イントルード・デイモン   作:捻れ骨子

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第2部からのオリキャラ紹介

 

 

 

 

 アヤ・アナンダ・アレン

 

 鉄華団のことを記事にするために火星を訪れたフリージャーナリスト。20代前半。

 ドルトネットワークのプロデューサー、ソウ・カレの後輩に当たり、彼に話を聞いて鉄華団に興味を持った。非常にアクティブで押しの強い人物。

 鉄華団に関わる一連の動きを取材し纏めたドキュメンタリー【鉄血のオルフェンズ】の著者。そして残りの人生を彼らと火星の発展を取材することに費やす……と言う名目で火星に居座り続ける。

 ボブカットに小柄で割と巨乳。外観のイメージは東方シリーズの【射命丸 文】。名前は特攻野郎Aチームの紅一点【エミー・アマンダ・アレン】から。情報戦にて鉄華団に貢献する予定だったが、あまり前に出ずに終わった。しかしオルガの演説を生配信したりやらかすところはやらかしてる。

 エスコンいうたらジャーナリストの語りやろ! と言う理由で投入されたキャラだが、あまりエスコン感を出せなかった。とにもかくにも2期は彼女の言葉から始まり、そして一応彼女の言葉で締めくくられると言う風にしたかった。結果はご覧の通り。

 なおオルガの外堀を埋め始めている。何のためかは不明。(白々)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ドクター・キシワダ

 

 医者がいないことに危機感を覚えたオルガが、テイワズを通じて招聘した医師。

 阿頼耶識を中心としたサイバネティクス医療の専門家だが、医療全体と阿頼耶識システムで運用する機器のハードソフト双方にも造詣が深い。

 その目的は阿頼耶識の進化と広い流布。結構マッド寄りの人物だが、やるべき事はちゃんとやる。

 マクギリスからもたらされたデータを元に、三日月の阿頼耶識強化に貢献した。この件に関しては本人も分からない部分が多いが、むしろ研究要素が増えたと喜んでいる。

 三日月に『己の身体能力と引き換えにしてバルバトスの力を引き出させない』ために筆者が用意した人物。ギャラルホルンの研究者よりは良心的だと思う。

 モデルは漫画【岸和田博士の科学的愛情】より【岸和田博士】。原作よりかなりマイルドになっている。もう一度言う、原作より(ry

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マニングス

 

 アーヴラウ防衛機構の実働部隊隊長に選抜された人物。

 元々警察の特殊部隊を取りまとめており、MWの操縦、指揮経験もある。本来は彼が選抜されるはずではなかったが、経歴と実績を見たランディが推薦し、実働部隊を預けられた。

 自他共に厳しく冷静な人物だが、鉄華団の少年たちに一目置き、率先してアドバイスを請う柔軟性もある。彼が隊長に収まったことで鉄華団と良い関係が築けた部分もあったようだ。割と功労人気質だが表には出さない。

 モデルは【ガンダムセンチネル】より【ストール・マニングス】。キャラ的にあんまり原作と変更点はないと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 シナプス

 

 アーヴラウ防衛機構の指揮官に収まった人物。

 元々沿岸警備隊の幹部で、艦隊規模の指揮を執ったこともある。で、ランディに推薦された。鉄華団と諍いを起こしにくい、それでいて優秀な人間を放り込んだ疑いがある。

 見立て通り鉄華団と協力して防衛機構の設立に尽力し、ガランの騒動時には先陣に立って采配を振るい続けた。

 モデルは【ガンダム0083】より【エイパー・シナプス】。彼とマニングスが採用されたのは、苦労人気質だからである。(酷)まあ原典よりはマシな扱いで生き延びられたから勘弁して欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ジョニー・マクラーレン

 

 マクマード直属の内部監察室長という肩書きの元、各所に集りまくる酔っ払い親父……と見せかけたマクマードの懐刀。ワンと共にテイワズ創設以前から裏に表に働き続けた、テイワズの真の幹部とも言える人物。

 暗部の実働部隊を率いる武闘派であり、中年太りに見える肉体は鍛え上げ固太りした物。マクマードと同年代でありながら現役でドンパチやらかせる。またテイワズの株を何割か所有しており、ワンと組めばテイワズを資金的物理的双方で締め上げることも可能。

 近年はその活動を控えていたが、やる気を出したマクマードの要請により活動を再開。ジャスレイのやらかしたことを裏取りし、始末した。

 外見的にはデブったブルース・ウィリス。名前は当然世界一運の悪い刑事から。原典ばりのアクションも可能な動けるデブ中年。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 マリィ・フォルク

