゚*。:゚ .゚*。:゚ 姫ノ語 .゚*。:゚ .゚*。:゚   作:ロベオン

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こんにちは。久しぶりの投稿になります。

あてんしょん

前回と同じくです

ボカロネタ

新キャラ登…場…?

ストーリー急展開


十三章
1輪の……


.*・゚痛い…暗い….*・゚

 

瞼が重い。

 

無理矢理開いた目に写ったのはー…

 

 

 

 

…一面の紅…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*

 

 

 

ドコカシラ♪

 

 

 

ワタシノタイセツナタカラモノ♪

 

 

 

シロイキレイナタカラモノ♪

 

 

゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*

 

 

歌?

 

 

あぁ。なんて五月蝿いのだろう。

 

 

 

宝物?知った事では無い。

 

 

 

耳が痛い。

 

 

 

黙れ。

 

 

黙れ。

 

 

 

 

黙れ。…だまれ。…だ…まれ、…ダマレ。

 

 

 

 

ダマレダマレダマレダ…マレマレ…ダマレ…ダマ…ダマレ…ダマ…ダダダママレレレ…ダマレッ!

 

 

 

気づくと静かになっていた。脚元には鳥籠が転がっていた。紅い。鳥籠。

 

 

その鳥籠は、とても大きかった。

まるで、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒトガハイレルクライニ…。

 

 

 

 

゚・*:.。.*.:*・゚.:*・゚*

 

「…まァた用途不明のもんが増えたなぁ…」

 

「ちょっあんた、用途不明って…。」

 

「武器にもなんねーし使うにもバラす位しか使い道ねーだろ。」

 

「バラさないでよ?」

 

黄熊がギロりとレオを睨んだ。

 

しかし、

 

‹ 迫力無いな›

 

「ブッ!!!迫力もクソもへったくれもねー!!!ウケるわー!!!」

 

「あの…、職員室につきましたわ。」

 

「おー。」

 

「あの…このぬいぐるみはどう致しましょうか?」

 

「あっ…。申し訳ないのだけれど持っていてくれるかしら?」

 

「かしこまりました。お嬢様!」

 

(よっしゃ、よっしゃぁぁ!最近メイドっぽい活躍無かったからめっさ嬉しいっ!お嬢様に頼って頂けたぁぁぁぁーっ!!)

 

「…ぬいぐるみ一つで発狂するメイド、これ如何に。」

 

‹ それなw›

 

「は、はぁ?かしこまりましたって言っただけじゃないのぉ?な、なんで発狂なのよぉ?」

 

「…テメェ、1回鏡で顔みてこい…」

 

「は、はぁ?な、何のことぉ?」

 

 

「……あの…、そろそろ行きません?」

 

「お、そうだったな。いざ出陣!」

 

「出陣?レオさんは昔の将軍の方ですの?」

 

「まあ、言葉のあやだよ。細けェことは気にすんな」

 

「は、はい…。……?」

 

「おらとっとと行くぞ。」

 

「あ、あのぉ…。」

 

「んあ?…んだよ今忙しいんだよこっちは。」

 

「す、すみませぇん。あのぉ、これぇ、落としましたよぉ?」

 

アンニュイな喋り方で鍵を渡してきた。

 

「ん?……鍵?」

 

「私達はこの鍵以外は持ってないわよ?」

 

「おいお前、俺が落としたってことか?」

 

「いえいえぇ、そこのお嬢さんのぉ、持っていたぁ、ぬいぐるみからぁ、落ちましたよぉ?」

 

そう言って緑を指さしたのは、縦ロールのピンク色の髪をした20歳位の女の人。ロリータ風の服を着ている。

 

※ここから『』は無言会話です。

 

『な、なんかこいつやばそうよ…?』

 

『お、おう。ラリってんじゃね?』

 

‹ 人を見た目で判断するでない›

 

『目がやばいわよ。』

 

『マジキチだろ』

 

『あの酔っ払ってる様なとろーんとした目はやばいわよ。シリアルキラーかしら…?』

 

『あんなのと一緒にすんな!気色悪ィ!』

 

『あんた以上よ、きっと…。』

 

『あ?だとしたら殺気も何もねーだろアイツ。それにあんな変な目はしてねーっての!』

 

『きっと不意打ちで殺るのよ』

 

『…やめたやめた。殺す殺される理論は。単に酔っ払ってるとかじゃねぇのか?』

 

「…あ、あの…、貴方様はどちら様でいらっしゃいますの?」

 

「あらあらぁ!お嬢さん、もしかしてぇ、本物ぉ?」

 

「ほ、本物?」

 

「す、素敵ぃ!いいわねぇ!羨ましいわぁ。なんて清楚で可憐なんでしょぉ!」

 

「あ、あの…。」

 

「あぁ、私ぃ?私はぁ、リリリって言いますぅ。」

 

(黄熊)『リリ〇リ★バーニングナイト!?』

(レオ)『リリリ〇★バーニングナイト!?』

 

「おいおい…冗談だろ?」

 

『ボーカロイドのL〇lyがコスプレしたみたいね…。』

 

たしかにその人はボーカロイドのLil〇のような顔だった。喋り方とか、髪の毛とか服とか全然違うけど…。

 

『……イタい、っつーには似合ってんだよなぁ、クソッ。』

 

『ねー。』

 

『あー、ほんといやらしい奴…』

 

『は?誰が?』

 

『リリリとかいうふざけた名前の奴だよ。あ、もしかしてサイコパスメイド、自分の事だと思った?悪ィ悪ィ♪』

 

