そしてこのすばのアニメをみた。
そして思いついただけの作品。
どうか生暖かい目で見てください。
「やぁやぁ!ようこそ、キャットハウスへだワン!
この人参はサービスだから、まず食べて落ち着いて欲しいワン」
「そう、「また」なのだ。本当に申し訳ない(裏声)
仏の顔もと言うが、別に謝って許してもらおうとも思っていないのだ」
「でも、アタシを見たとき、ご主人は、きっと言葉では言い表せない
「またお前か」みたいなものを感じてくれたと思うワン」
「殺伐としたこの世界で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、この話を切り出したのだワン」
「じゃあ、オーダーを聞こうではないか!」
「何が「オーダーを聞こうではないか!」だー!?この駄狐ーー!!」
アクセルの街
駆け出しの冒険者達の始まりの街、
その街の一角の冒険者ギルドで一人の青年が悲鳴のような声を上げる。
周りの者たちは「またか」とまるで日常茶飯事になったこの光景に少しばかりのため息を漏らす。
「ま、待つが良い
「おもむろに俺のテーブルにやってきてさっきのセリフ吐いておきながら何もしてないなんてないだろうがー!!」
「確かに!」
大道芸のようなやり取りに青年――佐藤和真は対面している彼女に不機嫌な顔をしながら問いかける。
「それで、今度は一体何をやらかしたんだ?作業現場の木材ぶっ壊したのか?またゲテモノ料理を作ろうとして厨房から追い出されたのか?」
突き刺すような視線、しかし彼女はそんな視線など気にしていないかのように答える。
「おおう、まるでゴルゴンアイで石化させれそうなその目はかなりこたえるワン、しかしアタシにはなんも関係もない、なぜなら私は狂戦士なのだからワン!」
「早く答えないと猫缶抜きな」
「おっと、猫缶を人質に取るとは卑怯な!これも全部ドン千とかいうやつの仕業なのだな!」
「3、2、イィィィt…」
「つまるところあれなのだ、たまたま心地よい天気だったので屋根の上で昼寝をしていたら転がり落ちてほかの冒険者に落っこちてしまってだな、謝ったのだがカンカンに怒って攻撃してきたので返り討ちにしただけなのだワン」
「しただけじゃねぇよなそれ!?というかお前が全面的に悪いのになんで返り討ちにしてるんだよ!?避けろよ!」
「その時の脳内が猫缶食べたい一色で避けるなんて考えてなかったワン♪」
「誠意も何もないじゃねーか!」ドン!
「ご主人、テーブルをたたくのはマナーが悪いぞ、そうカリカリしないでほしいワン!カリカリするのはジャイアントトードのから揚げで十分なのだ」ドヤァ
「何うまいこと言ってやったって気になってんだこの駄狐!頼むからこれ以上厄介ごとを持ってこないでくれ、アクアのこともあるからそろそろ俺の胃がやばいんだよ!わかってくれよ!なぁ!?」
「ケースバイケースだワン、あきらめるがいいご主人」
「だろうと思ったよ!」
ファンタジーなこの世界で、なぜ自分はこんな胃が痛むことになっているのだろうかとカズマ青年は頭を抱え悩みこむ。
そんなカズマ青年を包むように柔らかい何かが押し付けられる。
「まぁあれだ、ご主人。今後は気を付けるから悩まないでほしいワン、ほら存分にこの私をモフるといいワン」
「………はぁ、しょうがねぇなぁ~!」
吹っ切れたようにカズマ青年は彼女に体を預ける、それを受け止めた彼女はカズマに膝枕をする。
「…だけど、猫缶は没収な」
「そんなひどい!?」
これは、世界を救うヘンテコなパーティーの物語である。