イチャラブ書いてたら結構書いてしまったぁああ
というわけで今回はちょい長めです!
いうて1000文字多いぐらいなんですけどね(´▽`)
あと、今回ルーンライトというオリジナルのものが出ています。普通のランタンみたいに思ってくれて結構です!
誤字脱字などあったらぜひご報告ください!
プロローグとエピローグ間違えた時は恥ずかしくて死にそうでした(^p^)
では、薄い妄想的内容ですがどぞ(っ´∀`)っ
「タイガ...!無事でいて...!」
彼女は出せる限りのスピードでタイガの元へ向かう。
(ラッキーあげたんだ。大丈夫、大丈夫...!)
心の中ではそう思うが、どうしても不安が拭いきれない。自然とスピードが早くなる。
彼がおちてきた辺りは幸い森で、着地のダメージは少ないはずだ。
だが、あの爆発をまともにくらったのだ。無事、というわけにはいかないだろう。
「タイガ!無事なら返事して!」
タイガの安否が知りたい!その彼女の願いも虚しく、ただ彼女の声が深く、森に吸い込まれていくだけだった。
ついに、彼女は木の根本でぐったりしているタイガを見つけてしまった。
「タイガ!!」
急いで近づき、心を落ち着かせる。
慌てていたら呪文さえ唱えられない。
高鳴る心臓を必死に抑え込み、彼女は彼に回復魔法をかける。
3分ぐらいで目立った傷は塞がっていた。
だが、目を覚まさない。
息はある。脈もある。だとしたら、気絶しているだけなのか。
彼女はタイガの頭を膝に乗せると、タイガの頭を撫でた。
「タイガ...こんなところで死なないでよ...」
「私...タイガの事...好きなのに...」
「お願いだから目を覚ましてよぉ...」
彼女は泣きながら、必死にタイガが目を覚ますのを待った。
-タイガサイド-
「どこだここは...」
俺はあの魔物の爆発に巻き込まれ、変な場所に飛ばされていた。
変な場所...というか、まるで《闇》の中に居るような心細さだ。
歩いても歩いても果てが見えない。
何十分歩いただろう。どこかから声が聞こえた。
「はじメましてェ。二回目の人生、いかガお過ごしでスかァ?」
妙に癪に障る人物が目の前に浮いていた。
「お前が、俺をここに飛ばしたのか?」
聞くまでもないが、尋ねる。
「そうデェす♪君に協力してホしいなァ...ってネ?」
明らかなる闇の気配の思わず身構える。
「あァ、そんなにミ構えなくても、なンにもしまセんよ♪」
「お前からは《闇》を感じる、さっきの獣みたいにな。お前らの得になるようなことはしたくない」
そう言うと、ソイツは笑い出した。
「ぎゃはははははは!得?そンな物いらねェんだよ!」
にんまり笑いながら、ソイツは
「お前が、これからノこの世界をおもシろくシてくれルと思ったカら、俺は話しカけたンだ」
と意味のわからない事を言い出した。
「世界を...面白く...?」
「さっキから気づてるト思うが俺はお前ノ転生にツいて知ってイる」
そう、こいつは最初に《二度目の人生》と言ったのだ。この話知っているのはガレアとシャスティフルとマールだけのはずなのに。
「こレはチャンスだと思ったンだ!今までにこんナ可笑しな事があっタか?いヤ無かっタ!」
「だカら、お前に少しノ間動いてほシいんだヨ」
「...どういう事だ?」
「お前ノ力で、白の巫女を殺すノさ!」
白の...巫女...?
「嫌だ...と言ったら?」
「違ウ」
「拒否権なンてないんダ」
そう言うと俺の体に闇が纒わり付く。
「ぐっ...!?」
「体を...お借りシますネ♪」
どんどん体の自由が効かなくなっていく。
「最後にお教エしときマすヨ♪私の名は《エピタフ》。闇の王に仕エておりマす」
闇の王...?この世界はいろいろ複雑らしいな。最後に呑気な事を思いながら、俺の意識は闇に沈んでいった。
はずだった。突如俺の周りが光だし、闇が振り払われていった。
「ナっ..!?」
さすがにエピタフとやらも予想外の出来事に固まっていた。
この光の暖かさは、きっとマールだろう。ありがとう。と、心の中で感謝する。
身動きが取れていないエピタフに向け、剣を突き立て、そのまま切り刻む。しかし、手応えがない。
直後にあの忌々しい笑い声が聞こえてきた。
「ぎゃはははははは!ハズレですよ♪」
キッと後ろへ振り向く。しかし、エピタフの姿はもうなかった。
結局彼との話で出てきた《闇の王》《白の巫女》についたはわからず終いだった。
エピタフが去った先には先ほどはなかった光が溢れて来ている。
出れる。
そう思い全速力でそちらに走った。
-どこかの森-
「タイガぁ...」
かれこれ20分の時が経っていた。が、マールにとっては物凄く長い時に感じた。
このままじゃ埒が明かない...ガレアを呼ぼう。そう思い最後にタイガをよく見ておこうと顔に近づいた瞬間、彼の目が開いた。
「マール...?」
「わっっわわわタイガ!?」
慌てふためくマールを思いっきり抱きしめる。
「ありがとう...マール。お前がいなかったら...俺、大変な事になってた」
「えっ?えっ?」
マールは状況が飲み込めないまま、抱きしめられていた。彼女は一つ一つ理解する。
(タイガは私のラッキープレゼントのおかげで《なにか》から助かったんだと思う...)
