【ラブライブ μ's物語 Vol.4】オレとつばさと、ときどきμ's ~Winning wings 外伝~   作:スターダイヤモンド

105 / 173

作品中でも触れておりますが、今作は下記作品の続編でもある為、人物設定、エピソード等は多数そちらから流用しております。
※登場順

【参考作品】
#82486
『Can't stop lovin'you! ~花陽ちゃんへの愛が止まらない~』





登場人物紹介
【登場人物紹介③】μ's


【園田海未】

 

都内の大学に通う3年生。大学では日本文学を専攻しており、併せて教職免許の取得を目指している。

 

μ'sのメンバーであった過去は、訊かれれば話す程度で(「1曲歌って」などと言われるのが面倒な為)積極的に公開はしていない。

 

メンバーに『恋愛拒否症候群(穂乃果が命名)』と呼ばれるほどの奥手であるが、興味がないわけではなく、イメージトレーニング(いわゆる妄想デート)は頭の中で相当数こなしている。

公言していないが男性に求めるものは、穂乃果とは正反対な人で『真面目』『知的』『清潔』などがある。逆に『時間とお金にルーズな人』は絶対に受け入れられない。

 

穂乃果に対しては、昔は恋愛にも似た感情を抱いていたこともあったが、今はどちらかというと『保護者』いう意識が強い。

 

貧乳であることに、異常なほどコンプレックスを持っている。

 

弓道サークルに所属しており、それなりに仲の良い友人はいるが、基本的に群れて行動するのが得意でない為、深い付き合いはしていない。

特に、ことあるごとに理由を付けて行われる『飲み会』は(未成年が飲酒の場に同席することは非道徳的であるとの理由から)これまで参加を見合わせてきた。

 

しかし(自らが飲酒可能な)20歳になり、初めて『打ち上げ』に出席。その帰り道、事故に巻き込まれた。

 

オリンピック観戦を前に『一連の騒動のけじめ』として、長年伸ばしていた髪をバッサリと切り、凛と同じくらいのショートヘアにした。

 

μ's在籍時、海外ライブの際、2泊目に花陽と同室になり、その時にアイドル研究部部長としての考え方(入部希望者の受入体制、多様性の許容)を聴き、彼女の精神的成長を感じたと共に、感銘を受けた。

この時に花陽が『最高の抱き枕』であることを確認している。

 

花陽を、穂乃果の生徒会長後任に推したのは海未。

 

 

 

【高坂穂乃果】

 

都内の大学に通う3年生。大学ではコミュニケーション学を専攻している。

 

サークルには所属していないが、誰とでも仲良くなれる社交的な性格は健在で、男女問わず友人は多い。

その為、あちらこちらと誘われることも少なくなく、遊ぶのに忙しい。

男子からは『異性』としてではなく『女友達』と思われているらしく、いわゆる彼氏はいない。

 

アルコールは好きだが、それほど強くなく、呑みすぎると寝てしまう。

 

特に目的があって進学したわけではないが、漠然とマスコミ関係の仕事に就ければ…と考えている。

 

時折、実家である『穂むら』の店番をすることがあるが、今のところ、実家を継ぐ気はないようだ。

 

家が自営業であることもあり、高校を卒業してすぐに車の免許を取得している。

ちなみにマイカーは所有しておらず(強いてあげるとすれば配送などに使う実家の軽ワゴン)、遊びに行くときはレンタカーを利用する。

 

他のメンバーが当時からの体型を維持している中、ひとりだけかなり「ふっくら」としてしまい『週刊新文の柏木』にもそこを指摘された。

オリンピック観戦時、久しぶりに会った花陽を見て「太った」と指摘したが、彼女はバストサイズが大きくなっただけと判明。かつて共に『強制ダイエット』を行った彼女を仲間に引きずりこもうとしたが、自爆に終わった。

 

上記のようなことも含め、にこ以上の弄られキャラとなっている。

 

2歳下の妹(雪穂)も大学生だが、別の大学に通っている。

その雪穂との関係は相変わらずで、ことあるごとに「なんで花陽先輩がお姉ちゃんじゃなかんたんだろう」と言われている。

 

