ソードアート・オンライン、Revise Fusions   作:お隣の池の中のプラナリさん

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ここで乱戦ボスバトルー何てね。
そういや1000UA突破ありがとうございます!
これからも頑張らせていただきますので
ぜひとも読んでいってください!


オートボス・プログラム

25層 破邪の砦

 

その砦は言うなれば巨大な塔のようなもので、

それ自身が階段となっている。

フィアはその恐ろしさを知っていた。

 

「ここから先は死ぬかも知れないぞ。」

「合点承知の助です!」

「きゅるるん♪」

 

心配だなぁ。

シリカのやる気が見えるのは良いことだが....

フィアは心配を隠せなかった。

 

「ガルル......」

「一度攻略してるだろ。大丈夫さ。」

「ガルル♪」

 

心配するレイドを撫で、安心させる。

 

 

この砦は、第5階まで存在する。

いったいなんのためか。

 

それは............

 

 

ボシュッ!!

 

二人と二匹が砦へ入ると、

中央にあった魔方陣からオーラが出て、

中からモンスターが姿を現す。

 

「カチカチカチカチカチカチ........」

 

それは紫色の外郭で覆われた巨大な蠍。

あまりに毒々しい姿に固まるシリカ。

 

「あわわわ................」

「第13層ボスモンスター。ケイオスニードル。」

 

「ジ――――――!!!!」

 

ケイオスニードルが威嚇音を鳴らし、

戦闘体勢をとる。

 

「いくよ!シリカ!」

「はい!」

 

HPバーがケイオスニードルの上に3本現れ、

戦闘が始まった。

 

「ギィィィィィィィ!!」

「レイド!頼むよ!」

「ガルル!!」

 

レイドは地面から黒い棘を出し動きを止める。

 

「グギィィィィィ」

 

ケイオスニードルは無理にでも抜け出そうと

体をよじる。しかしその度に少しずつ

体力が減少していく。

 

「いきます!」

「きゅうっ!」

 

シリカはピナの力で飛行し、ケイオスニードルの

上へと飛び乗る。

そして、固い外郭にダガーを突き立てた。

 

「えいっ!」

「ギィィィィィィィ!!!!」

 

突き立てる度、体力を減少させる。

どうやら外郭の薄い場所であり、有効打に

なっているようだ。

 

「レイド!シリカのサポートだ!」

「ガルル♪」

 

変わらずレイドはケイオスニードルの動きを

封じている。

 

フィアは、正面、側面から鎌を投げ、

ケイオスニードルにダメージを少しずつ

与えている。

 

そして、ケイオスニードルのライフが

残り1本になったとき、尻尾を突き立ててきた。

 

「シリカ!飛び降りろ!刺さるぞ!」

「えっ!?ひぃっ!」

 

「ギィィィィィィィ!!イッ―――!?」

 

尻尾はシリカのいた場所、要するに

ケイオスニードルの外郭の薄い背中に

刺さった。

 

自傷行為だ。

 

「ギィィィィィィィ!!!!?」

 

そしてその体力をイエローまで減らす。

 

「シリカ!ソードスキルだ!」

「えっとピナ!ドラゴンノイズ!」

 

「ピイイイイイイイ!!!!」

 

「カチカチカチカチカチカチッ――」

 

 

ケイオスニードルはポリゴン片となった。

 

 

「ナイス判断だシリカ。」

「やりました!えへへー!!」

 

こうして喜ぶシリカの顔は、笑顔だ。

 

 

 

 

 

2階

 

再び魔方陣からオーラが出て、別のモンスター

が姿を現す。

 

ソイツは天井すれすれの大きさを誇る

女性型モンスター。ボロい布で作られた

ドレスを着ている。人間とは思えないが。

 

シリカは固まっている。恐怖からか。

 

「うわぁぁぁ................」

「第19層ボスモンスター。シニュマーティス。」

 

二人が武器を構えると、シニュマーティスの

頭上にHPバーが3本現れた。

 

 

「こいつの動きは鈍い!速攻勝利だ!」

「わかりました!」

 

そういってフィアは走りだし、シリカも

それについていく。

 

「ホホホホ..........」

 

シニュマーティスの手から黒い玉が発射される。

 

通称、インサニアボール。

 

その玉は放物線を描きフィア達を一瞬だけ

追尾していく。

 

「ホーミングだ!気をつけろ!」

「はい!」

 

「フッフッフッ..............」

「グルルルルルッ!!!」

 

シニュマーティスの攻撃をかわしながら

撹乱をするレイド。

 

ピナはシリカの頭の上に乗っていた。

 

「後ろががら空きです!」

 

シリカはダガーで後ろから切り裂く。

フィアはシリカに注意が向いたところで

鎌で切り裂く。

 

そして体力バーを1本削った。

 

「フフフフハッハッハ!!」

 

シニュマーティスの攻撃パターンが変わった。

今度は腕を用いて掴んで握り潰す技へと

変化する。

 

