私の名前は鈴木次郎。
ただの猟師です。
私の1日は二本ある刀の手入れから始まります。刀に歪みがないか錆びやガタがないかなど確認してから刀禅を行います。
その後感謝の正拳突きに感謝の棒振りを行い体が温まったら筋トレとランニングがてらに狩猟帰ってきてから獲物の解体と懇意にしているお店にお肉を下ろしに行きます。
その後子供達に剣術を教えたりたまに来る山元君の稽古に付き合ってあげます。
おかしなことに最近の山本君は歳のせいかうまく体が動かないなんて言うんですよ。
全く私は貴方よりも長く生きていると言うのにちょっと久しぶりにしごいてあげました。
そうそうついこないだ見つけた虚の霊圧が込められた斬魄刀ですが見たところ死神に虚の霊圧を送り2つの反する魂を合一することが目的だったみたいですね。
その事を山本君に教えてあげましたが随分と深刻そうな顔をしていました。滅却師の霊圧から作った抗体薬を作っておいたので現場に向かう前に直接渡すように包んで持って帰らせました。
帰り際に山本君が二番隊の質が落ちて忍道を使えるものが少なくなったと嘆いていたのでその日から忍道の使い方や印の種類、組み方術を記したものを書き始めました出来上がり次第二番隊に持っていくことにしましょう。
そういえば四楓院家の女の子は元気でしょうか昔は鬼事をよくせがまれましたが最近はめっきり見かけませんね。
そうそう、最近来ない八千流ちゃんも見かけませんね何でも剣鬼を見つけたとかで大層楽しそうでした、彼が物になったら此処に連れて来ると行ったっきり来ていませんが元気にやっているでしょうか。
あの子は生まれる時代を間違えましたからね、まだ鬼や天狗、吸血鬼に悪魔や神々がいた時代ならあの子も刀を存分に振るえたでしょうけど今の平和な時代は大層生きにくいでしょう。見つけた子があの子の無辜の慰めになればいいのですが。
☆
先日ワシは鈴木先生の元に刀の修練に出かけた、恐ろしいことにあの方はワシの斬魄刀を容易く木刀で受けなさる、どんな高温の炎でもあの方の木刀を焼くことは叶わなんだ。
昔は認められず食事の時間も寝所にさえも挑みに行ったが一蹴に処された、特に応えたのが風呂で手にした手ぬぐいで斬魄刀を断ち切られた時じゃ、手ぬぐいで炎を纏った刀を断ち切るなんてデタラメじゃと思ったが昔はあの方の様なおかしな方が山ほど居たらしい、どんな人外魔境かと思うとったが今は少なくなった鬼と戦った時に嫌でも理解させられた手にした箸で斬魄刀を叩き落とされボコボコにされたのは今はいい思い出じゃ。
ツバメですら並行世界から自分の斬撃を呼び寄せて断ち切るしか捉える方法がなかったんじゃから昔の地球はかくも恐ろしいところだったんじゃと思い知らされた。
そうそう渡された資料と刀の事は重要な案件じゃ虚と死神の存在の同一化など余りにも異端すぎる…御廷の中に裏切り者がおるとは思いたくはないがこれは慎重に動くべきかのぉ。
昔は瞳術や指の動きで幻術や催眠にかかる敵や化かしの得意な狐や狸の対策に完全催眠の抵抗や幻術の解除など必須であったが今回修練に際してかけられた時抵抗もできなんだった、これは一から鍛え直さんといかんのぉ。
☆
あれから暫くして八千流ちゃんが連れて来た剣八君に出会ったが昔の八千流ちゃんそのまま小さくなったみたいで随分と可愛らしかった。
「いつでもかかって来なさい」
と行ったら本当にどんな時でもかかって来ましたからね、厠にまで押し入って来たのは驚きました。つい手加減できずに厠紙で斬魄刀を切ってしまった時は可哀想なくらい悲しい顔をして居ましたね、あれはお風呂で山本君の斬魄刀を切って以来の罪悪感でした。
八千流ちゃんが剣八君に私は規格外だから気を落とすなと言っていましたが昔は私は標準だったんですが、それを言うともっと気を落としてしまいそうで修行をつける事と刀を鍛え直す事で何とか元気になってもらいました。
あれからどれ程の月日が経ったでしょうか、御廷には虚化の原因究明に向かった方の多くが抗体薬で虚化を物にしたらしい出すね、御廷の強さが上がったと山本君は喜んでいました。ついでに忍道の中の幻術や催眠の解除などを徹底的に教え込んだんだとか全く攻撃よりも攻撃を食らっても対処できる様にするのが当然でしょうに、時代の流れですかね厄介なモノ達は既に御伽噺の中に、死が当たり前の世の中が平和になったからこその油断なのでしょうが平和など所詮は次の闘争の為の準備期間でしかないと言うのに少し腑抜けすぎていますね。
そう話していた時の山本君は苦虫を100匹位噛み潰した苦み走った顔をして全体を鍛え直しますと言っていましたね。
そういえば夜一ちゃんがこの前砕蜂ちゃんと言う女の子を連れて来たんですが何でも「私の右腕にしたいから鍛えてくれ」だとか面白そうだったので徹底的に鍛えてみることにしましたスジは良いですし忍道の適性も高く立派な忍者になれそうですね、目指せ伝説の七代目火影越えですナルト君も死神になってくれれば良かったんですがヒナタちゃんと一緒が良いと連れ立って転生しましたからね、記憶は無くとも未だにおしどり夫婦具合は見ているこちらが恥ずかしくなるくらいです。おや話がずれてしまいましたか。
いけませんねここらで筆を一度置きましょう。
ふふ、私はなんでこんなことまで日記に書いているのでしょうね。
ここまで来ましたか?
素晴らしいですね。