ストライク・ザ・ブラッド ー監獄結界の聖剣遣いー   作:五河 緑

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戦王の使者編Ⅵ

 〈オシアナスグレイブ〉甲板

 

 「……まったく。随分と派手に暴れたな貴様ら」

 

 空間転移阻害の結界が消滅したことにより転移が可能になった〈オシアナスグレイブ〉の甲板に転移してきた那月が呆れ果てたように言う。

 その言葉にキリヲ、ジリオラ、雪菜の三人は周囲を見渡す。

 豪華客船に相応しい造りをしていた立派なデッキはナラクヴェーラの砲撃とジリオラの眷獣〈アスクレピオーネ〉が暴れたことによって無惨な姿に変わり果てていた。

 

 「わたしは、船を囲っている結界を壊せと言ったはずなんだがな。船ごと沈める気か?中に藍羽達が人質に取られているのを忘れたのか?」

 

 那月の言葉に雪菜が顔を青くする。

 

 「そ、そうでした。藍羽先輩と凪沙ちゃんは!?」

 

 ナラクヴェーラの流れ弾と眷獣の破壊の余波を受けた船室は外から見ても、かなり深刻なダメージを受けているのが見てとれた。

 

 「もう、保護してある。心配するな」

 

 二人の安全を確保したことを聞いた雪菜がホッと胸を撫で下ろす。

 そんな雪菜を横目で見ていた那月は、今度はキリヲに視線を向ける。

 

 「クリストフ・ガルドシュは、もうサブフロートに向かったぞ。貴様はどうする?」

 

 頭上から高圧的な態度で言い放つ那月を真正面から見返してキリヲは口を開く。

 

 「奴を追う。ガルドシュは俺が相手をする」

 「……今の貴様では勝てないだろう?」

 

 那月の言葉にキリヲは自身の右腕に目を向ける。

 白銀にコーティングされた他の義肢……両足とは違って赤と黒のカラーリングの義手。一度破壊され、ナラクヴェーラのパーツを使って修復したものだ。数時間前、ガルドシュの刀の一撃によって切断された部分でもあった。

 

 「………………」

 

 確かに今のキリヲとガルドシュの間には明確な差がある。先程の攻防から、ガルドシュの剣の腕は八年前と比べて落ちるどころか、更に洗練されていたのはキリヲも確認済みだった。

 純粋な剣術勝負を挑めば間違いなくさっきと同じ結果になるだろう。

 だがーー。

 

 「逃げるわけにはいかない。……次は勝つ」

 

 鞘に納められた〈フラガラッハ〉を左手で強く握りしめながらキリヲは那月に宣言する。

 那月の瞳を睨むキリヲの両目の光彩がそれぞれ翡翠色と深紅色に変色し、両足の義足を包むズボンの裾と人工皮膚が焼け落ちて鋼の脚が姿を見せた。

 

 「これは、俺とガルドシュの始めた喧嘩だ。俺が決着をつける」

 

 確固たる闘志をその両目に宿したキリヲ見て那月も止めるのを諦めたかのように深い溜め息をついた。

 

 「なら、さっさとその親子喧嘩にケリをつけてこい」

 

 那月は、そう言うと転移魔術の術式を展開して空間転移の準備にはいる。

 キリヲ、ジリオラ、雪菜の三人が今、戦場に向かう。

 

 ***

 

 サブフロート 廃ビルの屋上

 

 「……言われた通り送ったけど、本当にコレで大丈夫なんだろうな?」

 『嬢ちゃんを信用しろよ。そいつを使えば間違いなくナラクヴェーラを止めることはできる』

 

 廃ビルの天辺から目の前の古代兵器と古城達の戦いを見ていた少年ーー〈覗き屋〉こと矢瀬基樹だ。

 気流使いの過剰適応者であり絃神島の管理公社が派遣した〈第四真祖〉の監視役でもある。

 そんな基樹が話しかけていた相手はディスプレイの向こう側にいる。

 モグワイ。藍羽浅葱がハッカーとしての活動をする時の相棒である高性能AIだ。

 基樹は先程、浅葱がテロリストに気づかれないように密かに作っていたナラクヴェーラの全機能停止コマンドをモグワイから受け取り、メールを使って雪菜に送っていた。

 

 「マジで頼むぞ………。こっちは、懲罰覚悟でやってるんだからよ」

 

 疲れたように呟く基樹。

 そんな基樹の背中に声をかける男がいた。

 

 「なるほど。監視者である君が直接戦闘に介入することは禁忌と言うことか………以外に苦労してるんだね」

 

 優雅に微笑む異国の吸血鬼、ディミトリエ・ヴァトラーだ。

 

 「ほっとけ……」

 

 ヴァトラーの言葉に無愛想に返事をする基樹。

 その直後だった。

 

