少年士官と緋弾のアリア   作:関東の酒飲

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 遅れたことを謝罪します。
 年末と1月の前半、自分の休みの日全てバイトが入るという地獄があり、1月後半は留年をかけたテストがあったので・・・全く筆が進みませんでした。

もう春休みなので、ここで一気に稼ぎたいなぁ・・・。


魔法少女リリカル〇のは 家庭訪問に武装はいらないだろ・・・

  俺達が「時の庭園」にいた原因は黒髪の少年に攻撃された金髪の少女(フェイト・テスタロッサ)の取り調べだった。この子はパスポートを持っており、リヒテンシュタインからの旅行・・・ということになっていた。なのでスイス大使館(リヒテンシュタインはスイス大使館が兼轄しているため)に連絡をすると、そのような少女はいない・・・と返答が来た。

 よってこの少女はパスポート偽造をしたということが分かったが、理由が分からない。理由を聞いても

「お母さんがジュエルシードを取ってきてって言ったから・・・」

これと、彼女が小学生ほどの見た目から支援者がいると考えていた。ちょうどその時、彼女の保護者というものが現れた。その保護者というのがオレンジの髪をしたお姉さんで・・・ってコイツ!!

「てめぇ!時空管理局と間違えて俺を襲ったやつじゃねぇか!!」

「あ、あんたは!!」

その後の取り調べによって、プレシア・テスタロッサの虐待を知った。

 ・・・で、その日は鬼塚少佐に無理やり飲み屋に連れていかれ、帰りがあまりにも遅いから臨時の隊舎で寝た・・・。

 

 

 

「おいボウズ!!起きろ!!」

で、起きたのが天井、壁、廊下がすべて鉄でできている謎の場所・・・。知らない天井どころじゃねぇよ!!!

「「「「鬼塚少佐!!ここどこですか!!」」」」

ちょうど起きた田中さん、岩下さん、メガネさんと一緒に詰め寄った。

「この希信が説明しよう!!ここは・・・」

俺たちは辻さんの説明が頭に入らなかった。何故なら・・・

「あれ?お客さん?おーい!?見える~!?」

辻さんと鬼塚少佐、神城中佐の後ろにフェイト・テスタロッサ似の少女(体が透けている)が宙に浮きながらこっちに手を振っているのだ。

「田中さん・・・俺・・・少女が宙に浮いているように見えるんですけど・・・まだ酔ってるんですかね?」←俺

「お前も見えるか?体が透けているように見えるんだが・・・」←田中

「最近のホログラムって大分進歩してるッスね・・・。」←岩下

「近くに映写機はないですよ。」←メガネ

メガネさんの一言で俺たちは顔が真っ青になった。

「・・・ん?お前らどうした?」

「・・・というわけで!!どうした?そんな表情して?」

鬼塚少佐と辻さんが俺たちの表情が変わっていることに気が付いた。

「う・・・後ろ・・・。」

田中さんが後ろを指さしながら言った。二人が後ろを向いた。

「お客さん?用事は何??」

「メガネさん曰くホログラム用の映写機はないそうです。」

サーっと二人の顔が青くなった。

「こ、こういうのって銃じゃ殺れねぇんだよな!?」

鬼塚少佐は冷汗を滝の様に流しながら拳銃を握った。

「ん?なんのことだ?この希信には何も見えないぞ?」

・・・ゑ?

「全く、君たちはまだ酔っているのか?」

「あの辻大佐、そこにいるフェイト・テスタロッサ似の少女が見えないのですか?」

俺は彼女(?)を指さしながら辻さんに聞いた。

「イブキ大尉・・・君はロリコンだからそんな幻覚を見ているのではないのか?」

「俺はロリコンじゃないです!!」

 そんな冗談が辻さんと俺の間で飛び交っているうちに、みんなの緊張はほぐれたらしい。

「そ、そうだよな!!幽霊なんかいないよな!!・・・おい、ボウズ!!驚かすなよ!!」

鬼塚少佐が一番ビビッてたよな・・・。

「お~い!!無視しないで~!!」

幽霊(?)の彼女が両手を振って存在をアピールしているが無視しよう。

「ん?あんた達やっと起きたのかい?」

 

 

 

 オレンジの髪のお姉さん(?)は俺達を案内しながら自己紹介をした。彼女(?)はアルフという使い魔らしい。彼女(?)は辻さんと神城さん、鬼塚少佐に説得され、「時の庭園」まで俺たちを連れて行ってくれたそうだ。・・・ってあれ?

