ソードアート・オンライン、Revise Fusions 作:お隣の池の中のプラナリさん
緊張するな。無理に飾らなくても
フブキ、我を信じろ!
皆さんも最後までお付き合いくださいませ!
ドルゼルサカオスドレイクを撃破した
フィアたちは、頂上へたどり着く。
そこには、青みがかった黒い布を着こむ
死神、フェイタルサイズが待ち構えていた。
「こいつを倒せば.........!!」
「生き残ってやローゼ皆ぁ!」
「「「おおお!!」」」
総勢915人。
SAO開始時には一万人いたあの人間が、
1割を切っていた。このデスゲームで
命を失ったその重みは計り知れない。
勿論これで全員ではないが、おおよその
人数がここへ来て、皆のために命を落として
いったのだ。その犠牲を無駄にするまいと
フィアたちの武器を握る手は力を増した。
≧≦
フェイタルサイズとの戦闘が始まった。
フェイタルサイズは鎌でプレイヤー個々を
凪ぎ払っていく。
勿論柔なプレイヤーは一撃で。
「レイド!動きを!」
「ガルルル!」
レイドは黒い刺による拘束を図る。
一瞬止まりはしたものの、すぐに凪ぎ払われる。
これではフィアが攻撃する隙はない。
更にはフェイタルサイズが分身を見せる。
その数は3。
しかもスピードはかなり速い。
どうやら独立して動くのか、
1体1体が別のプレイヤーを攻撃するようだ。
「うわっぁぁぁあ!!?」
「あっちにも!こっちにもっ!?」
「..........皆死ぬんだあっはっは........」
しかし周りを見すぎているプレイヤーは
次々と命を散らしてしまう。
「くそっ!この死神やろう!」
「止すんだフィア!」
フィアの降り下ろした鎌は
フェイタルサイズの鎌に阻まれる。そして、
その鎌はフィアごと弾き飛ばされる。
フィアの体力は一撃でレッドゾーン。
「うっ........回復結晶。」
フィアは回復結晶で体力を回復させ、
必死に立ち上がる。
それが運悪く、フェイタルサイズの目について
しまった。
「やらせはしないぜ!」
「!?」
後ろから切り裂いてきたクラインの剣を鎌で
ガードする。
フェイタルサイズはクラインへ向き直ると、
鎌を振り回してきた。クラインは防戦一方。
「ぬぐっ!重いぜ!」
フィアは立ち直ると、後ろから切り裂く。
これがフェイタルサイズへの
初打点である。
「................」
フェイタルサイズの指先から
黒い珠が弧を描いて飛んでいる。
それは、プレイヤーの近くで爆発。
逃げ惑うプレイヤーたちを、分身が
切り裂いていく。
「死にたくなッ!!」 パリン
「オレハまだーーー!!」 パリン
その光景と悲鳴から、足が動かなくなる
人が多発していった。
「私がやらないと!」
「私がフェイントを入れるわ!」
アスナのレイピアがフェイタルサイズを
惑わせ、後ろからフィアが切り裂くという作戦にでた。
途中までは良かったが、
「............えっ!?」
「フィア!危ない!」
フェイタルサイズの鎌に大きく
吹き飛ばされるフィア。
フィアが踏ん張って地面に残ったところで
もう一度鎌で切り裂かれた。
「――――死ぬ。」
フィアは壁へ叩きつけられ、今まで
感じたことがないに等しい痛みを感じた。
まるで関節を無理矢理外されたような..........
そしてフェイタルサイズがこちらへゆっくり
近づいてくる。
(私はここで..........死ぬのか。)
フィアはゆっくり目を閉じ、意識を失った。
フィアは果たして目を覚ますのか!?
それとも死んでしまったのか!?
あんな死神と対峙するキリトたちは無事なのか!?
という謎が深まるなか、次回をお楽しみください。