 ズゥン。

 

 空気そのものを揺らすような震動が周囲に走り、サブフロートの地下から赤く光る魔力の塊が人工の大地を突き破って現れた。

 緋色の双角獣。桁違いの魔力を携え、破壊という概念そのものを具現化したような存在。

 〈第四真祖〉の眷獣だ。

 

 「……やっと来たか古城。後は任せたぞ」

 

 新たな力と共に舞い戻ってきた親友に基樹は、苦笑いを浮かべながら呟くのだった。

 

 「……どうやら、向こうでも始まったみたいだね」

 

 基樹とは別の方向、洋上に浮かぶ〈オシアナスグレイブ〉に視線を向けたヴァトラーが呟く。

 その視線の先にいるのは、水晶の外郭を持つ大蠍。猛毒の障気を纏った怪物だ。

 

 「へえ……。あれは、ジリオラ・ギラルティかな?まだ、あんな隠し玉を持っていたとはね」

 

 その目に浮かぶのは、新たな強敵を見つけたことによる歓喜の光だった。

 

 古代兵器、黒死皇派、第四真祖、監獄結界の囚人、獅子王機関の攻魔師。

 全ての役者が決着をつけるべく、戦場となるサブフロートに結集していた。

 

 ***

 

 サブフロート

 

 古代兵器の無差別な攻撃により周囲の殆どの建造物が崩壊し、瓦礫の山が積み上げられてた。

 そんな、すでにボロボロの新設サブフロートに更に破壊の爪痕を刻む攻撃があった。

 地面の下、サブフロートの内部から人工大地を突き破って現れた緋色の双角獣。

 地面に大穴を開けてその破壊の権化は現れた。

 その双角獣の後ろから続いて出てくる人影があった。

 古城と紗矢華だ。

 

 「貴方は本当に無茶苦茶ね。確かに地上には出られたけど……。こんな、クレーター作ることないじゃない」

 「……文句なら俺じゃなくてアイツに言ってくれ」

 

 呆れたように言う紗矢華に古城は自身の眷獣に目を向けながら言い訳をする。

 二人は、先程までナラクヴェーラの攻撃によってサブフロートの地下に落とされていた。

 サブフロートの地下から脱出するために古城は新たな眷獣を掌握したのだ。

 

 「やっぱり、貴方なんかの近くにいたら雪菜が、危険だわ。………だから、今回だけはわたしが面倒を見てあげる」

 

 表情を和らげて言う紗矢華。地下での古城との吸血行為を経て、紗矢華は古城のことを多少は信用したようだった。

 紗矢華の言葉が終わると同時に古城達の前に立ち塞がるナラクヴェーラも動き出す。

 前方の主砲に魔力を充填して赤い閃光を二人めがけて撃ち放つ。

 

 「〈煌華鱗〉!」

 

 正面から飛んでくる魔力の塊に紗矢華は、自らの得物である剣で挑みかかる。

 空間連結を切り裂く疑似空間切断と空間に断層を作って物理攻撃を完全に無効化する〈煌華鱗〉はナラクヴェーラのレーザー攻撃を難なく防ぎきる。

 

 「疾く在れ!〈双角の深緋〉!」

 

 古城の命を受けて緋色の双角獣は暴風を撒き散らしながらナラクヴェーラに突っ込んでいく。

 圧倒的な破壊力を持つ魔力の塊がぶつかってきたことによりナラクヴェーラは紙切れのように吹き飛ばされる。

 更なる追い討ちをかけようと〈双角の深緋〉が構える。

 だが、その追撃が成されることはなかった。

 

 「なんだっ!?」

 

 突然、横から飛んできた円盤型爆弾が〈双角の深緋〉の突進を止めたのだ。

 爆煙の向こうから現れたのは大型のナラクヴェーラ。他の機体とは明らかに違うデザインの大型のナラクヴェーラが円盤型爆弾を射出しながら現れたのだ。更にその大型ナラクヴェーラに付き従うように通常のナラクヴェーラも海から這い出てくる。

 

 「へえ、どうやらアレが女王の様だね。一体の指揮官機に無人の子機が付き従うことで真の力を発揮するのか」

 「ヴァトラー!?」

 

 突如現れた新手のナラクヴェーラに何処からともなく現れたヴァトラーが感心したように呟く。

 

 「こんな、切り札を残していたのかガルドシュ。……どうする古城?やっぱりボクが代わろうか?」

 

 ヴァトラーの挑発的な物言いに古城が不快そうに顔をしかめながら言葉を発する。

 

 「引っ込んでろって言ったはずだぜ!……まったく、どいつもこいつも好き勝手しやがって。いい加減に頭に来てるんだよ。ここから先は、俺の喧嘩だ!」

 