「捕まるな!他に気を付けるものはない!」

「わかりました!」

 

 

シニュマーティスの掴みを避けて、

低くなった腕を切り裂いていく二人、

順調に続いて、体力バーを残り1本まで

減らした。

 

 

「攻撃パターンは変わりますか?」

「併用のはずだ。」

 

シニュマーティスは笑うのをやめ、

インサニアボールを放っていく。

 

それを避け、更に腕を避けて切り裂いていく

フィア。その動きは最早慣れている手つきなの

だった。

 

「シリカ!サポートを!」

「わかりました!」

 

シリカは玉を避けながらボスの後ろに回る。

が、シニュマーティスはフィアに夢中で

気づいてない様子だ。

 

「これで終わりです!」

 

高くジャンプしたシリカはダガーを突き刺し、

シニュマーティスを撃破した。

 

 

「やりましたね!」

「いい動きだな!」

 

二人はハイタッチした。

 

 

残りの層もかなりのハイスピードで突破した。

 

3階にて現れたのは、数メートルに及ぶ翼をもつ

蝙蝠、エージェントバットであった。

フィア曰く、第16層ボスモンスターだと。

 

エージェントバットの防御力の低さから

鎌を投げ飛ばす攻撃を繰り返したフィアが

体力を削りきり勝利。

 

シリカはダガーを突き刺したが、翼のため、

大きなダメージはならなかった。

 

 

4階に現れたのは全身が緑色のイモリのような

生物。バフを無力化する溶解液を放つ

第11層ボスモンスター、ヴィオトンオオウオ

だという。呂律が回らないボスだ。

命名するのにどれだけかかったのか。

 

こいつはレイドの地面から黒い棘をだす攻撃で

完封した。時に斬りかかったりもしたが、

別に苦でもなんでもなかった。

 

シリカは溶解液から逃げるので精一杯では

あったが。

 

 

 

そして5階。

ついに魔方陣からモンスターが現れる。

それは、青い鱗に身をまとったドラゴンだ。

飛ぶドラゴンではなく、恐竜..........

肉食大型恐竜のような姿をしていた。

大きさは人間より遥かに大きい。

 

 

「大きい..........」

「こいつは25層ボスモンスター。エイルドラゴン。」

 

 

血盟騎士団を苦戦させたあのドラゴンだと

フィアは推測した。

 

「ギシャァァァァ!!」

「分身ッ!」

 

フィアは5人に分身した。スキルレベルが

上がり、分身の数が増えたのだとか。

 

そして同時に走り出す。

 

「ギシャァァァァ!」

 

エイルドラゴンは氷解を分身にぶつけるが、

その範囲性は低い。単体戦が強いようだ。

 

今見たが、HPバーが5本あった。

こいつが正式なボスか。

 

シリカはそう考え、なるべく後ろをとるように

立ち回る。

そしてチャンスができれば足元にダガーを刺す。

 

「えい!」

「攻めるぞシリカ!」

 

そうして体力を削っていった。

エイルドラゴンの動きが変わったのは、

ライフバーがあと2本となったときであった。

 

「ギシャァァァァ!!!」

 

背中、頭に氷の刃が生えて、氷柱落としを

してくるようになった。

 

「なんっ!?」

「危ない!」

 

シリカが叫んだときには、

フィアの腕に氷柱が刺さっていた。

 

「――っ!?」

「大丈夫ですか!?」

「大丈夫。どうにかな。」

 

フィアは腕を押さえながら、立ち直る。

 

「ガルルッ!」

「気にしなくていい。動きを止めてくれ。」

「ガルルゥ!!」

 

レイドは地面から黒い棘を放っていく。

エイルドラゴンは止まらず走り出す。

まるで受けていないような。

 

「フィアさん!来ますよ!」

「あぁ!ソードスキル!」

 

フィアは深呼吸して、

 

「零獄の斬撃!!」

 

そう叫ぶと、ロスト・サイズが凍りつき、

よりいっそうの輝きを増す。

 

そしてその鎌でエイルドラゴンを切り裂いた。

 

 

エイルドラゴンのライフを残り1本に追い込む。

 

 

「ギシャァァァァ!!」

「いきます!ソードスキル!」

 

「ラピットバイト!」

 

シリカはダガーを握り、エイルドラゴンの

腹へ突進する。

 

「ギシャァァァァ!!!?」

 

そしてエイルドラゴンを壁へ激突させる。

 

 

「決めるぞシリカ!」

「勿論です!」

 

最後に二人は持ち前の武器を構え、一裂き

加えた。

 

「ギシャァァ―――――!!」

 

 

 

 

パリン。

 

エイルドラゴンを倒した。

 

「やりましたね!フィアさん!」

「ふっ......みっともないな私。」

 

フィアは怪我をした腕をみて苦笑いする。

 

 

そして二人は街へと戻ることにした。




長かったぜ。
ふうううう............疲れた~!
着々と強くなっていってますね。
過去のモンスターが立ちはだかる!
こんな展開をまた作りたいですね!!
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