めっちゃ遅れてすみません
第一話『西洋の地』
旅はいいものだ、と彼、氷霧零は呟く。
自分で好きなとこに行き、好きなことをする。
そんな中、彼は斬りかかってきた
そこはまさに、地獄。
まるで八寒地獄こどきブリザードが荒れ狂う、終わりの地。
全てが凍りつき、生命が自ら命を立つ世界。
そんな中、彼はこう呟いた。
「どうしてこうなった」と………
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時は、彼がこの西洋の地にたどり着いた時まで遡る……
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「うおー!ここが西洋か!」
港町で大声をだす青年がいた。
彼の名は『氷霧 零』言うまでもなく、この作品の主人公である。
そしてここは西洋にある町の一つ、『グダンスク』
メタイことを言うならば、実際に存在する港町で、海神とされるブロンズ像等がある町だ。
「さーて、言葉が通じないがどうするー?ハッハッハッ」
「Hey, is it he?(おい、あいつなんだ?)」
「Is not it a smuggler? I'm strange clothes(密入国者じゃないか?変な服着てるし)」
「I'll call the police for the time being.(とりあえず警察呼ぶわ)」
「I run, I go, and, RA.(おう、行ってら)」
彼が変なことを呟いてる間に、周囲の人間は危ない奴と判断したようだ。
そんな、回りが氷霧を変人と認定したとき。
「そこのお兄さん?」
「ん?」
「運が無さそうなお兄さんにこれを売ってあげよう」
「いや、いらんわ」
氷霧に話しかけてきたのは、黒い服に黒いフードに身を包んだ人物だ。
手には、宝石がついた指輪を持っている。
「これをつけるとあら不思議、この国の言葉がわかるようになります!」
「なにぃ?」
フードを着た人物の言葉に、「なに言ってるんだこいつ」という顔をする氷霧。
初対面の人物に胡散臭いアイテムを売ってやる等と言われれば、当たり前の反応ではあるが。
「なんと!通常なら100000
どうです、お得でしょう!」
「いや、Gってなんだよ……」
だが、そう悪い話でもない。
彼はこれを売りたい、氷霧は言葉がわかるものが欲しい。
そう、利害は一致している。
もし、これがただのゴミならば、後で殺すなりなんなりすればいい。
「よし、買った…が、通貨を持ってないんでな、これでいいか?」
と、懐から100銭をだす。
「……いいでしょう、はい、どうぞ」
翻訳の指輪(仮)を早速装備する氷霧。
するとーー
「いや見たんだよ!変な格好した男をさ!」
「て言われても、そんな男いないよ?見間違えじゃない?」
「いーや見た!シェオゴラス様もそう言ってる!」
「なに言ってんだこいつ」
どうやら、先程会話していた者は、警察(正確には違うが)を呼んでいたらしい。
しかし重要なのはそこじゃない。
英語が、わかるようになっていた。
どうやら本物の
氷霧は、先程の人物に礼を言おうとしーー
「……あれ?」
気づいた時には、その人物は消えていた。