『はぁ?そんなわけ無いでしょ。』

 

『……つまんねー反応』

 

 

「あのぉ、あなたがたはぁ、何故ここにいるのでしょぉ?」

 

「…ンなモンこっちが知りてェっての。目が覚めて気がついたらここなんだよ、俺らは。」

 

「あらぁ、やっぱりぃ、そおなんですね〜!私も同じですぅ。気づいたらぁ、この学校みたいな所にぃ、居たんですぅ。何故でしょぉ〜?」

 

「…知らねェよ。お前、自分で考えたらどうなんだよ…」

 

「あらぁ、私もぉ、考えましたわぁ。」

 

「…俺だって考えたよ。けど、わからねェんだ…」

 

「わぁ、そおなんですね〜?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……、ならぁ、ならならぁ、ヒントをぉ、あげましょぉ。」

 

「………は?」

 

 

「だからぁ、ヒントですぅ。欲しいですかぁ〜?」

 

「…そりゃ欲しいけどよ…。お前、なんも知らねェんじゃねェのか?」

 

「えぇ、知りませんよぉ〜、()()()()()()()

 

「…。まあ、教えてくれんならさっさと教えてくれ。使えねー頭使ってたら脳味噌が煮えちまいそうだ。」

 

「メイ様って知ってますぅ〜?」

 

「!……。いや。」

 

 

「あらぁ……そぉなんですかぁ〜?」

 

「……そーだよ。んで?()()()に何か関係でもあんのか?」

 

 

「もちろんですわぁ、大ありです〜。」

 

 

 

 

 

「…。その関係云々はどーでもいい。早くヒント教えろ。」

 

 

 

 

「メイ様はぁ、女王ですぅ。」

 

「…。で?」

 

 

 

 

 

「ふふ〜、だからぁ、女王様だって言ってるじゃないですかぁ〜。」

 

 

 

 

 

「…女王だから何だってんだ。部下引き連れてる飾りみてェなもんだろーが。」

 

「いいえ〜、全然違いますぅ〜。」

 

「じゃあなんだよ。」

 

 

 

 

「女王様はぁ、女王ですぅ〜。」

 

「…あんたさっきから何なのよ?言ってる事の意味がわからないわ!?」

 

「サイコパスメイドに同意」

 

「あらあらぁ、分からないのぉ?」

 

 

 

 

 

 

「…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……星街。」

 

 

 

 

 

 

「ここまで言えばぁ、解るかしらぁ?」

 

「っ!……。」

 

「図星よねぇ。だって……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ワタシノイチバンキライナバショダモノ」

 

「…。じゃあ何でいるんだよ、テメェはよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……もちろん、逃げテ来タニ…決まっテるジャあナい。」

 

ニッコリ微笑んで彼女は言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…精神崩壊と引換にかよ。」

 

 

 

「まぁ、そンナ感じかしラねぇ。でもぉ、まだァ、壊れ切ってはぁ、イナイわぁ。」

 

 

 

「寸前だろうが。彼処に行っちまったテメェの命運は既に決まってんだよ。」

 

 

 

「そぉねぇ。貴方、私の年齢…知ってるぅ?」

 

 

 

「…。知らね。まあでも、そこそこ居たんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そぉね。ずぅーーーっと叶うと思ってたのぉ。馬鹿よねぇ。」

 

 

 

 

 

「俺より馬鹿だろ、テメェ。…ま、逃げ出せるくらいならそこまででもねェか。」

 

 

 

 

 

 

 

「そぉかしらぁ?大変だったわぁ。でも…もう…永くは無いわぁ。私。」

 

 

 

 

 

そう言った時、リリリの頬を涙が伝った。

 

 

 

 

 

 

 

 

「…。永くねェなら、残された時間、悔いのないように生きろよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そぉね。出来るなら、そぉしたいわ…。でもぉ…出れないじゃあ、ない?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲホッ…

 

リリリは吐血した。

 

「あそこと、おんなじねぇ。なんて、残酷な…世界なんでしょぉ?」

 

「そりゃそーさ。人生、上手くいく方が少ねェ。でも、テメェはまだ幸運な方さ。あの"地獄"から抜け出せたんだからな。」

 

「そぉね。」

 

そして、ゆっくりと、リリリは床に座った。

 

 

「それじゃぁ、またね。また何処かで…会いましょう。」

 

 

ゆっくり、目を閉じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「桜舞ちゃんに…よろしくね。」

 

「…ああ。」

 

伝えておくよ、とレオは呟く。

 

「…姉さんが、リリリが、やっと、地獄から解放されたってな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あり……が…とお………………。」

 

そしてまた、一筋の雫が、リリリの頬を伝った。

 

 

 

 

そして、静かに…

 

 

 

 

 

 

 

 

地獄にいたはずなのに、驚くほど幸せそうな顔をしていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3人はゆっくりとその場を立ち去った。

 

 

 

 

 

 

そして、幾らか時間がたった。

 

 

 

 

あぁ。こんなに安らかに眠れたのは、いつぶりだろう。例え、逃げきれなかったとしても、こんなに静かな、どこまでも冷たい、この場所で。

 

 

 

 

バンッ

 

 

 

 

 

そして、1輪の華が散った。




前回の投稿から時間がかかってしまい、申し訳ありません。相変わらず抜け抜けのこの小説を読んで下さりありがとうございます!色々足りない所があったと思いますが、14章もよろしくお願いします。
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