「あの・・・重要参考人を簡単に釈放しちゃっていいんですか?」

「彼女は希信達にすべて話してくれた上に、本拠地まで案内してくれるそうだ。なので!!この希信と瀬島が司法取引を持ち掛けたのだ!!」

瀬島さんのところだけ小さく言って・・・。

「それにこの戦力の中で脱走はできないと希信と瀬島は決断したのだ!!」

・・・確かに。白兵能力が高い俺に、バレない狙撃兵・岩下さん。手持ちの爆薬で何でも破壊できる田中さん、戦闘ができるハッカー・メガネさん。それに加えて、作戦の神様・辻さん、突撃殴り込み大好きな神城さん、天災・鬼塚少佐。

・・・うん、俺でもこんな部隊から脱走は無理だわ。

 

 

 

 

 ところで神城さん、笑いながら磨いている大きい筒は何です?え?パンツァーファウスト3?殴り込むなら大火力を持って行かないといけない?・・・そうですか。

 

 

 

 

 

 

 

 さて、色々アピールしている幼女の霊(?)を無視しつつ、案内された部屋に入った。そこには一つの椅子(玉座と言ったほうがいいか?)があった。

「おかしいねぇ?ここにいるはずなんだけど・・・」

アルフが一言・・・。

俺達はこの部屋を探していると

「ここに扉があるぞ!!」

流石は田中さん、3分で扉を見つけた。俺達はそこに入るとガラスの円柱に入った幽霊(?)の彼女に瓜二つの少女と、黒髪の妙齢の女性がいた。

「狙え!!」

俺達は条件反射で女性に銃を構えた。

「ちょ!!母さんを狙わないで!!」

「うん、お願いだからあっち行ってね。」

「あ!!やっぱり見えてる!!」

思わず幽霊(?)の少女に反応してしまった俺は悪くないはず・・・。そう思いながら三八式を強く握った。

「あなたはフェイト・テスタロッサの母親のプレシア・テスタロッサか!?」

辻さんは大きな声で女性に尋ねた。

「貴様、愛娘のフェイト・テスタロッサに虐待とはどういうことだ!!」

・・・え?

「あの・・・辻さん?M関係(魔術関係という意味の隠語・海軍式)の黒幕を逮捕しに行くんじゃないんですか?」

「ん?この希信達はフェイト・テスタロッサの家庭問題を解決するために来ただけだ!!それに今回の事件の原因は事故による二次災害だ!!」

・・・ふぁ!?

「我々、希信達はフェイト・テスタロッサの家庭状況に同情し!!個人的に!!家庭訪問しただけだ!!」

「じゃぁなんで装備持ってきたんですか!?」

ご丁寧に装備一式持ってきてるのにきて家庭訪問!?

「もちろん!!家庭問題解決のためだ!!」

チュドーーーーーン!!!

俺と辻さんの間に電撃(物理)が走った。発射元を見ると・・・妙齢の女性からだった。

「私のアリシアに!!近寄らないで!!」

 

 

 

 

 

 

「・・・あの、辻大佐?」

「どうした、イブキ大尉。」

「他人の家庭問題に武力介入していいんでしょうか?」

「違う。我々、希信達は彼女の家庭問題を解決しようと‘‘個人的に’’しているだけだ。」

「・・・あの人、俺らに攻撃してきたんですけど。」

「それなら希信は自衛のために反撃するほかない。」

フェイト・テスタロッサに似ている少女が入っているカプセルを守るように立つプレシア・テスタロッサがめっちゃ切れているように見える。

「お兄さん、私見えてるんでしょ?」

そしてカプセルに入っている少女に似た、色素が薄い(そのままの意味)の少女が浮きながら俺の頬をつつく。

どうしてこうなった!?

