンを押すだけの海軍のほうが楽、だからだそうで。」

ブッ!!

僕は水まんじゅうを吹き出してしまった。

「ゴホッゴホッ!!なんだい?その理由は。」

「ですが・・・実際そうらしく。」

「ハハハハハ!!そんな面白い子がいるなんてね!!うちは将来安泰だね!!」

「まったくです。」

ハハハハハ!!久しぶりに彼と笑ったような気がする。

 

 

 

そんな話があった数か月後。僕はそんな少尉候補生の話など忘れていた。

「君、これで初めてなのかい?」

僕は仕事から抜け出し、アクアエデンのピラミディオンで少年とポーカーをしていた。

「いえ、多少はやったことはあるんですが・・・彼女と数回程度やっただけです。基本ブラックジャックかルーレットです。」

少年はじっくりと考えながら、僕に行った。

「フフーン。このエリナがイブキを強くしたんだよ。」

ここのディーラーである銀髪の少女は胸を張って僕に言った。数回でここまでの腕前にするのは確かにすごい。彼の能力もあるだろうが、彼女の指導力が高いのだろう。僕は数時間も彼と一緒にポーカーにブリッジ、ブラックジャック、ルーレットとだいぶ遊んだ。

 

「おいボウズ!!帰るぞ!!」

「あ、鬼塚中尉!!」

軍服を着た厳つい中年男性が彼を呼んだ。

「すいません・・・そろそろ帰らなきゃいけないみたいで。」

「それは残念だね。」

視界の端に宇垣君、黒島君、三和君が見えた。僕のほうもそろそろ帰らないといけないようだ。

「そういえば君の名前は?」

「え?あぁ言ってませんでしたね。村田維吹海軍少尉です。」

へぇ・・・こんな面白いのがうちにいたんだ。

「僕は山本っていうんだ。ある組織の・・・幹部ってところかな。今日は楽しかったよ。今度君に水まんじゅうをごちそうするよ。」

彼には連合艦隊司令長官として接してほしくないな。

「え!?それは楽しみです!!」

「おい、ボウズ!!早くしろ!!」

「すいません。それではまた。」

そう言って彼は去っていった。

 

 彼を調べたところ、数か月前に話していたあの少尉候補生だったことが分かった。今はHS部隊の第2中隊にいるらしい。なるほど、あそこに居ればすぐに昇進するな。苦労は絶えないけど。

 それからというもの、HS部隊に監視をつけた。そして彼らがカジノへ行くと聞いたら、僕は仕事を抜け出すようになっていた。

 

 

 宇垣君、黒島君、三和君!!君たち僕を連れ戻すのはいいけどせめて軍服は脱いできてくれないかい!?

 

 

 5:ある車椅子の少女

「ただいまぁ・・・。」

図書館から家に帰ってきた。ただいま、といっても返事はない。この家は私しか住んでないのだから・・・。

「ってそんなの、考えちゃいかん。そやそや・・・」

と言っても結局は空元気。

 ・・・・・・父ちゃん、母ちゃん。何で逝っちゃったんや。

「寂しいよぅ・・・。」

 

 私が久しぶりに弱音を吐いた数日後、あらたな家族ができ、その一週間後にまた新たな家族ができることを、今のうちは知ることはない。

 

 




次回からは‘‘夏休み編’’始まりです。
試験勉強やんなきゃ・・・。
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