μ'sの中で、唯一『花陽に染まっていない』稀有な人物。

 

 

 

【矢澤にこ】

 

舞台女優(ミュージカル俳優)のたまご。

 

幼い頃からアイドルになることが夢であったが『(単体では)μ's以上の存在にはなれない』と早々に見切りをつけ、高校卒業後、専門学校に進んだ。

その過程において管理栄養士や調理師などの資格を取得している。

 

同時にトレードマークだった『にっこにっこに~』と『ツインテール』も封印しており『見た目だけなら』だいぶ落ち着いた印象となった。

 

それでも芸能界への憧れは捨てきれず、現在は劇団に入り『小庭沙弥(こにわさや』の芸名で活動している(矢澤にこの反対読み)。

 

上記のような資格取得は『自分の個性を高める為の付加価値』だと述べている。

しかし、実は『手に職』があれば、いつ芸能界を干されても『食べていける』とセカンドキャリアを考慮してのことで、それほど豊かではない家庭環境で育ったせいか、当時の言動からは想像もつかないほどの現実主義者である。

 

また時間をみつけては『穂むら』に出向き、穂乃果の父親から和菓子作りのイロハを教わっている。このため、穂乃果の母からは冗談半分で「うちの跡取り」と言われている。

 

アルコールは体質が合わないらしく、一滴も飲めない。

 

当時から2つ学年が下の『まきりんぱな』と行動することが多かったが、今でもその関係性は変わらない。

真姫については『ひねくれた妹』、凛は『お調子者の妹』、そして花陽は『実の妹』と評し可愛がっている。

 

特に花陽は共通の趣味を持つ良き理解者(何があっても花陽は、にこのことを悪く言うことをしなかった)として特別な存在であり、自分の後継者としてアイドル研究部の部長に指名した。

加えて彼女の妹弟(こころ、ここあ、虎太郎)たちが「花陽姉さま」と慕っていることも理由のひとつである(花陽は高校在学時、度々『主婦のにこ』を手伝う為、彼女の家を訪れ、妹たちの面倒を見ていた)。

 

初めて花陽が彼女の家に宿泊した日の夜、にこは彼女に『イタズラ』をしているが、花陽は気付いていない。

 

 

 

【東條希】

 

高校卒業後、小さな旅行代理店に就職。

敢えて大手を選ばなかったのは「それやったら、自分がやりたいことができないやん!」とのことで、その言葉通り、堪能な英会話能力と旺盛な好奇心を活かし、海外のスピリチュアルスポットを周るツアーなどを企画。同社の主力商品に押し上げた。

ツアーの添乗はもちろん、事前に現地に乗り込みコーディネートすることも多く、通算すると1年のうち1/4ほどは日本にいない。

 

レズっ気があり、普段からにこたちに『色情魔』『セクハラ親父』などと呼ばれている。

最近は滅多に発動しないが『特技のワシワシ』は年々バージョンアップしているとのこと。

以前はワシワシの際に、対象者のサイズ、カップを言い当てることが出来たが、今は目測でわかるらしい。

ちなみに穂乃果、海未、真姫、凛、にこの5人組のバストカップを評し『フラット5』と命名し、度々ネタにしている。

 

度数の高いアルコールでも平気で飲む酒豪。

本人曰く、ある一定量を超えると、相当エロくなるとのこと。

ただし、リミッターが振り切れたらどうなるのかは、μ'sのメンバーがまだその場面に遭遇していない為、不明。

そして、その境界線がどこかは本人も把握していない。

 

(国内外に)複数のBFがいるようだが、詳細は明らかになっていない。

 

日常生活では標準語を使うが(メンバーに違和感がハンパではないと言われ)彼女たちの前では以前のように関西弁を使う。

 

μ's在籍時、花陽のバストサイズがアップしたことが判明すると、一緒にブラを買いに『デート』している。

その夜、自宅に招き、花陽は彼女が『独り暮らししている事』を、(絵里を除く)他のメンバーより先に知った。

そして、花陽については『人生を変えた運命の人』『女神様』だと言い、妹とも彼女ともつかない大事な存在だと打ち明けている。

更にその夜、希はベッドの上で『抑えられない欲望』を、花陽に向けて放っており、彼女もそれを受け入れた。

 