 古城の雄叫びに反応して女王機の周囲に終結したナラクヴェーラが一斉にレーザー主砲を古城に向けて発射する。

 だが、その攻撃は古城には届かない。

 

 「いいえ先輩。わたし達の喧嘩です!」

 

 古城とナラクヴェーラの間に入った雪菜が〈雪霞狼〉で全て無効化したのだ。

 

 「いや、これは俺の喧嘩だ」

 

 古城を守るように現れた雪菜の隣に立つのは白き刀を携えたキリヲと〈ロサ・ゾンビメイカー〉を召喚したジリオラだ。

 

 「姫柊!キリヲにジリオラ先生まで!」

 

 駆け付けた援軍に古城が喜びの声を上げる。

 キリヲと紗矢華は剣を、雪菜は槍を、ジリオラは鞭を、古城は魔力を纏わせた拳を構えてそれぞれナラクヴェーラと対峙する。

 

 「……魔力収束型のレーザー主砲に斥力場の結界。……元素変換による自己修復能力もあるのか」

 「九重先輩、相手の能力が分かるんですか!?」

 

 ナラクヴェーラを見つめながら的確に能力を言い当てていくキリヲに雪菜が驚きの声を上げる。

 

 「俺の左目は相手を分析する魔具なんだ」

 

 キリヲの左目ーー赤い光彩の義眼は目視で確認した相手のデータを解析する能力を持っている。ロタリンギアの殲教師。ルードルフ・オイスタッハの持っていた片眼鏡と同じ原理だ。

 

 「そう言えば九重先輩の目って義眼でしたね。……ちなみに右目にも何か能力があるんですか?」

 「右目は未来予測。相手の動きを演算で予測して数秒先の未来を見れる」

 

 興味本意で聞いてくる雪菜にキリヲは簡潔に答える。

 

 「未来予測……そんなこともできるんですか」

 「CSAでは結構前から未来予測の魔具の開発は進められていた。これはその内の一つだ。……まあ、俺から言わせれば肉眼で霊視を使って未来を見る剣巫の方が凄いと思うぞ」

 

 義眼を使わなくとも霊視で相手の動きを先読みする雪菜の方がキリヲからしてみれば余程凄いと思うのだった。

 

 「来るわよ」

 

 ジリオラが警告を口にすると共にナラクヴェーラが再びレーザー砲撃の雨を降らせていく。

 

 「〈双角の深緋〉!」

 

 咆哮を上げる〈双角の深緋〉が暴風を放出しナラクヴェーラの魔力を吹き飛ばす。そのまま、攻撃を放ってきたナラクヴェーラ本体も吹き飛ばそうと〈双角の深緋〉が突進するが……。

 

 「なっ!?効いてない!?」

 

 〈双角の深緋〉の突進を受けてもナラクヴェーラは吹き飛ぶことなく踏み留まっている。

 

 「………どうやら、一度食らった攻撃は学習して対策手段を作るみたいだな。しかも、一機が学習したら全機にその情報が行き渡る」

 

 左目の義眼で分析しながらキリヲが呟く。

 

 「……じゃあ、わたしの〈アスクレピオーネ〉も既に対策済みってこと?」

 「多分な」

 

 キリヲの説明にジリオラも忌々しそうに表情を歪める。

 

 「……そんなの、不死身みたいなものじゃないか」

 

 悪くなっていく状況に古城が震える声で呟く。だが、そんな古城に対して雪菜は笑みを崩さない。

 まだ、勝利を諦めていない者の表情だった。

 

 「大丈夫です先輩。藍羽先輩が制御コマンドを解析をしながら、こっそり新しいコマンドを作っていたみたいなんです」

 

 雪菜がスマホを取り出す。画面には短いメッセージと音声ファイルが映っていた。

 

 「こいつがあれば、ナラクヴェーラの全機能を止められるはずだ」

 「浅葱が?あいつ、この短時間でそんなものを……」

 

 雪菜とキリヲの言葉を聞き、古城は己の友人の有能さに身震いした。

 

 「ナラクヴェーラは、音声認識です。指揮官機に入ってこの音声ファイルを流せば……」

 「指揮官機に入る?どうやって?せめて、あいつらの動きを止めないと……」

 

 雪菜の説明を聞いた古城が周囲のナラクヴェーラを見て表情を曇らせる。

 だが、そんな古城の不安を吹き飛ばすように名乗り出る者がいた。

 

 「ナラクヴェーラの動きを止めればいいのね。なら、わたしに任せて。〈煌華鱗〉!」

 

 紗矢華が前に歩み出て手にしていた剣を一振りする。振り下ろされた剣は機械的な音を立てて変形し、弓へとその形状を変えていった。

 

 「〈六式重装降魔弓〉……。獅子王機関の広域殲滅兵器か」

 

 紗矢華の弓を見てキリヲが呟く。

 

