゚*。:゚ .゚*。:゚ 姫ノ語 .゚*。:゚ .゚*。:゚ 作:ロベオン
物凄く久しぶりになってしまい、申し訳ありません。
また目にとめて頂きありがとうございます<(..)>
新キャラ?登場
前回と同じくです
桜舞とカリナの関係
!?
「……お、お嬢様…?コロンは…」
コロンと呼ばれている犬のぬいぐるみは、真っ白でまるで本物の毛皮を使っているようだった。
「あ?んだこれ。人形……にしちゃリアルすぎねぇか?」
レオが黄熊からぬいぐるみをやや乱暴に手からとってまじまじと見つめる
「………?」
!?
「んぎゃっ!??おい、此奴首千切れてんじゃねぇか!!?」
「っへ!?」
「ち…ちょっとととととと、う、嘘でしょ((((;゜Д゜))))ガクガクブルブル」
よく見るとそのぬいぐるみの首には千切れた跡があった…。そこからは赤茶色い物が滲んでいる。
「…あ、あの……。どうかしたんですの?」
「…。緑、サイコパスメイド。少し後ろを向いてろ。」
ぶっちぃ!
「な、なんかすごいエグい音したけど…。」
「気にしたら負けるぞ、サイコパスメイド。」
コロン…
コロコロコロコロ…
!?
「っきゃあぁぁぁぁぁぁぁ!」
黄熊が3mほど跳ね上がっている
「…………め、目玉……?」
ぬいぐるみの首から落ちた物は後ろを向いていた緑達の方に転がって行った。黒目の部分が綺麗な空色になっている。
「…こりゃ、本物だな。ってことはガキの死体ミンチにして詰めたのか…うへぇ、悪趣味な奴だなぁ。」
「っ何でそんな想像に至るのよっ!((((;゚;Д;゚;))))カタカタカタカタカタカタカタ」
目玉はガチャガチャのケースの様な透明なケースに入っていて、水のようなもののにフワフワ浮いている。
「…んー、何に使うんだ?これ。誰かに返せばいいのか?マネキンみてーに。」
「………?」
「……桜舞様の片目にそっくりですわ…!」
「…!……言われてみりゃあそうだな。………彼奴の、左眼………」
カツ…コツ……
遠くからローファーで歩く音がする…
「う…うぅ…」
!?
「……っレオ君……?」
「……桜舞……」
そこに来たのは左手が傷だらけの桜舞だった。
元々彼女も肌が白く、綺麗な手をしていたため余計に痛々しい。
「……!…桜舞様……、あ、足が…。」
よく見ると左足首の裏にも手と同じようなカミソリの刃で何度も切りつけたような跡があった。
「っ!?おい、何があった!!?」
「…カっ…カリナが…。」
タッタッタッ…
「ね、姉さん!?大丈夫?」
そこに来たのはさっき会ったときより5歳ほど大人びたオレンジのフワフワした髪を持った愛くるしい顔をした少年だった。
「カリナ…?…なあ、桜舞に何があったんだ!?」
「姉さんが僕の代わりに星町に行こうとしたんだっ!!」
「……は?ほし…まち……に…?」
「そうだよっ!メイ様の命令で僕が指名されたんだ!1人いなくなったから!」
(…っ…リリリの事か…)
「…でも、何だってお前を指名したんだ?彼奴だって"規則"はあるだろ!?」
「…い、急ぎなのよ…。1番人気の方がいなくなったから…。カリナは女の子よりの顔してるから面白いだろうって……。」
「……っ姉さん!…だからって…姉さんが行く必要はないよ!」
「おい……何でンな浅い傷ばっかついてんだ?」
「向こうに連れて行かれたらまず片足の健を切られるんだ。姉さんはそれが嫌で抵抗したんだ。あの方を殺して逃げるつもりだったから…。」
「…だけど、失敗して這う這うの体で逃げ出したのか。お前、よく生きてたな。」
ゼェゼェ…
「っ…それは…私は誰だと思ってるのよ……。まだ星も飲んで無いわよ。」
「ゼェゼェ……でもね、星町の子を何人か逃がしてきたの…。見かけたら、できたら出良いの。優しく楽にしてあげて。もう長く無い。」
「わかった。…テメェらはどうすんだ?」
「取り敢えず…リリリ姉様に会いに行くわ…。」
「…!リリリは……死んだ。」
!?
「………リリリ姉様が…?」
「…ああ。星街から逃げ出して、死んだ。お前らをよろしくって言ってな。」
「………。」
「あなた達の目の前で…?」
「…そうだ。」
「…本当に?」
「…俺がお前に嘘をついたか?」
「ううん。……ねぇ、カリナ?」
「…!…うん。」
「…ねぇ。レオ君?星町に行って星を飲まされた人間はね…。」
「自分では死ねないのよ?」
「……はっ?お前……何……言って…」
「私…、銃使うでしょ?上手く撃ち込むと死ねるの。私はたまたまコツを見つけたら、内緒で望んだ子を楽にしてあげてたのよ。」
「…それで、あいつにバレたのか。」
「そうね。…だからリリリ姉様は他殺よ。弾丸を持っているのは私とあいつしかいないもの。」
「…なるほどな。会ったのか?あいつに。」
「…勿論。」
「…笑っちゃうよね。あいつ、姉さんの事好きなんだよ。」
「…それは、あいつなりに楽にさせてやろうと思ったんだろ。…てか、お前漢字使えたのか…だいぶ大人びてたな。」
「…うん。あっちに行かされそうになったからね。」
「そうね。私も怒ってないわ。私だって…そんな姿のリリリ姉様を見たらそうする。」
「そうか…」
「あと…これ、あの子達に使ってあげて。」
そう言ってレオに桜色の見事なガラス細工が施された箱を渡す。
中には弾丸が七つ。光によって七色に輝いている。
「銃……持ってる?
それとも…緑様の前で使うのは気が引ける?」
「持ってねェし、目の前で殺れば多分緑が倒れちまうからな…。気は引けるさ。」
「…そう…よね。そういう光景を目の当たりにさせるのは良くないと思う。 」
「……………上手くいくかあなた次第だけど……、これ、飲ませてみて。私も何回かしかやったことないけれど。」
これとは桜舞が渡した弾丸の事である。
「………レオ君。」
「…なんだ?」
「…………信じてるね。」
そう言って笑った桜舞の笑顔は、どこかで見たた事がある幼くて可愛らしい物だった。
相変わらず抜け抜けの素人の小説を読んで下さりありがとうございます!まだまだ至らないことも多いですが、15章もよろしくお願いします。