ラッシュ〇ワー編もこれでラスト!!なんだかんだ感慨深い…。ラッシュア〇ーのDVDとDVD読み取り機にパソコン持ってキューバ行ったのが2月前半…。
当初のプロットと
関係ない事ですが、キューバに行って山ほど葉巻とラムを買った夢を見ました。また行きたいなぁ…。
・・・・・・
オエッ!!!!!
俺達はカーターさんの車にあった化粧品を使って女装(笑)をしたのだが・・・どっかのキンジの様にまるで本物の女性の様にな・・・らなかった。俺達の女装は、よく言ってシャーロック・ホームズ(映画 シャーロック・〇ームズ シャドウ ゲーム)の女装、悪く言うと恋姫○双の貂蝉・卑弥呼のようなものになってしまった・・・。
「アハハ・・・観光に来たのに、爆発に巻き込まれて・・・。次は全く似合わない女装して突撃なんて・・・。」
「・・・坊主、口に出すな。余計に意識するだろ。」
「「ハァ・・・。」」
俺達は大きな溜息をつきながら
トントントン
俺がドアをノックすると中年のコックと思われる人が出てきた。
「こんばんは。ごめんなさいね、こんな時間に。」←俺
コックは怪しさいっぱいで俺達を見る。
「私達、こういうものなの。」←おっさん
おっさんはポリスバッチをコックに見せた。
「
俺は吐き気を覚えながら言った。
「・・・え?いやいやいや!!私たちはそんなもの使ってませんよ!!」
コックが慌てながら言った。そりゃそうだ、だって嘘だもの。
「
俺はそこで溜息をついた。なんでこんな口調で喋んなきゃなんねぇんだよ。
「それは・・・ご愁傷さまです。」
コックは俺達とあまり関わりたくないようだ。
「安心して、軽く見回ってすぐ出てく行くわ。上の人にわざわざ来てもらう必要はないわ。」←俺
「ゴメンナサイね、迷惑かけて。」←おっさん
うん、おっさんがオカマ口調で喋るとメッチャ気持ち悪いな・・・。
「いえ、お疲れ様です。どうぞ。」
コックが一切目を見ないで入れてくれた。
「ありがとう。じゃぁ見させてもらうわね。」←俺
俺達は裏の厨房から
俺とおっさんは店の中の人目のない廊下で案内役の若いコックを気絶させ、カツラを外し、やっと女装をやめることができた。
「「もうやりたくねぇ・・・。」」
俺達はぼやいた。
「ハァ・・・これ片付けないと・・・。」
俺は気絶した案内役とカツラを隠すために近くの部屋を開けると・・・
「うわぁ・・・。」
「マジかよ・・・。」
その部屋には大量の手榴弾、大量のC4、拳銃やライフル、・・・重機関銃もあらぁ。
「・・・・・・戦争でもやる気かよ。」
俺はまたもぼやいた。・・・とりあえず起爆装置と雷管を破壊しておこう。そうすればC4は使えなくなる。
「・・・これはえらく古い銃だな。」
おっさんは重機関銃を見ていた。この機関銃は布製弾帯を使うようだ。ってことは最早骨董品だな。
俺達はそれらの武器を細工して部屋を出た。
俺達は廊下の角を曲がった瞬間
ドン!
角から人が急に表れてぶつかってしまった。
「いやぁ、すいません。」
「おう!気をつけろよ!」
男は頭に袋をかぶせた子供を抱えていた。
「「「・・・。」」」
微妙な空気が俺達と担いでいた男の間を支配する。
「助けて!!」
その子供が叫んだ瞬間、その空気が吹き飛んだ。おっさんが男を殴り、その瞬間に俺はその子供を確保する。
「うがぁあああ!!!」
男とおっさんが格闘している間に、子供がかぶせられている袋を取る。
「ひっ!!!」
少女は俺の顔を見て怯えた。・・・メイク落としてなかったな。
「こんばんは、スーヤンお嬢さんだな?俺は武偵で君を助けに来たんだ。・・・このメイクは潜入のためで趣味じゃないぞ。」
少女は頷いた。スーヤンお嬢さんを確保。
「うらぁあああ!!」
ドン!!ガラガラガラ!!
