乗り鉄探偵南 達仁短編俊作集 高原列車殺人事件 作:新庄雄太郎
達仁は、上野駅から上越線経由のL特急谷川1号に乗って、越後湯沢へ向かった。
上野駅のホームでは、上越線に乗るバックバンカーや観光客や登山客にスキー客でいっぱいです。
そこへ、2人の登山客に出会った。
「あなたも、谷川に乗るんですか。」
「はいっ、私は越後湯沢に行くんですよ。」
「私は、星野雄三です。」
「私、南 達仁です、音ノ木坂学院の高校1年ですが、4月から2年生になります。」
「私は、城島俊彦と言います、以後お見知りおきを。」
「こちらこそ、よろしく。」
「達仁ーッ、待ってよ。」
そこへ穂乃果とことりがやって来た。
「もう、先に行ったと思ったよ。」
「穂乃果、ことり、発車するのはまだ早いですよ。」
「そうだね。」
「そうね。」
「さあ、早く乗ろう。」
駅のアナウンスが流れた。
「まもなく、15番乗り場にL特急・白根と谷川両1号がまもなく発車します、」
発車ベルが鳴った。
特急・谷川1号は上野を9時04分に発車し、大宮、熊谷、高崎を通って、そこから上越線に入り、新前橋で白根1号を切り離し、水上を11時21分に停車し、終着の越後湯沢には、11時49分に着く、
「越後湯沢ーっ、越後湯沢ーっ、終着越後湯沢です。」
「春の越後湯沢は、楽しいな。」
「特急谷川はね、去年の11月に上越新幹線と同時に運転開始されたんだって、以前はL特急とき号って列車があったんだけど、ダイヤ改正で廃止されたんだ。」
「そうなんだ、ときから谷川にバトンタッチだね。」
達仁と穂乃果とことりは湯沢スキー場にやって来た、俺達は楽しく滑っていた。
「写真撮るぞ、穂乃果、ことり。」
「達仁も早く。」
カシャッとカメラで収めた。
そして、俺は一番楽しみがある、それは湯沢温泉だ、俺達は、湯沢温泉で1番泊まってた。
「ふーっ、いい湯だったわ、穂乃果ちゃん。」
ことりが風呂から戻ってきたら、達仁と穂乃果はTVを見ていた。
「次のニュースです、今日午前10時ごろ新潟市の明和銀行新潟支店で二人組みの男が現金輸送車を襲撃し3億円を奪って逃走しました、犯人は拳銃で警備員を射殺し、駆けつけた警官を負傷させ県警では2人の行方を追っています。」
「達仁、そういえば今日、私、その1人に会ったよ。」
「えっ、どこで。」
「私が、駅でその人とぶつかって、トランクを渡したの。」
「本当か、」
達仁と穂乃果とことりは旅館の人に頼み、警察を呼んだ。
まもなく新潟県警の渡辺警部が来た。
「新潟県警の渡辺です、犯人を見たって言う女性は。」
「多分、ことりって言う女の子だよ。」
「あなたは、」
「俺は、南 達仁だ。」
「おーっ、あの有名な乗り鉄探偵か。」
「ええっ、おそらく犯人は越後湯沢にいる可能性もあります。」
次の日、達仁と穂乃果とことりは四十八滝にやって来た、俺達は春の新緑を楽しんだ。
「写真撮るぞ、穂乃果、ことり。」
「達仁も早く。」
カシャッとカメラで収めた。
さらに、大源太でそば内体験もしました。
越後湯沢を回っているとことりは、犯人のバックを拾って、近くの別荘に届けた。
「おじさん、忘れ物を届けにきました。」
「ありがとう、親切に届けてくれて、お礼しなくちゃ。」
「お礼は、いりませんよ。」
「遠慮するな、君のおかげで大金を無さずにすんだんだから。」
「大金!。」
穂乃果と達仁はことりが遅いので心配していた。
そして、俺達は湯沢付近で現金輸送車襲撃犯の車を見つけた。
「そうか、わかったぞ新潟から上越線に乗って、越後湯沢の別荘で逃げ隠れし、別の車で逃走したんだ。」
と2人の男がやって来た。
「その通りだよ、探偵さん」
とことりを人質になる。
「キャッ。」
「はっ、ことりちゃん。」
「こいつがどうなってもいいのか。」
「てめーっ、このヤロウッ。」
達仁は、男に体当たりした。
男は1発発砲し、男は滑って階段から落ちた。
「のわーっ。」
「こいつ、俺の兄貴を。」
穂乃果と達仁はもう1人の男にパンチを食らった。
「よっしゃーっ。」
こうして2人は新潟県警に逮捕され、3億円強奪事件は解決した。
ことりちゃんも救出され、俺達はお手柄になった。
そして渡辺警部は穂乃果とことりと達仁を見送りに来た。
「高校生探偵の南 達仁さんのおかげで事件が解決しました、感謝します。」
「いえいえ、俺達は乗り鉄しながら事件を解決したんだからな。」
「うん。」
帰りは特急・谷川8号で上野へ帰っていった、渡辺警部に別れを告げ、越後湯沢を後にした。
そう、それが乗り鉄探偵南 達仁は旅行しながら事件を解決していくのだ。
(終)
劇中の特急・谷川は、JRのダイヤ改正で新特急・水上に変わりました