欠陥兵器とメカ生体リベンジ   作:海馬キサラ

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作戦の元ネタはバトストの設定。


二龍共闘

さて、今回のメカ生体は。

 

 

鈴のゴジュラスが進化した直後からご覧いただこう。

 

 

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(あの時、流石にもうダメかと思った・・・粒子砲が直撃する直前、この子が応えてくれなければ私は死んでいた。好きな人も私を守ってくれた人にも恩返しできずに・・・だけど・・・この子なら・・・!)

 

 

「このゴジュラスギガなら・・・アイツを倒せる。もう私は昔の守られてばかりの私じゃない!ゴジュラスギガパイロット、凰 鈴音だ!」

 

 

「鈴・・・?鈴なのか!?」

 

 

「なによ刃。まるで幽霊に会った様な顔して。私はピンピンしてるわよ?もしかして泣かせちゃった?」

 

 

「んなっ!?なわけあるかよ!な、泣いてないし!」

 

 

「はいはい。じゃあ、反撃開始といきますか!」

 

 

「おう!」

 

 

ギガと凱龍輝は一旦散開し別々の場所に無人機を挟むように陣取る。

 

 

凱龍輝の中に居る刃は鈴に声をかける。

 

 

「なあ鈴。」

 

 

「なに?」

 

 

「なんかその場の乗りでこうなったけど、これからどうする?」

 

 

「・・・私にいい考えがある・・・!」

 

 

「と言うと?」

 

 

「まず、アンタの凱龍輝がアイツのに対する囮になって奴のエネルギー兵器を受け止める。確か、凱龍輝には光学兵器のエネルギーを吸収して自分のモノにする集光パネルがあったわよね。それを展開しながら、今度はゴジュラスギガで接近して殴る。敵が弱ってきたら最後は、凱龍輝の荷電粒子砲で止め。これでいくわよ。アンタはいいの?」

 

 

「なるほど・・・凱龍輝を盾に、ギガを矛に使うのか・・・よし、それでいこう!」

 

 

「じゃあ任せたわよ。作戦開始!」

 

 

「ラジャ!」

 

 

そういうと凱龍輝は一気に無人機へ攻撃を開始した。

 

 

「オラオラ!どうした欠陥兵器!さっきまでの無敵っぷりはどうしたんだよ!」

 

 

挑発混じりにバルカンを発射する刃。だが、そんな猛攻も無人機はシールドを張って防いでいた。

 

 

そんなときである。

 

 

”バキイインッ!!”

 

 

突如無人機の体勢が揺らぎ、動きが止まる。

 

 

ゴジュラスギガが無人機の背後を取り、体格に任せて突進してきたのだ。いくら頑丈なISといえど、時速180KMで疾走してくるギガの巨体は防げず転倒したのだ。

 

 

その無人機の脚を今度はゴジュラスギガが口で咥えて振り回す。

 

 

「ホラホラ!さっきまでの借り、存分に晴らさせてもらうわよ!おりゃあ!」

 

 

遠心力に任せて振り回し投げ飛ばす。無人機の周りには砂煙が舞っていたがどうやら肝心の本体は無傷らしい。

 

 

「ああくそっ、これが有人なら衝撃でパイロットの方がダメになるってのに・・・」

 

 

「ぼやいても仕方ないでしょ?ほら、粒子砲が来るからさっさと配置に着く!」

 

 

「あいよ。任せとけ!」

 

 

無人機の手についている粒子砲がスパークを始める。

 

 

凱龍輝は無人機の方へ向けて集光パネルを展開し身構える。

 

 

そして、無人機のチャージが完了し粒子砲が発射される。

 

 

「来たわ!頼んだわよ刃!」

 

 

”ビュウウウウウウウウウウウウウ!!!”

 

 

勢い良く発射されるがそれが届くことはなくパネルに阻まれる。

 

 

「っ・・・小さい割りにこれだけのエネルギーたぁやるじゃねえか。どれくらいもつか心配になってきたぜ・・・」

 

 

だが、その心配も杞憂に終わる。

 

 

瞬間、無人機に3発のエネルギー弾が命中し無人機の体勢が再び崩れる。

 

 

「ふっ。名前も知らない襲撃者さん?戦いとは、完全に相手が死んだか確認するまでが戦いですわよ?」

 

 

そこにはウルフでなく自らの愛機、ブルーティアーズに乗るセシリアがいた。

 

 

 

「セシリア!傷は大丈夫なのか!?」

 

 

「どうってことありませんわ!それに、援軍は私だけではなくってよ!」

 

 

「え?それって・・・「待たせたな、刃!」一夏!」

 

 

一夏から通信が入る。

 

 

「悪いな。奴から発信されたジャミング装置でなかなか出撃できなかったんだ。それにもうすぐ弾と数馬も来てくれる。一気に蹴りをつけるぞ!」

 

 

「OK!じゃあ一夏も奴に牽制しながら気を引き付けてくれ。」

 

 

「分かった。」

 

 

「残念だけど、その二人が来るまでには終わってるかもね!」

 

 

そう言って鈴はギガを接近させる。その巨大な顎が再び無人機を襲い食らいつく。

 

 

先ほどのように振り回すのではなく今度はより大きなダメージを与えるために何度も振り上げては叩きつけてダメージを蓄積させていく。

 

 

止めにギガは無人機を放り投げる。だが其処に更なる追い討ちがかかる。

 

 

「へっ。悪いなお前等。侘びと言ったらなんだが、こいつで勘弁してくれ。」

 

 

「目標!敵無人機!撃てえ!!」

 

 

弾と数馬が到着し直後に2人の乗るゴジュラスから一斉に砲撃が放たれ無人機をさらにボロボロにしていく。

 

 

そして・・・

 

 

「お前等ぁ全員離れろぉ!コイツで・・・止・め・だぁああああああ!!!」

 

 

どうやら先ほどまでのやり取りの間に凱龍輝のチャージが完了したようである。

 

 

「食らえ・・・最大出力の荷電粒子砲だああああああああ!!!」

 

 

 

”バチバチッ・・・ビュウウウウウウウウウウウウウウウウンンン!!!!”

 

 

すこしのスパークを挟んで凱龍輝の荷電粒子砲が発射され一直線に無人機目掛けて飛んでど真ん中に命中する。

 

 

無人機がアリーナの壁に叩きつけられたかと思うと、大爆発を起こした。

 

 

「グッうあ・・・皆、大丈夫か!?」

 

 

「ああ、全員無事だよ・・・」

 

 

「そうか・・・終わったんだよな・・・・?勝ったんだよな俺たち・・・」

 

 

「ああ、俺たちの・・・勝利だ・・・!」

 

 

”よっしゃああああああああああああ!!!!”

 

 

その場に居る全員が勝利の歓声を上げる。

 

 

こうして、突如として現れた無人機による襲撃事件は刃たちの勝利に終わった・・・

 

 

 




ようやく1巻が終わりそうだよ・・・長かったあ・・・
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