おっさんは男を棚にぶつけ、やっと無力化したようだ。
「ハァ・・・ハァ・・・こういうのは、坊主の仕事だろぉ!!」
「いやぁ、おっさんが先に動いたんで任せてもいいかなって。」
といった瞬間、
ダァンダァンダァンダァン
敵がもう二人現れて拳銃を撃ってきた。
「こっちは人質居るんだぞ!!」
おっさんがスーヤンお嬢さんを担ぎ、俺は14年式とワルサーP38を両手に持ち逃げ出した。奥から悲鳴が聞こえる。客も銃声で驚いたのだろう。俺達は角を曲がろうとすると・・・人の気配!?しかも二人!?チクショウ、やるっきゃねぇ!!
「「動くな!!」」
・・・そこには銃を構えたリーさんと驚いた顔をしているカーターさん、それとショートカットの気の強そうな女性がいた。
「リーさんとカーターさんか・・・。スーヤンお嬢さんを無事確保しましたよ。」
「「「・・・キモッ!!」」」
ブチッ!
「「うるせぇ!!」」
バキッ!!バキッ!!
俺達はついつい二人に手を出してしまった。
「元々これ持ってたのカーターさんじゃないですか!!てやんでぇ!!」
「こっちだって好きでやってねぇんだよ!!」
俺達が喧嘩し始めた瞬間、
「動くな!!」
ライフルを持った男たちが俺らに向けて銃口を向けていた。一部の男たちは武器庫(仮)へ行った。そう言えばあの銃は・・・ってヤバイ!!
「「隠れろ!!」」
俺とおっさんは少女を担ぎつつ、三人を押し倒して近くの部屋に無理やり非難させた瞬間
ドカン!・・・ドカーーン!!
男たちの方向から爆発音が聞こえた。予想以上の・・・可哀想に腔発(今回の場合、銃口を塞いだ状態で発砲による爆発)が手榴弾を爆発させたのか?
「何が起こってるのよ!!」
ん?そういえば武器庫に一部行ってたよな・・・。ってことは・・・。
「全員伏せろ!!」
「「「?」」」
おっさん以外は気づいたようだ。
「急げ!!」
おっさんも言った。おっさんは絨毯に横になり、タバコとライターを出した。三人もシブシブ横になった。
「お嬢さんも横になって!!」
スーヤンお嬢さんも横になった。
「何やってんだ?」
カーターさんがおっさんに聞いた。
「待ってる間吸おうと思ってな。」
おっさんのタバコに火が付き、紫煙を吐き出した瞬間
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!
機関銃の掃射が始まった。壁の木片が俺達に降ってくる。
「あたしが何したってのよ!!」
女性が若干ヒステリー気味だが無視しよう。
「おっさん、仕掛けたとこ覚えてるよな。」
「ちゃんとやってやる。・・・爆発に飛び降りに女装に、今度は機銃掃射かよ。」
「戦闘機に追われないからよかったじゃねぇか。」
「フラグ立てんじゃねぇ!!」
ダイ・○―ド4.0で戦闘機に追われるから安心しろ。
機銃掃射が止まるまでの間、俺とおっさんが武器庫(仮)で何をやったか説明しよう。俺達はまずC4用の起爆装置と雷管を1セット残してすべて破壊した。その次に、おっさんは重機関銃を移動できないように床に固定する。俺は布製弾帯の真ん中のほうの銃弾一発を外し、代わりにカーターさんの車にあった口紅を入れる(ちょうどぴったりの大きさだった)。そして、ライフルに口径の違う弾丸を銃口に詰めて塞ぎ、ついでとばかりに銃身に火薬も詰めておく。5丁のライフルの細工が終わったらおっさんも重機関銃の固定が終わった。そして俺は残りのライフルや拳銃は窓から外に捨て、おっさんはC4と残った起爆装置と雷管で爆弾を作ってセットその部屋に隠しておいた。(その時、おっさんが起爆装置のリモコンを壊してしまったので手動でしか動かない)
それでやっと部屋を出たのだが・・・念のための細工がまさか全部使うことになるとは思わなかった・・・。
ダダダダダダダダ!!カチンカチン!!
