ちなみにヒロイン回はもう少し伸びそうです。シリアス長い...
あと、これ以上オリキャラ増やさないよう努力もしなくちゃなりません。
いい加減人数がパンク気味...
「・・・?だ、誰だい、君は。私は君みたいな子は知らないぞ?
人違いじゃないかい?」
震え声で返されても説得力皆無なんだが・・・。いや、説得力云々は今更か。年齢サバ読みする時点でもう信頼は傾いている。
「・・・先生。往生際が悪いですよ。さっさと諦めて白状して下さい。俺たちとの関係とか、諸々の嘘とか。」
俺の嘘という単語にぎくりと反応するところを見るとどうやらここでも年齢をサバ読みしていたようだ。
まあ、ゲーム内だし別にそれは良いんだが、この後に及んでもまだ隠し通そうとしているのはちょっとどうかと思う。
「いや、なんだ。その、私だって少しはゲームぐらいしたっていいだろう?オフ会にわざわざ年齢を持ち出すのは野暮というものじゃないかと思うんだが・・・・・・・・・・・・。」
「俺は年齢のことなんて一言も言ってませんが。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」
長い沈黙が落ちた。心なし顔も赤い。少しやりすぎたか?
「くそっ!比企ヶ谷のせいで婚活がパーだ!ええいこうなったらヤケだ!・・・私の実年齢は三十代前後、しがない国語科教員としてそこの問題児たちを教えている。趣味は酒とタバコ、あと少年漫画。好物はラーメン。千葉県内のラーメンには一家言ある。よろしく頼む。」
あぁ・・・。と何故か安心したため息が場を覆う。痛々しさが滲み出てて皆も見ていて辛かったらしい。
「えーと、ひとまず知り合いってことで入っても大丈夫か?」
「あぁ・・・。でもキリトもなんで連れてきたんだよ・・・?」
「いや、俺じゃなくてシノンが・・・」
「私に振らないで。信頼出来そうで実力もあるから呼んだのよ。まあ、少し嘘があったけど誤差範囲よ。」
無表情になんとか無かったことにしようとしているが、冷や汗が頬を垂れている。
結局、年齢偽称は水に流してメンバー入りすることになった平塚先生を迎えてもう一人を待つ。
入って来たのは俺と同い年くらいの少女だった。
「あれ?貴方って学校で見たことあるよね?もしかして二人目って・・・?」
「はい。皆さんと同じ、SAOプレイヤーです。」
どうやらこの場の多くと知り合いなようで安心する。ひとまずは無用なトラブルは避けれそうだ。
「・・・・・・・・・・・・そして、元ラフコフのメンバーです。」
その言葉に場の空気が凍りつく。一体なにがあった?ラフコフは禁句なのか?そもそもラフコフってなんだ?
「ラフコフは、SAOをデスゲームと知った上でPKをしていた殺人ギルドです。そして私はそのギルマスであるphoの知り合いです。」
「_______っ!?」
たまらずといった様子でキリトが立ち上がる。それをアスナが抑えつつも本人も動揺を隠せないでいる。おおむねそれは皆も同様で、俺たちと同じく困惑しているのはリーファとシノンぐらいだった。
皆が何を言っていいのか分からずに押し黙る中、雪ノ下がおもむろに口を開いた。
「私はSAOの経験者でないからよくわからないのだけど、本で得た知識と今の話を合わせると、あなたは稀代の殺人鬼と親交があって事件の実情を最も知っている最重要人物となるのじゃないかしら?それなのに今まだ名前が一切表に出ず、あまつさえキリト君のようなトッププレイヤーでも知らない。そんなことがあり得るのかしら? 少なくとも私は今の話であなたを信用することはできないわ。それはおそらくここにいる皆も同じ気持ちよ。」
しかし、そんなことはわかっているといった様子の彼女の次の一言に場は沈黙に包まれる。
「ええ。それはわかっています。普通はこんなことを言っても信用されませんし、信じてもらえたとしても信用を失うだけです。でも、私は皆さんを助けるために一人でも動きます。」
「_______それが、私がPoHさんに頼まれたことですから。」
次の投稿は早ければ二、三週間後ですかね...?