 

 

 

 

 

 ゴゴゴゴゴゴ!!!

急に大きな音と共にロボット(?)が近くから出てきた。

「おぉおおおお!!!あれはMS-06C 初期量産型ザクII!!あっちにはMS-06E-3 ザク・フリッパー!!!」

「メガネさん、落ち着いて、落ち着いて・・・。」

メガネさんがなぜか興奮している。俺が落ち着かせようとすると

バシュ!!!!!!

・・・ズドォオオオオオオオン!!!

轟音と共に10体ほどのザク(?)が吹き飛んだ。

「やはり大火力こそ正義なんですよ!!!殴り込みはこうでなくては!!!」

神城さんが大声を出しヤバいことを言っている。・・・って神城さんの目が山口少将と同じ人殺しの目になってやがる!!!

「目標を確保せよ!!突撃ィイイイイ!!!」

「「「「「うぉおおおおおお!!!!」」」」」

辻さんの命令に条件反射で突撃始めちゃったけど、これ家庭訪問なんだよね。

バシュ!!!!!!

・・・ズドォオオオオオオオン!!!

「ヒャッホォオオオオオオ!!!!最高だぜぇええええ!!!!」

神城さんが興奮してる。あの人、大火力砲の発射音とか聞くと興奮するのに、頭はいつも以上に冴えわたるから立ち悪いんだよなぁ・・・。

 

 

 

 

「うぅ・・・そんなことがあったなんて・・・。」

「希信は・・・希信は・・・」

「チクショウ・・・前が見えねぇ・・・」

神城さん、辻さん、鬼塚少佐はプレシア・テスタロッサから動機を聞き、滂沱の涙を流していた。

彼女曰く、事故で死んだ娘(アリシアという名前らしい)を甦らそうとしてできた子がフェイトだそうだ。そして、プレシアはアリシアを甦らそうと無理をし過ぎたせいで、もう半月ほどしか生きられないそうだ。なのでフェイトにジュエルシードを集め、それの力で伝説のアルハザードとやらに行くことに最後の希望を託したらしい。しかしアルハザードは伝説の場所であり、本当にあるかどうかわからない。なので自分とアリシア(の死体)だけで行き、フェイトと泣く泣く離れることに決めたそうだ。そのため、プレシアはフェイトが自分についてこないように心を鬼にして虐待をし、嫌われようとしていたそうだ。(彼女曰く絶対に痕にはならないよう細心の注意をしていたそうだ。)

その話を聞いて、俺は近くをフワフワ飛んでいたアリシアに似ている幽霊に話しかけた。

「君、プレシアさんの娘のアリシアちゃんかい?」

「あ!!やっぱり私のこと見えてた!!!」

・・・あぁ、そういえば無視してたっけ。

「妖怪の類ならよく見てきたけど幽霊の類は初めてでねぇ。いやぁ・・・ゴメンナサイ。」

アリシア(?)はちょっと不満そうな顔をしながらも謝罪を受け取ってくれた。

「で、君はプレシアさんのアリシアちゃんかい?」

「そうだよ!!私がアリシア・テスタロッサだよ!!」

・・・あの死体、やけに新鮮だよな。もし、運が良ければできるか?

 

 

 突然だが、俺が第一次ブラド戦で使った‘‘反魂蝶’’の原理を説明しよう。あの技は冥界よりセクメト神(エジプト神話より)とアヌビス神(エジプト神話)の力を持った霊を召喚する技だ。セクメト神の力、「火のような息(人間を殺してしまう病の風)」の劣化版で敵を仮死状態にする。そしてアヌビス神の霊が冥界に敵の魂を運び、冥界の入り口で強制的に死者の裁判が始まる。そしてアメミット(エジプト神話)に心臓を食べられ、その結果本体は死ぬ。