 

 本作のヒロイン。(大嘘)もといランディを付け狙っていたギャラルホルンMSパイロット。

 元々軍人の家系で普通にエリートコースを歩み、アリアンロッド第7艦隊に配属された。

 が、そこで地球外縁軌道統制統合艦隊と標的艦隊との合同演習に参加したのが運の尽き。善戦しながらも敗北し、その上でランディと言う存在に魅入られ、狂気を宿す。

 演習後、己の技術向上に邁進、結果腕を見込まれ対ランディの要員としてラスタルにスカウトされる。そこから阿頼耶識の成人移植に志願し、さらにレギンレイズ・ハイムーバー1号機モルガン(ジュリアのプロトタイプ)、それを強化したレギンレイズ・モルガン・ブライドのパイロットを請け負い、ランディに挑む。

 アリアンロッドと革命軍の決戦にてランディのラーズグリーズと死闘を繰り広げ、互角の戦いを演じたが敗北、戦死。作中でランディに負傷を与えた唯一の人物。

 作中でははすっぱな性格であったが、元々は素直で真面目な性格だった。ここまでヤンデレるとはこのリハク(ry 外観のイメージはゲーム【メトロイド】シリーズの【サムス・アラン】が髪短くしてやさぐれた感じ。名前に関しては【エースコンバットZero】に出てきた【片翼の妖精(ピクシー)】の本名(?)、【ラリー・フォルク】から。彼女がピクシーの子孫かどうかは分からないが、かつて彼女が使用していたエンブレムは片翼の妖精を象ったものだった。無理矢理ぶっ込まれてあまり生かされなかったエスコン要素である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イアンナ・アレジ

 

 ラスカー・アレジの娘。アーヴラウ事変の時にはドルトコロニーに留学していた。外伝月鋼のヒロイン【リアリナ・モルガトン】の友人。

 2期開始前にアーヴラウに帰還。以後は政治家見習いとして父の仕事を手伝っていた。アーヴラウを救う力となった鉄華団に興味を持ち、父親を介してビスケットたちと接触する。最初は猫を被っていたが、すぐさま勝ち気な本性を現し、アーヴラウが混乱に陥っている中、自ら囮として前線に赴いたりした。

 アーヴラウの騒動が終結した後、研修の名目で火星に赴き、クーデリアと行動を共にする。その際火星のアーヴラウ勢力に働きかけると同時にリアリナ――タントテンポなどと連絡を取り合って、鉄華団や反逆軍を陰で支える一端となった。GH改革後は監察官として火星に残り、暫定自治機構の動向に目を光らせたりビスケットにアプローチしたりしてる。

 外見のモデルは某あかい悪魔。名前は女神イシュタルの別名【イナンナ】のもじり。(筆者の趣味)なお肝心なところでポカしたり、だわが語尾の姉妹がいたりはしない。

 『政治的なアプローチからアリアンロッドを追い詰めるため』に筆者が用意したキャラだが、あまり活躍できなかった。もちっとはっちゃけさせても良かったかも知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 運び屋の人たち

 

 ランディの伝で引っ張り込まれた密輸とかやってる裏家業の人たち。ウォードッグ隊を戦場に送り届け、その後マクマードと交渉し地球圏へご禁制の品を運ぶ仕事を請け負った。

 高速輸送船を駆るグラサン黒人の親父と、やたらと肝の据わったサラリーマン風の営業を名乗る交渉人が出てきたが、さらに二人ばかりメンバーがいるかも知れない。

 本拠地はもちろんランディの出身地たる港町。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 イッヒ

 

 地球外縁軌道統制統合艦隊に所属しているパイロットで一尉。アリアンロッドと革命軍の決戦ではアリアンロッド側につき、どちらが勝利しても戦後カルタの有利になるよう動いていた……と見せかけて、本音はランディに一泡吹かせたかっただけだったらしい。忠義は本物であるようだが、意地と矜持が勝ったようだ。決戦時にはアーヴラウ戦後に編成されたシュネー中隊を率いて参戦した。

 実は1期でも登場している。カルタと共に鉄華団へ襲撃をかけ、ランディと交戦したあげくシャイニングウィザードくらって沈んだMS小隊隊長が彼である。ランディに撃破されながらも生き延びた、実は結構すごいヤツ。

