煙草好きな提督の日常 作:八白
今日は坊の岬海戦……つまり大和の沈没日です。世界最大級の戦艦の魂は形を変えて我らの中に受け継がれていることでしょう。
ゲームの話ですが、鈴谷に待望の改二が来てテンション上げてたんですが、最近の改二恒例のインフレのせいで改造できませんでした……頼むからもう少しレベルを下げてください、運営さん!
12月12日、月曜日。今日の秘書艦は吹雪。
週の初めは、朝8時から学校の校庭ぐらいの広さのある鎮守府の広場で、朝礼をしている。
司会は那珂ちゃんが行う。艦隊のアイドルを自称するだけあって、こういうのに結構慣れている。
「それじゃあ次は、提督からの話だよー」
だが、せめてこういう場ぐらいちゃんとしてほしいとは思う。
そう思いながら朝礼台の上に上がり、俺は話を始めた。
「おはよう。まずは、先週までの秋の特別作戦「艦隊作戦第三法」お疲れ様。おかげで我が艦隊も見事作戦を成功させることができた。礼を言う。
次に今回も特別作戦の後夜祭を行う。日程は明日、詳細は後で掲示板に貼っておく。で、今日は準備、明日は祭り、明後日は片付けで、訓練は三日間中止とする。なお遠征と出撃は行うので、担当艦は注意しておく様に。
最後に今回の作戦で、我が艦隊に7隻の新艦娘が着任した。そこで、こちらも特別作戦恒例の「新艦娘観艦式」を行うので、新規に着任した艦娘は13時に倉庫の方に来てくれ。
……と、忘れる所だった。電、榛名、加賀、阿武隈、金剛、準鷹、以上6隻も、同じ時間に倉庫に集合」
淡々と業務連絡をする。最後のメンバーは、俺の艦隊の練度の高い艦娘で、新規に着任した艦娘達の観艦式の指導に当たる。特別作戦で新たに着任した艦娘達には恒例で、地元の方達に向けた観艦式を開いている。
まぁ今日の連絡事項はそれぐらいかな。
「それじゃあ、今年も後少しだが最後まで頑張っていこう」
そう言って、俺は話を終わらせた。
★
朝礼が終わり、艦隊の皆は明日の準備に取り掛かる中、俺と秘書艦の吹雪は執務室で書類の整理をしている。まぁ中身は明日の事だけどな。
「吹雪、明日のステージは?」
「はい!那珂ちゃんからスタートで、次は……」
煙草が吸えないので棒付きキャンディーを舐めながら仕事する。味のためじゃなく、ただ単に口の中が寂しいために、俺はキャンディーを舐めている。
「あ、雪風ちゃんがまた新曲ができたみたいですよ」
「あいつ凄いな!」
そんな会話をしながら、俺達は仕事をしていた。
★
13時、俺は吹雪と一緒に、倉庫に来た。
「よし、それじゃあ確認するぞ。新規組、春風、コマンダン・テスト、山風、サラトガ、酒匂、朝風、親潮」
今回の新規に着任した艦娘達を確認し、電達の指導組も全員来ていたので、問題なく集まった。今回は歴代タイ記録の着任数だ。
「んじゃ、吹雪。説明よろしく」
「はい司令官!」
ー吹雪の説明が終わり、皆が海に出るのを見送って、俺達は執務室に戻った。
★
15時、ようやく書類関係が片付いた。
「はぁ~、疲れた……」
「お疲れさん、吹雪。一服してから買出しに行くから、ちょっと休憩してなさい」
吹雪に軽く労いの言葉をかけて、俺は煙草を吸いに行き、10分後に戻ってきた。
「司令官、私と二人で行くんですか?」
「ん、そうだな……荷物の事とか考えると二人じゃ厳しいから、白雪も連れてこう。吹雪、呼んでくれ」
「分かりました」
放送で吹雪の妹、白雪を呼び、俺達三人は街へ買出しに向かった。
★
他所は分からないが、ウチの鎮守府では街への外出を禁止にはしていない。街の子供達やじいちゃんばあちゃんには艦娘が人気だからだ。
「リンゴ一個オマケしとくよ~」
「わわっ!ありがとうございます」
だから、こういう風に店でオマケをもらえるのも珍しくはない。
「提督さん、まだ煙草吸ってんのかいね~?早よやめんね」
「俺のアイデンディティーだからやめないよ」
無論俺も例外ではなく、こうやって話しかけられる。まぁ俺の場合は禁煙させようとしているのが多いが。
「予定より荷物がありますね」
「あぁ、これを二人だけで運ぶのは難しかったな」
白雪を呼んで正解だった。
ー鎮守府に戻ってくる頃には、もう秘書艦の仕事が終わる時間だった。そして、祭りの準備もほぼ終わっていた。
さて、明日が楽しみだな。
「いつ静」目指すなら先頭描写描かないといけない→自分には無理→そうだ、「止まり木」を目指そう←今ここです。