 とても面倒な工程で即死させているのだが、その分手を加えられるところが多く、応用が利く技だ。

 ここでもし、冥界から呼ぶ霊をイシス(エジプト神話)とネフティス(エジプト神話)を呼べば、もしかしたら彼女は復活するかもしれない。

(エジプト神話にイシスとネフティスがバラバラに殺されたオシリス神の遺体を拾い、集めて復活させた・・・というエピソードがある。)

神話ではオシリスは復活した後、冥界へすぐ行ってしまったが・・・オシリスの遺体がバラバラだったからだと仮定すれば・・・遺体がキレイに残っているアリシアちゃんなら・・・。

 

 

 

「アリシアちゃん、もう一度生きたいかい?」

「え?急に何?」

「もしかしたらできるかもしれない。」

「え?」

「もう一度生きるということは、もう一度死ぬということだ。また死を経験するとしても・・・生きたいかい?」

俺が冗談で言ってるわけでないと感じたのだろう。アリシアちゃんは少し考えた後、頷いた。

「私は生きたい。例えもう一度、あんなに怖いのを経験するとしても、母さんとフェイトに抱き着きたい、お話ししたい!!お兄ちゃん!!私を生き返らせて!!!!」

「俺も初めてのことだから・・・失敗しても祟るなよ。」

「お兄ちゃん、失敗しても祟らないよ。むしろ生き返らせようとしてくれて、とても嬉しいよ!!」

「そいつぁ有難い。んじゃぁお母さん説得してから始めるよ。」

俺はそう言ってプレシアさんに近寄ろうとすると

ガシッ!!

田中さんが俺の肩をつかんだ。

「おい村田。生き返らせるのは良いが・・・お前は大丈夫なんだろうな。」

流石は田中さん、こういう危険察知能力は化け物だな。確かに、‘‘反魂蝶’’は霊の仕事の対価として敵の魂を贄にする。だから俺は実質対価を払わなくていいのだが・・・今回復活させるためにアリシアちゃんの魂を贄にするわけにはいかない。

「心配しないでください田中さん。俺だって家族残して死ぬなんてことしませんよ。」

「そうか、気をつけろよ。」

そう言って田中さんは俺の肩から手を離した。

 

 

 

「プレシアさん、もしかしたら生き返らせることができますが・・・どうしますか?」

「本当かボウズ!!!」

「鬼塚少佐、近い!!近いから!!!プレシアさん引いてますよ!!!」

鬼塚少佐のあまりの迫力にプレシアさんが引いていた。鬼塚少佐をなんとか離し、プレシアさんに再度聞いた。

「えぇ・・・ジュエルシードもこれしかないのならアルハザードには行けないわ・・・生き返らせる方法があるの・・・?」

「自分も初めてなので成功するかわかりませんが・・・一応可能性があります。」

「お願い!!最後にあの子に会わせて!!!」

あんたも近い!!近い!!

 

 

 

 プレシアさんを落ち着かせた後、儀式の準備を始めた。と言っても彼女の遺体に白の服を着せ、良く耕された畑の上に置き、近くにジュエルシードを置くだけだが。

「これでうまくいくの?」

「エジプトでは冥界の神と農耕の神は一緒なんだ。冬には枯れ、春に芽を出すのは、死と復活に見えたようだよ。それに芽を出すのは土の中から、つまり冥界からって言う考えもあるね。だから冥界に近い土の上、それに自分のテリトリーでもある畑だと力を行使しやすいと思うんだよね。」

「へー・・・」

アリシアちゃん・・・君の復活の儀式だよ?もうちょっと興味持とうよ。

 さて、準備が終わった。今回の儀式で使う贄はジュエルシードだ。4つで足りてほしい。

「では始めませす。皆さん下がってください。」

みんなが下がった後、俺はその場にルーンとヒエログリフを刻んだ。

「‘‘反魂蝶・改’’!!!」

そう言えば反魂の意味は『死者の魂を呼びもどすこと。死者をよみがえらせること。』・・・。むしろ今回のほうが意味合いは合ってるのではないか?カット

 ルーンとヒエログリフを刻んだ場所から蝶が大量に出てきて、幽霊のアリシアちゃんを襲った。

「ちょ!!助けてぇえええ!!!」

襲った後、蝶達はその勢いのまま彼女の遺体に襲い始めた。・・・これ大丈夫だよね。

 バリィイイイイイン!!!

