独自設定、あやふや年代、ハチャメチャ人間関係。
実につまらない読まない方がいいのに何故か出したアホな作者。
長い行列の先には黒い装束を来て腰に刀を差した者たちが数字が書かれた券を配っている。
券を受け取った者は光る門を越えて行く。
周囲を見回しても漆黒の闇が覆う世界。
なぜこんな場所にいるのか、僕は思い出してみた。
母は村一番の弓使いで光る弓を使う猟師だった、父は名前を呼ぶと変形する刀を持つただの農家だ、そんな両親の元に僕は生まれた。
ただの農家や猟師がそんな物騒な武器を持つこのとなんてありえないって?
そんなことは無い、山に入れば腕の一振りで大地を砕くKUMAや突進で山を潰すINOSISI、畑にはそんなINOSISIを殺せる程の爆発する実を飛ばすTOMATO、KUMAを絞め殺し養分にするKYURI、毎秒数千発の実を打ち出すKOMEなど多くの危険がつきものだ。当然僕も口から炎を吐き翼で岩を斬り病魔の邪眼で睨みつけるてくるNIWATORIの世話を任されていた、他にもたまに現れる虚の退治も僕のしごとだが正直虚などNIWATORIや畑の野菜に任せれば充分だった。
特に恐ろしいのはそれらを喰らいに現れるONIやTENGUなどのMONONOKEやYOUKAI達だ。
こいつらの脅威に晒されている僕達は戦う力が無いと生きてはいけなかった、剣士、槍兵、弓兵や陰陽師、修験者、忍び、侍、魔術師、巫女、皆何らかの職を身につけ戦い、その日の糧を得て喰らい生きていた。
父さんは農民で侍と忍びの職を持ち母は猟師と弓兵の職を持って日々戦いに明け暮れていた。
言葉を覚えるよりも先に拳の握り方を教わり父さんと母さんと一緒に感謝の正拳突きを行い、波紋の呼吸を練習し、周りのNOUMINに混じってTUBAMEを斬れるよう斬撃を増やす、体が疲れたら魔法の修行や薬草学アイテム作成。
そんな日々が続くと根拠もなく信じていたある日、当たり前の日常は終わりを迎えた。
天魔率いるTENGUと墓場のOVER LORD率いるUNDEAD達の戦争が起こったのだ。
UNDEADは虚と違って人間がベースでは無く正真正銘のMONONOKEに分類される化物共。
この天災の中で村のみんなは争ったが僕達の村は全滅した。
当然僕も死んでいる、今いるここは父さんと母さんが言っていた死後の世界で間違いは無いだろう。
いつの間にか僕の番になっていて券を貰い光る扉をくぐった。
☆
死後の世界に着いてから数年が経った、こちらの世界は現世と違って楽園だと聞いていたが正しくその通りだった。
恐ろしいMONONOKEもKUMAもINOSISIもいない、居るのは姿こそ似ているが脆弱な動物達だけでたまに現れる虚も現世よりも弱い虚ばかり、家族に会えないのが寂しいがそれさえ気にしなければ正に天国である。
治安が悪い76の逆骨でこれなのだから数字が少ない場所はもっと天国に近いのだろう。
しかし、いつ恐ろしい化け物共がこの地に現れるかもしれない中で遊んではいられない、日々の修行に合わせてトレーニングを続けた、筋肉がブチブチ切ようと骨が軋もうと、爪が剥がれ皮膚が破れ骨が砕けても修行を続けた。
数年が経った頃、最大級大虚もワンパンで倒せる様になった頃、血だらけの黒い装束の近くに刀が落ちていたので拝借させてもらった、素手で獲物を狩っていたが手加減を間違えると消しとばしてしまいもったい無い事になってしまっていた。
そのまま数100年が経った頃、死神の総大将兵主部一兵衛が俺の前に現れ。
「儂の名は兵主部一兵衛死神じゃ、お主死神になる気は無いか?」
何の前触れも無く言われた俺は理由を聞いてみたところ、どうやら流魂街で虚を殺していたのが噂として広がっていたらしい。
「混迷する時代に終止符を打つ、その為には少しでも多くの戦力が必要なのだ」
考え事をしていたらなんか勝手に話していた。
正直興味は無いと返事をしたら、何故か戦うことになった。
負けたら死神に、勝ったら三食昼寝付きの楽な仕事をくれるらしい。
兵主部一兵衛の斬魄刀は筆で名を奪ったり書いたりするらしい、戦いは激しく最後には真打まで使ってきた。こっちはまだ始解すら使えないのに容赦がなさすぎる、結局負けて死神になることに決まった。
死神になって500年はMONONOKEの討伐や封印などを、その後人間が増えるごとに死者の魂の魂葬と虚退治が増えていった。
その間に仲間は和尚だけとなったがその和尚も王族特務に配属され、新しい死者達は弱くなっていった、他の死神と力が違いすぎる為に自分の力を半分に分けて斬魄刀を二本持つようになった。
死んでから千年後山本が護廷十三隊を立ち上げ、二番隊を任された。
当時魂を滅却する滅却師が猛威を振るい世界のバランスが崩壊寸前までいったため滅却師の王トップユーハバッハ暗殺の任を受けたため一人滅却師の城に行く事になった。
