ソードアート・オンライン、Revise Fusions   作:お隣の池の中のプラナリさん

4 / 36

ついに攻略隊の出番ですよー!!!
やはりデスゲームは大人数か個人かに
分かれるべきだと思いますねー!!

中途半端もいいとは思うけどね............


攻略隊の存在

 

こうして数日間、フレンジーボアを狩り続けた

彼女のレベルは14まで上がっていた。

狩り続ければ自然と上がるもんだなぁと

彼女は鎌を振り回す。

 

 

レベルが上がった際に得られるステータス

ポイントというものがある。

 

(体力、筋力、防御力、俊敏、反射神経)に

別れていて、それぞれに応じた能力が

上昇する。

 

レベルアップで少なからず上昇するのだが、

それではやはり足りなかったり。

 

彼女は、俊敏、反射神経、体力に均等に振り、

筋力、防御力と振っている。

 

反射神経に振ったことで、

 

「ふんっ!」

「ブガアアアア!!!」

 

投げて戻ってきた鎌を無傷で手に取ることが

出来るようになった。

 

やはり戻ってきたブーメランは空中で

受け取らなければ..........

そんな自己満足とこだわりにあった。

 

 

だが、度々聞くようになったのは、

 

「猪狩りの達人」 とか

「猪ハンター」とか

 

こんなダッセェ2つ名がついてしまっていた。

そして稀に、

 

「猪ハンターさん!戦い方を教えて!」

 

といわれムカついたので、決闘(デュエル)

を<完全決着モード>で行ったりした。

 

相手側が合意すれば行える決闘(デュエル)

それには3つの方法が存在する。

 

制限決着モード。

体力を半分にすれば勝利と言うもの。

 

初撃決着モード。

最初の一撃を与えたプレイヤーが勝利と言うもの

 

そして、完全決着モード。

体力をゼロにしたプレイヤーが勝利と言うもの

 

完全決着モードでも蘇生できないこの

デスゲームでは死ぬのだ。

 

しかもPK(プレイヤーキル)にはならず、

咎められることはない。

 

勿論彼女は、断られれば無理にやらないし、

そもそも完全決着モードでやる理由は、

猪ハンター(笑)などと呼ばれることが嫌で、

性格ゆえにそれをいう勇気がないからだ。

 

それは即ち。

 

正当に、狩ればいい。

 

 

「猪ハンターさん!負けないよ!」

「そのへらず口、切り裂いてやる。」

 

 

 

 

割愛。

 

 

その試合はまるで試合にはならなかった。

 

猪ハンター(笑)と呼んだ片手剣の少年は、

まずフィアに向かってダッシュをした。

 

そもそものステータスが違ったのか、

一瞬でフィアに回り込まれ、鎌を首もとに

当てられた。

 

「呼び名をやめて降参してくれるなら...ね。」

「..............コウサンシマスユルシテクダサイ。」

 

彼女がそう耳元で囁くと、

少年は即サレンダーのボタンを押して

敗北を認めた。

 

「本当にごめんなさい。」

「呼び名が嫌な人もいるんだよ?」

 

彼女は鎌を担ぎ直し威圧する。

少年は謝る他なかった。

 

少年は突然、

「ステータス見せてくれませんか?」

 

といった。実際は禁忌にも近い行動ではあるが、

自分とどのくらい差があるのかをみたいだけ

のようだ。

 

「..........いいけど。」

 

彼女はステータス画面を開く。

見せたのはレベルだけであったが。

 

「レベル16..........なんでぇ!?」

 

少年は驚いていた。

一般的な人がこのデスゲームで行動を開始した

のは昨日からが多い。

まだ半数以上の人が、一度も街を出ていない

現状であった。

 

対してフィアは、その初日の夜からひたすら

レベルをあげるためにフレンジーボアを

狩り続けたのだ。

 

「10以上差がある........」

 

少年のレベルは4。昨日デスゲームを攻略

しようとした大人についていった結果が

これである。

 

一日あれば3くらい上がると思うけどな、

と彼女は思った。

 

少年の話によると、昨日は猪に震えて

まともに戦えなかった。猪ハンターさんの

戦い方を見たら恐怖心が薄れた。

とのことだ。

 

猪ハンターと言われたときは鎌を担ぎ直し

威圧し直したが。

 

彼女のレベルが少し上がったのは、

結果(デュエル)で勝ち抜いた結果でもある。

 

一人か二人か正当とはいえ命を散らせて

しまったのはいい気分ではない。

 

 

そしてフィアは、少年に片手剣の構えと

猪に対しての立ち回りを教えた。

 

少年からは御礼をいわれた。

 

 

 

その少年が去ってから早々、一人の男が

やって来た。

 

「君の類稀なる能力、素晴らしい。」

「何者ですかあなた。」

 

年齢的には30代くらい。若々しさの中に

貫禄が感じられる男だ。

 

服装は明らかに鎧。この世界に馴染んでるとか

そういうこったか。

 

「私はアインクラッド解放軍の幹部。とだけ

伝えておこう。」

「その御方が私に何の御用でしょうか。」

 

彼はフィアに対し友好的だ。この場合....

 

「我がギルドに入らないかね?」

「やだ。」

 

彼は一瞬固まった。

まさかここまで早く切り捨てを食らったからか。

 

「そんな早く決めなくてもゆっくり決めなさい」

「そもそも馴れ合いが嫌いだから断ります。」

 

彼女にしては長い言葉で明確に意思を伝えた。

 

「君のような逸材を失いたくはないのだよ」

「PKですか。ようPK!」

 

ようPKを大きく発言した彼女の周りには、

人が集まってきた。

 

華奢な体躯の少女と、鎧の男、

どっちがPKだといわれればその差は明白で

あった。

 

彼は周りの目を気にしてその場から去った。

 

 

 

「馴れ合いと束縛は嫌いなのよ。」

 

彼女はそういって微笑み、はじまりの街へ

帰還した。日はいつの間にか落ちていた。

 




猪ハンター、フィアちゃん!
イヤー!いい響きだ。(笑)

性格結構サバサバしてるフィアちゃんは
コミュ症だったりします。(笑)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。