機関銃が止まった。
「おっさん!!」
おっさんは機銃掃射で空いた穴に銃を構えた。
「イピカイエー・マザーファッカー!!」
ダァン!!・・・ドカーーーーン!!!
壁が吹き飛び、熱風がまたも俺らを襲った。
「君たちはどんだけ仕掛けたんだ!!」
リーさんが文句を言った。
「ここまで爆発すると思わなかったんですよ!!」
実際、部屋一つ爆破する程度しか仕掛けてない。予想以上に性能が良かったようだ。
「逃げるぞ!!」
おっさんが言った。俺達は急いで立ち上がり、外へ出ようと
ダァンダァンダァン!!
まだいるの!?
「急げ!!」
俺達は応戦しながらなんとか外へ出て、そこに止めてあったライトバンの車に乗った。
俺達がライトバンに乗って逃走したら、敵も車で追いかけてきた。
「チクショウ!!どんだけ湧いて出てくんだよ!!」
俺はハンドルを握りながら叫んだ。
ダンダンダン!!
敵は銃を撃ってくる。おっさんも応戦しているが、敵の数は減らない。
「あんた達何したの!?」
「落ち着いてくれ、これは捜査だったんだ。偶然店に君がいたんだ。」
女の人とカーターさんが言い合いをしている。そういえばこの女性は誰だ?
「カーターさんこの人は!?」
俺はカーターさんに聞いた。
「彼女はジョンソン。俺の相棒だ。」
「ちょっと待って、私はあんたと組んだ覚えh「ジョンソンさん初めまして、村田維吹です!!捜査の協力をしています!!」」
口喧嘩するくらいならさっさと応戦してほしい。
「スーヤン大丈夫だったかい!?」
「リー!!」
リーさんとスーヤンお嬢さんは感動の再開中。
「とりあえずこれを脱ごう。」
リーさんはスーヤンお嬢さんの上着に手を置いた。
「お前さんはロリコンだったのか!?」
おっさんが冗談を言った。
「ちがう!!爆弾のついた上着を脱がそうとしたんだ!!君たちも知ってるだろ!!」
リーさん冗談だからね。
「スーヤン、脱がすよ。」
「ダメ!!」
・・・声だけだと逮捕案件だな。
「少しでも触ると爆発するって・・・。」
まぁ、そのくらいの細工はするよな。
「・・・はぁ、見せて。」
ジョンソンさんはスーヤンお嬢さんの前に座るとC4製上着を見た。
「触っちゃダメ!!」
「大丈夫、彼女は専門家だ。・・・早く脱がしてやってくれ!」
ジョンソンさんは爆弾処理班出身なのか?
「えぇ、でも慎重にやらないと。」
そういって彼女は起爆装置の解除を始めた。その瞬間、前方から銃を撃ってくる5~6両の車が・・・回り込まれた!?
「坊主!!回り込まれたぞ!!」
「知ってらぁ!!」
今は陸橋の上を走っている。下には渋滞の車の列が見える。この時間でも渋滞かよ。ん?その渋滞の中に車を運ぶトレーラーやコンテナを運んでいるトラックが沢山いる。・・・迷っている暇はないか。
「ジョンソンさん!!解体中止!!みんな何かに捕まって!!」
俺は一気にハンドルを切った。
バキッ!!
俺達の車はガードレールを飛び越え、宙に飛んだ
「「「「「「うわぁあああ!!!」」」」」」
車はうまくトラックの上に着地。そのまま無理やり前進させ、渋滞の中のトラック、トレーラー、そして乗用車の上(字のまんま)を進む。
バキバキバキ!!