 

 

【西木野真姫】

 

都内の医大に通う2年生。幼いころから医者になることは、ある種、規定路線であったが、逸れることなくその道に進んだ。

 

海未同様、群れることを好まない為、大学では孤独に過ごすことが多いが、本人は特に『寂しい』などとは思っていない。

大学内ではエリート意識、ブランド志向、プライドが高い学生が多く、そんな見栄の張り合いからは、一歩引いている。

 

進学してから視力が落ち、授業中、および車の運転中は眼鏡を掛けている。

 

趣味は意外にもドライブで、愛車の真っ赤なアルファスパイダー(アルファロメオのオープンカー)を駆って海や山に出掛ける。

クールなイメージが強い彼女だが、反面、知る人ぞ知るロマンチストで、静かに波音を聴いたり、星空を見たりして、日常の疲れを癒している。

 

気分転換に自宅でピアノを弾くことあるが、今は人前で披露することはない。

 

恋愛については「今は面倒」とあまり興味がない様子。

 

花陽の事は『初めて高校でできた友達』として特別な存在で、彼女の母も同じ想いで接している。

μ's在籍時『希とのデート』を偶然目撃し、激しく嫉妬した。

そして、どうやったら彼女を『支配できるか』妄想して、自己嫌悪に陥っている。

その後、花陽に自分の想いを打ち明け『プラネタリウムデート』を敢行、永遠に友達でいることを約束した。

今は「話しをしなくても傍にいてくれるだけで落ち着く『精神安定剤』」と称し、彼女のおっちょこちょいさえも、愛おしく思っている。

しかしその際は必ず「ドジ…」と呟く。

2人になったときだけ、凛の『かよちん』に対抗して「かよ」と呼ぶ。

 

 

 

【星空凛】

 

スポーツインストラクターを養成する専門学校に通う2年生。来春卒業したら、系列のスポーツクラブに就職する予定。

 

お世辞にもあまり勉強ができた方ではない為、自身の長所である『抜群の運動神経』を活かせる職業としてこの道を選んだ。

その後、必死に座学にも精進し『スポーツ(アスリート)フードマイスター』の資格を得ている。

ただし、ラーメン好きは今でも変わらない。

 

高校卒業を前に(花陽が渡米するのに伴い)『花陽への依存から脱却する』として、ひとり立ちを決意した。

 

そんなこともあり、同じ専門学校に通う『イケメン』から猛アタックを受け、付き合うことになった彼氏がいる。

しかし、『食事の量の少なさ』や『全部お膳立てして、計画通りに進めたがる』など、これまでずっと一緒に過ごしてきた『花陽』とのギャップに戸惑っていると言い、メンバーから「花陽ちゃんと彼氏を同列で考えるのはおかしい」と諭された。

 

希と同様にメンバーの前にいる時だけ「…にゃ」と語尾に付ける(彼氏の前で言っている可能性はある)。

 

μ's在籍時、海外ライブの際、1泊目に花陽と同室となり「旅の恥は掻きすてにゃ」とベッドの上で『長年の夢』を果たしている。

 

 

 

【南ことり】

 

都内の美大に通う3年生。

将来的には衣装だけではなく、小物やアクセサリー、インテリアなど空間も含めた総合的なプロデュースをしたいと考えている。

 

元μ'sの知名度もあり、ブライダル業界では、将来を担う注目の若手と評されている。

 

かつて『伝説のメイド』と呼ばれたルックスと、甘い声、仕草等は健在で、いまでもファンが多く、また初対面の人でも無意識のうちに「オレのことが好きなのかな?」と勘違いさせる能力が高い。

その為、ストーカーまがいの事件に度々巻き込まれている。

 

『浅倉さくら』が母親方の遠縁であることは、中学生の頃には既に知っていたが、オリンピックの観戦時に初めて対面を果たした。

 

花陽とは、ともに穏やかな性格で波長やテンポが合うらしく(アルパカ好きなことも含めて)一緒に衣装製作をしたり、スイーツを食べに行ったりしており、姉妹のように仲がいい。

