乗り鉄探偵南 達仁短編俊作集 高原列車殺人事件 作:新庄雄太郎
俺と穂乃果とことりは、上野駅に来ていた。
「うわーっ、夜の上野駅は、夜行に乗る人が多いんだね。」
「うん、私たちは、どの夜行列車に乗ればいいのかな。」
「あ、俺と穂乃果達が乗るのは常磐線経由のゆうづるだよ」
そう、実は達仁達は夏休みに北海道へ旅行をしていた。日程は1日目は函館、二日目は釧路と根室へ行くのだ
最初は、北海道の玄関、函館へ旅立った。
達仁達が乗ったゆうづる1号は、北の終着駅、青森へ目指した。
「じゃあ、私は寝るね。」
「じゃあ、おやすみ、ことり、穂乃果。」
「おやすみ。」
そして、八戸で新しい朝がきました。
「ふぁーっ、よく寝た。」
「おはよう、達仁君にことりちゃん。」
と目をこすり穂乃果。
「もう、朝。」
とことりは言う。
「もうすぐ、青森だぞ、速く支度しろよ。」
まもなく、ゆうづる1号は青森に5時03分に着いた。
「あっ、船だ。」
達仁達は、青函連絡船に乗り、函館へ向かった。
3時間で青森から函館へはるばると来たと感じた達仁と穂乃果とことり。
「はーるばる、来たぜ函館へーっ。」と3人は歌う。
函館
「函館といえば、五稜郭にハリストス教会に八幡坂。」
「着てよかったよ、北海道へ。」
「後、朝市に函館港も見に行こうぜ。」
「わおっ。」
といいながら、函館市内を回った。
次の日、達仁と穂乃果とことりは、函館駅にやって来た。
「うわーっ、列車がいっぱい。」
「でしょ、函館駅は北斗や北海、江刺・松前線、網走へ行くおおとり、釧路へ行くおおぞらもここが始発駅さ。」
「それで、達仁君、どの特急に乗るの。」
「これだよ、釧路行特急おおぞら3号さ。」
「これで、釧路へ行くのね。」
「そうさ。」
達仁達は、ディーゼル特急・おおぞら3号に乗った。
特急おおぞらは、北海道で最初に走った特急列車である。
愛称は、北海道らしく雄大なものをということで、「おおぞら」と名付けられました。
おおぞらはのヘッドマークには、北海道のシンボルである丹頂鶴が、2羽が描かれている。
おおぞらが走る路線は札幌から釧路間と函館から釧路間を石勝線経由で走っています
達仁と穂乃果とことりが乗ったのは、函館から釧路間を1往復で走る、特急おおぞら3号である。
特急おおぞら3号の時刻は。
函館 9:40 発
長万部 11:12
洞爺 11:42
東室蘭 12:13
登別 12:27
苫小牧 12:56
千歳空港 13:16
札幌 13:56
千歳空港 14:30
追分 14:48
新夕張 15:12
占冠 15:40
石勝高原 16:00
新得 16:28
帯広 17:07
池田 17:29
釧路 19:15 着
で約4時間59分の旅である。
特急おおぞら3号の車内
「はいっ、お菓子分けてあげる。」
「ありがとう、ことりちゃん。」
「ことり、俺にもくれる。」
「うん。」
と笑顔で笑う。
特急おおぞら3号は石勝線川端~滝ノ上間の鉄橋を渡る。
終着釧路19:15に着いた。
次の日、達仁達は釧路湿原観光だ
「ついに来たんだね、釧路湿原公園。」
「眺めもいいね。」
「じゃあ、写真撮るぞ。」
パシャッ!と記念撮影
「次は根室へ行くぞ、そこにはね鯨が出るらしいよ。」
「本当、」
「よーしっ、根室へ行くよ。」
「おーっ。」
達仁と穂乃果達は、釧路から普通列車に乗った。
10時ごろに根室に着いた、
納沙布岬に来た達仁達は、海の潮風の香りが漂っています。
「オホーツクの海は、冬になると流氷が見れるのに、夏はこんな感じかな。」
「穂乃果ちゃん、夏は海のままだよ。」
「えへっ、そっか。」
「ねぇ、根室港でなんか浮いてるよ。」
「はあっ、人が死んでるよ。」
「キャーッ!」
と穂乃果とことりは悲鳴を上げた。
「被害者は、東京在住の梶原ひろしさん45歳、職業はどこかの調査員見たいですな」
「うーむ、事故死ですかね。」
「いやっ、これは事故ではありません。」
「あなたは。」
「音ノ木坂学院の南 達仁です。」
「おーっ、あなたが高校生探偵の、釧路署の川井です。」
「北海道警の橘です。」
「誰かが殴って、突き落としたんでしょ。」
「川井刑事、犯人はその調査員が何かを調査して、口封じで殺されたと考えられます。」
「えっ、本当か、その線で捜査しましょう。」
納沙布岬
「ここが、納沙布岬か。」
「見て、歯舞島が見えるよ。」
「本当だ。」
その夜、犯人の影を見た。
「あんたが、梶原調査員を殺害したの犯人はあんただな。」
「なぜ、わかったんだ、って、誰だお前は。」
「南 達仁、探偵だ。」
「ににっ、探偵だと。」
達仁は、犯人と格闘
「おりゃっ。」
「ぐはっ。」
「俺は、乗り鉄すると事件が起きるぜ。」
その後、道警の橘警部と釧路署の川井刑事が駆けつけ、犯人は逮捕された。
帯広
次の日、達仁達は、帯広の牧場でチーズケーキづくりを体験しました。
「ねぇ、穂乃果ちゃん牧場は広いし、楽しいね。」
「うん、北海道は広いし、空気も美味しいし、北の旅は楽しいもん。」
「そりゃそうだよ、やっぱり、北海道はでっかいどーう。」
穂乃果と達仁とことりは笑う。
(終)