(そして感謝されて抱きしめられているのは...抱きしめられている!?)
瞬時に顔が噴火する。タイガの硬い胸板が、獣の攻撃により破けた衣服から直接、頬に触れている。
(でも...いいかも...)
自分の顔がとろけているのがわかる。けど、こんな幸せ、あっていいのだろうか。
(そうだよ!幸せの天使だもん!こういう時は幸せ、貰ってもいいよね!)
彼女自身もタイガを抱きしめる。
(大きな背中...)
そんな事考えていると、一瞬にしてタイガの体重がマールに預けられる。
「ととっ。どうしたの?タイガ?」
しかし問に帰ってくるのはいびきのみ。
とりあえず疲労から来たものだとわかるとマールは安心した。しかし問題は別のところにあった。
「帰るの...どうしよう...」
タイガの体重を運べなくは無いが、そんな事をしていたら何日かかる事やら。しかも道中に魔物に襲われたら、タイガを守れる自信はない。
「てことは野宿...!?」
自然と顔が赤くなる彼女だったが、まんざらでも無さそうな顔だった。
(一緒に寝ることになるなんてっ!一緒に寝ることになるなんてっ!)
彼女はせっせと大きめの葉っぱを集め、簡易の布団作った。目を覚ました時の事を考えて、万が一のため持ってきておいた食料でスープも作っておいた。
ここら辺の魔物は朝倒したからしばらくは安全なはず。
さああとはタイガが目覚めるだけだ。マール自身この時ばかりは、彼女に野宿の術を教えてくれたガレアに感謝した。
することも無いのでルーンライトで周りを照らし、タイガの寝顔を見つめる。
ぐっすり眠っていて、今すぐには起きそうにない。
ふと彼女の脳裏にある漫画のシーンが蘇る。
そのお話は、眠ったまま目を覚まさないお姫様に王子様がキスをして、お姫様が眠りから覚めて、ふたり仲良く結婚してハッピーエンドと言う物語だ。
(立場が違うけど...キスしたら...あの漫画みたいに結婚してくれるかな...)
(って、なにかんがえてるのあたしっ!?結婚とか早いよぉ...。まだ付き合ってもいないのに...)
そんな事で悶えているとタイガがもぞもぞと布団から出てきた。
「あれ...ここは何処だ..?もしかして寝てた?」
「うん。それはもうぐっすりと」
そう答えるとタイガは眉間を抑え俯いた。
「恥ずかしいところを見せちまったな...」
タイガは気にしているようだが、マールにはわからない。ひとまず話をそらそうと、
「タイガが寝てる間に色々やっといたよ!ほら!」
速攻でたてた布団などを見せる。
「...え?野宿?」
「そうだよ?タイガが寝ちゃったもん」
さらにタイガが項垂れる。やっちまった...という呟きが聞こえ、彼は立ち上がった。
「まあ野宿なら野宿で仕方ねぇか。マール、俺はもう寝たからお前寝てていいぞ、見張っててやる」
「えー、タイガと一緒に寝たいー」
勇気を出して言ってみたが、タイガは首を横に振った。
「ダメだ。駄々をこねずに、ちゃんと寝なさい」
まるで父親みたいだな。と思いながら、マールはふてくされる。
「ふんっ、いいもーん。そんな事言うんだったら、ご飯抜きだよー」
「...飯で釣るのは卑怯だぞ...」
タイガがこれまで見せなかったような絶望的な表情を見せた。
「ぷっはは!タイガもそんな顔するんだね!」
「そりゃ、俺だって人間だしな。感情もあるし、腹も減る」
「てことで、飯貰ってもいいか?」
「いいけどー、条件があるなー♪」
嫌な予感しかしない。だがタイガの腹は既にギブアップ寸前だ。
仕方なく承諾する。
「条件...わかった。なんでもしてやろうじゃないか!」
マールが一瞬恥ずかしそうにして器とスプーンを渡す。
器にはホカホカのスープが入っていた。
「あ、あーん」
マールが大きく口を開ける。
2、3秒経って、ようやく理解した。
スープを一口掬い、火傷しないように、冷ましてからマールの口の中へ入れる。
「はふっ」
とマールが頬張る。熱くはなさそうだ。マールが美味しそうに食べているとどんどん腹が減ってくる。それを察知したのか、マールが器を俺から奪う。
「はい、タイガ。あーん」
先ほど俺がしたようにマールがスプーンを差し出してくる。
「まっ、マール?それ、お前が使ったよな?」
「でも、スプーン1個しかないし、仕方ないよ?」
しかし、マールの顔は全く《仕方ない》という顔ではなかった。その顔は明らかに紅潮しており、今にもぼんっと湯気が出るのではないかというレベルだった。
「マール、無理してんだろ?別に俺はスプーン無くても食べれるし...」
「いいの」
「タイガだからいいの」
マールがまっすぐこっちを見てスプーンを差し出してくる。
俺は躊躇しながら、スプーンを口のなかへ含んだ。
幸せの味だ。
はい自分が思う限りのラブラブを詰め込みました。
とりあえず次は違うメンバーも出したいなーと思いつつ閉めます。
あ、一応タイガはマールの気持ちに気づいていないということで...
ではまた!(・ω・)ノシ