先々週やらなかった分詰め込んだんで低クオリティです....
でも一応いちゃいちゃは詰め込みました!多分!
次でなんとかピレント島終わらせたいな...
というわけで拙い文章ですがどぞ(っ´∀`)っ
-なぞのばしょ-
タイガは猛省していた。自分が気づかなかったとはいえ、女の子の体を。ましてやデリケートな部分を触ってしまったことを。
「カモメ...本当にすまん!」
そばには、気絶したフリをしていたカモメがいた。
気絶はしていたが、胸を揉まれた感覚で起き、状況に気づいたものの、うまく切り出せなかったのだ。
「いえ、だ、大丈夫であります!」
「本当か?嫌だったなら俺を何発ぶってもかまわない!」
こういうところが私を惹き付ける。彼はきっと顔も見えすらしない暗闇のなか、必死に頭をさげ、許しを乞うているだろう。
誠実な人。優しい人。
こんな人だからこそ、私は今こんな状況でも安心していられるのかもしれない。
「大丈夫です。タイガさん」
「...本当に申し訳なかった」
「ただ、一つだけいいですか?」
「一つだけ?ああ!なんでも言ってくれ!」
デジャヴ
「本当にこんなことでいいのか?」
「はい...♪」
あぐらをかいて座っているタイガの足の上にちょこんと座り、頭を優しく撫でてもらっているカモメ。
暗闇で見えないが、その顔はきっと惚けているであろう。
「しかし、女の子はこんなことで喜ぶのか?」
「こんなことってなんですか!女の子には憧れるシチュエーションがいっぱいあるんですよ!」
「そんなもんなのか...。じゃあマールのあれもそういうものなのか...」
カモメの体がピクッと反応する。
「マールさんと...何かあったでありますか?」
...まずい。そう思うタイガだったが、後の祭りであった。
「詳しく教えてもらいますよ?」
タイガは覚悟を決めた。
~青年説明中~
「マールさんと...関節...キス...」
カモメにとってこの事実は大きなショックだった。あの天真爛漫、純新無垢。性の知識も全く無さそうなあの天使が、既にタイガを狙っていたのだ。
「タイガさん、マールさんのことはどう思っています?」
「どう思うって...別に、兄弟みたいな感じだとは思うな。向こうもそんな感じだし」
少なくとも、タイガはマールに恋心は抱いていない。ならば、今が攻め時ではないのか?
しかし、彼女は攻め方がわからない。
なにしろこれは初恋なのだから。
仕方なく会話を進めるために、恋話をしようと思った。
「タイガさんは...今まで人を好きになったことはありますか?」
「どうした?いきなり」
「気になっただけであります」
カモメがむすっと答える。タイガは少し考え、答えを出した。
「特にないな。今までそんなこと眼中に無かった」
眼中に無かった。彼は今まで1度も恋を経験していないのだ。
そんな彼に聞くのもどうかと思うが、昔読んだ少女漫画に書いてあった。
《恋は意識させるところから始まる》
「タイガさんは...私のことどう思いますか?」
「そりゃ、戦闘上手だし、物覚えはいいし...」
「そうじゃなくて」
カモメがタイガの言葉を遮る。
「女性として。わっ、私のことをどう思っていますか?」
撫でている手が熱くなる。彼女はそれほどまで顔を赤くし、羞恥心に耐えながら聞いたのだろう。
タイガは決心し、告げた。
「可愛いと思う。遊んでいた時はカモメの笑顔が眩しかった。俺も笑顔になれた」
撫でながら答えると、カモメがこちらに倒れてきた。
「そういうところがずるいんです。...バカ」
「女の子がそういう事を言うもんじゃないぞ」
半ば抱きしめる様な形になり、頭を撫でる。
「んっ...」
カモメの口から甘い声が漏れる。
「悪い、痛かったか?」
タイガが慌てる。
「...鈍いであります...」
「なんかいったか?」
「なんでもなであります!」
カモメが拗ねて抱きついてくる。
昔から付き合っているカップルのように、二人の間に入る隙は無かった。
(ずっとこのままでいいであります...)
「カモメ、このままでもいいから少し聞いてくれ」
「何でありますか?」
「この空間。少しずつ明るくなってねえか?」
言われてみると本当に少しずつだが、明るくなっている。
最初は完全な闇だったのに、今は互いの顔がぼんやり見える程度には明るくなった。
「ヴァルアスとかいう男が、《邪魔をするな》って言ってたから、邪魔をされたくない時間は終わった...と考えるべきか」
「たしかにそう言っていたであります」
この空間が終わる。たしかにずっとここにいるのは危険なのは明確だ。
しかし、タイガとくっ付いて居られなくなるのはひどく残念だ。
「そうしょげるなって。俺の部屋に来てくれたら、いつだって撫でるぐらいはしてやるからさ」
カモメの顔が羞恥に染まる。が、拒絶はしなかった。
「...ありがとぅ...であります...」
「おう。こんなんでよければ、いつでもしてやっからよ」
さいごにわしゃわしゃとカモメの髪の毛を乱し、立ち上がる。
もうお互いの姿が完全に見えるほどに明るくなっていた。
「さて、そろそろ外の世界に帰れるかな」
「とりあえず、ヴァルアスという男について、報告しないといけません」
「そう...だな...」
エピタフが言っていた《闇の王》
そして、ヴァルアスが言っていた《闇の三刃衆》《闇の後継者》
この世界の闇は、一体どれくらい深いんだ...?
あれ?今回めっちゃ少ない?
ま、まあカモメといちゃいちゃしてたしいいか(よくない)
闇のドームっていうのはこれまた自分のオリジナルなんですよね。
結構オリ要素あるので、困惑したら申し訳ないです。