「あのー。すみません。ダイシーカフェてここであってますか?」
「ああ。お前達が80000達だな。ようこそ、俺の店へ。もうみんな来てるぞ。」
大柄な黒人(恐らくはエギル)に連れられて店へ入るとすでに皆が揃っていた。するとスーツを着崩した男性が話しかけてきた。バンダナからしてクラインだろう。
「ああ。やっと主賓の到着か?遅かったな…って、その荷物はどうした!?」
「聞いてくれるな… 。それよりこの荷物はどこに置いたらいい。もう手が震えてヤバイ。」
「お、おう、こっちに…重い!なんだこれ何が入ってんだよ⁉︎」
「気を付けてちょうだい。中に陶器製の猫の置物が入ってるのよ。」
やはりか、とため息をつく俺と雪ノ下を交互に見てクラインは絶句した。
「お前…。何か辛いことがあったら言えよ?少しでも助けてやるからよ?」
「ああ。だったら由比ヶ浜を家まで送ってやってくれませんか?雪ノ下まで送ると少し遅くなりそうなので。」
「それぐらいならお安いご用だぜ。俺は可愛い子を乗せるために車を買ったようなもんだからな!」
なるほど。つまり車種はハイエースか。ダンケダンケされないうちに逃がしたほうがいいかもしれない。
などとろくでもない事を考えて時間を潰しているとやがてみんなが集まったようだ。司会は唯一の常識人のアスナに任された。
「それじゃあ、これからストーカー対策会議を始める。みんな、まずは今日集まってくれてありがとう。雪ノ下さんから何か一言お願い。」
「今日はわざわざ集まってくださってありがとうございます。私もできる限りの事をするので、協力をよろしくお願いします。」
まるでパーティーみたいだと思いながら手をたたく。するとエギルが景気づけにとケーキを持ってきた。本当に何のパーティーだ?
そのままなし崩しに宴会ムードで皆食べたいものを食べて話したいことを話してひと段落すると、キリトが本題を切り出した。
「よし、皆んな会話もひと段落したし、本題に入ろう。
だけどその前に、何人か協力に立候補してくれた人がいるから、紹介して皆んなから承諾を取りたいんだけど、構わないか?」
キリトは俺の方を見て、俺の反応を待った。
見るだけたら構わないと頷くと、早速呼びに行った。
「えーと。一人目が、シノンがGGOで見つけときてくれた人だ。
名前はサイレント。大人の女性だからきっと信用できると思う。じゃあ、入って来てください。」
「あ、はい。失礼します。」
あ、なんか聞いたことある声だ。具体的には酒とラーメンと少年漫画が好きな三十路に近い国語科教員で奉仕部の顧問の傲岸不遜な先生………
「初めまして。サイレントです。年は二十代でリアルでは教員をやっています。本名は、平塚静と言います………⁉︎」
あっ、こっちに気づいた。とりあえず笑顔で無視を決めこもう。触らぬ神(祟り神)に祟り無しだ。くわばらくわばら。
「あれっ?平塚先生⁉︎どうしたんですか。まさか平塚先生が協力者ですか?だったらすごく心強いです!ね、ゆきのん?」
…由比ヶ浜。少しは空気読めよ………。
今後は暇を見つけて書きますが、fate×14シリーズクロスオーバーも書きたいんで先になるかも知れません。ちなみにクロスオーバーにはガイルとSAOも出ます(ただし世界観は別)。