☆
今俺の前には数えるのが面倒な程の滅却師が隊列を組み矢を構えている。
「これが最後忠告です、虚の事は我々死神に任せてはもらえないでしょうか?、このままでは魂の均衡が崩れ世界が崩壊してしまいます。
世界の崩壊・消滅はあなた方の望むことではないはずです。」
先ずは話し合いで済まないかと声をあげましたが、まともな返答はいただけません。
皆さん、「お前ら死神がまともに虚の管理できないから俺たちの家族が死んだんだ!」とか「あの子がいない世界なんて滅べば良いのよ!」などなど罵声や怒声をあげています。
焦ったのか、怒りからか矢が飛んできました、それを追うように目に見える滅却師全てが矢を放ってきました。
中には天使のような姿の滅却師完聖体まで使うものも。
「やれやれ、あなた方が殺す虚もあなた方の家族の魂だった可能性が有ると何故わからないのですかねぇ…
『千人斬れども穢れ無く・万人殺せど曇り無し…白刃』」
斬魄刀を抜き放ち始解し、間合いの全ての敵を切り裂きながら奥へ奥へと進んでいく。
私の斬魄刀の能力は状態異常の完全無効化。始解した瞬間に全盛期の姿になり怪我、毒、病気、霊圧の減少、疲労、催眠、死などありとあらゆる状態異常を無効化することができる反面、武器としての攻撃はただ切ることしかできない。
しかしそれでも問題ない、相手が千いるなら千回振るえば良く万人いるなら万回振れば良い、どうせ疲れもせず眠くもならなず相手の攻撃はこの身を傷つけることなどできないのだから。
悲鳴や、怒声、断末魔を聞きながら作業のように刀を振るうこと数時間、辺りには滅却師の死体が溢れかえり血が川を作り肉の山ができていた、途中から逃げ出した者達もそれなりにいたが。
「君がユーハバッハで良いのかな?」
目の前には純白のロングコートにサングラスをかけた男とそれに連なる数人人ほどの親衛隊らしき者達が現れた。
「やってくれたな、まさか六万を越える軍勢を皆殺しにするとは…だがここで終わりだ我が能力「ジ・オールマイティ」は「全てを知り、全てを見通す、未来に起こることを予知し、相手の能力を知ることで、自分自身に対する全ての攻撃を無力化する。」貴様では勝てん」
ユーハバッハが自分の能力を話してる間にもう一振りの刀を抜いた。
「そうですか…では貴方と私の力どちらが上か確かめてみましょうか?
『卍解…白刃・天目一箇・天之御影神』さてどんな能力かは御覧じろってことで。」
ユーハバッハは顔を驚愕に歪めた。
「な…ん…だと、見えない、お前の、我々の未来が見えん!…貴様、何をした、何の能力だ!」
親衛隊が驚いているユーハバッハを守るように前に出たが、刀の一振りで親衛隊の首が体から落ちた。
「残ったのはユーハバッハ君だけだ、さようなら」
一閃、それだけで骨肉と魂魄を断ち切られユーハバッハはその命を終えた。
☆
ユーハバッハを殺したことで自分に対抗できる存在がいなくなったことを感じ、私は四大貴族「四楓院家」に二番隊を任せ森の中で狩りをしながら趣味の研究や修行などを行いながら、たまに薬や肉を流魂街に売りに行き怪我や病気を治したりしながら隠居生活を送っている。
その後数百年年は死神達に関わらずに生きていたが、森の中で死神の霊圧を感じた、いつもの見回りか何かと思っていたが死神の近くにいた一般の魂魄が急激に虚の霊圧を放ち消滅したのを感じその場に向かった。
その場に眼鏡をかけた死神がいた。
「何をしているんですか?」
藍染惣右介は虚化の実験中に現れた温和そうな笑顔の男に僅かに警戒心を抱いた。
見た目は現代の疲れたバーコード禿げの中年男性、着ている服は薄汚れた甚平、霊圧も殆ど感じられないがあまりにも自然体なのだ。
普通剥き身の刀を持った人間がいたら警戒し恐れなどで何処かに力みが入ったり呼吸が速くなるはずなのだ。
「…初めまして、貴方は」
「鈴木 次郎しがない猟師ですよ」
そんなはずはない、しがない猟師がこんなにも自然体で隙のない動作を出来るとは思えない。
柔かな笑顔が余りにも自然で恐ろしい、何処から斬りかかっても確実に対応されるだろう。死神になって初めて恐れを感じた瞬間だった。
「そうですか、私はしがない死神です、魂魄の消失事件を捜査しているのですが。捜査協力の為に私の刀を見てもらってもよろしいですか?『砕けろ、鏡花水月』…さて彼は成功すると思うかい」
手にした虚の魂を込めた刀は鈴木の体内に飲み込まれ、彼の体は破裂した。
「失敗か…帰るか」
どんな状況にも対応出来るよう、忍道の33影分身で様子を見ていた私は彼らが突き刺した刀を回収した。
「やれやれ、ばれませんでしたか。わずかですが虚の霊圧を感じますね、さて何をしていたんでしょうか」
嫌な予感を感じながら刀を持って家に向かった。
ここまで読んだ貴方は勇者です。