パズル   作:いかまる

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初めて連載小説を書くのでもしかしたら分かりにくい解釈あるかもしれないです。
投稿は遅めだと思います

1話では、主人公の土宮 夏目が音ノ木坂学院に転校する話です。




第1話 見える者

俺は物心ついた時から幽霊や妖など、人に見えないものが見えていた。

家が代々とある祠を護る家系にあるせいなのだろう。

周りから見る俺は少し違っていたようだ。違っていたというのは、他でもないこの右眼が原因だ。

俺は生まれつき左眼が黒、右眼が紅のオッドアイで髪の色は闇のような黒色。

この右眼を気味悪いと思う人もいるようで、小学生の頃は石を投げられたりすることもあった。

 

高校生活を順調に過ごしていたある日、諸事情で東京に引っ越すことになった。

俺が転校した学校は音ノ木坂学院。

あのスクールアイドルで有名になりつつある学校だ。

 

「高1の時点での転校で良かったな」

 

そう両親は俺に言った。

確かに友達と呼べるような人が出来る前の転校だったのでその辺を考えれば[良かった]と思えた。

 

しかし...

ここはあまりにも幽霊が多い。

無念の想い、怨み、悲しみ色々なものを取り込んだ幽霊があちこちを歩いていた。

 

音ノ木坂学院に早朝から向かった。

転校した身なので職員室など用事が色々あったから。

 

「あなたが今日からここ音ノ木坂学院に通う生徒の土宮夏目君ね」

 

そう俺の名前を呼びながら歓迎してくれたのは理事長。娘もここに通ってるの。あなたよりも1つ年は上だけどね。

微笑みながら理事長は娘のことも話してくれた。

 

職員室などを行き来しているうちに登校してくる生徒が段々と増えてきて、見たことのない俺の顔を横目で見ながら通り過ぎていく。

 

幸い制服は、こちらについたと同時に貰えたので制服が違うといった点で注目されることは無い。

 

そして教室。

の、扉の前で俺は待っていた。

名前を呼ばれるのを。

 

「それじゃ、入ってきていいわよ~」

 

それを合図に教室に入る。

 

ザワザワと騒がしい教室。

先生は、はい!静かに!と言って俺に自己紹介する様に促した。

 

「初めまして、土宮夏目です。前は鬼神高校に通っていました」

 

俺が自己紹介を終えると質問タイムになり、男女共に様々な質問が飛び交った。

 

「はい!質問!夏目くんは、前の学校でどれ位モテたの?」

 

「そんなにモテなかったよ」ニコ

 

「ね!まじイケメンじゃね?やばーい」

 

女子は何やら勝手に盛り上がり

 

「なあ!その右眼ってカラコン?」

 

「いや、生まれつきだよ」

 

「かっけー!!!漫画みたいだな!」

 

男子も勝手に盛り上がってた。

一番驚いたのは、右眼を気味悪がらないことだった。

前の学校じゃ、祟りやら災いやらとそういう類のものに煩かったから敏感だったけど、東京は違うらしい。

 

クラスの皆と和気あいあいと話してる内に放課後になっていた。

 

「今日は、帰ったら引越しの荷物を整理しなきゃいけないから先に帰るな」

 

そう言って教室を出た時。

見てしまった。

恐らく今教室にいるクラスメイトには見えない者を。

忘れていた。

見える者は見えない者、幽霊や妖に襲われやすい対象だということを。

 

「.....へ~、あの子も見えるんやなぁ....」

 

この時俺はまだ彼女の存在に気づいていなかった。




次回からはまきりんぱなやオリジナルキャラ(男)など
出てきて少しずつ関係が変わっていく予定です。

のんたん霊感とか凄くありそう。。。
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