ハイスクールDxD 4部~ダイヤモンドは砕けない~ 作:ちょこ0720
語り手を本編と同じように康一君にしてみました。
おかしい所があったらご指摘お願いします。
「ここが駒王町か〜。杜王町とはちょっと違う感じだけど、ここもいい街だね〜」
駒王町のとある場所にて、僕と仗助君、そして、億泰君は歩いていた。
「仗助よ〜、家はどこなんだよ〜。もう歩き疲れちまったぜ〜」
億泰君が愚痴を零す。
無理もない。いくら駒王町が杜王町の隣町だからといってもそれなりの距離はある。
それを僕達三人は歩いてきたのだ。
「おかしいなぁ〜、この辺りのはずなんだけどよぉ〜」
仗助君は地図とにらめっこしながら先頭を歩く。
「お、億泰君!どこにいくの!?」
僕の声に仗助君は地図とのにらめっこを辞め、あたりを見回す。
「康一、仗助!こっちに公園があるぜぇ!ジュースでも買って一休みしようぜぇ!」
はぁ、まったく億泰君は変わらないなぁ。
僕と仗助君が億泰君の向かった公園の方へ向かおうとすると億泰君が大声で叫んだ。
「お、おい!仗助ェ!早く来てくれェ!ひ、人が倒れてるんだよォォ!」
億泰君の叫び声を聞いて僕達は走り出す。
そして、そこには血塗れになって倒れている少年とそれを抱えている億泰君がいた。
「ほ、本当だ!凄い量の血だ!仗助君!早くクレイジーダイヤモンドを!」
僕はすぐにそう叫び、仗助君もクレイジーダイヤモンドで倒れている少年に触れる。途端に少年の傷は治っていく。
しかし、少年は目覚めない。
「お、おい仗助…起きねぇぞ」
「確かにクレイジーダイヤモンドはそいつに触れたぜ…それに、きちんと傷も治っている…つまり…そいつはもう…」
僕達は感傷に浸るあまり大切なことを忘れてた。
この少年をこんな目に遭わせたやつがいるってことを。
「あら?もしかしてあなた達、イッセー君の知り合いか何かかしら?」
僕達は声のした方向を見て驚愕する。
「ひ、人が飛んでいる…」
「あ、新手のスタンド使いか!」
バッ!と、僕達は少年を庇うように前に立つ。
すると、その空を飛んでいる女は手を前に出す。
「な、なにをするつもりだッ…」
前に出した手がひかり、槍のようなものができる。
そして今まさに光の槍を僕達に向かって投げつけようとしたその瞬間、ヒュンという風の音と共に光の槍共々その女の腕が爆ぜていた。
「その子達に触れないでちょうだい」
突如、僕達の後ろから声がする。
僕達が後ろを振り向くと、そこには真っ赤な髪をした女の人が空を飛んでいる女と同じように手を突き出していた。
その女の人が空を飛んでいる女と少し話すと女はあっさりと飛び去っていった。
そして、その女の人は僕達の方へ歩いてくる。
「あなた達にも事情を説明しなくちゃいけないけど、ちょっと待っててね。今、彼を治しちゃうから」
彼女は平然と治すと言ったが、仗助君のクレイジーダイヤモンドでも治せなかった以上、もう彼は…。
「ちょっといいか…」
仗助君もそれを言おうとしたのか、女の人を呼び止める。
「なにかしら?」
「アンタには悪いんだけどよぉ…もう、そいつは…」
「えぇ、亡くなっているわ」
彼女は平然と死んでいると言った。つまり、彼女は人を生き返らせる能力でももっているというのか!?
「もういいかしら?」
そう言うと彼女は倒れている少年の胸あたりに手をかざす。
すると、彼女の手がひかり、チェスのコマのポーンのようなものが少年の中に入っていく。
「お、おい!そいつに何してやがる!?」
「あら、そうね。説明をするって言ったわね。まずは名前からね。私の名前はリアスグレモリー、あなた達の名前を聞かせてくれないかしら?」
彼女はまるで何も無かったかのように自己紹介をしてきた。
「東方仗助ッス」
「俺様は虹村億泰!」
「…広瀬康一です」
「仗助君に億泰君、それに康一君ね。分かったわ」
「それで、質問なんすけど、そいつに何したんすか?」
「生き返らせたのよ」
彼女は、リアスさんは、さも当然の事のようにそう言った。
有り得ない。仗助君のクレイジーダイヤモンドですら人を治すことが限界で、生き返らせることなんて出来ないのに…。
「言い方が悪かったかしら…転生させたのよ。悪魔にね」
みんなの喋り方でどこかおかしい所無いですよね…?