 「十秒でいいわ。時間を稼げる?」

 「わたしで良ければ任せなさい」

 

 紗矢華の言葉にジリオラが答える。

 そんなジリオラに紗矢華が皮肉気に笑みを浮かべる。

 

 「……まさか、犯罪者が助けてくれるとはね」

 「もう少し素直にお願いできないのかしら?…………ついてきなさい、第四真祖」

 

 呆れたように紗矢華に言葉を返したジリオラは古城の手を引いて更に前へと出る。

 

 「呼吸を整えて、魔力をわたしに合わせなさい」

 「一体何をっーー」

 

 ジリオラの言葉の意味を図りかねた古城が疑問に満ちた声を上げるがジリオラは構わず古城の手を引いて前に向かって駆けていく。

 

 「〈蛇遣い〉の真似よ。二体の眷獣を合成させるわ。わたしの合図で眷獣を放ちなさい!」

 

 これから行うことを手短に説明するとジリオラは古城の手を放し、全身に魔力を纏う。

 

 「……今よっ!」

 「疾く在れ〈獅子の黄金〉!」

 

 荒れ狂う雷光が獅子の形を象って猛々しく咆哮を上げる。

 そして、その雷の獅子にジリオラが被せるように魔力を解き放つ。

 

 「行きなさい〈アスクレピオーネ〉!」

 

 ジリオラの全身から吹き出た血霧が集まって水晶の体を持つ大蠍に姿を変える。

 空中で雷光の獅子と水晶の大蠍が絡み合う。

 膨大な魔力の塊である二体の破壊の権化が溶け合うように一つになっていく。

 現れたのは、トパーズのように黄金色に輝く結晶でできた体を持つ獅子。その尾は蠍の様に禍々しく先端に毒針が付いていた。

 

 「凄い……」

 

 顕現した新たな眷獣を目の当たりにして、雪菜が戦慄に震える声で呟く。

 現れた合成眷獣は、その牙と尾の針を振るいナラクヴェーラを圧倒する。

 雷撃と猛毒の障気。ナラクヴェーラが学習していないこの二つの波状攻撃が猛威を振るう。

 時間稼ぎどころか、このまま戦いを終わらせかねない勢いの攻撃だった。

 合成眷獣の攻撃が、止む頃には大半のナラクヴェーラが半壊状態に追い込まれている。

 攻撃を一度放った合成眷獣は、結合が解けたように霧散し消滅していった。

 

 「やっぱり、無理矢理くっ付けても長くはもたないわね……」

 「でも、時間稼ぎには十分よ!」

 

 ポツリと呟くジリオラに紗矢華が声を張り上げて答える。

 その手には、矢をつがえた〈煌華鱗〉が握られている。

 

 「獅子の舞女たる高神の真射姫が讃え奉る!極光の炎駒、煌華の麒麟、其は天樂と轟雷を統べ、憤焔をまといて妖霊冥鬼を射貫く者なり!」

 

 詠唱と共に放たれる鳴り鏑矢。人の声帯では唱えられない術式を慟哭のような音で奏でる。

 

 「……魔力を完全に遮断する呪詛か。凄まじいな」

 「舞威媛を舐めないでよね!」

 

 半壊したボディを修復していたナラクヴェーラの動きを止めた紗矢華の呪詛にキリヲは素直に称賛の声を上げた。

 

 「道は開けました。行きましょう、九重先輩!」

 

 ナラクヴェーラが身動きをとれなくなり、女王機までの道が開けた。女王機めがけてキリヲと雪菜がそれぞれの剣と槍を構えて突進する。

 

 「獅子の神子たる高神の剣巫が願い奉る!破魔の曙光、雪霞の神狼、鋼の神威をもちて我に悪神百鬼を討たせ給え!」

 「ヴェルンドシステム、起動!」

 

 雪菜が祝詞を唱え、〈雪霞狼〉の先端に呪力を集中させる。

 キリヲも己の体内に埋め込まれた聖霊炉を起動させ、全身から白銀の霊力を放出する。

 

 「〈雪霞狼〉!」

 「斬り割け〈フラガラッハ〉!」

 

 神格振動波を纏った〈雪霞狼〉と聖霊の加護を受けた霊力を纏った〈フラガラッハ〉が女王機の装甲を刺し貫き、一刀両断に斬り伏せる。

 装甲が引き裂かれて生じた裂け目に雪菜が音声ファイルを起動させたスマホを投げ込む。

 

 「ぶち壊れてください、ナラクヴェーラ!」

 

 機内で音声ファイルを流された女王機が機体の修復を止めて沈黙する。

 女王機の沈黙と同時に他のナラクヴェーラの機体も活動を止め、ボロボロと崩れて灰になっていく。

 

 神々が造った古代兵器の最期だった




 次で本当に戦王の使者編終わります。
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