 彼やコーリスなど、いや地球外縁軌道統制統合艦隊の面子ほとんどが忠誠心の高い好漢と化しているが、筆者がイメージする忠義者とはこう言うものだろうという趣味が出てきてしまったからだと思われる。多分。

 戦後もGHに残留し、治安の維持と革命勢力の監視に努め、万が一の時にはカルタが戻ってきても良いように尽力を尽くす。

 キャラクターのイメージは考えていないが、カルタの側近だから多分美形。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ヘイムダル特殊部隊スカーフェイス

 

 マクギリス直下の特殊部隊。その正体はマクギリスが直々にスカウトしたヒューマンデブリなどの阿頼耶識システムを持つ者たち。正規の訓練と教育を受けた彼らは、エースパイロットの一端と見て良い。

 マクギリスの切り札の一つで、スタークグレイズは彼らのために用意された。

 自分たちを人間として扱い自由を与えてくれようとしたマクギリスには、全員が多大な恩義を感じており、最後まで彼に付き合うつもり満々である。戦後は揃ってGHを辞し、マクギリスと共に歴史の陰に消えていく。

 部隊名はもちろんエースコンバットより。しかし出てきただけでエスコン感がほとんど無い。つーかエスコンから引っ張ってきたのは大体出しただけで終わった。筆者の技量不足のせいである。すまぬ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 元標的艦隊の愉快な人たち。

 

 登場時期はバラバラだが、纏めて紹介する。

 

 ●アンダーセン元一佐

 元標的艦隊司令官。たたき上げであったがGH内部の政争に敗れ、閑職に回される。ランディが配属されるまでお気楽極楽に腐っていたが、彼に説得されたりなだめすかされたり脅されたりでケツを叩かれ、やる気を出す。

 その結果演習で事実上勝利し……またトバされた。しかしながらなんか気が晴れたようで、閑職に甘んじながらも後進を育成したり標的艦隊の面子と連絡を取り合っていつでも動けるよう備えていた。本来の才覚を取り戻し、GHがこのまま現体制を維持するのは難しいと推測したためである。

 そして予想通りGH内乱が発生し、マクギリスの招聘に応えモスポール保存されていた標的艦隊旗艦ケストレルにて参戦。反逆軍の一翼を担った。

 戦後は改革されたGHの暫定代表を押しつけられ、後処理とかにヒーヒー言ってる。早いところ石動辺りに席を押しつけたい。

 リボンの4こと石動が主催する秘匿チャットでの名はしれぇ。

 モデルはエースコンバットにて空母ケストレルの艦長を務めた【ニコラス・A・アンダーセン大佐】。

 

 

 ●メビウス隊メンバー

 標的艦隊時代のランディの同僚。彼に匹敵するようなエースを、とか言う理由で引っ張られてきたキャラたち。予定よりごっそり出番が削られてしまったのでほとんど顔出しただけで終わってしまった。これも捻れ骨子ってヤツのせいなんだマジだよ。

 

 メビウス2・ロッソ。【パゴット】二尉。

 ランディより年上のベテランパイロット。旋回機動にて敵の背後を取る戦術を得意とする。飄々としながら所々が格好良いおっさん。標的艦隊解体後は賞金稼ぎとして暮らしていた。戦後も賞金稼ぎとして火星に居座る。モデルは【紅の豚】より【ポルコ・ロッソ】。

 

 メビウス3・スノーウィンド。【フカイ】二尉。

 石動と同年代のパイロット。偵察と電子戦闘を得意とする部隊の目。口数は少なけどやるときはやる男。GHからおっぽり出された後は傭兵として活動していた。ロッソと共に火星にて治安維持に尽力する。モデルは【戦闘妖精雪風】より【深井 零】。

 

 

 ●ガルーダ隊メンバー

 ランディの元同僚。標的艦隊に配属されていた3小隊の一つ。標的艦隊解体後は傭兵部隊として各地を巡りつつ、裏で石動などと連絡を取り合いGHの動向を窺っていた。マクギリスの依頼に応じて一時アーヴラウ防衛組織の教練や再編成を手伝いつつ、密かに連絡役として活動していた。

 戦後はGHの下請けとして、経済圏各地を飛び回り教練やアグレッサーをこなしている。

 やはりちょっと顔出しした程度のエスコン要素……に見せかけて中身は別のところから引っ張ってきた人たち。近藤組。

 