同じように『自分の妹』と主張するにこに対し、少なからずライバル心がある。

ことりは自分専用枕がないと眠れないのであるが、花陽はその『最高の代理品』だと言い、可能であれば『花陽型抱き枕』を製作したいと考えている。

μ's在籍時、ラブライブ決勝前夜、全員で学校に宿泊した際「寒い…」と花陽の布団に潜り込み「気持ちいいこと」をしている(本人たちは気付いていないが、希のみ、その事実を知っている)。

 

 

 

【絢瀬絵里】

 

都内の外語大学に通う4年生。通訳の仕事を目指しており、英語を猛勉強中である。

 

高校在学時からそのルックスとスタイルの良さは注目されており、芸能事務所からのスカウトが何社もあったようだが、全て断っている。

実は夢野つばさが所属する『飛鳥プロ』もアプローチしていた。

 

高校在学時はポニーテールにすることが多かったが、現在はほとんどしていない(たまに後ろでまとめる程度)。

 

幼いころに左膝を痛めており、それが原因でバレエダンサーを諦めている。以降、激しい運動は避けており、μ’sの活動はメンバーに内緒で騙しだまし行ってきた。

それが絵里にとってアイドル活動を継続できなかった理由のひとつとなっている(このことは、高校卒業を目前にした際、にこと希には打ち明けていたが、他のメンバーは知らなかった。しかし、花陽に『揺れ動く心』を指摘され、その旨を白状した)。

 

自分が卒業したのと入れ替わりで、妹の亜里沙が音ノ木坂に入学、アイドル研究部に入部した為、彼女の面倒を見た後輩の6人には、姉の立場として『深く感謝』している。

中でも(廃校の危機から救った)穂乃果の後を引き継ぎ生徒会長に就任し、音ノ木坂を守った花陽に対しては、特別な想いを持っている。

また入部当時、一番頼りなく見え、さらに自分を一番怖がって避けていると思っていた花陽の精神的成長を、誰よりも嬉しく思っている。

 

μ’sの『ラストライブ前』に幼き頃の黒沢姉妹(ダイヤ、ルビィ)に(花陽と一緒に)サインをしたことがある。

 

 

 

【小泉花陽】

 

映像クリエーター。

 

アイドル研究部では、にこのあとを継ぎ2代目の部長に、生徒会は穂乃果のあとを継いで、会長を務めた(副会長は真姫)。

 

ラブライブを目指すことだけがアイドル研究部の役割ではないと『多様化』を推進し、いわゆる裏方(スタッフ)と呼ばれる側の育成にも力を注いだ(陰ながらμ'sをバックアップし続けてきた『ヒフミトリオ』を、特別部員として招き入れており、後輩には彼女たちに仕事を学んだ者が、照明や音響などの道へと進んでいる)。

 

μ's解散後は(メンバー全体に言えることだが)燃え尽き症候群のような状態になり、上記理由も含め、自分たちがステージに立つことよりも、むしろ後輩の指導が活動の中心となった。

そんな中花陽は、部内のスクールアイドルユニットのスケジュール管理、ステージ演出などの総合演出的な役割を務めた。

その時作ったPVのクオリティ、センスが(A-LISEを通じて)彼女たちのプロデューサーに認められ、渡米。現在は若手映像クリエーターとしてアメリカを主戦場として活躍しており、1年のうち大半を向こうで過ごしている。

 

ちなみにμ'sの『ラストライブ』に参加した他校の生徒と交流を深め、それを機に『日本スクールアイドル協会』の初代会長に就任。ラブライブ及びスクールアイドルの発展に尽力した。

その為『花陽シンパ』が全国に存在しており、彼女が一声掛ければ数百人動くとも言われている。

 

「髪を切りいくヒマがない」とのことで伸ばしており『昔の絵里のように』ポニーテールにしている。

 

希の指摘により、バストがEからFカップにアップしてことが判明した。

 

μ'sの『ラストライブ前』に幼き頃の黒沢姉妹(ダイヤ、ルビィ)に(絵里と一緒に)サインをしたことがある。

 

 

 





『過去にあったエッチなシーン』については、平行して別作品で書き始めましたので、興味がある方は見てみてください。

#134797
僕らのバイブ 君との愛撫
※R-18指定です。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。