「なにやってんだぁ!!」
カーターさんが文句を言う。
「これ以外の方法があったら教えてください!!」
前も後ろも敵がいるんだぞ!!どうしろってんだ!!あ、ランボルギーニの車を潰した。
「ご請求はロス市警かFBI、中国大使館へお願いします・・・ってね!!」
俺は叫んだ。
「……始末書が大変ね。」
ジョンソンさんが他人事のように言った。…ロス市警の皆さんゴメンナサイ。
プルルルル
急に俺のスマホが鳴りだした。…かなめから電話!?
「もしもし!?」
「あ、イブキにぃ?今私達、中国博覧会にいるんだけど、」
「中国博覧会!?」
ベキベキベキ!!
絶賛、車を破壊中。むしろ俺達が捕まるんじゃねぇか?
「時間が空いてるなら一緒にどうかなって?イブキにぃの招待状も来てたし。」
中国博覧会…そういえばハン領事は予定通りそっちに行けって犯人に言われてたっけ?
「そっちにハン領事はいる!?」
「え?…いるけど。」
ってことはFBIの人もいるな。
「いまからそっちに行く!!中で待ってて!!」
「本当!!いぶきにぃ!!」
電話越しでもうれしそうなのが分かる。
「すぐに武装できるようにして待ってて!!あと民間人は避難させて!!ハン領事にお嬢さんを確保したって伝えて!!あと10分もしないで着くから!!」
ダンダンダン!!
敵は橋の上から撃ちだした。面倒な!!
「分かったよ!!あとさっきから破壊音と銃声がk……」
ピッ
電話を切った。
「今から中国博覧会へ行きます!!カーターさんどっち!?」
バゴン!!
俺達の車は渋滞中の上(文字通り)を無理やり抜けて、反対車線に出た。反対車線は空いててよかったぜ!!
「そのまままっすぐだ!!」
「了解!!」
反対車線に出て数分でまた追手が来た。
「スシ坊!あそこだ!!」
目の前にガラス張りのタワーのようなビルが見えてきた。
「スシ坊はやめてください!!」
ピピピ・・・
またスマホが鳴りだした。…かなめかぁ。
「もしもし!?」
「イブキにぃ?民間人の避難できたけど……。」
「あぁ、もう目の前だから!後正面玄関に誰も行かせないで!!」
ダンダンダンダァンダァン!!
敵の車の一台が回転している。誰かの撃った弾が敵の運転手に当たったらしい。
ドカァーーーン!!
敵の一両が建物にぶつかり爆発炎上。
「ちょ、イブキにぃ!!今のh」
「あ、い、今……電波が悪い……み、見たいで……。」
・・・ピ。
俺は電話を切った。
「できたわ!!でも、まだ起爆可能よ!!」
ジョンソンさんが爆弾を解除したらしい。ジョンソンさんとリーさんは急いでスーヤンお嬢さんからC4製上着を脱がせた。
「ちょっとそれ貸せ!!」
おっさんがC4製上着を要求した。
「何に使うんだ?」
リーさんがおっさんに渡すと、
「…C4か、ビルを思い出すな。」
そう言いながら、おっさんは起爆装置をいじり始めた。
「この数どうしろってんだ!!こっちがハチの巣になっちまう!!!」
カーターさんが叫んだ。
「返品するぜ!!」
おっさんはいじっていたC4製上着を追って車に向かって投げた。
「伏せろ!!」
おっさんが言った瞬間
チュドーーーーン!!!
上着が爆発し、敵の車2~3両が宙を舞った。
「…あんな威力の物をつけさせていたのか。」
「…失敗しなくてよかったわ。」
リーさんとジョンソンさんが引きながら言った。
「まるで映画だな…って、もう距離がねぇ!!突入するからみんな何かに捕まれ!!」
俺は叫んだ。
ガシャーーーーン!!
