GGO-魔剣士と女神.side story-   作:ソル@社畜やってます

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近い内に~とか言っておいてスパロボVをやり過ぎた結果がこれだよ!
フルクロスとスカルハートカッコイイわ、ハルートとνとZのアニメーションが良い意味でキモいわ…スパロボの進化ってすげえ(第2次αくらいしかプレイしてない)
マジンエンペラー?宇宙戦艦ヤマト?マイトガイン?なにそれおいしいの?


プロローグ

「見つけたわよ」

「何人いる?」

「20人…ってとこかしら」

「ん。突っ込むから援護頼む」

「了解、任せて」            

■■■

街の片隅で集団同士の激しい銃撃戦が展開されていた。

一方はサングラスを身につけた青い髪の男が中心となり、もう一方は誰が中心となるわけでもなくそれぞれが自分勝手に動き、結果次々と体がポリゴン片へと散って行ってる。

「なにやってんだよ!」

「そっちこそ邪魔してんじゃねえよ!」

「うるせえ自己中!!」

青い髪の男、ゼクシードは相手しているプレイヤーの集団-Mobハントでのレアドロップをなりわいとしているスコードロン-が大した抵抗も出来ないまま撃たれていく様に浮かぶ笑みを抑えきれずにいた。

プレイヤーが消え、装備していたレア銃がドロップするのを見る度に内心で歓喜し、手に持つアサルトライフルの連射を加速させる。

やがてポリゴン片すら無くなってドロップした装備品を回収しながら、他のメンバーと共に一つずつじっくりと拝見していく。

中には日本サーバー内で数十丁しか存在しないようなショットガンやミニガンがあり、全てをオークションにかければ少なく見積もっても500万-現実の通貨に換算すると約5万円-はくだらないだろうとゼクシードは再び笑みを浮かべる。

 

「しっかしあいつらPvPの連携がなってなかったよなあ」

「Mobハント専門なんざ所詮はあの程度だろ」

「あんな腕じゃせっかくのレア物も泣いてるわな。だろ?ゼクシード」

「ああ、俺達が拾ってやったんだから、あいつらには感謝してほしいくらいだ!」

高々と両腕を上げながらそう言い放つゼクシードと笑い声を上げる同じスコードロンのメンバー。

が、突如飛来した銃弾によって一人のプレイヤーの頭が吹き飛ばされてポリゴン片へと変わる。

「は……?」

思わず唖然としたほんのわずかな一瞬、その瞬間に黒い何かが集団のほぼ真上から落下して、手に持った光の剣で一気に6人ものプレイヤーを斬り刻む。

「げ、迎撃しろ!生かして返すな!」

いち早く正気に戻ったゼクシードの声と共に一斉にそれぞれの銃を構えるが、既にその場にいたはずの《彼》の姿はなかった。

「バカな、どこっ……」

索敵に優れたプレイヤーが探そうとした瞬間再びどこからか銃弾が飛来し、心臓を貫く。

そして今度は《彼》が先ほどと同じように上空から襲いかかる。4人が反撃する暇もなくポリゴン片に変えられる中で、1人が距離を取ってマシンガンを連射する。

しかし、放たれた十数発の弾は一発すら届くことなく一気に接近した《彼》の餌食となった。

「弾を斬る…だとぉ…!?」

そう。《彼》は右手に持つ光の剣、日本用サーバーの運営スタッフが趣味ないし遊びで設定したとしか思えない、銃をメインとしたこの世界で最も異端とも表すべき存在の《ビームサーベル》で飛来する弾丸を全て斬ったのだ。

《ビームサーベル》で銃弾を斬るなどという芸当以上に、そもそもそんなネタ武器を使い尚且つ自在に操っていることにゼクシードを含めその場にいる全員が驚きを隠せなかった。

慌てて反撃に転じるプレイヤー達だが、気がつけば再び《彼》の姿は消え、遠くからの銃弾でまた一人サポート役が消える。

(ならば次のパターンは…)と全員が視界を上に上げた瞬間、体が浮くような感覚に陥ったかと思うと残っていたプレイヤー全員の体が真っ二つになり、HPがほぼ同時に全損したことでポリゴン片へと変わった。

やがてリスポーンしたゼクシードらは、先のプレイヤー狩りで入手した物だけでなく、自身らが装備していた物もドロップしてしまったことに気づき、特にゼクシードは深い絶望に包まれることになった。   

■■■

 

「ふぅ…」

全てのプレイヤーを斬り終えた《彼》は口元まで上げていた真紅のマフラーを下げながら息をつく。

ある程度Mobや出会い頭のプレイヤー相手に練習こそ重ねていたものの、多対一-後方にアシストはいるが-は今までやったことがなかったため、幾つもの戦いをくぐり抜けてきた《彼》でさえ緊張していたのだ。

ドロップした装備品を確認していると、後方からの正確無比な狙撃でアシストしていた《彼女》が微笑を浮かべながら近づいてきた。

「お疲れさま、リク」

「シノンも、ナイスアシスト」

《彼》…赤のメッシュが入った黒髪、真紅のマフラーと黒いマントに身を包んだリクと《彼女》…顔のサイドを結わえた水色の髪と露出度の高い服に猫の尻尾のようなサンドカラーのマフラーをしたシノンは握り拳をコツンとぶつけ合う。

「どうだった?GGOでNo.1プレイヤーって言われているプレイヤー様率いるスコードロンは?」

「ハッキリ言ってザコだな。咄嗟のことに反応はできてたけど、俺の武器と戦法には全く対応できてなかったし。まあ…シノンのアシストがあったからこそだけど」

 

「ま、リクなら勝って当然よね」

そもそもデスゲームを最前線で生き抜き3年間もプレイしてきたSAO帰還者であるリクのスキルと比較すれば、現代のVRMMOでランカーとされているプレイヤーの大半が敵うわけがないのだが。

「ドロップ品だけど、なんか欲しいものあるか?」

「ん~…無いわね。そういうリクは?」

「無い。全部オークションに出すか」

「これ、合計いくらぐらいするのかしら…」                 

それぞれ仮想世界と現実で殺人という罪を犯した少年と少女。

ある日、銃に対するPTSDを克服しようとGGO(ガンゲイル・オンライン)をプレイし始めたシノンと、心配になり付き添いで始めたリク。

これまで体験してきたVRMMOとは全く違う鉛と硝煙の世界に戸惑うどころか、慣れて行くにつれて二人はある意味ALO以上にのめり込んでいた。




Q:ビームサーベルよりライトセーバーの方が合ってるんじゃないの?
A:あんなバリエーションの乏しい千歳飴など俺は絶対に認めない
Q:ゼクシードフルボッコにされてるけど嫌い?
A:原作とアニメの描写でわかるけどただのクソヤローじゃん?慈悲は無い
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