「それじゃ小手調べの通常弾幕からね」
「札?妙な力が籠ってやがるな」
「ま、あたしはいろいろと齧ってるからね。使える力の種類は豊富なつもりよ?」
「だから手札が多いってわけかい」
「文字通り札の量もね」
「上手いこと言ったつもりか?そら!一撃っとぉ!?」
「そんな見え見えの攻撃食らうわけないだろ?突っ込んでくるならスペルにしなよ」
「ちぃっ、いけると思ったんだがな」
「こっちの弾幕避けながら迫ってくるんだ、どこに来るかなんていやでもわかるよ」
「ごもっとも。ならこっちも遠距離攻撃だ!……エアロラ!!」
「おっと、いい攻撃だけど単発じゃ効果が薄いよ?」
「あいにくと魔法の連射は習得難易度が高いもんでな!」
「そうなの?ま、いいわ。それじゃ一枚目のスペルよ。時効「月のいはかさの呪い」!!」
「また移動制限か。弾幕ごっこでは多いのか?」
「まあそこそこ多いんじゃない?それより後ろにも注意しなさい」
「後ろ?っておい!何で後ろからナイフが飛んでくるんだよ!」
「いろいろ使える力が増えるとこういうこともできるようになるってだけよ」
「俺が接近に気付けねえ攻撃なんてあるとは思わなかったぜ!」
「そりゃただのナイフが飛んでるだけだもの、気配なんてあるわけないじゃない」
「それもそうか。気迫のこもってない攻撃なんて受けたことなかったが、ナイフその物にゃ気配なんてねえわな」
「移動制限に前と後ろからそれぞれ迫るナイフ、さあどうする?」
「へっ!後ろから来ることだけわかってりゃ避けようはあらあ!」
「ま、実際避けやすい方だからね」
「余裕こいてていいのか?ジャンプ!」
「上に逃げれば当たらないtッ早!?」
「やっぱ当たらねえか」
「今の絶対自由落下じゃなかった!」
「そういう技だ。っていうか飛んでる奴が不思議がることじゃないだろ」
「いいや、自由落下より早く飛べるやつなんてほぼいないから!」
「何でだよ。下に向かって真っすぐ飛べばいいだろ」
「そりゃ地面に激突しない自信があればできるだろうけどさ」
「止まるのが下手なのか?」
「普通は意識が追い付かないんだよ」
「あー、スピード無しでヘイスト使うようなもんか」
「あたしにはその例えがわからないけど、納得いったんならいいわ」
「お、スペルは終わりか?」
「避け切りおめでとう。まだまだ先は長いよ?」
「へっ!全部避け切ってやるぜ!」
◇◇◇◇◇◇ ◇◇◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇ ◇◇◇◇ ◇
「はー、また負けかー」
「いやいや、大したもんだよ。まさか奥の手まで使わされるとは思わなかった」
「奥の手ねえ。正直スペルより合間合間の札の方が避け辛かったぜ」
「ああ、あれね。ま、通常弾幕は圧殺用だから」
「正攻法で避けさせる気ないのかよ!」
「避けられないわけじゃないけどキツイ弾幕で相手のスペルを使わせるのも立派なテクニックよ」
「今の俺にゃ難しい話だな。こりゃこっちの魔法とかも覚えるべきか」
「確かに。ギルが張れる弾幕はかまいたちだけだったみたいだしね」
「弾幕張るような戦いなんてしなかったからな。何か考えないとなぁ」
「そうね、たまに来るお客に剣撃で弾幕を飛ばす奴がいるから、まずはそのやり方を教わりに行ってみればいいんじゃない?」
「ほう、そんなやつがいるのか。確かに剣撃で遠距離攻撃できればかなり助かるな」
「一応剣術指南役らしいから教えるのが下手ってことはないと思うわ」
「いいな。じゃ、明日はそいつのところに連れて行ってもらうとしよう」
「試し切りの相手ならしてあげるから、できるようになったらまた来なよ」
「そん時はよろしくたのむぜ」
蓬莱の薬の効果で「変化が拒絶される」状態にあるもこたんに状態異常攻撃は効かなかったもよう
がんばれギルガメッシュ!剣撃弾幕を覚えればもっと戦いやすくなるはずだ!