車は中国博覧会の正面玄関を突き破り、無理やり来場した。
「ご搭乗ありがとうございました。お降りの際は銃を携帯してお降りください。」
「坊主に運転させちゃいけねぇってよくわかったぜ。」
おっさんうるさい。
俺達が車から降りると、会場にいるのはハン領事とトーマス元警視長、会場スタッフとFBIの方々に俺の家族全員、それにマリーさんもいた。…なんではやてを避難させてないんですかね。
「パパ!!」
スーヤンお嬢さんがハン領事のもとに駆け出そうとした瞬間、トーマス元警視長が銃を持ち、ハン領事に向けた。
「つい2か月前まで、ここにある美術品はある一人の所有物だった。……私だ。」
トーマス元警視長がハン領事に銃を向けながら笑顔で言った。
「私は生涯を賭け、ここにある貴重な遺産を少しずつ収集してきた。博物館のずさんな管理から遺産を守るためにね。・・・なのにたった一晩で、私の手から奪われた。今夜は、そのお返しをさせてもらおうと思っていた!!」
その時、FBIの一人が腰の銃に手を伸ばした。
ガチャチャチャ!!
会場スタッフが一斉に銃を俺達に向けた。うわぁ…全員グルかよ。
「その手を下ろせ!!この間抜け!!」
ふくよか一部スキンヘッド刑事がそう言った後、彼はゆっくりと銃を抜き、俺達へ構えた。
「ホイットニー、これはどういうことだ。」
ラス捜査官がふくよか一部スキンヘッド刑事を睨みながら訊ねた。そういえば、この刑事の名前はホイットニーっていうんだ。
「どういうことも何も・・・私はこのお方の部下だ。」
おう、FBIにまで潜んでたのかよ。
「私はこの優れた美術品を取り返すため、そして慰謝料をもらうため、綿密に計画を練っていたのだが・・・予想外なことにこの二人がここに来るとは。
…あぁん!?
ブチ!ブチ!!
何か切れた音がした。
「「俺は悪くねぇ!!」」
「だいたいなんだぁ!!たった数人で計画が倒れるって!!そんな計画建てる奴が悪いんだよ!!」
俺は叫んだ。
「そんなずさんな計画建てて、良く恥ずかしげもなく他人のせいにできるなぁ!!そもそも家族に会いに来たんだ!!こんな計画に巻き込みやがって!!」
おっさんも叫んだ。その時、
「ふふ、ふふふふ。フフフフフフフフ!!!」
急に笑い声が響いた。笑い声は…かなめ!?
「へぇ~、そんなくだらない事のためにあたしとイブキにぃの時間を潰したんだ!そんな非合理なもののために!!」
みんなの視線がかなめに行った。俺はその間に「影の薄くなる技」を使いトーマス元警視長の近くに移動し、銃を持ってる腕をつかんだ。
「「「「「「「!!!」」」」」」」
「あらよっと!」
俺は一本背負いの要領でトーマス元警視長を床にたたきつけ、そのままミゾオチに一発。
「グハッ!!!」
トーマス元警視長は伸びてしまった。
「えっと…また時計が壊れてる。誘拐の罪で逮捕。」
俺は伸びたトーマス元警視長に手錠をかけた。…時計、もっと耐衝撃性の高いものにしたほうがいいのかな。
「「「「「・・・・・・。」」」」」
「アンタらはどうすr、ッ!!!」
ヒュン!!俺に向かって矢が飛んできた。飛んできた方向を見ると・・・ビルを爆破させた銀髪の少女だった。FBIの中にも敵は潜り込んでたんだよな。だったら逃がされるか。
「お前の名は?」
これで三度目、名前は知っておきたい。
「・・・セーr」
リーさんが銀髪の少女の弓を蹴飛ばした。
「や、やれ!!」
敵が撃ち始めた。そうして乱戦が始まった。
乱戦は一分もしないで終わった。俺の家族全員がすぐ武装できるようにしたからな(リサはスーヤンお嬢さんと隅に隠れていたけど)。銀髪の少女(セー?)はリーさんがKOし、残りは一瞬で倒されていった。特にネロとはやてが凄かった。ネロは今までの鬱憤を晴らすかのように無双していた。そして、はやては巧みな車椅子捌き(ドリフトは当たり前)で敵の懐に入り、
「一夫多妻去勢拳!!!」
ズドン!!!
