さて、今回のメカ生体は。
いつもの日常を送る刃たちをご覧いただこう。
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時が過ぎるのは早いもので、無人機襲来から早3週間がたった。
現在鈴と刃はゴジュラスギガの専用格納庫で兵装の確認をしていた。
と言っても、実際はもっと刃と一緒に居たいという鈴が半ば無理矢理ここへ連れて来たのだが。
「しっかしまあこれだけ近接戦闘に特化したゾイドも珍しいなぁおい。」
「まあ曲がりなりにも、あのゴジュラスの名を冠するゾイドだもんね。寧ろ射撃にステータスを全振りしたゴジュラスだと、新鮮味すら感じるわね。」
「それもそうか……良し、大体の装備の整理は終わったな。鈴、飯にしよう。」
「そうね。」
そう言って二人は昼食をとる。ここゾイドIS学園はISとゾイドの専門学校のようなものだが、専用機の整備やゾイドを使っての自主訓練は刃の父準が責任者になってからは許可がすんなり通っていたりする。
ちなみにこの整備や訓練は許可が降りれば授業への出欠席よりも優先されたりするため、時間を気にせず整備や練習ができたりする。
単位は大丈夫なのかと聞かれれば、返ってくる答えはYESである。
こういったことの場合は一応公欠扱いになるため建前上は単位には響かないが、それでも授業内容は進むため後で徹夜して遅れを取り戻したりする場合が殆どであったりする。
そうこうしている内に昼飯も食べ終わり片付けに入った頃、鈴のギガと専用ISの{甲龍}に変化が訪れる。
「ん?鈴、お前のIS、なんか光ってないか?」
「え?そういわれてみれば……まあウイルスでも入ったわけじゃないし、大丈夫でしょ。……て、あれ?」
「どうした?」
「甲龍が、反応しないの……!?」
「なんだと…本当だ。一夏たちへプライベートチャンネルは?」
「……だめ……繋がらない……」
「どうなっちまったんだ「ゴアアアア…!!」ん?」
振り向いてみると自らの意思で此方へ向かってくるゴジュラスギガ。鈴の目の前に迫ったとき、頭部を下げハッチを開ける。
「…どうやら、コイツに乗ればなにかの糸口が見えるかもしれんぜ?」
「…まあものは試しって言うし、乗ってみますか。」
そう言って鈴はゴジュラスギガに乗り込む。するとハッチが勝手に閉まり、膨大な情報が鈴の頭を駆け巡る。
「え?なになに!?なんなの!?」
”凰 鈴音専用機{甲龍}と認識。インフィニット・ユニゾン、開始”
「え!?インフィニット・ユニゾンってなに!?ねぇ、なのなの!?」
知らない単語が出てきてますますパニックになる鈴。
その時、信じられない出来事が起こった!
「おい!鈴!大丈夫か~。」
返事が返ってこず、静まり返る格納庫。
その時、ゴジュラスギガの身体に変化が起きた。
機体の色は段々と甲龍と同じカラーの黒を基準とした深い色合いになり、その外装は何と甲龍の主力武装{衝撃砲}の発射機がギガの両肩と口内に設置されていった。
”ユニゾン完了。ゴジュラスギガ{轟龍}、起動。”
「え?……」
あまりに突然の出来事に、言葉を失う刃。
其処には、甲龍の武装とカラーを纏ったゴジュラスギガが鎮座していた……
次回こそは一巻を終わらせたい。そう思う今日この頃、何気に20話到達したこの小説(?)。皆さん、たくさんの感想・UA等ありがとうございます!