4つのジュエルシードが割れ、蝶達は刻んだ場所に戻って行ってしまった。彼女の霊は何処にもいない。・・・え?失敗?俺が焦った瞬間

「うぅ・・・。」

彼女の遺体から声が聞こえた。すると遺体は目を開け、体を起こし、周りを見た。

「ア、アリシア!!!」

「母さん!!痛いよ!!」

プレシアさんは涙を流しながらアリシアを抱きしめる。よかった、成功したようだ。

「「「「「「「うぅ・・・。」」」」」」」

うちの部隊とアルフは感動で涙を流している。ん?俺はポケットに手を入れると知らない紙が出てきた。珍しい紙質の紙だ。日本ではほとんど流通してなさそうだな。その紙には文字が書いてあったが・・・

『هذه المرة أردنا مع أربعة.

التالي هو حياتك للنظر فيها.

كما شفي جسم أم الفتاة.』

・・・アラビア語か?さすがにアラビア語は読めねぇよ・・・。後でニトか師匠に読んでもらおう。俺は紙をしまった

「ピーヒョロロロ・・・」

俺はふと空を見上げた。そこには快晴の青空をバックにトンビが2匹、俺達を見守るように輪を描きながら飛んでいた。

 ・・・今は午前中だっけ、今日も暑くなりそうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「母さん!!正座!!」

「ア、アリシア?」

「私のために沢山頑張って、体も壊したのは知ってる!!でも!!フェイトにあんな酷いことをしてたのはひどいよ!!」

プレシアさんが落ち着いた瞬間、アリシアちゃんが説教を始めた。さっきまで霊体&遺体だったのに元気だな。

「でも、母さん、寿命が・・・」

「私を生き返らせてくれた神様が母さんの体を治したって言ってたよ!!それよりもフェイトが傷ついてるんだよ!!!」

・・・ん?今すごい事言ってたぞ。

「あ・・・あの、アリシアちゃん。今体が治ったって言ったけど・・・。」

「あ、お兄ちゃん?なんか生き返らせてくれた頭に椅子乗せてる神様と、頭に祠を乗せてた神様が母さんの体もついでに治したって言ってたよ。」

・・・代償が怖いんですけど。

「だから母さん!!フェイトをいじめちゃダメ!!それに・・・」

アリシアちゃんは説教に戻った。・・・これで一連のM関係(魔術関係という意味の隠語・海軍式)の事件は解決だな。

「ピーヒョロロロ・・・」

俺はまた空を見上げた。トンビが2匹、俺達を温かく見守るように輪を描きながら飛んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 事件が解決したから、これでやっと海鳴観光ができるな。そうだなぁ・・・翠屋のシュークリームと紅茶はうまかったから、そこで一服だな。それに温泉入って、うまい酒と飯食って・・・。

「そう言えば村田君。」

「神城中佐、どうしたんですか?」

「そういえば・・・君、今日帰る日だよね。」

・・・ゑ?

「いや、私達がここに来たの昨日で、君その二日前に来たんだよね。三泊四日の旅行って私は聞いているよ。」

・・・ファ!?

   ブー・・・ブー・・・

その時、俺の携帯にメールが来た。そのメールは師匠からだった。

『イブキへ

帰りの準備は終わったから早く帰ってこい。

スカサハ』

「ピーヒョロロロ・・・」

俺は空を仰いだ。トンビが俺をあざ笑っているように見えた。

 

 




今回でリリカル〇のは編は終わりませんでした・・・。次回で、次回で終わると思います。



 本来はヒエログリフ、またはコプト語での手紙にしようと思いましたが
ヒエログリフ→表意文字と表音文字(簡単に言うと漢字とひらがな)で出来ているので自分では文章にできない。
コプト語→翻訳サイトが見つからなかった。
なので今エジプトの公用語であるアラビア語にしました。

 トンビはイシス、ネフティスの化身みたいなものです。

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