そう言って
事件が終わった次の日、やっと事件が終って俺達は観光できる・・・はずだった。
「・・・ははは。4泊5日で2日は事件で潰れ、一日半は検査入院に書類や関係各所に謝罪とか。何のためにロスに来たんだろう。」
俺はぼやいた。
「坊主、書類と謝るのやめる代わりに損害賠償するか?額知りたいかぁ?」
おっさんが脅してきた。おっさんも書類を必死に作っている。損害台数はざっと50台強。
「…黙って作業します。」
車を何台も弁償するほどの財産はないからな…。
検査入院、書類作成、関係各所への謝罪が終わった後のロス旅行はカーターさんオススメの店で俺と家族全員、カーターさん、リーさん、ジョンソンさん、スーヤンお嬢さんにハン領事、おっさんとおっさんの家族でパーティーをやっただけだった。(なお、パーティー全額ハン領事持ち。よっ!!太っ腹!!)
「そう言えばはやて。」
「どうしたん?」
「‘‘一夫多妻去勢拳’’って言って敵殴ってたけど、どこで覚えた?」
「タマモお姉ちゃんが私のためにアレンジしてくれたんや!!」
「…そうですか。」
羽田に着いた後、俺は家族と離れてそのままの足で兵部省へ向かった。今回のことを報告するためだ。兵部省の階段を歩いていると
「村田大尉~!」
煤けた
「……ってことがサマワであったんですよ。」
サモアだと思っていたらイラクのサマワに行ってしまい、現地の武装集団に襲われて来たらしい。…流石は‘‘撤退の柔らか’’、良く生きて帰ってこれたな。
「…ご愁傷です。俺も……ってことがロサンゼルスであって。」
その時、辻さんが通りかかった。
「ん?二人とも休暇に外国へ行ったと希信は聞いたぞ!!」
「「はい!!行ってまいりました!!」」
「休暇はどうだ!?」
「「ロス(サマワ)で焼かれて(焼いて)来ました!!」」
What is it good for? Absolutley nothing...say it again you all!!!
誠に申し訳ありませんが、高校生活一学期編「若頭はないだろ・・・」において、‘‘「雛見沢綿流し祭3泊4日の団体券(最高8人までOKという太っ腹)」のチケットが当たった’’ということにしましたが、その文を消すことにしました。
高校生活夏休み編において、雛見沢(要は‘‘ひぐらしのなく頃に’’)のクロスを考えていましたが、自分の文才では完結までに最小4ヶ月・最大1年以上かかるとわかり、取り止めることにしました。
理由としましては、ある程度の骨組みはできていたが、登場人物の口調の把握、いれようとした話の多さによって断念しました。
この作品「少年士官と緋弾のアリア」が完結、又はある程度見切りが付いてきた時点で、「もし夏休みに雛見沢に行っていたら」を書き始め、UPしようと思います。
雛見沢綿流し祭3泊4日の事件を楽しみにされていた方々に謝罪いたします。
(いやね、‘‘高校生活一学期編「若頭はないだろ・・・」’’を書いていた時に‘‘相棒×ひぐらしのなく頃に’’のSS読んで感動したから書きたくなったんで、勢いで宣言しちゃったんだよね。)
今回の解説
車の上(字のまんま)を進むシーンは「映画 ダイ・ハード/ラスト・デイ」でのカーチェイスシーンがモデルです。
文才がないので解説が無いとイメージがわかないと思います。すいません。
次回、尺のせいで書くのを諦めていた原作にある青春シーン(?)になります!!
(そろそろ登場人物紹介も必要になると思ってきたので書こうと思います)
Next Ibuki's HINT!! 「サッカーボール」