さて今回のメカ生体は。
漸く届いた刃の専用機についてご覧いただこう。
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クラス代表決定戦まであと3日。そんなとき刃は織斑千冬から呼び出しを受けていた。
(なんだろ・・・俺呼び出されるようなこと最近してないのにな~)
そんな暢気な考えをしていると、アリーナに着いた。
「すいませ~ん。呼び出し受けた烏間ですけど~。織斑せんせ~?」
誰もいないので試しに声を出してみるも返事がない。
その時である!
”ヂュドン!!”
刃の目の前が突然爆発した。いや、性格には何かが降ってきたのだ。
「ゴフッゴフッヴエエエアッ」
あまりの土煙に蒸せてしまう刃。煙が晴れるとそこには二つのコンテナがあった。
「こんな事する奴は・・・オイ!親父!出て来い!居るんだろ!!」
刃はアリーナに居るであろうこの仕業の犯人を呼ぶ。
「ふうん。下敷きになったらどうしようかと思ったが・・・どうやら大丈夫そうだな。息子よ。」
「ふざけんじゃねぇよ!運んでくんなら、もっとまともな形でやれよ!」
そういって空をバックにマントをなびかせる人物、自らの父親{烏間準}を睨む。
「そういうな息子よ。なかなか学園の制服もにあってるじゃないか。」
「いぇ~す。じゃなくて!なんだよこのコンテナ。まさかとは思うがよ・・・」
「そのまさかだ息子よ。その二つが、お前の専用機だ。」
「ん?二つ?一つじゃないのか?」
「言っただろう。お前にはデータ収集を行ってもらうと。そのうちの一つがブロックスでもう一つがお前の主力専用機、その名も凱龍輝だ。」
パチンと指を鳴らすとコンテナが開く。その中から青い恐竜型の機体と蠍型の機体が姿を現した。
「ん?ちょっと待てこれデススティンガーじゃないのか!?」
「いかにも!だがそのデススティンガーはただのゾイドじゃ無い。その名もデススティンガーブロックスだ。」
「デススティンガーブロックス?」
「性能については乗ってから説明する。さあ早く乗るんだ。」
そう言われて刃は凱龍輝に乗る。ハッチが閉まると回りに幾つものディスプレイが映し出される。
「すげえ・・・乗った瞬間何をすればいいのか手に取るように分かる・・・」
「わが国の最新技術の結晶だからな。その凱龍輝にはIS開発で培われたノウハウがつぎ込まれている。先ずはブロックアウトと呼んでみろ。」
「ええと・・・ブロックアウト!」
そういうと凱龍輝の装甲の一部が自動で外され2機のゾイドを成していく。
「これは・・・」
「それが凱龍輝の真価だ。ブロックスゾイドを装甲兼武装をしてまるで着せ替え人形のように自在に分離・合体が可能だ。ちなみにその二機の名前はそれぞれ{月光}と飛燕}だ。」
「で、あのデススティンガーはどうするんだよ?」
「ユニゾン・デススティンガーと叫んでみろ。」
「よし・・・ユニゾン・デススティンガー!」
そう叫ぶと、今度はデススティンガーが分離し3つに分かれる。
尻尾は背中の砲台に、鋏は肩に、そして各種パーツは凱龍輝の新たな装甲として装着された。
「その形態は{凱龍輝・ジェノサイド}だ。」
「ジェノサイド・・・」
「とにかく、今度はバーチャル空間で訓練だ。試運転を兼ねてな。」
「ああ!やってやる!」
そういうと、訓連用のバーチャル空間が展開される。
そして刃は凱龍輝での訓練を開始した。
そして・・・時は過ぎ、ついにクラス代表決定戦へと流れる・・・
刃の父親ですが、刃の口ぶりと本人の発言でどういう役職の人間なのかは察してください。