 ガルーダ1・タリズマン。ブラウン一尉。

 ガルーダ隊隊長。たたき上げのパイロットであり、ランディに迫る技量を持つ。下級市民の出なので疎まれて標的艦隊へ。真面目で堅物だが冗談は分かる男。なおかなり悪運しぶとく、機体が撃破されても大概生き残る。モデルは漫画【新MS戦記】より【フレデリック・F・ブラウン】。

 

 ガルーダ2・シリウス。【マイヤー】二尉。

 ガルーダ隊エースで『シリウスの魔女』という二つ名で呼ばれる。腕前は良いが気性が荒く、よく上官とぶつかるため標的艦隊へ。やたらと勘が良いが全然そんなところ表現されなかった。モデルは漫画【機動戦士ガンダム ジオンの再興】より【マイヤー】。

 

 ガルーダ3・サザンクロス。【クルツ】二尉。

 ブラウンやマイヤーに勝るとも劣らない凄腕のパイロット。一応それなりの家の出だが、周囲とそりが合わず標的艦隊へ。多分見た目と言動は軽め。モデルはマイヤーと同じく機動戦士ガンダム ジオンの再興より【クルツ】。

 

 ガルーダ4・ラウド。【ドルク】二尉。

 この隊に配属されるだけあって結構な腕前のパイロットだが、性格がかなり悪い。多分そのせいで疎まれて標的艦隊送りとなった。しかしランディとは一番気が合う人物。つまりろくでなし。関西弁にグラサン、ガム噛みながらコクピットに仕込んだスピーカーで大音量を垂れ流すヤンキー。モデルは近藤和久版Zガンダムより【ドルク中尉】。なお秘匿チャットではひよこの4を名乗っている。

 

 

 ●ウォードッグ隊メンバー。       

 標的艦隊3小隊の一つ。ガルーダ隊と同じく傭兵家業を行っていたようだが、地球とは距離を置いていたようだ。だがやはり古巣のメンバーやランディとは連絡を取り合っていたらしい。ランディからの依頼を受けてタービンズの窮地を救い、その後決戦にて反逆軍と合流、ほぼ無傷で戦い抜く。戦後は纏めて火星で賞金稼ぎとして治安維持に努めているようだ。

 やっぱり出番が削られたエスコン要素と見せかけた余所からの流用キャラども。小林組。作中でチョッパーが匂わせていたが、古いエース部隊とTACネームを名乗るのは一部の慣例らしい。

 

 ウォードッグ1・ブレイズ。シャイアン一尉。

 ウォードッグ隊リーダー。ブラウンと同じくランディに匹敵するたたき上げのパイロット。真面目に見えるが結構お茶目らしい。名前はOVA【ドラゴンズヘブン】から主役メカ【シャイアン】より。戦場に現れたときに「●●より龍一匹!」とかやらせたかった。

 

 ウォードッグ2・エッジ。【イクール】二尉。

 シャイアンとコンビを組む女性パイロット。幼げな容姿だが割と苛烈で、火星治安維持機構の荒くれどもを締め上げた。モデルはドラゴンズヘブンのヒロイン、【イクール】。シャイアンに絡むときにはやたらと生き生きしてる。原典でのこの二人の掛け合いは中々良かったので使ってみたかっただけ。

 

 ウォードッグ3・チョッパー。【ベネトン】二尉。

 ちょっとひねくれたところはあるが、彼女も凄腕。任務で何度かニラサワの窮地を救い、その結果猛烈な攻撃(恋愛的な)を受ける。最終的にはプロポーズを受け入れ入籍した。モデルは漫画【Gの伝説】より【カービニアン・ベネトン】。原典では非人型ミュータントであったが、さすがにそれはなかろうと普通の女の子に。

 

 ウォードッグ4・アーチャー。【ニラサワ】二尉。

 標的艦隊の中では石動に次いで弱い男。(もちろん平均的なレベルからすれば凄腕)そのせいか窮地に陥ることが度々あり、その都度ベネトンに助けられる。で、彼女に惚れ込み猛烈にアプローチ。最終的には撃墜(恋愛的に)することに成功。もげろ。モデルはGの伝説から【ニラサワ・バン】。原典ではミュータントであるベネトンの姿を見てどんびくどころか逆に惚れ込みプロポーズするという剛の者。この話好きだったんだよ。なお秘匿チャットでの名はわんわん4。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいほぼ設定が生きてないキャラ紹介しゅ~りょ~。
後は言い訳。

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